2-1で勝利!
チャンスを幾度も生み出しながらも決めきれず、ワンチャンスをものにされるかたちで失点、そのまま負けきってしまう―――これまで何度もあった、負けパターン。今節も、それにハマってしまうかに思われました。
けれど、そうはならなかった。
5000人超の敵地、完全アウェイと言える状況のなか、見事に逆転勝利。初めて鹿児島の地で勝って、昇格を狙う相手に一泡吹かせる上位撃破を成し遂げたのでした。
鹿児島のユニフォームに合わせるかたちで、白色ユニフォームに紺のパンツという変則的ないでたちで臨むこととなった今節。変則ついでに陣地を変更してキックオフを迎える試合となりました。
昇格を現実的に見据えている、なんとなくでプレーしていては勝てないことは明らかな相手との試合。
そんななかで、序盤、ややカターレペースという展開で進みました。
スタメン復帰となった才藤、木村。それにSBではなく右サイドのMFとしての出場となった柳下らを中心に、攻撃の色を出していく。
柳下のクロスに木村が頭で合わせるも、惜しくもGK正面、とか。
守っても、ルーカスを中心に粘り強い守備。なかなか相手に決定的なシーンを作らせませんでした。
しかし。
39分にペナルティーエリア内で川森 有真、永畑 祐樹が粘ってつないだところを、藤澤 典隆が左から冷静にクロスを上げ、薗田 卓馬が頭で押し込み、先制。
ペナルティーエリア内で後ろから倒してしまったか?PKか?という緊張が走ったところを粘られて。なんとか掻き出して、一瞬、ホッとしてしまったのかもしれません。そこからクロスを上げられてしまい、頭でズドン。決めたのは、2試合連続ゴールとなった薗田。
「またか」と思いました。
記憶にも新しい、2週前の盛岡戦においても。相手のエース・谷口 海斗に2試合連続ゴールを許して先制され、追いかける展開になってしまったのでした。
今節、またしても相手のキープレイヤ―に得点を奪われるかたちでビハインド。
いくら頑張って守っていても、決めきられてしまっていてはダメだろうが・・・そんな、いつものような“負けフラグ”が、またしても立ってしまったのでした。
そのまま、0-1で試合を折り返すことに。
そんななかで迎えた後半の55分。
差波がペナルティーエリアのライン上あたりから、目の覚めるような強烈なシュートを叩き込み、同点に!
自分の武器として、意図して狙っていたシュートだそうで。実際、前半にも狙いながら枠を外れてしまったシュートがありましたが。
果敢に狙っていく積極性が実を結ぶかたちとなった、価値ある同点ゴール。後半も早い段階で試合を振り出しに戻したのでした。
65分のCKのチャンスでは、サインプレーから脇本がフリーでヘッド。惜しくもゴールならずも、可能性を感じさせるプレーでした。
もちろん、ホームで負けられない、勝たねばならない鹿児島も黙ってはいませんでした。
元カターレの萱沼、他クラブ在籍時に対戦したことのあるキリノといった攻撃的ポジションの選手を投入し、勝ち越しゴールを狙ってくることに。
対するカターレも、大谷、新井と投入して逆転を狙うことに。
特に新井。持ち味のドリブルでの攻め上がりには鹿児島も警戒せざるを得ず、そこから攻撃のリズムを作り出していました。
もちろん、どちらの側もドローで終わるつもりなど無い。
一進一退の展開が続くことに。
そして、試合も終盤の86分。
柳下のクロスに頭で合わせた前嶋のゴールが決まり、逆転!ついに試合をひっくり返したのでした。
もちろん、だからといって油断はできなかったところ。前節は自分たちが敗戦濃厚試合をドローに持ち込んでもいるのだし。
それでも、全体的な流れ、勢いというものはカターレの側にあった、ということか。
疲労もあったことでしょうが、鹿児島はパスミスでラインを割ってしまう、GKへのバックパスが合わずにCKとなるなど、ミスが。
そんななかでも、集中力を切らさなかったカターレ。4分のアディショナルタイムも耐え抜き、試合終了。
見事に逆転勝ち。アウェイ鹿児島戦初勝利を挙げたのでした。
チャンスをものに出来ない一方で相手にはしっかりと決められてしまうという、いつもの負けパターンに陥るかに思われた試合。
けれど、そうはならなかった。
しっかりと踏ん張り、上位を相手に逆転勝ち。価値ある勝利となりました。
J2昇格が現実的でなくなってしまったなか、それでも、ひとつでも順位を上げなければならないカターレ。
混戦模様の順位争いは、この勝利によって15位から11位へ。
もちろん、連勝を果たしてさらに上を目指さねばならないのは言うまでもなく。
次節もアウェイ、上位につけるガンバ大阪U23戦と続いていきますが。
「残り試合を全部勝つ」
それを、実現していくためにも。
この逆転勝ちを、さらなる勝利に向けて昇華していかねばなりません。
チャンスを幾度も生み出しながらも決めきれず、ワンチャンスをものにされるかたちで失点、そのまま負けきってしまう―――これまで何度もあった、負けパターン。今節も、それにハマってしまうかに思われました。
けれど、そうはならなかった。
5000人超の敵地、完全アウェイと言える状況のなか、見事に逆転勝利。初めて鹿児島の地で勝って、昇格を狙う相手に一泡吹かせる上位撃破を成し遂げたのでした。
鹿児島のユニフォームに合わせるかたちで、白色ユニフォームに紺のパンツという変則的ないでたちで臨むこととなった今節。変則ついでに陣地を変更してキックオフを迎える試合となりました。
昇格を現実的に見据えている、なんとなくでプレーしていては勝てないことは明らかな相手との試合。
そんななかで、序盤、ややカターレペースという展開で進みました。
スタメン復帰となった才藤、木村。それにSBではなく右サイドのMFとしての出場となった柳下らを中心に、攻撃の色を出していく。
柳下のクロスに木村が頭で合わせるも、惜しくもGK正面、とか。
守っても、ルーカスを中心に粘り強い守備。なかなか相手に決定的なシーンを作らせませんでした。
しかし。
39分にペナルティーエリア内で川森 有真、永畑 祐樹が粘ってつないだところを、藤澤 典隆が左から冷静にクロスを上げ、薗田 卓馬が頭で押し込み、先制。
ペナルティーエリア内で後ろから倒してしまったか?PKか?という緊張が走ったところを粘られて。なんとか掻き出して、一瞬、ホッとしてしまったのかもしれません。そこからクロスを上げられてしまい、頭でズドン。決めたのは、2試合連続ゴールとなった薗田。
「またか」と思いました。
記憶にも新しい、2週前の盛岡戦においても。相手のエース・谷口 海斗に2試合連続ゴールを許して先制され、追いかける展開になってしまったのでした。
今節、またしても相手のキープレイヤ―に得点を奪われるかたちでビハインド。
いくら頑張って守っていても、決めきられてしまっていてはダメだろうが・・・そんな、いつものような“負けフラグ”が、またしても立ってしまったのでした。
そのまま、0-1で試合を折り返すことに。
そんななかで迎えた後半の55分。
差波がペナルティーエリアのライン上あたりから、目の覚めるような強烈なシュートを叩き込み、同点に!
自分の武器として、意図して狙っていたシュートだそうで。実際、前半にも狙いながら枠を外れてしまったシュートがありましたが。
果敢に狙っていく積極性が実を結ぶかたちとなった、価値ある同点ゴール。後半も早い段階で試合を振り出しに戻したのでした。
65分のCKのチャンスでは、サインプレーから脇本がフリーでヘッド。惜しくもゴールならずも、可能性を感じさせるプレーでした。
もちろん、ホームで負けられない、勝たねばならない鹿児島も黙ってはいませんでした。
元カターレの萱沼、他クラブ在籍時に対戦したことのあるキリノといった攻撃的ポジションの選手を投入し、勝ち越しゴールを狙ってくることに。
対するカターレも、大谷、新井と投入して逆転を狙うことに。
特に新井。持ち味のドリブルでの攻め上がりには鹿児島も警戒せざるを得ず、そこから攻撃のリズムを作り出していました。
もちろん、どちらの側もドローで終わるつもりなど無い。
一進一退の展開が続くことに。
そして、試合も終盤の86分。
柳下のクロスに頭で合わせた前嶋のゴールが決まり、逆転!ついに試合をひっくり返したのでした。
もちろん、だからといって油断はできなかったところ。前節は自分たちが敗戦濃厚試合をドローに持ち込んでもいるのだし。
それでも、全体的な流れ、勢いというものはカターレの側にあった、ということか。
疲労もあったことでしょうが、鹿児島はパスミスでラインを割ってしまう、GKへのバックパスが合わずにCKとなるなど、ミスが。
そんななかでも、集中力を切らさなかったカターレ。4分のアディショナルタイムも耐え抜き、試合終了。
見事に逆転勝ち。アウェイ鹿児島戦初勝利を挙げたのでした。
チャンスをものに出来ない一方で相手にはしっかりと決められてしまうという、いつもの負けパターンに陥るかに思われた試合。
けれど、そうはならなかった。
しっかりと踏ん張り、上位を相手に逆転勝ち。価値ある勝利となりました。
J2昇格が現実的でなくなってしまったなか、それでも、ひとつでも順位を上げなければならないカターレ。
混戦模様の順位争いは、この勝利によって15位から11位へ。
もちろん、連勝を果たしてさらに上を目指さねばならないのは言うまでもなく。
次節もアウェイ、上位につけるガンバ大阪U23戦と続いていきますが。
「残り試合を全部勝つ」
それを、実現していくためにも。
この逆転勝ちを、さらなる勝利に向けて昇華していかねばなりません。