5連敗中。5月の6戦を全敗などというふざけた結果に終わらせることはなんとしても避けねばならない今節、熊本は水前寺競技場へと赴き、ロアッソ熊本と対戦します。
前節、裏天王山となった讃岐との対戦に敗れ、実質的な「最弱」が証明されることになってしまったカターレ。
ショックを受けている・・・と、「いいな」と思います。もはや、同情には値しません。
なぜなら。内容云々ではなく絶対に勝たねばならない試合であったにもかかわらず、“いつもどおり”の試合をしてしまい、逆に気迫を全面に出してきた讃岐に圧倒されてしまったくらいだったから。
そんな最悪の状況に追い打ちをかけるように、苔口とヨンドクという攻撃の要とならねばならない選手が負傷離脱とか。リーグワースト得点のカターレにとっては、泣きっ面に蜂どころではない痛手。
そんな中で、思うのは。
きちんと、この状況に対して危機感をもっていてくれればいいな、と。
危機感をきちんと持っていたなら、讃岐戦で逆転負けもしなかったはず。それが足りなかったからこその敗戦であり、5連敗でもありましょう。
今度という今度は、言い訳が出来ません。ここでまた“いつもどおり”の無様な敗戦を繰り返してしまうようであれば、救いがなさ過ぎます。
本来は逆かもしれませんが、今必要なのは、内容よりも勝利。「内容は良かったけれど負けた」なんて、もういらないのです。
結果が出ていなくて苦しむ、といった状況というならば、相手の熊本も大概ではありますが。現在、直近の7試合で6分け1敗と、勝利から遠ざかっています。
引き分けすらままならず、敗戦という結果にだけはきちんとつながってしまうカターレにとって見れば、勝ち点1ずつでも積み上げているのに贅沢言うな!とか言いたくなってしまいますけれども。
頑張りを勝利に結びつけられない甘さを払拭すべく、ホームの期待に応えるためにも、熊本にとっては負けられない試合のはず。弱小富山を踏み台にして上昇へのきっかけとせねばならないと臨んでくることかと。
それでなくとも、熊本は相性の悪い相手。過去、昇格初年度であった2009年の初対戦とその次で2連勝して以来、その後はずっと勝ちなし。引き分け4試合はいずれもせっかく先制しながら追いつかれてのもの。去年のアウェイ戦もそうでした。前半の早い段階で西川のゴールによって幸先良く先制したにもかかわらず追いつかれ、勝てませんでした。
そこに来て、今節。熊本にとっては負けは言うまでもないとして、引き分けはもうこりごりというなか、勝ちしか狙ってこないところでしょう。
そんななかでただでさえ結果の出せていない攻撃陣から苔口とヨンドクを引いて、それで勝てというのは、高望みなのでしょうか?
そんなことを気にしてる場合じゃない。
さすがに、もう危機的状況であることをしっかり自覚していてほしい。絶対に勝たねばならない試合を落とした意味を、置かれた現状を正しく認識してほしい。
その上で、なにが出来るか・・・いや、出来るかどうかじゃない。やるしかないんだ。
災い転じて福と成す。
ここまで4得点の苔口がいないからこそ。それでもなんとかしなければならないのであれば、どうするのか。いままで通りでは駄目ならば、どうするのか。それをきちんと考え、実行に移し、さらには結果に結びつけなければならない。
ここまで、あるいは自己中心的になりがちであった中島。自分がどうにかしなければという思いが結果に結びついてきませんでした。
けれど、ここに来て、そんな場合ではなくなった。出来る出来ないではなく、やるしかなくなった。
ならば、吹っ切れてほしい。空回りなんてしている暇はない。思いを結果に結びつけること以外、勝つ道はないのだから。
それは白崎らほかの選手たちも同様。「前を向かずに横に向いてサッカーをやってるのか?」というような、これまでの可能性を感じさせない攻撃では勝てないことは、火を見るよりも明らか。危機的状況であるからこそ、それを打開するにはどうするかに、真摯に向き合わねば。
守備陣にしてもおなじこと。
前節も結局、“いつもどおり”に寄せの甘さを振り切られるかたちでの失点だったのであって。そんなことを繰り返しているようでは、負けるに決まっています。
前節の試合後、監督とともにサポーターと向き合ったキャプテン・御厨。ただ単に批判の矢面に立った、ということで済ませていいわけはなく。思いを受け止めたなら、それをプレーにフィードバックし、さらには勝利へと結びつけて一回りも二回りも大きくして返すまでが、やるべきことでしょう。
ならば、簡単に失点している場合じゃない。14戦連続失点中という不名誉極まりない現状に、ここで終止符を打たずしてどうするのか。
絶対に零封して勝つ!1点たりとてやらん!そういった思いを力に変え、無失点につなげねば。
このところ夏を思わせる気候が続いていますが、そんななかで九州は熊本、そんななかで14時開始という今節。相当に厳しいコンディションとの戦いにもなるのでは。
ならばこそ。
その厳しさを受け入れるべき。どんなコンディションであったところで、「最弱」のカターレにとってはつらく厳しい戦いであることになんら変わりはないのであって。
むしろ、そんなハードコンディションによって相手のクオリティが落ちるようなことがあれば儲けモノ、くらいにとらえるべきでしょう。
勝ちたい思いは、熊本とて同じ。前節の讃岐戦で敗れたのは思いの強さで負けた―――それを認めた上で、今節やらねばならないことはひとつ。
相手を上回る気迫をもって、がむしゃらに勝利を追い求めること。いや、求めるだけでは駄目。しっかり、6試合ぶりの勝ち点3という結果にまで結びつけること。
勝って、変われ!!弱いカターレから、変われ!!
連敗阻止は、最低限。苦しいからこそ、勝て!
死中に活あり。
苦しいからこそ、変わるチャンス。
見たいのは、善戦ではなく勝利。
勝たれ!!!富山!!!!!
前節、裏天王山となった讃岐との対戦に敗れ、実質的な「最弱」が証明されることになってしまったカターレ。
ショックを受けている・・・と、「いいな」と思います。もはや、同情には値しません。
なぜなら。内容云々ではなく絶対に勝たねばならない試合であったにもかかわらず、“いつもどおり”の試合をしてしまい、逆に気迫を全面に出してきた讃岐に圧倒されてしまったくらいだったから。
そんな最悪の状況に追い打ちをかけるように、苔口とヨンドクという攻撃の要とならねばならない選手が負傷離脱とか。リーグワースト得点のカターレにとっては、泣きっ面に蜂どころではない痛手。
そんな中で、思うのは。
きちんと、この状況に対して危機感をもっていてくれればいいな、と。
危機感をきちんと持っていたなら、讃岐戦で逆転負けもしなかったはず。それが足りなかったからこその敗戦であり、5連敗でもありましょう。
今度という今度は、言い訳が出来ません。ここでまた“いつもどおり”の無様な敗戦を繰り返してしまうようであれば、救いがなさ過ぎます。
本来は逆かもしれませんが、今必要なのは、内容よりも勝利。「内容は良かったけれど負けた」なんて、もういらないのです。
結果が出ていなくて苦しむ、といった状況というならば、相手の熊本も大概ではありますが。現在、直近の7試合で6分け1敗と、勝利から遠ざかっています。
引き分けすらままならず、敗戦という結果にだけはきちんとつながってしまうカターレにとって見れば、勝ち点1ずつでも積み上げているのに贅沢言うな!とか言いたくなってしまいますけれども。
頑張りを勝利に結びつけられない甘さを払拭すべく、ホームの期待に応えるためにも、熊本にとっては負けられない試合のはず。弱小富山を踏み台にして上昇へのきっかけとせねばならないと臨んでくることかと。
それでなくとも、熊本は相性の悪い相手。過去、昇格初年度であった2009年の初対戦とその次で2連勝して以来、その後はずっと勝ちなし。引き分け4試合はいずれもせっかく先制しながら追いつかれてのもの。去年のアウェイ戦もそうでした。前半の早い段階で西川のゴールによって幸先良く先制したにもかかわらず追いつかれ、勝てませんでした。
そこに来て、今節。熊本にとっては負けは言うまでもないとして、引き分けはもうこりごりというなか、勝ちしか狙ってこないところでしょう。
そんななかでただでさえ結果の出せていない攻撃陣から苔口とヨンドクを引いて、それで勝てというのは、高望みなのでしょうか?
そんなことを気にしてる場合じゃない。
さすがに、もう危機的状況であることをしっかり自覚していてほしい。絶対に勝たねばならない試合を落とした意味を、置かれた現状を正しく認識してほしい。
その上で、なにが出来るか・・・いや、出来るかどうかじゃない。やるしかないんだ。
災い転じて福と成す。
ここまで4得点の苔口がいないからこそ。それでもなんとかしなければならないのであれば、どうするのか。いままで通りでは駄目ならば、どうするのか。それをきちんと考え、実行に移し、さらには結果に結びつけなければならない。
ここまで、あるいは自己中心的になりがちであった中島。自分がどうにかしなければという思いが結果に結びついてきませんでした。
けれど、ここに来て、そんな場合ではなくなった。出来る出来ないではなく、やるしかなくなった。
ならば、吹っ切れてほしい。空回りなんてしている暇はない。思いを結果に結びつけること以外、勝つ道はないのだから。
それは白崎らほかの選手たちも同様。「前を向かずに横に向いてサッカーをやってるのか?」というような、これまでの可能性を感じさせない攻撃では勝てないことは、火を見るよりも明らか。危機的状況であるからこそ、それを打開するにはどうするかに、真摯に向き合わねば。
守備陣にしてもおなじこと。
前節も結局、“いつもどおり”に寄せの甘さを振り切られるかたちでの失点だったのであって。そんなことを繰り返しているようでは、負けるに決まっています。
前節の試合後、監督とともにサポーターと向き合ったキャプテン・御厨。ただ単に批判の矢面に立った、ということで済ませていいわけはなく。思いを受け止めたなら、それをプレーにフィードバックし、さらには勝利へと結びつけて一回りも二回りも大きくして返すまでが、やるべきことでしょう。
ならば、簡単に失点している場合じゃない。14戦連続失点中という不名誉極まりない現状に、ここで終止符を打たずしてどうするのか。
絶対に零封して勝つ!1点たりとてやらん!そういった思いを力に変え、無失点につなげねば。
このところ夏を思わせる気候が続いていますが、そんななかで九州は熊本、そんななかで14時開始という今節。相当に厳しいコンディションとの戦いにもなるのでは。
ならばこそ。
その厳しさを受け入れるべき。どんなコンディションであったところで、「最弱」のカターレにとってはつらく厳しい戦いであることになんら変わりはないのであって。
むしろ、そんなハードコンディションによって相手のクオリティが落ちるようなことがあれば儲けモノ、くらいにとらえるべきでしょう。
勝ちたい思いは、熊本とて同じ。前節の讃岐戦で敗れたのは思いの強さで負けた―――それを認めた上で、今節やらねばならないことはひとつ。
相手を上回る気迫をもって、がむしゃらに勝利を追い求めること。いや、求めるだけでは駄目。しっかり、6試合ぶりの勝ち点3という結果にまで結びつけること。
勝って、変われ!!弱いカターレから、変われ!!
連敗阻止は、最低限。苦しいからこそ、勝て!
死中に活あり。
苦しいからこそ、変わるチャンス。
見たいのは、善戦ではなく勝利。
勝たれ!!!富山!!!!!