前節の沖縄に続き、今節も大分という遠方でのアウェイ戦。暫定5位の大分に対し暫定6位のカターレ。勝ち点1差を逆転すべく、大分トリニータと対戦します。
J1経験チーム初のJ3降格、その屈辱をバネに1年でのJ2復帰を目論む大分。実際のところ、最有力昇格候補と推す声も少なくありません。
しかし。降格の屈辱をバネに復帰を目指すのは大分だけではありません。言うまでもなく、カターレ富山もまた優勝、J2復帰を悲願としているのだから。
互いの意地がぶつかり合う今節。どちらがより強い覚悟をもって目的達成に向けて邁進していけるのか?それが問われる重要な直接対決です。
地震の影響で前々節が中止となり、前節は1週間分のブランクを経てアウェイでG大阪U23との対戦に臨んだ大分。
首尾よく先制点を挙げることに成功するものの、同点ゴールを決められてしまうと、そこからわずか10分で逆転の追加点を奪われてしまう苦しい展開。しかしながら後半に意地を見せて同点に追いつくと、そのまま2-2でドロー。勝ち点1を得る結果となりました。
奇しくも、カターレとまったく同じ状況。
暴風の影響で前々節が中止となって期間が開いたのも同じ、先制しながら同点ゴールを決められ、わずか10分で逆転されてしまったところも同じ。そして最後は追いついて2-2のドロー、アウェイで勝ち点1を得たというところまで同じ。
“同点に追いついたことは評価できるけれど、本来勝たねばならなかった試合を落とすことになったという事実は謙虚に受け止め、修正しなければならない”
今節、まったく同じ課題に取り組まねばならない両クラブ。
そしてなによりも。
必達目標であるところのJ2復帰に向けて大きな壁として立ちはだかる相手。その対戦を制して勝ち点3を得るということに他の一戦以上の価値が見いだされるということは、それもまた、お互いが良く知るところではないでしょうか。
期待したいのは、北井。
三浦監督が目指すところのパスサッカーが徐々に浸透しているカターレ。そのパスサッカーでもって試合の主導権を握って攻勢に出たいという思惑は、やはり相手も対策していることかと。
だからこそ。攻勢に出つつ、プラスアルファ。そこから最後の決定的な部分で仕事ができる選手、個の力で状況を打開できる選手の活躍が求められるのではないかと。彼の持ち前のスピードあるドリブルに加え、1対1でもそう簡単に負けないテクニック、そして機を見た思い切りのいいシュート。それらの武器を駆使して、大分に脅威を与える選手となってほしいです。
勝つために得点が必要なのは当然のことではありますが、先制点を奪いながら逆転を許してしまった前節の経験を踏まえ、いかに試合をコントロールするか。
修正力が問われるこの試合にあって、どうやって点を獲るか、そしてどうやってリスクを管理するか。
実力あるクラブを相手に主導権を握るのは容易いことではないでしょうが、それでも。積極性を欠いてしまった先に待つのは敗戦、よほど運が良くてドローでしかないでしょう。
それでは、いけない。勝つためには。
攻撃の軸となる選手の活躍は、必須と言って良いでしょう。その旗頭としての北井の活躍に期待したいです。
平成28年熊本地震では、大分県も由布市をはじめ被害を被っています。
地震発生から最初のホームゲームとなる今節の大分。自分たちの懸命なプレーで地域に元気を与えようと、いつにも増して気合を入れて臨んでくることでしょう。
その気概に挑んでいかねばならないカターレ。難しい試合にはなるかもしれませんが、それでも。勢いに負けて簡単に敗れることなどあってはならないであって。
地震の影響の有無はあっても、地域の想いを背負っているのは大分だけではないのだから。
“空気を読む”なんてことはしなくていい。むしろ、簡単に負けてしまうことがあったとしたら、それこそ空気を読まないことになるでしょう。
遠慮もなにもない。フェアな全力プレーで立ち向かっていくことこそが礼儀。その先に掴む勝利に、なんら遠慮も呵責も必要なし。
優勝へ向けて勝たねばならない重要な一戦。
ここでの勝利の価値というものを今一度再確認し、それを得るために総力を結集せねばなりません。
前節の教訓を活かせ!引き分けでない、勝ち点3を!
昇格争いのライバルに打ち勝ち、優勝を狙うチームである証を確かなものとせよ!!
勝たれ!!!!富山!!!!!
J1経験チーム初のJ3降格、その屈辱をバネに1年でのJ2復帰を目論む大分。実際のところ、最有力昇格候補と推す声も少なくありません。
しかし。降格の屈辱をバネに復帰を目指すのは大分だけではありません。言うまでもなく、カターレ富山もまた優勝、J2復帰を悲願としているのだから。
互いの意地がぶつかり合う今節。どちらがより強い覚悟をもって目的達成に向けて邁進していけるのか?それが問われる重要な直接対決です。
地震の影響で前々節が中止となり、前節は1週間分のブランクを経てアウェイでG大阪U23との対戦に臨んだ大分。
首尾よく先制点を挙げることに成功するものの、同点ゴールを決められてしまうと、そこからわずか10分で逆転の追加点を奪われてしまう苦しい展開。しかしながら後半に意地を見せて同点に追いつくと、そのまま2-2でドロー。勝ち点1を得る結果となりました。
奇しくも、カターレとまったく同じ状況。
暴風の影響で前々節が中止となって期間が開いたのも同じ、先制しながら同点ゴールを決められ、わずか10分で逆転されてしまったところも同じ。そして最後は追いついて2-2のドロー、アウェイで勝ち点1を得たというところまで同じ。
“同点に追いついたことは評価できるけれど、本来勝たねばならなかった試合を落とすことになったという事実は謙虚に受け止め、修正しなければならない”
今節、まったく同じ課題に取り組まねばならない両クラブ。
そしてなによりも。
必達目標であるところのJ2復帰に向けて大きな壁として立ちはだかる相手。その対戦を制して勝ち点3を得るということに他の一戦以上の価値が見いだされるということは、それもまた、お互いが良く知るところではないでしょうか。
期待したいのは、北井。
三浦監督が目指すところのパスサッカーが徐々に浸透しているカターレ。そのパスサッカーでもって試合の主導権を握って攻勢に出たいという思惑は、やはり相手も対策していることかと。
だからこそ。攻勢に出つつ、プラスアルファ。そこから最後の決定的な部分で仕事ができる選手、個の力で状況を打開できる選手の活躍が求められるのではないかと。彼の持ち前のスピードあるドリブルに加え、1対1でもそう簡単に負けないテクニック、そして機を見た思い切りのいいシュート。それらの武器を駆使して、大分に脅威を与える選手となってほしいです。
勝つために得点が必要なのは当然のことではありますが、先制点を奪いながら逆転を許してしまった前節の経験を踏まえ、いかに試合をコントロールするか。
修正力が問われるこの試合にあって、どうやって点を獲るか、そしてどうやってリスクを管理するか。
実力あるクラブを相手に主導権を握るのは容易いことではないでしょうが、それでも。積極性を欠いてしまった先に待つのは敗戦、よほど運が良くてドローでしかないでしょう。
それでは、いけない。勝つためには。
攻撃の軸となる選手の活躍は、必須と言って良いでしょう。その旗頭としての北井の活躍に期待したいです。
平成28年熊本地震では、大分県も由布市をはじめ被害を被っています。
地震発生から最初のホームゲームとなる今節の大分。自分たちの懸命なプレーで地域に元気を与えようと、いつにも増して気合を入れて臨んでくることでしょう。
その気概に挑んでいかねばならないカターレ。難しい試合にはなるかもしれませんが、それでも。勢いに負けて簡単に敗れることなどあってはならないであって。
地震の影響の有無はあっても、地域の想いを背負っているのは大分だけではないのだから。
“空気を読む”なんてことはしなくていい。むしろ、簡単に負けてしまうことがあったとしたら、それこそ空気を読まないことになるでしょう。
遠慮もなにもない。フェアな全力プレーで立ち向かっていくことこそが礼儀。その先に掴む勝利に、なんら遠慮も呵責も必要なし。
優勝へ向けて勝たねばならない重要な一戦。
ここでの勝利の価値というものを今一度再確認し、それを得るために総力を結集せねばなりません。
前節の教訓を活かせ!引き分けでない、勝ち点3を!
昇格争いのライバルに打ち勝ち、優勝を狙うチームである証を確かなものとせよ!!
勝たれ!!!!富山!!!!!