行く末遠ければ

生まれも育ちも富山県砺波市
地元サッカークラブ・カターレ富山を応援するブログ

【J特】報われぬ先制点。またしても逆転負け  アビスパ福岡戦

2010-08-30 23:25:44 | カターレ富山
1-2で敗戦。

なにがどうなっているのか。
負けなくてはならないわけではない。先制したならリードを守りきればいい。追いつかれたって、突き放せばいい。
逆転されても、追いつけばいい。再逆転してやればいい。たとえ勝てないまでも、ドローならまだマシ。

なのに、どうしてこう、ダメなほうにきっちりと結果を残してしまうのでしょうか。
ここまで23試合の中で、逆転負けが7試合。異様な数です。
いつになったら、この負の連鎖から抜け出せるのでしょうか・・・。

試合に先立ち、J2通算100試合出場を達成した上園に花束が贈呈されました。昨季、けがによって51試合中19試合の出場にとどまってしまったことがなかったら、もっと早くに達成していただろうに、と思ってみたりもしたものの。前節、今季初ゴールを決めて存在感をアピールしただけに、今後の活躍を期待させました。
すると、その期待は、いきなり結果として表れることとなりました。
試合開始からわずか2分。
西野の上げたクロスを黒部が頭で落とし、走り込んだ敬介がゴール前に流し、詰めた上園がシュート。小気味よい連携から生まれた、2試合連続となるゴールで先制し、前回対戦の大敗の屈辱を晴らすためになんとしても欲しかった先制点を、思わぬかたちで奪い取りました。

もちろん、1点では安心出来ない。貪欲に追加点を狙いにいく姿勢が求められました。
前半は、ややカターレペースで試合が進みました。攻め込まれる場面もあったものの、決定的大ピンチまでには至らず。前回対戦のイヤな思い出があることもあり、もっともっとガツガツと攻め込まれるのではないかと思っていましたが、あまり福岡の調子がよくないようにも見えました。もちろんカターレの選手たちもよくやっていたのですが、それでも、「強い相手ならもっと来るだろう」という場面で来なかったりとか。カターレ選手たちも良かった、というか、これまでよく見られた「開始直後は調子が上がらずイマイチ」ということを思えば、上出来とさえ言えたでしょう。ただ・・・相手に助けられている、という印象もまた拭えない前半でした。

1-0でハーフタイムへ。
試合のアヤとでも言いましょうか、自チーム、相手チームのどちらにも言えることですが、毎試合毎試合、常に100%の力を発揮できるわけではありません。福岡の調子が良ければこんなモンじゃないだろう、という感はあったのですが、ならば、そこにつけ込んでリードを広げることこそ、カターレに求められること。
まずは気をつけなければならない後半開始直後を乗り切り、終盤の選手交代あたりの時間帯までうまく乗り切っていかねば。

しかし。
その選手交代によって、福岡が修正を図りました。交代出場したFW大久保哲哉にボールを預け、タメを作って攻撃の起点に。すると後半18分、その大久保の競ったボールを受けたFW後寿がミドルシュートを決め、同点に。24分にスピードのあるMF田中佑昌を投入してサイドを活性化。カターレもホームゲーム初出場となる平野を投入して局面打開を目指すものの、同点以降は明らかに福岡ペース。
そして大詰めの後半34分。またも城後に決められ、逆転を許してしまいました。

まだ時間はある・・・しかし、主導権を握っていたのは福岡。カターレの反撃も散発的なものに止まり、一気呵成の反攻を見せることはできませんでした。
3分あったロスタイムも、ただただ過ぎて行き。そして、無念のタイムアップ。

「1点を守り切ることは大変難しいこと。追加点をどうやって奪うかがポイントだった。逆転負けが多いことを指摘されるが、先制点は奪えている。追加点を取れるように、下を向かずにやっていきたい。点が取れているからこそ次の段階を目指すことができる」
試合後の、監督のコメント。
先制点は、奪えているかもしれない。だけど、1点獲っても2点獲られていたんじゃ、そりゃ負けますよ、と。
そして、失点もさることながら、いちばんの敗因は、やはり追加点を奪うべきタイミングで奪えなかったことでしょう。相手の調子が上がらなかった前半のうちにもう1点でも獲れていれば・・・。
惜しい場面も、何度もありました。しかし、得点には至りませんでした。思うに、決定機でのアイデアというものが足りなかったと思います。相手ディフェンスに的を絞らせない柔軟さというものに欠けていた、というか。

7試合目の、逆転負け。
試合終了後に挨拶に来た選手にも、スタンドから拍手は無し。2週間前も同じ光景が見られましたが、それを繰り返してしまいました。
こんなことに慣れてはいけないのに。
やはり、自信が足りないのでしょうか。足りないから、同じことを繰り返してしまうのでしょうか。相手にとっては楽なモンでしょう。「どうせ終盤に息切れするから、たとえ先制されても慌てることはない」とか。

勝たないと、自信なんてつきませんよ。

自信をつけるには、勝つしかない。負けているうちに同じことを繰り返してしまうというのなら、なおさら。
勝利への確固たる意志を見せ、それが自信溢れるプレーに結びつき、結果、勝利を得る・・・そんなカターレ富山が見られる日を、信じて待ちます。
だから、それを1日でも早く実現してくれ、と。
もう、逆転負けで沈んだ姿を見たくありません。
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【J特】第24節  アビスパ福岡戦

2010-08-28 23:59:09 | カターレ富山
4試合ぶりの勝利を目指し、昇格を狙う4位・アビスパ福岡をホームで迎え撃ちます。
昇格ライバルである首位柏・3位千葉がいずれも勝利している中、後れをとるまいと、全力で向かってくるはずの福岡。前節も水戸に5-0と圧勝しており、その勢いを維持してくることでしょう。
5点と言えば、前回対戦では0-5と完敗してしまいました。そのこともあり、「富山なんぞに構っている暇はない」といったところでしょうか。
ただ、こちらとしても、そうやすやすとやられてたまるか、と。
リベンジを果たさなければならないのは、言うまでもないこと。それを、効果的に成し遂げてやろうじゃないかと。昇格を目指して上ばかりを見ている足元を、17位のチームがすくってやろうじゃないかと。
相手が強敵だからといって負けなければならないわけでもなんでもありません。むしろ、強敵だからこそ勝て、という意気込みで臨まねば。
前回の対戦は、まさに悪夢のような内容でした。
確かに、開幕からチームとしての軸が出来ていないままに連敗。そのまま迎えた対戦で、完敗を喫してしまいました。
とにかくパスが繋がらない、ズルズルとラインが後退する一方で、相手はおもしろいように繋がる。その流れの中から失点。さらにPKを献上、気合いも空回りして、あろうことか2人も退場者を出して9人に。気持ちが切れてしまったという状態にあっては、CKを直接ぶち込まれるというありさま。

失点そのものもさることながら、前回に何よりひどかったのが、プレーの精度が相手のそれに対して低すぎたことでした。対応が遅れて苦し紛れのパスになったことしかり、攻守の切り替えにもたついていたことしかり。やはり、今節に求められるのは、そのあたりでしょう。持ち味のパスサッカーが、相手に通用するかどうか。
前節、水戸に対して5得点を上げた福岡ですが、その得点シーンは前回対戦を彷彿とさせました。相手の隙に乗じてボールをかっさらい、一気に攻めに転じるシーンとか、特に。
ならば、それを繰り返すわけにはいきません。調子の波があって毎回とはいかないところがつらいですが、それでも、良いときには良いプレーが出来ているのだから。
・・・いや、ある意味、それこそが課題なわけですが。
このところ、せっかく勝っても、次の試合にその勢いがつなげられないこと続き。それが、今季僅かに1度しかない連勝、という面に表れているところでもありますが。
2点を先行され、敗色濃厚だった前節。しかし、粘りを見せてドローにまで持ち込んだ。ならば、それを活かさねばならないところです。これまでのように、活かせず零封負け、なんてのは、もうたくさんです。

前回対戦での惨敗の悔しさというものはどの選手も持ち合わせていることでしょうが、そのなかにあっても、黒部のそれは特別なものでしょう。
前所属チームに恩返しをせねばならなかったところを手酷く返り討ちにされ、さらに自分もFWとしての仕事が出来なかった、と。
今節、再び相まみえる福岡に対して、今度こそ、目にもの見せてやらねばならないでしょう。そう、自信の通算50ゴールを古巣から奪うことによって。
リベンジを果たし、かつ、メモリアルゴールの喜びをホームゲームで分かち合うことを願わずにはいられません。

いかに相手が手強かろうが、求められるのは結果。勝利・勝ち点3のみ。
相手がどこであろうが、順位がどうであろうが、負けて良い理由にはなりません。
昇格戦線の生き残りを懸けて必勝を期して挑んでくる福岡を、返り討ちにしてやれ!今こそ、借りを返すとき!
リベンジ成就に向け、勝たれ!!富山!!!!!
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【J特】あきらめない心が手繰り寄せた勝ち点1。2点差を追いつきドロー  サガン鳥栖戦

2010-08-24 07:04:56 | カターレ富山
2-2の引き分け。
正直なところ、早々と2失点してしまった時点で、「ああ、またか」と思ってしまいました。まさか、また0-5じゃないだろうな?とも。
しかし、そんな不安を打ち破る2ゴールで、同点に。
欲を言えば、そのままの勢いで逆転してほしかったところ。ですが、そこが残念だった一方で、追加点を許さなかったこと、得点にまでは至らなかったものの、最後まで攻めの姿勢を貫いていたところは、充分に評価できるかと。
アウェイ戦で全試合失点している点に問題はあります。それでも、その失点にくじけることなく、負け試合を引き分けにまで持ち込んだことは、大きな経験値となったことでしょう。
勝てはしなかった。けれど、濃厚だった3連敗を阻止した。これを、自信につなげてほしいと思います。

このところの敗戦の大きな要因として、「してはいけない時間帯に失点してしまう」という課題があり、今節、それが改善できるかどうかが問われていましたが・・・。
またしても、してはいけない時間---試合開始直後、わずか4分にして、山瀬幸宏に決められ失点してしまいました。雨でピッチコンディションが良くなかったということはあるにせよ、連携ミスを突かれてボールを奪われ、それを決められてしまうという・・・。
いきなり出端をくじかれ、それでもなんとかしなければ、という18分。今度は早坂良太に追加点を奪われ、0-2となってしまいました。やはり、1点ならまだしも2点のビハインドは、さすがに大きいように思えました。さらなる追加点を奪われワンサイドゲームとなる一方で、こちらの攻撃はことごとく不発というような、これまでにもあった展開に、今節も陥ってしまうのではないのかと。しっかりと集中した守備を見せなければならないはずのところで守りきれないという、そしてそのまま為す術無しかと。

ですが、今節は違いました。
30分に敬介が決めて1点差。そして前半終了直前の45分、黒部のシュートがはじかれたところをうまく合わせた上園が蹴り込み、今季初ゴールで同点に!
「攻撃のほうが単調にならなかった。失点をして、気持ちが焦ってゴールに近いところにボールを放り込んだりせずに中盤でボールをつなぐことができたことが良かった。選手たちが今までやってきたことを表現してくれた」
監督が試合後語ったように、2点差となってもしっかりと集中し、自分たちのサッカーを貫いたことによって実現した同点劇でした。

その後、後半も勢いのままいけると良かったのですが・・・さすがにそういった状況での経験が足りなかったということでしょうか。逆転にまでは至らず、2-2で試合終了を迎えました。
やはり、そんな状況にあっても慌てず騒がず実力を出し切れるほどでないと、なかなか上位を目指すことは叶わない、ということでしょうか。
とはいうものの、攻撃の姿勢は見せ続けたこと、上位チームである鳥栖に後れをとらず、追加点を許さなかったことは、その足りなかった経験を埋める大きな要素となったことと思います。これを次節以降に活かしていけたならば、必ずや1だった勝ち点が3とすることもできるのではないかと。

勝てはしなかったものの、負けなかった。負け試合を負けで終わらせなかった。これまで、勝ち試合すら負け試合としてしまったことすらしばしばだっただけに、その意味の大きさといったら。
得た勝ち点は1とはいえ、それ以上の価値のあるドローだったかと。
もちろん、2失点してしまったという相変わらずの失点の多さは問題で、それを克服しなければならないところ。それでも、「負けてたまるか」という意志を押し出しながらのプレーができているならば、それが力となって無失点へとつながっていくはず。そして、守備が安定して信頼度が増したなら、攻撃もより余裕を持って行えるはず。

連敗を阻止し、意地も見せた。ならば、次にほしいのは勝利。
次節以降、いいかたちの継続をみせてくれることを願ってやみません。
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【J特】第23節  サガン鳥栖戦

2010-08-21 23:59:27 | カターレ富山
本文の前に、まず反省。
前節のレビューですが、いささか感情的に書きすぎたかもです。熱くなるのはいい、一喜一憂するのもいい。だけど、だからといって無責任に何を書いてもいいというわけでもない、ということで。
言いたいことを押し殺せ、ということではなく・・・なんていうか、後から読んで公開しない程度に、ってくらいですかね。

閑話休題。

今節、3連敗阻止をかけてサガン鳥栖と対戦します。
前々節、前節と、「前回対戦の借りを返す戦い」でしたが、それを果たせず、連敗を喫してしまいました。
今節については、前回勝利している相手から雪辱戦を挑まれる立場。ならば、それをはね除けねばなりません。
今季、極端に分の悪いアウェイ戦。しかも、リベンジを期す相手。さらに、キャプテン濵野の出場停止。なかなかに厳しい条件が揃っています。
ですが。
越えるべきハードルが高ければ高いほど、それを成し遂げたときの達成感もまた大きいわけで。
ハイリスクハイリターンですが・・・それでも。もちろん、リターン総取りを目指さねば。

鳥栖は現在7位という位置につけながらも、中断明け3試合で2分け1敗と、最近はイマイチ調子が出ていません。
だからこそ、今節、しっかり勝って結果を残さねばならないと意気込んでいることでしょう。2連敗中で18位に低迷している、さらにアウェイでは敗率90%なんて富山相手に、よもや前回対戦に引き続いて敗れるわけにはいかない、と。前節は試合がなかったことで休養も充分。軽くひねってリスタート、というところでしょうか。

ひるがえって、カターレ。
前節は先制しながらロスタイム逆転負けというガッカリな内容だったことに加え、守備の要にしてキャプテンの濵野が出場停止という事態。やはり、キツイ。
ここでもしまた負けたりしようものなら、アウェイで勝てないというジンクスがより悪化するであろうことは想像に難くないところかと。

しかし。

ここは、発想を逆転させるべきところ。
キャプテン濵野が不在。やはり、影響は少なくないでしょう。ですが、それはマイナスだけなのか?と。
今季2度目の出場停止という濵野の、前回を思い出してみると・・・第3節、福岡戦のこと。あの試合も、濵野、ヒデの2人を欠いて0-5でズタボロにされるという残念極まる試合でした。そして出場停止となった次節、結果はどうだった?・・・そう、今季初勝利を挙げたのでした。思い起こせば2年前のJFL時代、序盤戦で低迷、もう後がないという試合で濵野を欠いていましたが・・・そこで勝利、浮上のきっかけを掴んだことがありました。
ここで重要なのは、戦力としての濵野がどうこう、という問題ではないということ。必要な選手だから起用されているわけだし、いないほうがいいわけなんてことは全然無い。
大事なのは、キャプテン不在という危機的状況で、一致結束し、かつ結果を残したということでしょう。
それでなくても、どうにもこうにも悪い流れが出来てしまっている最近。何かが変わらねばならないところに、そんなピンチが投げ込まれた格好です。ならば、それを有効に活用させてもらおうじゃないかと。
出場できない濵野の無念は言うに及ばず、ほかの選手たちにしたところで、濵野がいないから負けたなんて言われたくないに決まっています。
確かに、大ピンチ。しかし、だからこその機会でもあるわけで。

その意味で言えば、ある意味ラッキーとさえ言えるかと。
前節試合の無かった鳥栖。休養充分であると同時に、1週間とはいえブランクが出来ているということ。そこに、勝って当然、勝つしかない相手の富山。もちろん研究もしてくるでしょうが、それは「ダメな富山のデータ」であって。
そこにぶつかっていく、不退転の覚悟を持ったカターレ。おそらく、相手の想像以上のパフォーマンスで挑むことでしょう。そうなったときに有利なのは、はたしてどっちだ?という話です。
こういう言い方も失礼ですが・・・濵野も、いつまでも不動のスタメンではない、と。今回に限らず、怪我などのリスクはもちろん、年齢的にもそうそう頼りっぱなしではいけないでしょう。
ならば、どうするか。いなくても勝てることを証明する。それしかありません。


死中に活あり!!ピンチをチャンスに変えろ!!
勝たれ!!富山!!!!!!
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【J特】果たせなかった恩返し。また逆転負け  ザスパ草津戦

2010-08-16 23:59:53 | カターレ富山
1-2で敗戦。

なんていうか・・・ひと言だけ言いたい。
「“反省する”ということを、しろ」



相手とは、圧倒的な差などありませんでした。為す術無くやられてしまったわけでもなんでもない。
そんななか、あまり有効な攻撃の形が作れなかった。戦略的なパスではなく、責任逃れとしてのパスに見えてしまうこともしばしば。
それでも、なんとか耐えしのいでいました。そして、流れの中からではなかったものの、ワンチャンスを活かし、セットプレーから舩津の今季初ゴールで先制しました。
しかし。
「さぁ、これから!」というときに・・・得点の直後に失点してしまうとか。そして・・・またしても、ロスタイム失点で逆転されて。それも、気をつけなければならないことがわかりきっていたのに、フリーキックを直接決められるという、いつものパターンで。
さらに、濵野がレッドをくらって退場。リーグワーストの警告・退場数をまた伸ばしてしまった、と。
もはや、言葉にならないというか。
結果として、今季のダメなところが凝縮したような試合となってしまいました。
この試合で、去年お世話になった副島さんに恩返しをするはずでした。去年とは違う成長した姿を見せつつ、勝利を挙げるはずでした。
それが、このありさま。ダメな意味で去年と違うところを見せつけてしまいました。
さらに・・・その見せる相手である副島さんが、審判に対する異議で退席処分。もはや、後味が悪いどころの話ではないというおまけつきとか・・・。なんだかなぁ・・・。

これで、今季だけでもう6度目の逆転負け。そのうち3回までもがロスタイム負けとか・・・いったい、どうなっているのかと。
してはいけない時間に、してはいけないかたちで失点する---リーグワーストである失点の中、これまでも何度となくあったことだというのに・・・なぜまた同じように繰り返すのかと。
手も足も出ないほど力の差があるチームに負けたというのなら、悔しくてもまだ少しはあきらめもつく。
でも、そうじゃないのに。
勝負は選手の能力だけでなく、時に運もからむもの。これでもかってほどに優勢に試合をすすめたとしても、勝てないことだってある。それなら、悔しくても拍手をおくりたくなるし、切り替えようという気にもなる。
でも、そうじゃないのに。

今年も、シーズン中の補強は一切しませんでした。それは、現行メンバーの力を信じて、そのなかでやっていくという決意の表れではなかったですか?
正直言って、他チームに比べて戦力的に及ばない部分が多々あると思います。それでも、そのなかでやっていくという決意の表れではなかったですか?
いきなり力がつくことは、さすがにないでしょう。日々の積み重ねが大事で、それをたとえゆっくりでも力に変えていく、と。
ですが。
今節の試合を観る限り、ゆっくりどころか、止まっているんじゃないのか?と。

「これ以上のモチベーションや気持ちを求めるよりも、プレーの精度や技術、戦術を追求していきたい。それに乗っける部分として気持ちがある。Jリーグは気持ちだけで勝てるレベルではなく、精度や判断の速さを求めていきたい。」
監督はそうコメントしていますが・・・。
言いたいことはわからんでもない。でも、それぞれのプレーは、最低限気持ちの入った状態からではないのか?と思ったりもします。スタートラインにすら立てていない状態でジタバタしても、という気もします。
能力で勝てないなら、せめて気持ちでは勝て!というのは、酷なのでしょうか?


いちサポーターとしての勝手な言い分ということを承知で言えば・・・
能力的に劣っていても、「だから負けても仕方ない」とあきらめて応援もおざなり、なんてことはしないし、したくありません。
勝手な言い分でも、「それでも負けるな、それでも勝て」と言い続けたい。

だから、言う。
反省を活かし、勝て、と。

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