行く末遠ければ

生まれも育ちも富山県砺波市
地元サッカークラブ・カターレ富山を応援するブログ

【J特】第30節  大分トリニータ戦

2011-09-30 23:41:56 | カターレ富山
中2かで迎えるアウェイ2連戦の2戦目。九州は大分、大分銀行ドームに舞台を移し、大分トリニータと対戦します。
前回対戦から1ヶ月。湘南戦で同一カード2連敗を喫してしまったからには、今節は同一カード2連勝をめざさねばなりません。湘南戦の敗因が前回対戦を引きずってしまったことによるものであるならば、今度は大分に前回対戦を引きずらせることで勝利してやろうじゃないかと。
さすがに、全く同じ状況からというわけにもいきませんが。前回対戦で途中退場した前田俊介が引き続き出場停止中とはいえ、当然ながら10人の状態ではありません。そして、こちらも決勝ゴールをアシストしたヨンドクを出場停止で欠くという。その意味では、あまり同じようにとはいかない部分もあります。
それでも。
それでも、前回対戦での勝利を意識しなければならない理由が、ほかにもあります。前回対戦以降、1敗もしていない大分。しかし、思うように得点できず、負けないながらも勝ちきれずに引き分ける試合が続いています。なかでも、先日はホーム戦でありながら、下位の水戸を相手にスコアレスドロー。鬱憤もたまっているのではないかと。
そんな状態の大分に対し、前回対戦のイメージのままに試合を進め、首尾よく先制点を奪ったならば。俄然こちらが有利になること請け合いです。今節もまた、苦い敗戦を教訓として勝利に結びつけなければならない試合。悔しさも薄れない中2日だからこそという試合をしてほしい、そして、勝ってほしいです。

期待したいのは、やはり地元での試合となる敬介でしょうか。この1年遠ざかっている得点を挙げることで、ストライカーとしてのプライドを取り戻してほしいところです。

中2日での連続アウェイであるカターレに対して、連続ホームである大分。アドバンテージは向こうにあるかもしれません。しかし、だからこそ。前回対戦の負けを思い出させるような試合をして、その差をなくしてやろうじゃないかと。そして、同一カード2連勝を成し遂げてやろうじゃないかと。
前回対戦ではお互いに3ー4ー3のフォーメーションで、相当にやりづらそうでした。ですが、その試合を制して勝ったチームと負けたチームとの差を、今節も思い知らさねば。

気持ちで負けてしまえば、湘南戦のような苦い敗戦を喫することになります。ならば、まず気持ちで後れをとらないこと。たとえ苦戦を強いられようとも、絶対に勝利への意志を貫き通すこと。
同一カード連勝を成し遂げ、ただの1勝以上の価値とともに自信を得て富山に帰ってこい!
勝利へ着実な一歩を踏みしめろ!そして必勝を期して、一歩も退くな!
勝たれ!!!富山!!!!!

【J特】切り替えられなかった「継続性」。2点差をはねのけられず  湘南ベルマーレ戦

2011-09-29 23:59:13 | カターレ富山
0-2で敗戦。
前半早々の7分に失点してしまったのがすべて、と言ってもいいかもしれません。
前回対戦の雪辱を期して臨んだはずの今節ですが、その意識が仇となってしまった、とも言えるかもしれません。決められてしまった相手は、前回対戦でもしてやられた高山。その高山にとってみれば、そのときのいいイメージを今節も継続して、という意識であったことでしょう。それが思惑通りにはまってしまった。
雪辱を期す、やり返してやろうという思いは重要。しかし、ある意味、その思いにとらわれてしまったのかなと。前半7分のゴールではなく、言うなれば前回対戦から続く“後半52分”のゴールという見方も出来た失点だったのではないかと。“4点目の失点”に、さすがに思うようにはプレーできなかったということでしょうか。
その後、またしても高山に決められてしまい、0-5のような0-2。
後半、ようやく今節・第5節が始まったものの、いかんせん、いきなり2点のビハインドを背負った、相手有利の状況。それを覆すのは、前回相手にやられたことをやり返すということと同等・・・とは、さすがにいきませんでした。反撃もゴールに結びつかず、そのまま零封負けを喫し、同一カード2連敗の屈辱をあじわうこととなってしまったのでした。

もちろん、この悔しい敗戦の結果を真摯に受け止めて反省することは重要。
ですが。
中2日で、すぐに次の大分戦です。もし継続性が仇となってしまったのであれば、むしろ逆に、悔しいままでいればどうでしょうか。引きずって落ち込む、ということではなく、闘志が薄らぐことのないように、という意味で。今節、反撃かなわずに敗れてしまったモヤモヤを、次なる勝利をつかむための力に変えて。
これも、経験。生かすも殺すも、今後どうするかにかかっています。
願わくば、この苦さを歓喜に変える勝利を。
そして、なによりも「勝つことを次につなげられるチーム」に成長することを、願ってやみません。

【J特】第5節  湘南ベルマーレ戦

2011-09-27 23:59:27 | カターレ富山
震災の影響による変則日程で、当初予定のなかった水曜日に組み込まれた今節。アウェイ・平塚競技場に乗り込み、湘南ベルマーレと対戦します。
今月の11日に対戦したばかりで、2点差を逆転されてしまって敗れたのも記憶に新しいところ。わずかに中16日の再戦ですが、連敗などもってのほか。必勝を期して臨まねばなりません。
平塚競技場といえば、一昨年の対戦では0-5の大敗を喫したイヤな思い出が。試合途中までは格上相手にも善戦していましたが、チャンスに決めきれずにリズムが崩れてしまったことから状況が一変。その後はペースを持って行かれてしまい、いいところなく惨敗したのでした。
それ以来、1年と4ヶ月ぶりとなるアウェイ湘南戦。ここで勝利を挙げることで、先の逆転負けを含め、イヤな記憶を良い思い出で塗り替えてしまわねば。
前の試合から中2日のアウェイ戦。体調面など、十分かどうか?という部分もあります。ですが、リベンジにかける思いを力に変え、勝ち点3をもぎ取らねばならない試合です。
この試合に勝てば、さらに勢いが加速すること間違いなし。ならば、勝つしかありません。今のカターレなら、それが出来ると信じます。
リーグ戦において前回対戦からわずかに中2試合とは、通常ではなかなかないシチュエーションではないでしょうか。横浜FCの開幕戦と最終戦というのも離れすぎではありましょうが、それにしても、やはり間隔として短いかと。もし予定通りに4月にこの第5節が行なわれていたとしたら、果たして11日の第27節は同じ結果だったのだろうか?などと、考えても仕方のないことなどが浮かんだりもします。
とはいえ。大事なのは、今節です。
あるいは湘南側は、「前回は前半からアグレッシブに来られて2失点の不覚をとったけれど、今度は気をつけていれば大丈夫。記憶に新しいし、イメージも残っている。それにどんなかたちであれ、前回対戦で勝ったことは事実。普通にやれば勝てるさ」というところではないかと。富山がどうこうではなく、自分たちさえしっかりしていれば、と。

もしそれだけだとしたら、甘すぎますよ。

カターレ 2試合会わざれば、刮目して見よ!!

たかが2試合。されど、2試合。
カターレは、前回対戦時・第27節のままではありませんよ?そのときよりも強くなって今節を迎えているから気をつけろ、と忠告しましょう。

前回対戦で痛恨の逆転負けを喫したのちに迎えたアウェイ栃木戦。そこで、同じように前半に先制しながら、反省を活かして後半もしっかりと自分たちのサッカーに徹し、見事に勝利を収めたのでした。
京都戦では黒部と福田という主力を欠く中での対戦。序盤、テクニックに勝る相手にてこずり、さらには気をつけていたはずの早い段階での失点を喫するという危機的展開。しかし、そこでうつむくことなく頑張り続けたことで、試合の中で修正、自分たちのサッカーを取り戻すことに成功。それが功を奏し、同点に。逆転するにまでは至らなかったものの、逆境に屈しない意志をみせつけたのでした。
そんな2試合を踏まえた上での、今節。
ただ漠然と試合を迎えていたとしたら、簡単に敗戦、連敗を喫することになったやもしれません。しかし、そうじゃない。
手応えと課題の両方を受け取りながら、それを消化してきて、今があります。
それでなくとも、ショッキングな逆転負けの借りを返さねばならない今節。選手たちも、いちだんと気を引き締めて試合に臨むはずです。
3試合連続得点の朝日、出場2試合連続得点の黒部らの攻撃陣が、きっと今節もやってくれるはず。
そして、福田をはじめとした守備陣も、してやられた前回対戦と同じ轍は踏むまいと、気合いを込めているはず。
そんな気概があれば、百戦危うからずでしょう。

考えようによっては、栃木戦の勝利は湘南戦の敗戦があったから、その悔しさをバネにしたからこそなしえたとも言えるかもしれません。
ならば。
そのお礼を、きっちりと返さねば。もちろん、今度はカターレが完勝することによって。

前回対戦の敗戦後、1勝1分けはまぐれじゃない!
力を示し、勝利でその証を打ち立てろ!!
勝たれ!!!富山!!!!!

【J特】難局もひるまず、「自分たちのサッカー」がもたらした勝ち点1  京都サンガF.C.戦

2011-09-26 23:56:35 | カターレ富山
1-1のドロー。
注意しなければならなかった前半、早い段階に失点してしまったカターレ。前から前から攻めてくる京都の攻撃に手を焼き、なかなか思うように試合を進めることができませんでした。しかし後半、朝日が3試合連続となるゴールを決めて同点に!その後も激しい攻防が続きましたが両チームとも追加点を挙げられず、前回対戦に続き引き分けとなりました。
個としての能力は、明らかに京都のほうが上でした。それでも、先制されても決してうつむくことなくひたむきにプレーし続けたカターレ。
あるいは、以前までのチームであれば、気落ちしたところに追加点を決められて敗れていたやもしれません。しかし、そうはならなかった。これもひとえに、好調を維持していることから得た自信と、自分たちのサッカーのかたちを信じることが出来てきていることの現れではないでしょうか。
逆転勝ちまでには力が足りなかったのかもしれません。ですが、勝利こそならなかったものの、最後の最後まであきらめることなく戦い抜いた姿勢は、きっと次につながります。
着実に、力をつけてきているのを感じます。
厳しい試合でしたが、この経験を糧に、さらなる飛躍を願います。

【J特】第29節  京都サンガF.C.戦

2011-09-24 23:29:50 | カターレ富山
湘南戦の2点差から逆転負けという悪夢を振り払い、課題を克服するかたちで勝利を挙げた、前節・栃木戦。着実に高まっているチームの成熟度をホームのファン・サポーターに披露すべく、気合いの入る今節。連勝を目指し、京都を迎え撃ちます。
このところの好調の立役者であり、攻守のキーマンでもある黒部と福田が累積警告により出場停止。2試合連続ゴールの稼ぎ頭・黒部、相手攻撃陣に立ちはだかる屈強な壁・福田の両名が出られない影響というものは、確実にあります。黒部にとっての京都は古巣であり、楽しみにしていた対戦に出場できないのは無念でありましょう。
とはいえ。
今季ここまで、良くも悪くも出場メンバーを固定せずに戦ってきたカターレ。活躍の度合いにこそ差はあれ、特定の誰かに依存したチームではありません。それは、なかなか勝てなかった時期から変わらないこと。
すなわち、主力が抜けたからといってモチベーションまで低下してしまうことはないということです。むしろ、逆でしょう。黒部や福田が出られないからこそなんとかしてやろうと、発奮するはずです。
京都もまた、前々節のに6失点した悪夢を振り払うかたちで前節に勝利を収め、連勝をもくろみ乗り込んできます。それを、返り討ちにしてやらねばならない今節。
スコアレスドローだった前回対戦からの決着をつける意味でも、勝たねばならない一戦となります。
現在14位の京都に対して、17位のカターレ。勝ち点差はわずかに3で、勝てば追いつけます。得失点差により順位の逆転は難しいものの、現在27の勝ち点を30に乗せることで、直近のチームにもプレッシャーをかけることができるだけに、なんとしても勝たねば。目標の13位をクリアするにあたって、まずはこの勝ち点30の壁を越えることが必要条件でしょう。負けて0は論外として、ドローの1でもなく、勝って3を手にしなければならない戦いです。

前節2ゴールを挙げて勝利に貢献した17歳FW・久保をはじめとして、若手攻撃陣の台頭が光る京都。前節は前半24分までに3得点を挙げて、逃げ切って勝利しています。
残念ながら、今季ここまで1試合に2得点以上挙げたことがないカターレ。序盤に先制されてしまうと苦しくなってしまうであろうことは明らかなだけに、なんとしても耐えしのがねばなりません。
しかし、ものは考えよう。
たとえ攻め込まれても焦ることなくしっかり対処し、積極的な守りから反撃のチャンスを生むというカターレの持ち味を発揮できたならば、恐れることはないはずです。事実、前節の栃木戦では前半20分過ぎまで双方シュート0というような状況をしっかり耐えて、少ないチャンスを逃すことなくゴールに向かっていった結果、先制点を挙げることができました。今節も、たとえ積極的に攻めてこられても動揺することなく迎撃、むしろ相手を焦らしつつ、反撃時は一気呵成にという展開が望まれます。このところ実践できているカターレらしい積極的な守備が今節も見られたならば、恐れることはないはずです。

前節、かつての所属チーム相手に敢然と立ちはだかり、勝利に貢献した飯田。そういった「恩返し」を、今節も見たいところです。黒部が出場できていれば、ということはありますが、それ以外にも因縁はあるわけで。
安間監督が甲府時代に師事した大木監督が率いる京都。双方の教え子である大西、池端にとっても、大事な意味を持つ一戦です。
特に期待したいのが大西。ここまで累積警告による出場停止1試合を除けば、全試合に出場。そのなかで相手ゴールに迫りながら決めきれなかった惜しいシーンは数知れず。しかし、今季未だ無得点。チャンスの数に対して、不本意というほかありません。
ならばこそ。恩師を前に無様な試合はできない今節だからこそ、結果にこだわってほしいです。そして、壁を乗り越えてほしい。その上で、「元甲府の大西」ではない、今やカターレ富山の中心選手・大西容平であることを、結果をもって高らかに宣言してほしいと思います。

昨年6月に行われ2-1で勝利したプレシーズンマッチ、スコアレスドローだった前回対戦と、京都戦は負けなし。ならば、今節もその記録を伸ばさねば。無論、勝利によって。
以前の連続勝ち無しだったなかでは望めなかった、「勝ったからこそ次も勝つ」という自信・野心を胸に戦う今の選手たちなら、必ずや成し遂げてくれるはず!
安間監督に「師匠越え」の称号を贈れ!
勝って、安間イズムの神髄をみせつけろ!
勝たれ!!富山!!!!!