行く末遠ければ

生まれも育ちも富山県砺波市
地元サッカークラブ・カターレ富山を応援するブログ

最後の最後まで、改善ならず。失意のままにシーズン終了 FC琉球戦

2017-12-04 20:50:06 | カターレ富山
0-1で敗戦。
シーズンの締めくくりとなった最終戦でしたが、これまでと変わらない戦いぶりでした。
最終戦だからと特別なことはなく、今まで通りでした。
これまで積み重ねてきた結果が、そのまま試合の結果につながった格好。
今まで見てきた通りの、いつもと変わらないカターレでした。

・・・すべて、悪い意味で。


開始からわずか4分で失点。
ふわっとした、守備の意識が定まり切らない雰囲気の中、あれよあれよという間に、なすすべなく。
これまでにもあった失点パターン。それでなくとも、必勝を期さねばならなかったはずのシーズン最終戦だったというのに。
なぜ、その反省が全く活かされないのかと。
その後も攻勢を強める琉球に対し、防戦一方。
グランドプラザのパブリックビューイングで観戦していたのですが・・・一緒に観ていたサポーター仲間が、ポツリとつぶやきました。
「サッカーって、ハーフコートでやるものだったっけ?」
先制ゴールを挙げたMF田中 恵太をはじめとして、FW才藤 龍治、MF富所 悠らが迫力のある攻撃を展開。永井のファインセーブ連発がなければ、いったい何点獲られていたことやら。
一方のカターレは・・・まったく攻撃に覇気なし。
北井が個人技で頑張ってはいたものの・・・なぜ、任せきりなのかと。なんで、流動的な攻撃につなげるためのフォローに回れないのかと。
前半のスタッツとして、シュートはわずかに2本。いや、それも「2本“も”?」と思わされるもので。枠内はゼロで間違いなかったかと。
後半に入っても、一向に流れは変わらず。
富山とは10℃くらい違う気温24℃、そんななかでホームである琉球がばてることなど期待できるはずもなく。むしろ、守備に追われているカターレのほうがピンチなのは火を見るよりも明らか。
数少ないチャンスも、まったく得点のにおいはせず。
スタメン起用の衛藤、途中出場だった敬介にとっては現役最後の試合。カターレ最後という意味では、北井や國吉も同様。
しかし。
そんな選手たちに勝利で餞を贈る、といった雰囲気など・・・微塵も感じられませんでした。
いつもと、同じ。
これまでファン・サポーターの期待を裏切ってガッカリさせ続けてきたカターレと、同じ。
当然の、敗戦。
スコアだけ見れば最少差だったかもしれませんが・・・内容としては、惨敗といって差し支えない、惨めな結果でした。

いったい、何を考えているのか。
これまで、このブログでもしつこいくらいに書いてきたこと。
「石にかじりついてでも勝利をつかみ取ってやるぜ!」という気概を見せろと。
それが、このザマ。
「本当に、点を獲らねば勝てないということをわかってプレーしているのか?」という、およそプロクラブに向けるものでない疑問が、この試合でも。
悪い意味で、これまでとなにひとつ変わっていませんでした。
逆に、どうして最終戦にまでこんなにも無様な試合をするのか、してしまえるのか、まったく理解できません。

前節やっとの思いでドローに持ち込んだ鳥取に圧勝した秋田が、ドローに終わった沼津、栃木に逆転で優勝を決めました。
前半戦終了時には、その秋田に次いで僅差で2位につけていたはずのカターレ。
実質後半戦開始であったホームFC東京戦で勝利していたら、暫定首位になっていたはず。
そこで、まさかの逆転負け。
そこから掛け違えてしまったボタンは、結局、最後の最後まで直すことが出来ませんでした。
勝てなかった時期もありながらも粘り強く戦い、ついには栄光を手にした秋田。
一方、ひたすらに坂道を転げ落ち続けたカターレ。
いったい、なにがそうさせたのかと。
どうして、取り返しのつかないままにシーズンを終えなければならないのかと。
結局、藤枝にも抜かれて8位転落。ワースト記録となる結果での終了。
・・・何が悪かったかなどの検証は必要なのでしょうが。
今更何を言っても、取り返しはつきません。
期待を無残に裏切られたむなしさだけが残ります。

なぜかを考えても、きっと、どうしようもない。
とりあえず、今は、振り返るだけの気力もありません。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

第34節 FC琉球戦

2017-12-02 18:37:59 | カターレ富山
ホーム最終戦の終了より1週間。3年連続となったJ2復帰失敗、そして連敗こそ止めたものの、勝って笑顔で終えることのできなかったホーム最終戦。なにやら、もうすでに終わってしまった感がありありとしていますが・・・。
それでも。
この試合はエキシビションマッチでもなければ、練習試合でもない。
れっきとした、今季32試合のリーグ戦のひとつ。
2017シーズン最終戦として、最果てのアウェイ・沖縄の地でFC琉球と対戦します。
富山でモニター越しに応援するぶんには終わった感もありましょうが、現地入りするメンバーにとっては、それどころじゃないこと確実でしょう。
最も遠い、しかもこの時期は寒暖差が激しいこともあり、他のどこよりも増してコンディションに留意しながら臨まねばならない今節。
それでいて、シーズン最終戦。もう、今季このメンバーでの公式戦は最後です。
もちろん、勝たねばなりません。
ホーム最終戦で成し遂げられなかった勝利でもって締めくくるため、後顧の憂いなく全力をもって勝ちにいかねばなりません。

クラブ発足から10シーズンを経たカターレ富山ですが、今節は史上2例目のアウェイでのシーズン最終戦。奇しくも、初めてのケースであった一昨年の最終戦と同じ琉球戦となりました。そのときには1-1のドロー決着。勝ってシーズンを締めくくることが出来ませんでした。
いや、それよりもなによりも。
JFL時代の発足初年度、そして一昨年からのJ3で琉球と対戦しているわけですが、勝ったのはJFLのときのホーム戦だけ。アウェイ戦では1度も勝ったことがありません。
なにか、いつも引き分けているような印象でしたが、なんと、J3では過去6戦で5分け1敗だそうな。
そのうちの1敗は・・・当時移籍してきたばかりだった椎名が、さあこれから!という時期に大怪我を負った試合。のちのシーズンを棒に振った、という苦い記憶が鮮明に。
それ以外は引き分けばかりで勝ちがなく。例にもれず(?)今シーズンのホームでの前回対戦もスコアレスドロー。
今度こそ、しっかりと勝って、初の対琉球戦勝ち越しを決めねばなりません。

長距離移動そのものは、ホーム&アウェイでお互い様かもしれませんが・・・それでも、寒い富山からの寒暖差の大きい移動は、カターレの側に不利なのではとの懸念が。
今節に関して言えば、さらにもうひとつ。
前節、琉球は試合なし。2週ぶりのリーグ戦にしてホーム最終戦を勝利で飾るべく、万全の態勢で待ち構えていることでしょう。
前々節は優勝争いをする沼津を相手に、PKによる0-1負けという悔しい敗戦。それでも、上位クラブを相手にしっかり渡り合えたという手ごたえをつかみ、それを今節の勝利に繋げるべく気合を入れていることでしょう。
対して、カターレ。
4連敗から、あるいは5連敗すらありえたなかで、なんとかそれを阻止。けれど、必勝を期して臨んだはずのホーム最終戦の結果としては、到底満足のいくものではありませんでした。
依然、連続勝ちなしには変わりなし。ここでまた勝てずに6戦連続勝ちなしでフィニッシュしてもいいのか?いいはずがない。
もしも・・・もしも、一介のファン・サポーターのように、試合に臨まねばならない選手たちまでもが“終わってしまった感”にとりこまれていたとすれば。
勝利など到底おぼつかないままに、みっともなく敗れ、失意のままにシーズン終了・・・もちろんそうあってはならないのですが、それでも、あり得る話ではあります。
無論、そんなことはもってのほか。
長距離移動だからこそ。コンディション調整にいつも以上に気を遣わなければならないからこそ。
そこは、逆転の発想で。
厳しい条件で臨む試合だからこその奮起を。簡単に勝てないであろう試合だからこその、100%以上の力をもって、ガムシャラに勝ちにいかねば。

勝つためには、なにより、先制点。
コンディション的に琉球のほうが有利だろうことは明らかですが、だからこそ、あるいは慢心もあるかもしれない。2週間空いたインターバルが思いのほか調整不足につながってしまった、なんてことも、無い話ではないのではないかと。
そこに、先制点。
攻撃に特化したスタイルを標榜する琉球のお株を奪うような攻撃でもって、早々と試合を優位に進めることで、相手の焦りを誘いたいところ。
もちろん、連続失点を続けてしまっている守備陣の奮起は必要不可欠ですが。それも、勝利への道筋をきちんと作ることによって、自覚と責任がしっかりと植え付けられるはず。
ならば、話は早い。
まず、先制。そして、追加点。そのうえで、相手の反撃を許さず。
堅守でならした今シーズン前半戦。それを思い起こさせるしっかりした守備でもって、今度こそ、無失点に抑えねば。

期待したいのは、椎名。
前節はスタメン出場しながら結果を残せず、前半終了時に平繁と交代。そののち、チームも勝てずと。その悔しさを、この最終戦にぶつけてほしいです。
負傷退場してしまったイッキが抜けるぶん、攻撃陣の奮起は不可欠。その一翼を担う選手としての責任は重大です。
だからこその活躍を期待したいところ。
あるいは本人としては気にしていないかもしれませんが・・・椎名と琉球戦とを思い出すと、やはり、あの苦い負傷退場が思い起こされてしまいます。
そんな記憶を、勝利でもって上書きしてしまうために。
ただ勝つのみでなく、むしろインパクトのある勝利でもって印象を塗り替えてしまってほしい。そう願います。

今季J3リーグ最終戦。他会場では沼津と栃木が直接対決、勝ったほうが優勝というヒリヒリした試合も。
一方、昇格に失敗したカターレではありますが。
こちらも、勝ち点で並ぶ6位琉球と7位カターレとの直接対決。勝ったほうが上回ります。
ホーム最終戦勝利でもってリーグ最高成績到達を目指す琉球を倒すのは簡単ではない・・・難しいミッションでしょう。
けれど。
ここで意地を見せられなければ、もう試合は残されていません。
取り返しのつかない事態にガッカリするのは、もうたくさん。
ならば。
是が非でも勝って、勝利でもってシーズンを締めくくるしかないでしょうよ。
遺憾ながらも来シーズンも対戦することとなる琉球に勝利し、苦手意識を植え付けるくらいでないと。

ならば、勝て!!!
もはや理由も理屈もいらない!
ただ、勝つのみ!!
勝って、勝利でシーズンを締めくくれ!!!

勝たれ!!!富山!!!!!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする