行く末遠ければ

生まれも育ちも富山県砺波市
地元サッカークラブ・カターレ富山を応援するブログ

何も変わらない内容と結果。無情に連なる4連敗  ザスパクサツ群馬戦

2014-03-31 23:03:14 | カターレ富山
0-2で敗戦。
いったい、いつになったら変わるのか。なぜ、こうまで変わらないのか。
駄目な意味での「いつもどおり」は、今節もまた変わることがなく。敗戦という結果だけがさらに重みを増してのしかかり続けるばかりです。

いつもどおり相手を上回るシュートを放ったけれど、いつもどおり決められなかった。
いつもどおり良いときに攻めきれず、いつもどおり主導権を明け渡してしまった。
いつもどおりセットプレーからの失点に気をつけねばならかったのに、いつもどおり自分たちのミスが原因で失点した。
いつもどおり要注意選手に気をつけねばならなかったのに、いつもどおり決められてしまった。
いつもどおり逆転してやるぞという気概を見せねばならない状況にも意気消沈、いつもどおり反撃を実らせることができなかった。
そして・・・いつもどおり負けた。

なぜ、こうまで繰り返してしまうのでしょうか?
なぜ、ほぼ同じメンバーで続けて5戦も戦っていながら、反省が活かせないのでしょうか?

たった1週前にPKが敗戦につながってしまったばかりなのに。そのときの苦い教訓を、なぜ活かせないのか?
怪我で出遅れただけでも迷惑をかけていたのに、初スタメンで即退場。そして1試合の出場停止を経てスタメン復帰した秋本。それがまたしてもPKを与えて“汚名挽回”。
ジャッジの厳しさはあったかもしれません。けれど、PKの判定が覆ることはないのだから。
そこでしなければならないことは、“名誉回復”以外の何物でもないでしょうよ。なのに、なぜできない?
前節、PKから負けたのなら、それを繰り返すわけにはいかないと奮起せねばならなかったのに。
前々節、秋本の退場が敗戦を決定づけたのなら、今度こそワルモノにしてはならない!と盛り立てねばならなかったのに。
やっていたことといったら、ただ意気消沈するのみ。反撃の脅威を与えることも出来ず、逆に追加点を奪われて試合を決定づけられてしまう始末。

監督、選手、スタッフで試合映像を見返すこともあるでしょう。
そのとき、いったん立場を置いて、第三者的な見方をしてみるといい。
その目に映る後半のリードを許してしまっているカターレ富山というチームに、勝利への確たる意志というものは見て取れるのですか?
はっきり言って。
まるっきり駄目です。逆転勝ちをするイメージがまったく伝わってきません。

「うつむいてしまうことなく、続けてやっていくしかない」みたいなコメントを毎度目にしますが。
続けてやるって、なにをですか?
まったく反省を活かせないままに敗戦を重ねることを続けるのですか?

結局、3月は5試合でわずか勝ち点1。過去最悪の記録。
決定力不足どころではないところの総得点2は、もちろんリーグワースト。
たまたま讃岐が5連敗だから最下位ではないだけで、実質最下位なのは疑いようもなく。
たまたま同じく勝てていない東京ヴェルディが今節は5失点の大敗を喫したことで順位が下がっただけで、20位になったと言っても実質最下位。

いつまで変わらないつもりでしょうか?
ファン・サポーターが見たいのは、愛するカターレ富山の無様な姿ではありません。

第5節  ザスパクサツ群馬戦

2014-03-29 23:53:18 | カターレ富山
いまだ勝利のない今シーズンのカターレ。連敗ストップ、そして、なにより待ちわびている初勝利をかけて、正田醤油スタジアム群馬に乗り込み、ザスパクサツ群馬と対戦します。
このまま3月を勝ちなしで終わるわけにはいかない。現状打破をはかるには、やはり勝利以外にないわけで。
ホーム戦2連続逆転負けという汚名を返上するために。その反省を、勝利へと結びつけるために。
負の連鎖を断ち切らねばならない。それをなし得るだけの覚悟が求められます。

今節を前に、チームの中心選手であるエデルが怪我で長期離脱を余儀なくされてしまった群馬。その意味で、この富山戦は今後の方針を示さねばならない試金石との位置づけで臨むのではないでしょうか。
エースであるところのFW平繁がここまで2得点、相棒が離脱してもその勢いを維持できるかどうかが課題、というところかと。
もちろん他にも注意せねばならない選手はいるでしょうけれど、それでもなお気をつけねばならないのは平繁ではないかと思います。
カターレの悪い癖として、「決められてはならないとわかっているはずなのに決められてしまう」というのがあって。前年やられた3人にまたしてやられた岐阜戦しかり、PKでこそあったものの、大黒に移籍後初ゴールを献上してしまった前節・京都戦しかり。
注意しなければならないのは当たり前。阻止しなければならないのも当たり前。
その当たり前を、いかに確実に成し遂げるか。
もう、気をつけねばならないとわかりきっているセットプレーからの失点で敗れる、なんて姿は見たくありません。

期待したいのは、中島。もう公式戦5試合目、既に遅いくらいではありますが、結果を出してもらわねば。
この1週の間に、U21代表チームのキャンプに参加しています。そこで、改めて自分の立ち位置というものを考える機会というものがあったのではないかと。
所属チームで結果を出せていないことを、どう感じたか?
トレーニングマッチで自分と交代で出場したアビスパ福岡の金森が得点を挙げたことを、どう感じたか?
そして、カターレに戻って、今節・群馬戦に向けてどうしなければならないか?
答えは、他人には窺い知ることが出来ません。本人のみぞ知ること。
ただ、やるべきことははっきりしています。求められるところの活躍を、ゴールに、そしてチームの勝利へと繋げること。
1月に電撃移籍でカターレにやってきたのは、一体何のためなのか?
結果を出せずにくすぶったまま連敗をするためじゃないだろう?
チームに勝利をもたらし、自身の成長を期すためだろう?
その根本的な部分を今一度見つめ直し、それを勝利へと結実させてほしいと願うばかりです。
昨季、J2ベストゴール賞を受賞した中島。その相手チームが群馬でした。
ならば、今回もまた決めてやるといい。トラウマを掘り起こし、精神的なダメージをくれてやれ!ということで。

昨季は下位に沈み、残留争いに巻き込まれてしまった群馬。ここまで2勝2敗と五分の戦績で、今節勝利することによって完全に「去年とは違う!」という意識付けをしたいと考えているのではないかと思われます。それでなくとも、群馬にとってはホーム戦。負けて良いわけがない、それが相変わらず底辺にくすぶっているような富山ごときが相手ならなおさら、というところでしょうか。
だがしかし。
ゆめゆめ、簡単に勝てるなんて思ってくれるなよ、と。
確かに、結果は出ていません。同じ失敗を繰り返しての連敗というまずい流れではあります。
けれど、勝つ可能性が見えない、まったくどうしようもないなんてことは、思いません。
決定力不足が敗因にもつながってはいますが・・・今回もまた得点できず、なんて、誰が決めた?
セットプレーから失点といっても、今回もまたやられてしまう保証など、どこにある?
そんなわけない、と強く念じれば。
きっかけなんて、きっと些細なこと。
ここまで1勝も挙げていない。それは事実。
けれど、だからと言って勝たなくても仕方ない、なんてことには、絶対にならないのだから。

負の流れを断ち切るのは、今すぐに。
出来ないなんて、言わせない。
今やれ、すぐやれ、たちどころにやれ、瞬く間にやれ。
欲しいのは、勝利のみ!不退転の覚悟で勝ち点3を、持ち帰れ!!
勝たれ!!!富山!!!!!

繰り返す逆転負け。反省を活かせず、失意の連敗  京都サンガF.C.戦

2014-03-25 00:17:51 | カターレ富山
1-2で敗戦。
前節、せっかく挙げた先制点を活かすことが出来ずに逆転負け。ホーム開幕戦で苦い敗戦を喫しました。
2戦続けてのホーム開催だった今節。負けて良い理由など微塵もなく、前節の悔しさをはらす意味でも、是が非でも勝たねばならない一戦。
・・・だったにも関わらず。
また、先制点を挙げながら、追加点が奪えませんでした。
また、しなくて良いファールで失点のきっかけを作り、追いつかれてしまいました。
また、課題であったはずのセットプレーから失点、逆転を許してしまいました。
そして・・・。
また、負けました。
これで、3連敗。いまだ1勝も挙げられていません。
それどころか、昨季最終戦も含めて3戦連続となるホーム戦逆転負け。それも、全て前半のうちに先制しながらチャンスを逃すかたちで逆転されてしまうという内容で。
ホームのファン・サポーターに与えてしまった落胆の大きさたるや・・・。
たまたまここまで全敗の讃岐がいるというだけで、実質的には最下位となんら変わりなし。内容が良かろうが善戦しようが、結果に結びついていないという時点で・・・反省を活かせず、いつまでも同じ失敗を繰り返している時点で、なにをか言わんや。
いったい、いつになったらこの負の連鎖から抜け出せるというのか。
ただ待っていたって、悪化こそすれ、何も解決しません。
やれることは、ただひとつ。
勝つこと。
それ以外にありません。

第4節  京都サンガF.C.戦

2014-03-21 23:55:16 | カターレ富山
前節に続いてホーム開催となる今節。その前節に果たされなかった今季初勝利をかけて、京都サンガF.C.を迎え撃ちます。
序盤戦とは言いながらも、1分け2敗、3戦未勝利という現状は、到底看過できるものではありません。勝利への渇望を、きちんと結果に結実させねばならないことは言わずもがな。それは京都のような力のあるチームに対しても例外ではないのであって。
ホームで最後に勝ったのが、去年の第38節、10月28日。年度をまたいで2試合連続逆転負けを見せられてしまった、というファン・サポーターも少なくないでしょう。
「今年もまた、駄目なのか?」
おおっぴらにこそ言わずとも、そんな暗い感情が沸き起こってしまった者も、やはり少なからずいることでしょう。
けれど、だからこそ。
やるべきことがはっきりしている以上、やるしかない。
そう、勝って富山を元気にすること。「期待してくれていい」と、胸を張って宣言すること。
そのためにも。必勝を期して臨まねばなりません。

京都は現在1勝1分け1敗。開幕戦にこそ勝利したものの、その後は無得点が続いています。
ここで調子のあがらない富山を叩いて弾みをつけ、持ち直さねばならない・・・そう意気込んで乗り込んでくるはずです。
2勝3分け1敗というこれまでの戦績は、安間監督の師匠でもある大木前監督が率いたチームとの対戦の結果。今年からバドゥ新監督が率い、新たな京都サッカーを構築しようとしています。
やはり、総合力の高さでは京都の方に分があると言えるでしょう。苦手意識を持つまでにはいかずとも、これまでの対戦でも楽な試合などありはしなかったのだから。
新加入選手の中でも特に注意せねばならないのは、やはりFW 大黒 将志でしょう。かつて、東京V時代にも横浜FC時代にも、それぞれ痛い目に遭っています。向こうとしても富山を相手に悪い印象はないでしょうし、これまでの戦績は関係なく勝ちに来ることでしょう。

前節の退場によって、秋本が古巣との対戦に出場できないのは痛恨の極み。その思いは、11月のアウェイ戦までとっておいてもらうとして。
古巣対戦と言えば、水谷もそうですが。思えば京都に初めて勝利した2012年のアウェイ戦は、水谷が京都のGKだったっけ。そんな彼が、今はカターレの守護神。なんだかむずかゆい気分になってみたりもします。
京都の選手たちも、長く正GKを務めていた水谷との対戦は楽しみにしていることでしょう。ゴールを挙げることこそが恩返し、といわんばかりに。
とはいえ、それはそれ、これはこれ。水谷にはゴールを守る砦として、そんな京都選手たちの挑戦をはねのけてほしいです。
そして、勝つためにはゴールが不可欠ですが、そこで期待したいのがヨンドク。
ちょうど1年前のホーム京都戦。0-0のまま、あるいはスコアレスドローか?というなかで迎えた86分。ヨンドクの強烈なシュートが突き刺さり、それが決勝点となって見事に勝利を収めたのでした。それが、彼にとってのカターレでのホーム初ゴールでした。
思うように結果が残せていない今だからこそ。あのときの感覚を思い出してほしい。勝ちきるところまできちんと再現し、ホームで勝つことの意義と意味を、今一度取り戻してほしいのです。

もちろん、勝つことが容易でないことは百も承知。けれど、そこで臆してはならないのであって。
むしろ、実力のあるチームが相手だからこそ、倒し甲斐があるというもの。これまでのよくない流れを一掃してしまうほどの会心の勝利を願わずにはいられません。
現状打破を目指して戦うのは同じであろうけれど・・・ならばこそ、勝つのはより思いの強いチームのほうでしょう。
ホームで、勝つ!!
ファン・サポーターに勝利を!!
勝って、自信と手応えを!!
勝たれ!!!富山!!!!!

拭えぬ、既視感。“いつもどおり”の逆転負けでホーム開幕戦を飾れず  横浜FC戦

2014-03-18 00:45:45 | カターレ富山
1-2で敗戦。
スタートダッシュ失敗の流れを変えるためにも、そしてなによりも、新シーズンのカターレを待ちわびたホームのファン・サポーターに勝利を届けるためにも、勝たねばならなかった試合でした。
けれども。
前半の早い段階で奪った今季初ゴールも虚しく、課題であったはずのセットプレーから失点し、逆転負けで敗れてしまったのでした。

体調不良の御厨に代わって、ガオがJデビューにして初スタメン。そして、けがで出遅れていた秋本が、次節京都戦からの予定を繰り上げての出場。現状打破を期して、決意の移籍後初スタメンとなりました。
まるで、嫌がらせか?という、試合時間を狙ったかのように降り出した雨。それに加えて、かねてより指摘されている劣悪なピッチコンディション。ボールコントロールに細心の注意を払わねばならないなかでの試合。風の影響も考慮してということでしょう、珍しくキックオフ前に陣地の入れ替えがあったり。

先制したのはカターレ。
9分、中島との連携から苔口が待望のシーズン初ゴール。ひとつ、連続無得点という呪縛を断ち切る結果を出してみせたのでした。
ただ・・・そこからの良い時間帯に一気呵成に攻め立てて追加点を奪えたならば、勝利もぐっとたぐり寄せることが出来たのでしょうが、そうはならず・・・。
雨の中、膠着状態に。なかなか決定的なチャンスを作り出せないまま、時間が過ぎていきました。
あとは・・・あまり言いたくはないのですが、どうにも審判のジャッジが不服でした。
なんで、とるべきところでとらずに流して、「さっきはとらなかったじゃねーか!」って場面でファールをとられるのか。「FK・・・って、逆だろが!」なんてシーンも度々。
横浜FCの各選手もプレーが荒いというか・・・「明らかに、手を使ってるよね!?」という場面もスルーされたりだとか。フラストレーションが溜まる溜まる。
そんななか、1-1で迎えた後半、61分。秋本にイエローカード。すると、わずか6分後の67分に再びイエロー、2枚で退場となってしまったのでした。
決意の初スタメンで、チームに熱を注入せねばならない立場であったはずが、逆に足を引っ張るかたちに。前述のように裁定に疑問のある審判だっただけにカードが妥当だったかどうか?との思いもあるにせよ、やはり連続カードでの退場はいただけない、と言わざるを得ません。

もちろん、数的不利という状況、そして悪条件の中での試合という疲弊もあったのでしょうが・・・後半は、チャンスらしいチャンスを作れず。主導権を明け渡してしまい、相手ペースに。
すると、76分。前節の敗戦からも気をつけねばならないことはわかりきっていたはずだったにも関わらず、またしても、CKからの流れで失点してしまい、逆転を許してしまうことに。
それでも、まだ1点差。スコア的にはどうにもならない差ではなかったはず。
にもかかわらず。
同点、逆転への勢い、熱というものが感じられず。同じようなことをしながら、ただ時間だけが過ぎていった、というような。
そして、タイムアップ。
ホーム開幕戦としてはいささか寂しい4554人という観衆でしたが、逆に言えば、雨が降ろうが寒かろうが、それでもなおカターレの勝利を信じて集まってくれたファン・サポーター。その期待に、応えることが出来ませんでした。

これまでも繰り返してきた、デジャヴ。
昨シーズンの最終戦も、幸先よく先制したにもかかわらず、逆転負け。その反省を踏まえ、今度こそ勝たねばならなかったはずなのに。
昨シーズンのホーム横浜FC戦も、決めるべき場面で決められなかったが故に勝機を逃し、敗戦。その反省を踏まえ、今度こそ勝たねばならなかったはずなのに。
せっかく得点を挙げても、それは次なる失点への前振りでしかない―――これまでも、さんざん見てきたシチュエーション。
また、繰り返してしまいました。
“いつもどおり”。もちろん、悪い意味で。
せっかく寒い中応援してくれたホームのファン・サポーターに勝利を届けるどころか、そんなこれまでと変わっていないところを見せ、敗戦の失望感を与えてしまったこと。
重い、一敗です。

連敗を喫し、いまだ勝ちなし。
順位はさらに下がって、21位。昇格プレーオフどころか、降格の危機を感じねばならない位置。
「まだ始まったばかりだし」なんて台詞は、言ってはならないと思います。駄目な意味で、いつもどおりを繰り返している以上は。
「気持ちを切り替えて次に臨む」なんて台詞は、軽々しく言ってはならないと思います。むしろ、気にしろと。悔しがれと。
悔しかったら、勝て。
勝つことでしか自信は身につかない―――これまでも、さんざん言ってきていることです。

未勝利のまま最下位すれすれという現実から、目をそらすな。悔しさを忘れるな。

次も、ホームゲーム。
やるべきことは、ただひとつ。勝つことのみです。