行く末遠ければ

生まれも育ちも富山県砺波市
地元サッカークラブ・カターレ富山を応援するブログ

第18節  栃木SC戦

2009-05-28 06:49:44 | カターレ富山
屈辱の大敗を喫した湘南戦より中4日。第2クール最初の試合を、ホームで迎えます。
相手は同期ライバルの栃木。わずか4週前に4-0で大勝したはずなのに、その後に仙台と湘南にこっぴどくやられた印象からか、次も大丈夫と楽観視などできません。
前回対戦以降、惜しくもなかなか結果が出ていないとはいえ、8得点を挙げながら毎試合接戦を演じている栃木。
それに対し、わずか3得点しか挙げていないカターレ。さらに、「試合の立ち上がりが弱い」という弱点もさらしてしまっている格好。
もちろん同期に負けたくないということもありますが、それ以上に、ここで良くない流れを断ち切って好転させていかなければならない試合です。
第1クールの健闘が、単なるビギナーズラックでなかったことを証明しなければ。

ホームでの栃木戦は、ちょうど1年前の08年5月25日以来のこと。
当時、開幕からのすごい勢いで首位を走っていた栃木。対して、カターレは不調の波を乗り越えかけていた、という状態での対戦でした。
結果は0-0のスコアレスドロー。しかし、「首位相手だろうが、やれる!」という手応えと自信をつかんだ、意義のある試合だったのをよく覚えています。
前年対戦時のテーマが「序盤戦の不調から脱却できたのかを証明する」ということだったのに対し、前述の通り、今回は「第1クールの健闘が第2クールを戦っていくチカラになりえるかを証明する」ということが求められます。

前節にロスタイム失点で敗戦し、さらに監督が出場停止という状況で乗り込んでくる栃木。それでなくても4失点して敗れた同期の相手ということで、同じ轍など踏んでたまるかと、決死の覚悟で臨んでくること必至。
対するカターレは、前節の惨敗を引きずっているようでは、勝ち目を自ら放棄することにほかならないように思います。上位チーム相手に高すぎる授業料をはらったJ2での戦い方を、ここで還元せずになんとするか、と。
試合開始直後に弱いという弱点が知れていて、そこをついてくることが考えられるならば・・・むしろ、裏をかいてやればいい。とにかく守りを固めると思い込んでいる相手を、逆に攻め立ててやればいい。その上で、前回対戦同様、前半のうちに戦意喪失させてしまうとか。やはり、「とにかく、先制点を挙げる」ということが、まず肝要となってくるところでしょうか。

ここでもし無様な敗戦を喫するようなら、ずるずると引きずってしまう可能性も高いのではないでしょうか。
ならばこそ、勝つしかない。
正念場を乗り越え、勝たれ!!富山!!

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見せつけられた力の差。大量5失点で惨敗  湘南ベルマーレ戦

2009-05-24 23:58:31 | カターレ富山
“Jの洗礼”とは、こういうことを言うのか。
課題だった序盤での失点は今節も克服できず、10分持たずに失点。圧倒的な個のチカラを見せつけられ、それに劣るならチーム力で対抗しなくてはならなかったところ、有効に機能せず。甲府戦同様に後半開始直後に追いつくチャンスがありながらもツメが甘く、逃してしまうことに。よりどころであったはずの「堅守」が崩壊して大量失点、後半に強いというデータもどこへやら。得失点差もマイナスに逆戻り。
設立2年目とはいうものの、その歴史の中で最悪の試合となってしまいました。
アウェー戦ツアー参加がかなわなかったので、ならばせめてと思い、富山駅前のCiCで行われた生中継を見に行くことにしました。
ビルの入り口入ってすぐに、先頃より運営開始したカターレサポステーション。その前のアトリウムにベンチや椅子が用意され、高さにして4メートルくらいの位置に50インチくらい(だったと思う)のモニターを設置して観戦という形式でした。
集まっていたのは、ゴール裏でおなじみの顔ぶれを中心に30人くらいはいたでしょうか。用意された席以上の人数で、ワタクシを含めて立ち見も何人か。窮屈でこそありませんでしたが、おそらくは想定以上の人の集まりだったかと。通りすがりの一見さんも含め、実施した価値は充分だろうというくらいには集まっていました。
場所がCiCビルのそれこそ玄関口だったということで、当然ながら声を張り上げての応援などはナシ。とはいうものの、ひとつひとつのプレーに一喜一憂しながら観ているみんなの一体感が感じられて、なかなかに良かったです。

しかし・・・。
後半開始直後のビッグチャンスを逃して以降、歓声がだんだんとため息に変わっていくことに・・・。

アジエルをはじめとした湘南の高い個人レベルに翻弄され、見た目にもわかるほど「流して」プレーされてしまうという屈辱的展開。
ただ、それだけならばまだ良かった。仙台戦のように前半で一気に勝負を決められてはおらず、甲府戦のように集中していればあるいは、と思っていたから。
その希望が打ち砕かれたのが、58分の2失点目。ビッグチャンスでゴール前フォローを怠ったばかりに阻止されてしまったこと・・・それが相手に火をつけ、「ちょっと本気出すぞ」とばかりに精度を上げた攻撃をくらい、あえなく失点。
3失点目のとき、ゴール前で仰向けに倒れ込んで「うがー!」とばかりにピッチをたたく雄二の姿は、まるで仙台戦で3失点目を喫したときのリプレイを見ているかのようでした。
その後は・・・リズムよく伸び伸びとプレーする湘南をよそに、反撃の気概がどうにもこうにも空回り。チャンスらしいチャンスもつくれないまま、惨敗というほかない敗戦を喫しました。

第1クールは6勝5分け6敗で10位。
ぶっちぎり最下位もやむなしとされていた開幕前の評価からすれば、出来すぎともいえる健闘ぶりとも言われます。
ただ・・・仙台戦、そしてこの湘南戦で完膚無きまでに打ちのめされた現実に、どう向き合っていくかが問われるところ。まだ、シーズンの3分の1が終わったに過ぎず、中4日でもうすぐに次の試合が控えているのだから。

残念でならないこの敗戦を無駄にせず、糧としていくためにも、ここで立ち止まっているわけにはいきません。選手はもちろん、我々サポーターにとっても。
あるいは簡単に切り替えることができないほどの傷だったかもしれないこの試合。
それでも、すこしずつでもいい、着実に、前に進んでいってほしい。それを信じて、応援するのみです。


おまけ
富山駅前のカターレ自販機でお布施。コカコーラゼロを買い、Jリーグにもちょっと貢献(^_^)
あと、帰りの道すがら、射水市の櫛田神社に立ち寄り、「第2クール以降の活躍と今日の試合からの立ち直り」を祈願してきました。

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第17節  湘南ベルマーレ戦

2009-05-22 23:56:21 | カターレ富山
全51試合という長丁場の今季J2。その1巡目最後の試合となるのが、現在首位争いをしている湘南ベルマーレとのアウェー戦となります。

前々節、前節と2試合連続でドロー、首位を明け渡してしまった湘南が、取りこぼすことの許されない試合として気合いを入れてくることは必至。
序盤で早々にケリをつけた仙台はともかく、幸先良く先制しながら後が続かなかった甲府は、逆転負けを喫している―――向こうにとっても、その意識はあるはず。
首位奪還を目指すにあたり、格下とみくびることなく勝ちに来るのではないでしょうか。



総得点27はC大阪に次ぐ2位、総失点11は仙台と並んで首位。相手にとって不足なしどころの話ではありません。そんな強敵に、主力を欠く状態で挑まなければならない、我らがカターレ。
やはり、1年目という絶対的な経験の少なさということでしょうか。
序盤でいきなり失点してしまったことはともかくとして、連動性などを試合中に修正、尻上がりに調子を上げていった甲府戦。しかし、そのパフォーマンスを維持・再現できず、どうにもこうにもうまくいかないままドローに終わってしまった鳥栖戦。
もちろん、相手のあること、しかもその相手がどのチームも格上となれば、そうそう安定した試合運びもできるものではないのかもしれません。とはいえ、たとえカンペキとまではいかなくとも、そこをどうにかうまくやっていかない限り、勝ちは見えてきません。それこそ、主力がいないとか、相手が上位とか関係なく。

前節の収穫は、やはり無失点に抑えたことでしょうか。ならば、1点差で首位に次ぐ失点の少なさという武器を、カターレ富山のストロングポイントを、しっかり披露せねば。
たしかに、はっきり言って攻撃陣は心許ない。敬介にしても桜井くんにしても、ツボにはまったときのパフォーマンスはすばらしいものがあるものの、鳥栖戦を見ても、毎試合とまではいかないようで。
ならば、なおのこと。守備陣がしっかりと守りきる気概を見せて、安心して攻撃に移れる余裕を生み出さなければ。
リーグ屈指の攻撃陣を誇る湘南の攻めは易くないでしょうが、それでも、しのいでいれば必ずや隙もできることでしょう。とにもかくにも、しっかりとふんばってほしい。開始直後に失点というパターンは、もう願い下げです。

明日の平塚は、湿度の高いくもりから、試合時間には最高気温25度の晴という予報らしいです。
ピッチコンディションはともかく、体感的にはきつい試合になるやもしれません。ましてや前節から中2日。疲労も無視できないでしょう。
それでも、選手たちには奮起を求めます。相手が強敵なのはわかりきったこと。ならば、まずは自分に負けるな!と。

勝利を信じ、勝たれ!富山!!
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守備で立て直し見せるも、スコアレスドロー  サガン鳥栖戦

2009-05-22 06:11:04 | カターレ富山
「そう簡単に失点する気配がなかった代わりに、得点する気配もなかった」
簡単に感想を述べれば、そんな試合でした。

力の差をまざまざとみせつけられた仙台戦にくらべたなら、やはり実力的には相手の方が上手だったにせよ、かなわないという印象はありませんでした。それだけに、なにかきっかけがあれば勝つこともできたのでしょうが、そのきっかけが得られないままに試合終了。
勝ち点1で御の字ではなく、ちょっともったいなかったようにも思います。


今季2度目となるホームでのナイトゲーム。
メンバーは前節から変わらず、あいかわらずハセ、朝日、上園といった主力を欠く状態。それでも、まだ3分の1程度しか経過していないシーズンにあって、故障者のせいで勝てないなどとは言ってもいられません。
さすがに3試合連続の開始直後失点とはならずに済んだものの、序盤はちょっと慎重になりすぎていたきらいもありました。
なんというか、鳥栖も似たような試合運びとなって、お互いに「もうちょっと」という、似たような展開でした。どちらも、チャンスが全くなかったわけでなく、かといって劣勢だったわけでもなく。自陣、相手側と交互にボールが行き交うものの、どうにもこうにも決定力に欠けていたというか。
後半から流れを変えようと投入された桜井くんも、甲府戦のようなパフォーマンスは発揮できず。パスの連動も、悪いとまでは言わないものの、相手を出し抜くほどの有効度はなかった、と。
やはり、攻撃面が課題でしょうか。敬介のスピード頼り一辺倒では、限界もあります。
そのような試合にあって、収穫はといえば、やはり無失点に抑えることが出来たことでしょうか。ボランチの長山、CBの堤・濵野コンビによる守備の安定度は頼もしく、相手には14本シュートを放たれながらも、そう簡単には決めさせないだけの集中力を切らさなかったことは、素直に良かったことだと思えます。

当然のことながら、得点しなければ勝てません。もちろん無得点に抑える守備は重要。しかし、攻撃が伴わないことには。
次節までは、またも中2日。最低限勝ち点1をつかみとった今節の結果をつなげられるかどうかが問われます。


おまけ

最近、エンターテイメント性アップの努力に余念がないライカくん。ナイトゲームに合わせ、「仕事帰りサラリーマン」コスプレ。
この路線、次のホームゲーム以降も期待していきたいところです(^^)/

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第16節  サガン鳥栖戦

2009-05-20 06:19:11 | カターレ富山
劇的な逆転勝利より中2日。ホームにサガン鳥栖を迎える第16節。
ベストメンバーとはいかないなかで戦わなければなりませんが、今季2度目のホームでのナイトゲーム、なんとかものにしなければ。

相手の鳥栖は、ここまでいまいち調子に乗り切れていない状況。しかし、現在首位の湘南に撃ち合いの末に競り勝っていたりと、底力は充分。順位ではいまのところカターレの方が上とはいっても、負けてしまえば勝ち点で並ばれてしまうところ。最近3試合負けなしと、浮上のきっかけをつかむためにも、勝ち点3にこだわって来ること間違いなしです。

前節も、開始直後に失点してしまいました。やはり、課題は前半をいかにうまく乗り切るかに尽きるでしょう。
相手の攻めに手こずって動きが悪かった前半に対し、後半開始直後に同点に追いついて以降は、見違えるようにキレがでてきた甲府戦。ここまでも、後半の失点はロスタイム負けとなった2試合2点のみと、後半は安定している印象。ならばなおのこと、前半のうちにしっかり対応して、できれば得点が欲しい。集中力が問われます。

楚輪監督にとっては、初代監督を務めた古巣との試合。やはり、期するものもあるのではないでしょうか。
ここまで、的確な采配ぶりでチームを導いてきた手腕を、10年越しに鳥栖というチームにみせつけてほしいところです。

勝ち点で並ばれるかもしれないピンチは、引き離すチャンスでもあるということ。必勝を期して、勝たれ!富山!
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