2014シーズン開幕まで、あとわずか。いよいよ今年も始まるな、と。
贔屓目抜きにして、過去最強の戦力で臨むこととなる今季。新たなカターレ富山が、いよいよベールを脱ぎます。
期待を膨らませつつ、選手インプレッションのその3を。
#23 DF 吉川 拓也 (ツエーゲン金沢への期限付き移籍より復帰)
主力として活躍した金沢での実績を引っ提げ、カターレへと戻ってきました。
あるいはそのまま金沢でプレーし続ける選択肢もあったなか、より厳しいJの舞台で勝負する決意を胸に、復帰を決意。過去2年は、けががちでなかなか結果を残せずにいました。結果を残すということが一筋縄ではいかないことは、誰あろう自分自身がいちばんよく知っているはず。それでも、決めた。
そんな志を力に変えて。復帰を待ち望んでいたファン・サポーターに応えるプレーを見せねばなりません。
#24 DF ヤン ヘジュン
プロとしてのキャリアをスタートさせた昨年、念願かなってJデビューを果たしました。
真面目な性格がにじみ出たような献身的な守備、そして機を見た攻め上がりなどは、見ていて小気味よい印象を受けるプレーぶりでした。一方でスタミナ不足から足がつってしまったりと、課題も。
じっくりと、それでいて着実に実力を伸ばし、ヨンドク・ヨングンのようにチームの主軸を担う存在へと成長してくれたら。
その頑張りを見守っていきたいです。
#25 MF 梅村 晴貴 (ジュビロ磐田U18を経て新加入)
昨年の練習参加でのプレーぶりが関係者の目にとまり、契約に至ったとのこと。プロの選手たちに混じっても萎縮することな堂々としたプレーぶりだったところが高評価だったのだとか。
年齢の近い若手である白崎・中島がすでにJの舞台で躍動している姿を知るにつれ、自分も負けてはいられないという気持ちも高鳴るのではないかと。
キャンプ中の練習試合ではゴールも決めてその力をアピール。さらに研鑽を積んで、来るべきJデビューへと邁進してほしいです。
#26 MF 大山 俊輔
派手さはなくとも、きっちりとやるべきプレーをわきまえたその姿は、仕事人のそれ。中盤を預かる選手として、大きな期待がかかっています。
ただ、昨季は本領発揮とは言い難く、出場も20試合にとどまりました。「もっとやれるんじゃないの?」という印象がぬぐえません。
愛媛時代のチームメイトであったウチケンと再び同じチームとなった今季。お互いにどんな選手かは知り尽くしているでしょうし、だからこそ言えることもあるでしょう。
切磋琢磨とともに、実力を磨き上げていってほしい新シーズンです。
#27 DF 吉川 健太
昨年はバックアッパーとして多くの試合でベンチ入りしたものの、出場時間はフィールドプレイヤー最少にとどまり、不本意なシーズンとなってしまったのでした。
巻き返しを期す今季、その持ち味であるところの気迫あふれるプレーを、同じく気合で最後方から果敢に鼓舞する水谷と合わせられたならば。
そんな相乗効果が引き起こす化学反応が楽しみです。
そして、願わくば1試合でも多く、勝利のダンスを盛り上げる彼の姿を見たいです。
#28 FW 村松 知輝
ルーキーイヤーだった昨年は4試合に出場し、Jリーガーとしての第一歩を記しました。ことしはその経験に上乗せするかたちで力をつけ、出場機会の増加と得点奪取を狙っていかねば。
かつてカターレに在籍していたヒデや平野がそうであったように、「なにかをやってくれそう」という雰囲気を持った選手。なかなか得難い能力であるところのそのスキルが開花する、ゴールという形で結果を出すその時を、楽しみに待ちたいところかと。
#29 DF 内田 錬平 (金沢星稜大学より新加入)
昨年は特別指定選手として3試合にスタメン出場、実戦で経験を積みました。晴れてプロ契約を結んだ今季、実質2年目を実りの多いシーズンとすべく、実力に磨きをかけます。
出身地の北海道・旭川では、コンサドーレ札幌U15旭川が輩出した初のJリーガーとして、大きな期待を寄せられているのだとか。思いを糧に、カターレ富山に内田錬平あり、と胸を張れるよう、日々の積み重ねを大事にしていってほしいです。
#30 MF 田中 寛己 (山梨学院大学より新加入)
山形に移籍していった舩津に顔が似ていることをネタにいじられたりしているのだとか。
とはいえ、似ているのは顔だけにあらず。舩津と同じく守備的なポジションならどこでもこなせるというユーティリティー性を備えているという部分のほうが、むしろ重要でしょう。
必ずしも固定したフォーメーションにこだわるではないカターレにあって、潤滑油のように複数ポジションをうまくこなせる選手の重要度は、推して知るべしというところかと。
そんな器用さにプロで戦い抜く体力が備わったならば、きっとカターレにとって欠かせない選手となるはず。
奮起に期待します。
#31 GK 柴田 大地 (藤枝MYFCより完全移籍加入)
浦和レッズユースからびわこ成蹊スポーツ大学を経てJFL・藤枝MYFCへ加入、そして念願のJリーガーへ。
ひとつしかないGKのボジションを狙い、先輩である水谷・飯田に追いつけ追い越せの精神で臨む今シーズン。すぐに、というわけにはいかずとも、来るべきJデビューを果たすその日に向けて、じっくりと、確実に力をつけていってほしいところです。
負傷交代による出場も大事ではありましょうが、そうではなく実力でもぎ取ったスタメンでの出場を、楽しみに待ちたいと思います。
#33 MF 中島 翔哉 (FC東京より期限付き移籍加入)
間違いなく、カターレ富山サポーターにとっては、このオフいちばんのサプライズでありました。
リオデジャネイロオリンピックを目指すU21日本代表の10番を背負い、先のアジア選手権では3得点1アシストを記録。若手Jリーガーのなかでもその将来が特に嘱望される選手と言えましょう。
そんな期待の新星が、「カターレ富山であれば成長できる」と自ら志願しての期限付き移籍。J最年少ハットトリックの記録を持つように、若くしてそのポテンシャルは折り紙付き。
ならばこそ。かずかずのビッグマウスがブラフでないことを、実力をもってみせつけてほしいと思います。
同世代の白崎とのコンビでカターレを盛り立て、勝利へと導く急先鋒をとつめてほしい、そう願うばかりです。
贔屓目抜きにして、過去最強の戦力で臨むこととなる今季。新たなカターレ富山が、いよいよベールを脱ぎます。
期待を膨らませつつ、選手インプレッションのその3を。
#23 DF 吉川 拓也 (ツエーゲン金沢への期限付き移籍より復帰)
主力として活躍した金沢での実績を引っ提げ、カターレへと戻ってきました。
あるいはそのまま金沢でプレーし続ける選択肢もあったなか、より厳しいJの舞台で勝負する決意を胸に、復帰を決意。過去2年は、けががちでなかなか結果を残せずにいました。結果を残すということが一筋縄ではいかないことは、誰あろう自分自身がいちばんよく知っているはず。それでも、決めた。
そんな志を力に変えて。復帰を待ち望んでいたファン・サポーターに応えるプレーを見せねばなりません。
#24 DF ヤン ヘジュン
プロとしてのキャリアをスタートさせた昨年、念願かなってJデビューを果たしました。
真面目な性格がにじみ出たような献身的な守備、そして機を見た攻め上がりなどは、見ていて小気味よい印象を受けるプレーぶりでした。一方でスタミナ不足から足がつってしまったりと、課題も。
じっくりと、それでいて着実に実力を伸ばし、ヨンドク・ヨングンのようにチームの主軸を担う存在へと成長してくれたら。
その頑張りを見守っていきたいです。
#25 MF 梅村 晴貴 (ジュビロ磐田U18を経て新加入)
昨年の練習参加でのプレーぶりが関係者の目にとまり、契約に至ったとのこと。プロの選手たちに混じっても萎縮することな堂々としたプレーぶりだったところが高評価だったのだとか。
年齢の近い若手である白崎・中島がすでにJの舞台で躍動している姿を知るにつれ、自分も負けてはいられないという気持ちも高鳴るのではないかと。
キャンプ中の練習試合ではゴールも決めてその力をアピール。さらに研鑽を積んで、来るべきJデビューへと邁進してほしいです。
#26 MF 大山 俊輔
派手さはなくとも、きっちりとやるべきプレーをわきまえたその姿は、仕事人のそれ。中盤を預かる選手として、大きな期待がかかっています。
ただ、昨季は本領発揮とは言い難く、出場も20試合にとどまりました。「もっとやれるんじゃないの?」という印象がぬぐえません。
愛媛時代のチームメイトであったウチケンと再び同じチームとなった今季。お互いにどんな選手かは知り尽くしているでしょうし、だからこそ言えることもあるでしょう。
切磋琢磨とともに、実力を磨き上げていってほしい新シーズンです。
#27 DF 吉川 健太
昨年はバックアッパーとして多くの試合でベンチ入りしたものの、出場時間はフィールドプレイヤー最少にとどまり、不本意なシーズンとなってしまったのでした。
巻き返しを期す今季、その持ち味であるところの気迫あふれるプレーを、同じく気合で最後方から果敢に鼓舞する水谷と合わせられたならば。
そんな相乗効果が引き起こす化学反応が楽しみです。
そして、願わくば1試合でも多く、勝利のダンスを盛り上げる彼の姿を見たいです。
#28 FW 村松 知輝
ルーキーイヤーだった昨年は4試合に出場し、Jリーガーとしての第一歩を記しました。ことしはその経験に上乗せするかたちで力をつけ、出場機会の増加と得点奪取を狙っていかねば。
かつてカターレに在籍していたヒデや平野がそうであったように、「なにかをやってくれそう」という雰囲気を持った選手。なかなか得難い能力であるところのそのスキルが開花する、ゴールという形で結果を出すその時を、楽しみに待ちたいところかと。
#29 DF 内田 錬平 (金沢星稜大学より新加入)
昨年は特別指定選手として3試合にスタメン出場、実戦で経験を積みました。晴れてプロ契約を結んだ今季、実質2年目を実りの多いシーズンとすべく、実力に磨きをかけます。
出身地の北海道・旭川では、コンサドーレ札幌U15旭川が輩出した初のJリーガーとして、大きな期待を寄せられているのだとか。思いを糧に、カターレ富山に内田錬平あり、と胸を張れるよう、日々の積み重ねを大事にしていってほしいです。
#30 MF 田中 寛己 (山梨学院大学より新加入)
山形に移籍していった舩津に顔が似ていることをネタにいじられたりしているのだとか。
とはいえ、似ているのは顔だけにあらず。舩津と同じく守備的なポジションならどこでもこなせるというユーティリティー性を備えているという部分のほうが、むしろ重要でしょう。
必ずしも固定したフォーメーションにこだわるではないカターレにあって、潤滑油のように複数ポジションをうまくこなせる選手の重要度は、推して知るべしというところかと。
そんな器用さにプロで戦い抜く体力が備わったならば、きっとカターレにとって欠かせない選手となるはず。
奮起に期待します。
#31 GK 柴田 大地 (藤枝MYFCより完全移籍加入)
浦和レッズユースからびわこ成蹊スポーツ大学を経てJFL・藤枝MYFCへ加入、そして念願のJリーガーへ。
ひとつしかないGKのボジションを狙い、先輩である水谷・飯田に追いつけ追い越せの精神で臨む今シーズン。すぐに、というわけにはいかずとも、来るべきJデビューを果たすその日に向けて、じっくりと、確実に力をつけていってほしいところです。
負傷交代による出場も大事ではありましょうが、そうではなく実力でもぎ取ったスタメンでの出場を、楽しみに待ちたいと思います。
#33 MF 中島 翔哉 (FC東京より期限付き移籍加入)
間違いなく、カターレ富山サポーターにとっては、このオフいちばんのサプライズでありました。
リオデジャネイロオリンピックを目指すU21日本代表の10番を背負い、先のアジア選手権では3得点1アシストを記録。若手Jリーガーのなかでもその将来が特に嘱望される選手と言えましょう。
そんな期待の新星が、「カターレ富山であれば成長できる」と自ら志願しての期限付き移籍。J最年少ハットトリックの記録を持つように、若くしてそのポテンシャルは折り紙付き。
ならばこそ。かずかずのビッグマウスがブラフでないことを、実力をもってみせつけてほしいと思います。
同世代の白崎とのコンビでカターレを盛り立て、勝利へと導く急先鋒をとつめてほしい、そう願うばかりです。