振り返り企画のラスト
#20 コ ジュンイ (アビスパ福岡へ完全移籍)
サプライズ移籍加入となった中島のあと、こちらもまた驚かされたガオの加入。どういう経緯があったかはよく知らないけれど、中国の年代別代表とは。
やはり、語る上で外せないのがシーズン初勝利にしてホーム初勝利となった松本戦でのゴールでしょう。DFでありながら相手3人を次々に躱してシュート、見事に決めてみせたあのインパクトは忘れられません。
若手選手たちのなかにあって、特にその伸びしろというか可能性に大いに期待を抱かせた選手。代表招集でチームを離れることがあったり、その招集では上の年代に飛び級で呼ばれてもみたりと、中国においても将来を嘱望される選手ということで間違いないようで。
その成長ぶり、今後が楽しみな選手であったのですが・・・そりゃ、はるばる日本にまで来ての武者修行に、3部リーグは無い、ということでしょうか。
移籍は残念ですが、今後の飛躍に期待したいです。
#38 宮吉 拓実 (京都サンガF.C.へ復帰)
夏の移籍における最大のサプライズであった宮吉の加入。「あの宮吉がやって来る」と驚かされたファン・サポーターも多いでしょう。
二種登録であった高校時代からすでにその才能を発揮、京都のユースが生んだ「至宝」と言われました。天皇杯6試合5得点で準優勝に貢献した2011年、2桁得点を挙げて大活躍した2012年など、まさに若手のホープと言える存在感を発揮し続けて来た選手。
近年は怪我に悩まされ、2014年はそれまでわずか4試合の出場と活躍できていなかったところ、決意の移籍。加入早々にゴールを挙げてファン・サポーターの心をつかむと、その後も主力として存在感を発揮し続けました。
本来であれば、J2上位、むしろJ1で活躍すべき選手。シーズン途中で加入した選手たちの中でも、頭ひとつ抜きんでたプレーヤーであったのは間違いないところ。
ホームで勝利を分かち合う機会が、ついに1度もなかったことが無念でなりません。「富山の宮吉、ここにあり!」と、勝利の歓喜で称えてあげたかったです。
京都に戻ることとなりますが、悔しさをバネに、今一度飛躍を遂げてくれることを願います。
#39 前 貴之 (コンサドーレ札幌へ復帰)
ユース上がりで同じく札幌に所属する弟ともども、地元の大きな期待を担っている若手選手。出場機会を求め、武者修行の場にあえて厳しい環境を選択しました。
加入当初はいまいちフィットしきれない部分も散見されたものの、それも徐々に解消。終盤戦においては欠かせぬ戦力としてレギュラーの座をつかみました。
印象深いのはやはり、J初ゴールを含む2得点を挙げて勝利に貢献した水戸戦でしょう。迷い無く思い切り振り抜いたミドルシュートで見事なゴールを決め、これまで勝ち星の無かったアウェイ水戸戦初勝利を挙げた試合のヒーローとなったのでした。
そして・・・忘れもしない、ホーム栃木戦。
負けたら終わりというプレッシャーの中、絶対に勝たねばならなかった試合。そこで値千金の決勝ゴールを挙げ、見事に勝利。4ヶ月あまりにわたって勝利から見放され続けて来たホーム戦でようやく挙げた勝ち星に、その立役者として祝福される・・・はずだったのに。
無念の、降格決定。ヒーローにはなれませんでした。
このくやしさを、忘れないでほしいです。いや、忘れたくても忘れられないかもしれませんが。
逆境の中で得た経験を、札幌に戻っても心に留めてほしい。そう願います。
#41 廣永 遼太郎 (サンフレッチェ広島へ完全移籍)
水谷の負傷離脱によって手薄となってしまったGKのポジションを補うべく、FC東京から期限付き移籍加入。4年ぶりの公式戦出場ながら、終盤戦はレギュラーとしてゴールを任されました。
その実戦に対してのブランクの長さ、というものもあったのかもしれませんが・・・いかんせん、全幅の信頼を得るまでには至らなかった印象です。
アウェイ松本戦で飛び出しのタイミングのまずさから喫してしまった失点など、「やらかし」が目についてしまって。責任を押しつけるような物言いも良くはないのですが、それでも。なんのために移籍してきたのかと言われたならば、それは勝つためなのであって。
絶対的な守護神である権田を擁するFC東京にあって、第2、第3GKとしての立ち位置では得られなかった経験。久しぶりの公式戦出場で得た、出来たことと出来なかったこと。
本人としても、この移籍を経て思うところがあったのでしょう。カターレに来る前にも横河武蔵野や岡山へ期限付き移籍をした経験はあったものの、このオフ、U15から所属し続けてきたFC東京を離れることを決意、サンフレッチェ広島へ完全移籍することに。
己を見つめ直すきっかけとなった富山移籍を、これからの糧としてほしいです。新たな移籍先での活躍を願います。
#20 コ ジュンイ (アビスパ福岡へ完全移籍)
サプライズ移籍加入となった中島のあと、こちらもまた驚かされたガオの加入。どういう経緯があったかはよく知らないけれど、中国の年代別代表とは。
やはり、語る上で外せないのがシーズン初勝利にしてホーム初勝利となった松本戦でのゴールでしょう。DFでありながら相手3人を次々に躱してシュート、見事に決めてみせたあのインパクトは忘れられません。
若手選手たちのなかにあって、特にその伸びしろというか可能性に大いに期待を抱かせた選手。代表招集でチームを離れることがあったり、その招集では上の年代に飛び級で呼ばれてもみたりと、中国においても将来を嘱望される選手ということで間違いないようで。
その成長ぶり、今後が楽しみな選手であったのですが・・・そりゃ、はるばる日本にまで来ての武者修行に、3部リーグは無い、ということでしょうか。
移籍は残念ですが、今後の飛躍に期待したいです。
#38 宮吉 拓実 (京都サンガF.C.へ復帰)
夏の移籍における最大のサプライズであった宮吉の加入。「あの宮吉がやって来る」と驚かされたファン・サポーターも多いでしょう。
二種登録であった高校時代からすでにその才能を発揮、京都のユースが生んだ「至宝」と言われました。天皇杯6試合5得点で準優勝に貢献した2011年、2桁得点を挙げて大活躍した2012年など、まさに若手のホープと言える存在感を発揮し続けて来た選手。
近年は怪我に悩まされ、2014年はそれまでわずか4試合の出場と活躍できていなかったところ、決意の移籍。加入早々にゴールを挙げてファン・サポーターの心をつかむと、その後も主力として存在感を発揮し続けました。
本来であれば、J2上位、むしろJ1で活躍すべき選手。シーズン途中で加入した選手たちの中でも、頭ひとつ抜きんでたプレーヤーであったのは間違いないところ。
ホームで勝利を分かち合う機会が、ついに1度もなかったことが無念でなりません。「富山の宮吉、ここにあり!」と、勝利の歓喜で称えてあげたかったです。
京都に戻ることとなりますが、悔しさをバネに、今一度飛躍を遂げてくれることを願います。
#39 前 貴之 (コンサドーレ札幌へ復帰)
ユース上がりで同じく札幌に所属する弟ともども、地元の大きな期待を担っている若手選手。出場機会を求め、武者修行の場にあえて厳しい環境を選択しました。
加入当初はいまいちフィットしきれない部分も散見されたものの、それも徐々に解消。終盤戦においては欠かせぬ戦力としてレギュラーの座をつかみました。
印象深いのはやはり、J初ゴールを含む2得点を挙げて勝利に貢献した水戸戦でしょう。迷い無く思い切り振り抜いたミドルシュートで見事なゴールを決め、これまで勝ち星の無かったアウェイ水戸戦初勝利を挙げた試合のヒーローとなったのでした。
そして・・・忘れもしない、ホーム栃木戦。
負けたら終わりというプレッシャーの中、絶対に勝たねばならなかった試合。そこで値千金の決勝ゴールを挙げ、見事に勝利。4ヶ月あまりにわたって勝利から見放され続けて来たホーム戦でようやく挙げた勝ち星に、その立役者として祝福される・・・はずだったのに。
無念の、降格決定。ヒーローにはなれませんでした。
このくやしさを、忘れないでほしいです。いや、忘れたくても忘れられないかもしれませんが。
逆境の中で得た経験を、札幌に戻っても心に留めてほしい。そう願います。
#41 廣永 遼太郎 (サンフレッチェ広島へ完全移籍)
水谷の負傷離脱によって手薄となってしまったGKのポジションを補うべく、FC東京から期限付き移籍加入。4年ぶりの公式戦出場ながら、終盤戦はレギュラーとしてゴールを任されました。
その実戦に対してのブランクの長さ、というものもあったのかもしれませんが・・・いかんせん、全幅の信頼を得るまでには至らなかった印象です。
アウェイ松本戦で飛び出しのタイミングのまずさから喫してしまった失点など、「やらかし」が目についてしまって。責任を押しつけるような物言いも良くはないのですが、それでも。なんのために移籍してきたのかと言われたならば、それは勝つためなのであって。
絶対的な守護神である権田を擁するFC東京にあって、第2、第3GKとしての立ち位置では得られなかった経験。久しぶりの公式戦出場で得た、出来たことと出来なかったこと。
本人としても、この移籍を経て思うところがあったのでしょう。カターレに来る前にも横河武蔵野や岡山へ期限付き移籍をした経験はあったものの、このオフ、U15から所属し続けてきたFC東京を離れることを決意、サンフレッチェ広島へ完全移籍することに。
己を見つめ直すきっかけとなった富山移籍を、これからの糧としてほしいです。新たな移籍先での活躍を願います。