1-2で敗戦。
なにがどうなっているのか。
負けなくてはならないわけではない。先制したならリードを守りきればいい。追いつかれたって、突き放せばいい。
逆転されても、追いつけばいい。再逆転してやればいい。たとえ勝てないまでも、ドローならまだマシ。
なのに、どうしてこう、ダメなほうにきっちりと結果を残してしまうのでしょうか。
ここまで23試合の中で、逆転負けが7試合。異様な数です。
いつになったら、この負の連鎖から抜け出せるのでしょうか・・・。
試合に先立ち、J2通算100試合出場を達成した上園に花束が贈呈されました。昨季、けがによって51試合中19試合の出場にとどまってしまったことがなかったら、もっと早くに達成していただろうに、と思ってみたりもしたものの。前節、今季初ゴールを決めて存在感をアピールしただけに、今後の活躍を期待させました。
すると、その期待は、いきなり結果として表れることとなりました。
試合開始からわずか2分。
西野の上げたクロスを黒部が頭で落とし、走り込んだ敬介がゴール前に流し、詰めた上園がシュート。小気味よい連携から生まれた、2試合連続となるゴールで先制し、前回対戦の大敗の屈辱を晴らすためになんとしても欲しかった先制点を、思わぬかたちで奪い取りました。
もちろん、1点では安心出来ない。貪欲に追加点を狙いにいく姿勢が求められました。
前半は、ややカターレペースで試合が進みました。攻め込まれる場面もあったものの、決定的大ピンチまでには至らず。前回対戦のイヤな思い出があることもあり、もっともっとガツガツと攻め込まれるのではないかと思っていましたが、あまり福岡の調子がよくないようにも見えました。もちろんカターレの選手たちもよくやっていたのですが、それでも、「強い相手ならもっと来るだろう」という場面で来なかったりとか。カターレ選手たちも良かった、というか、これまでよく見られた「開始直後は調子が上がらずイマイチ」ということを思えば、上出来とさえ言えたでしょう。ただ・・・相手に助けられている、という印象もまた拭えない前半でした。
1-0でハーフタイムへ。
試合のアヤとでも言いましょうか、自チーム、相手チームのどちらにも言えることですが、毎試合毎試合、常に100%の力を発揮できるわけではありません。福岡の調子が良ければこんなモンじゃないだろう、という感はあったのですが、ならば、そこにつけ込んでリードを広げることこそ、カターレに求められること。
まずは気をつけなければならない後半開始直後を乗り切り、終盤の選手交代あたりの時間帯までうまく乗り切っていかねば。
しかし。
その選手交代によって、福岡が修正を図りました。交代出場したFW大久保哲哉にボールを預け、タメを作って攻撃の起点に。すると後半18分、その大久保の競ったボールを受けたFW後寿がミドルシュートを決め、同点に。24分にスピードのあるMF田中佑昌を投入してサイドを活性化。カターレもホームゲーム初出場となる平野を投入して局面打開を目指すものの、同点以降は明らかに福岡ペース。
そして大詰めの後半34分。またも城後に決められ、逆転を許してしまいました。
まだ時間はある・・・しかし、主導権を握っていたのは福岡。カターレの反撃も散発的なものに止まり、一気呵成の反攻を見せることはできませんでした。
3分あったロスタイムも、ただただ過ぎて行き。そして、無念のタイムアップ。
「1点を守り切ることは大変難しいこと。追加点をどうやって奪うかがポイントだった。逆転負けが多いことを指摘されるが、先制点は奪えている。追加点を取れるように、下を向かずにやっていきたい。点が取れているからこそ次の段階を目指すことができる」
試合後の、監督のコメント。
先制点は、奪えているかもしれない。だけど、1点獲っても2点獲られていたんじゃ、そりゃ負けますよ、と。
そして、失点もさることながら、いちばんの敗因は、やはり追加点を奪うべきタイミングで奪えなかったことでしょう。相手の調子が上がらなかった前半のうちにもう1点でも獲れていれば・・・。
惜しい場面も、何度もありました。しかし、得点には至りませんでした。思うに、決定機でのアイデアというものが足りなかったと思います。相手ディフェンスに的を絞らせない柔軟さというものに欠けていた、というか。
7試合目の、逆転負け。
試合終了後に挨拶に来た選手にも、スタンドから拍手は無し。2週間前も同じ光景が見られましたが、それを繰り返してしまいました。
こんなことに慣れてはいけないのに。
やはり、自信が足りないのでしょうか。足りないから、同じことを繰り返してしまうのでしょうか。相手にとっては楽なモンでしょう。「どうせ終盤に息切れするから、たとえ先制されても慌てることはない」とか。
勝たないと、自信なんてつきませんよ。
自信をつけるには、勝つしかない。負けているうちに同じことを繰り返してしまうというのなら、なおさら。
勝利への確固たる意志を見せ、それが自信溢れるプレーに結びつき、結果、勝利を得る・・・そんなカターレ富山が見られる日を、信じて待ちます。
だから、それを1日でも早く実現してくれ、と。
もう、逆転負けで沈んだ姿を見たくありません。
なにがどうなっているのか。
負けなくてはならないわけではない。先制したならリードを守りきればいい。追いつかれたって、突き放せばいい。
逆転されても、追いつけばいい。再逆転してやればいい。たとえ勝てないまでも、ドローならまだマシ。
なのに、どうしてこう、ダメなほうにきっちりと結果を残してしまうのでしょうか。
ここまで23試合の中で、逆転負けが7試合。異様な数です。
いつになったら、この負の連鎖から抜け出せるのでしょうか・・・。
試合に先立ち、J2通算100試合出場を達成した上園に花束が贈呈されました。昨季、けがによって51試合中19試合の出場にとどまってしまったことがなかったら、もっと早くに達成していただろうに、と思ってみたりもしたものの。前節、今季初ゴールを決めて存在感をアピールしただけに、今後の活躍を期待させました。
すると、その期待は、いきなり結果として表れることとなりました。
試合開始からわずか2分。
西野の上げたクロスを黒部が頭で落とし、走り込んだ敬介がゴール前に流し、詰めた上園がシュート。小気味よい連携から生まれた、2試合連続となるゴールで先制し、前回対戦の大敗の屈辱を晴らすためになんとしても欲しかった先制点を、思わぬかたちで奪い取りました。
もちろん、1点では安心出来ない。貪欲に追加点を狙いにいく姿勢が求められました。
前半は、ややカターレペースで試合が進みました。攻め込まれる場面もあったものの、決定的大ピンチまでには至らず。前回対戦のイヤな思い出があることもあり、もっともっとガツガツと攻め込まれるのではないかと思っていましたが、あまり福岡の調子がよくないようにも見えました。もちろんカターレの選手たちもよくやっていたのですが、それでも、「強い相手ならもっと来るだろう」という場面で来なかったりとか。カターレ選手たちも良かった、というか、これまでよく見られた「開始直後は調子が上がらずイマイチ」ということを思えば、上出来とさえ言えたでしょう。ただ・・・相手に助けられている、という印象もまた拭えない前半でした。
1-0でハーフタイムへ。
試合のアヤとでも言いましょうか、自チーム、相手チームのどちらにも言えることですが、毎試合毎試合、常に100%の力を発揮できるわけではありません。福岡の調子が良ければこんなモンじゃないだろう、という感はあったのですが、ならば、そこにつけ込んでリードを広げることこそ、カターレに求められること。
まずは気をつけなければならない後半開始直後を乗り切り、終盤の選手交代あたりの時間帯までうまく乗り切っていかねば。
しかし。
その選手交代によって、福岡が修正を図りました。交代出場したFW大久保哲哉にボールを預け、タメを作って攻撃の起点に。すると後半18分、その大久保の競ったボールを受けたFW後寿がミドルシュートを決め、同点に。24分にスピードのあるMF田中佑昌を投入してサイドを活性化。カターレもホームゲーム初出場となる平野を投入して局面打開を目指すものの、同点以降は明らかに福岡ペース。
そして大詰めの後半34分。またも城後に決められ、逆転を許してしまいました。
まだ時間はある・・・しかし、主導権を握っていたのは福岡。カターレの反撃も散発的なものに止まり、一気呵成の反攻を見せることはできませんでした。
3分あったロスタイムも、ただただ過ぎて行き。そして、無念のタイムアップ。
「1点を守り切ることは大変難しいこと。追加点をどうやって奪うかがポイントだった。逆転負けが多いことを指摘されるが、先制点は奪えている。追加点を取れるように、下を向かずにやっていきたい。点が取れているからこそ次の段階を目指すことができる」
試合後の、監督のコメント。
先制点は、奪えているかもしれない。だけど、1点獲っても2点獲られていたんじゃ、そりゃ負けますよ、と。
そして、失点もさることながら、いちばんの敗因は、やはり追加点を奪うべきタイミングで奪えなかったことでしょう。相手の調子が上がらなかった前半のうちにもう1点でも獲れていれば・・・。
惜しい場面も、何度もありました。しかし、得点には至りませんでした。思うに、決定機でのアイデアというものが足りなかったと思います。相手ディフェンスに的を絞らせない柔軟さというものに欠けていた、というか。
7試合目の、逆転負け。
試合終了後に挨拶に来た選手にも、スタンドから拍手は無し。2週間前も同じ光景が見られましたが、それを繰り返してしまいました。
こんなことに慣れてはいけないのに。
やはり、自信が足りないのでしょうか。足りないから、同じことを繰り返してしまうのでしょうか。相手にとっては楽なモンでしょう。「どうせ終盤に息切れするから、たとえ先制されても慌てることはない」とか。
勝たないと、自信なんてつきませんよ。
自信をつけるには、勝つしかない。負けているうちに同じことを繰り返してしまうというのなら、なおさら。
勝利への確固たる意志を見せ、それが自信溢れるプレーに結びつき、結果、勝利を得る・・・そんなカターレ富山が見られる日を、信じて待ちます。
だから、それを1日でも早く実現してくれ、と。
もう、逆転負けで沈んだ姿を見たくありません。