先の天皇杯2回戦から3週、今月2度目の対戦となる岡山をホームに迎えます。
絶対に負けられなかったはずの戦いで敗れ、最下位・町田に勝ち点差1まで肉薄されてしまった前節より1週間。弱気は禁物とは言うものの、正直なところ、不安のほうが大きいです。
絶対に勝たねばならない戦いであったはずなのに、その大一番でオウンゴール、ミドルシュートに反応できずに決められるなど、こちらのミスで失点。そして、それを取り返すことが出来ないままに敗れてしまった。
連勝の勢いというものが断たれてしまった格好です。ここでまた15戦連続勝ちなしだった頃のイヤな記憶が呼び戻されたとしても、不思議はありません。
その意味で言えば、天皇杯の岡山戦も、同じようにして敗れたのでした。
1週前の愛媛戦でようやく16戦ぶりとなる勝利を挙げ、さぁ、これから!という試合でした。劣勢だったながらも、なんとか前半を0-0で折り返し、後半勝負だったのですが・・・。
そこで、PKから失点。ただでさえ開幕戦で同じくPKによって追いつかれて勝てなかったというのに、それをまた繰り返してしまった。同じ失敗をを繰り返し・・・今度こそ勝たねばならなかったというのに追いつき追い越すことができず、それどころか追加点を奪われて、そのまま為す術なし。3回戦のホーム開催を譲ってしまうという屈辱の敗戦でした。
そのときと状況が似ています。
3連勝となり、一気に突き放さねばならなかった試合。しかし、幸先良く先制したにもかかわらず逆転されてしまい、追う展開に。なのに、そこから意地を見せることができず、得点どころかシュートさえ撃てず・・・それどころか自陣に釘付けにされ、攻め上がることすらできない有様でした。試合終了間際に西川が一矢報いるゴールを挙げたものの、遅きに失した格好。その完敗っぷりには、3連勝チームの力は感じられませんでした。
カターレがそうであったように、町田が連勝して最下位から這い上がるという可能性も、決して少なくありません。
それに対し、その差はわずかに1、しかも大事な一戦を落とし意気消沈から連敗してもおかしくないカターレ。さらに、相手はつい最近敗れたばかりの岡山。かなり、分の悪い状況と言えます。
自力残留の可能性が、ものすごく減ってしまった状態。自チームの成績だけでなく、競合相手の結果待ち・・・選手たちのプレッシャーというものは、いかばかりか。
現在10位の岡山にとっては、昇格プレーオフ進出に向けて、是が非でも勝たねばならない試合となります。前節は、愛媛に14試合ぶりの勝利を献上するかたちで敗戦。たとえ下位相手であっても、気を抜くと足下をすくわれてしまうことを、身をもって知った格好。さらにここで敗れたならば、プレーオフ争いは事実上の終戦となってしまうことでしょう。
カターレに対しては、メンバーの入れ替えがありながらも勝利したという天皇杯での自信、それに加えて、こんどは全力で臨むという気概を持ってのりこんでくることかと。
12得点を挙げてチーム得点王であるFW川又 堅碁には、やはり要注意かと。天皇杯では後半からの出場となりましたが、得点こそ無かったものの、その高いポテンシャルを見せつけられました。個人技での突破から、あわやというシーンも。それが、負けられないリーグ戦でさらに研ぎ澄まされるとなれば・・・なんとしても、抑えねばなりません。
とはいうものの・・・こちらは、守備陣の要である福田が累積警告による出場停止。守備はもちろんのこと、セットプレーからの得点力の面から見ても、大きな痛手です。
しかし、嘆いていてもはじまりません。代わって入る吉井に期待するしか。幸か不幸か、天皇杯での福田の負傷交代から千葉戦のスタメン出場など、CBとしての出場に際し、試合勘の面ではそれほどブランクもありません。予期せぬいきなりの出場でもないだけに、きちんと試合に入り、その持てる実力を存分に発揮してほしいと思います。
そして、勝利のためには得点が不可欠。攻撃陣の奮起なくして勝つことはできないでしょう。
なかでも、苔口に期待したいところ。愛媛戦に決勝ゴールを挙げ、意気揚々と故郷である岡山に凱旋して臨んだ天皇杯だったはずが、いいところなく敗戦。今度こそ、岡山に一泡吹かせてやってほしいところです。
総得点が31のカターレに対して岡山は32、数字の上ではほぼ互角の両チームにありながら、総失点50に対して30と、堅守ぶりが光る岡山。その堅守と、数こそ多くなくとも重要な場面でしっかりと決めきるという得点力が、プレーオフ進出を狙う岡山と最下位脱出・降格回避に血眼になるカターレとの差でもありましょう。
その差を埋めるのは、容易なことではないでしょう。しかし、だからこそ苔口には頑張ってほしいです。カターレにその人ありというストライカーとして、この重要な局面で決めきる力を見せてほしい。今季3度目の勝利チームヒーローインタビューを、ファン・サポーターは待ち望んでいます。
シーズンも最終盤に突入し、どのクラブにおいても「残り全部勝つつもりでやる」という声が聞かれる昨今。
しかし。
それが単なる努力目標でないのが、今のカターレです。生き残るためには、やるしかない。やり遂げるしかない。
痛すぎる敗戦の苦さというものを知っているからこそ、ここで立ち止まったり、後退してしまったりするわけにはいかないのです。
ミスから、自分たちの弱さから前節の敗戦を招いてしまったというのなら。
それを、繰り返すわけにはいきません。
もちろん、気持ちだけでどうにかなるほど甘いものでないことも知っています。15戦も連続して勝ちなしであったくらいなのだから。前節にしても、せっかく先制点を挙げながら逆転負けを喫してしまったくらいだし。
気持ちは、必須。それに加えてさらに、プレーでも必勝の意志を示さねばならない。そんな戦いとなります。
天皇杯を見る限り、岡山との実力差は決して小さくありません。これまでの流れでふつうに対戦したならば、まず勝てないでしょう。それほどの、相手です。
ですが、それでも。
それでも、勝たねばならない。勝つしかない。
ならばどうするか。答えはひとつ。思いを力に変え、勝利を信じてやりきるしかない。
現状では、最下位クラブが入れ替え戦もなく自動降格しそうな気配。「最下位にさえならなければいい」という意見もありましょうが・・・カターレに、そんなことを言っている余裕などありはしないのであって。
余裕を見せていいのは、降格回避が確定したときだけ。
それまでは、一瞬たりとも気を抜くな!
たしかに、厳しすぎる状況。しかし、まだ降格が決まってしまったわけではない。やれることは、ある。やるべきことはすなわち、勝つこと。
天皇杯の借りを返せ!
同じ月に、2度は負けるな!
勝たれ!!!!!富山!!!!!
絶対に負けられなかったはずの戦いで敗れ、最下位・町田に勝ち点差1まで肉薄されてしまった前節より1週間。弱気は禁物とは言うものの、正直なところ、不安のほうが大きいです。
絶対に勝たねばならない戦いであったはずなのに、その大一番でオウンゴール、ミドルシュートに反応できずに決められるなど、こちらのミスで失点。そして、それを取り返すことが出来ないままに敗れてしまった。
連勝の勢いというものが断たれてしまった格好です。ここでまた15戦連続勝ちなしだった頃のイヤな記憶が呼び戻されたとしても、不思議はありません。
その意味で言えば、天皇杯の岡山戦も、同じようにして敗れたのでした。
1週前の愛媛戦でようやく16戦ぶりとなる勝利を挙げ、さぁ、これから!という試合でした。劣勢だったながらも、なんとか前半を0-0で折り返し、後半勝負だったのですが・・・。
そこで、PKから失点。ただでさえ開幕戦で同じくPKによって追いつかれて勝てなかったというのに、それをまた繰り返してしまった。同じ失敗をを繰り返し・・・今度こそ勝たねばならなかったというのに追いつき追い越すことができず、それどころか追加点を奪われて、そのまま為す術なし。3回戦のホーム開催を譲ってしまうという屈辱の敗戦でした。
そのときと状況が似ています。
3連勝となり、一気に突き放さねばならなかった試合。しかし、幸先良く先制したにもかかわらず逆転されてしまい、追う展開に。なのに、そこから意地を見せることができず、得点どころかシュートさえ撃てず・・・それどころか自陣に釘付けにされ、攻め上がることすらできない有様でした。試合終了間際に西川が一矢報いるゴールを挙げたものの、遅きに失した格好。その完敗っぷりには、3連勝チームの力は感じられませんでした。
カターレがそうであったように、町田が連勝して最下位から這い上がるという可能性も、決して少なくありません。
それに対し、その差はわずかに1、しかも大事な一戦を落とし意気消沈から連敗してもおかしくないカターレ。さらに、相手はつい最近敗れたばかりの岡山。かなり、分の悪い状況と言えます。
自力残留の可能性が、ものすごく減ってしまった状態。自チームの成績だけでなく、競合相手の結果待ち・・・選手たちのプレッシャーというものは、いかばかりか。
現在10位の岡山にとっては、昇格プレーオフ進出に向けて、是が非でも勝たねばならない試合となります。前節は、愛媛に14試合ぶりの勝利を献上するかたちで敗戦。たとえ下位相手であっても、気を抜くと足下をすくわれてしまうことを、身をもって知った格好。さらにここで敗れたならば、プレーオフ争いは事実上の終戦となってしまうことでしょう。
カターレに対しては、メンバーの入れ替えがありながらも勝利したという天皇杯での自信、それに加えて、こんどは全力で臨むという気概を持ってのりこんでくることかと。
12得点を挙げてチーム得点王であるFW川又 堅碁には、やはり要注意かと。天皇杯では後半からの出場となりましたが、得点こそ無かったものの、その高いポテンシャルを見せつけられました。個人技での突破から、あわやというシーンも。それが、負けられないリーグ戦でさらに研ぎ澄まされるとなれば・・・なんとしても、抑えねばなりません。
とはいうものの・・・こちらは、守備陣の要である福田が累積警告による出場停止。守備はもちろんのこと、セットプレーからの得点力の面から見ても、大きな痛手です。
しかし、嘆いていてもはじまりません。代わって入る吉井に期待するしか。幸か不幸か、天皇杯での福田の負傷交代から千葉戦のスタメン出場など、CBとしての出場に際し、試合勘の面ではそれほどブランクもありません。予期せぬいきなりの出場でもないだけに、きちんと試合に入り、その持てる実力を存分に発揮してほしいと思います。
そして、勝利のためには得点が不可欠。攻撃陣の奮起なくして勝つことはできないでしょう。
なかでも、苔口に期待したいところ。愛媛戦に決勝ゴールを挙げ、意気揚々と故郷である岡山に凱旋して臨んだ天皇杯だったはずが、いいところなく敗戦。今度こそ、岡山に一泡吹かせてやってほしいところです。
総得点が31のカターレに対して岡山は32、数字の上ではほぼ互角の両チームにありながら、総失点50に対して30と、堅守ぶりが光る岡山。その堅守と、数こそ多くなくとも重要な場面でしっかりと決めきるという得点力が、プレーオフ進出を狙う岡山と最下位脱出・降格回避に血眼になるカターレとの差でもありましょう。
その差を埋めるのは、容易なことではないでしょう。しかし、だからこそ苔口には頑張ってほしいです。カターレにその人ありというストライカーとして、この重要な局面で決めきる力を見せてほしい。今季3度目の勝利チームヒーローインタビューを、ファン・サポーターは待ち望んでいます。
シーズンも最終盤に突入し、どのクラブにおいても「残り全部勝つつもりでやる」という声が聞かれる昨今。
しかし。
それが単なる努力目標でないのが、今のカターレです。生き残るためには、やるしかない。やり遂げるしかない。
痛すぎる敗戦の苦さというものを知っているからこそ、ここで立ち止まったり、後退してしまったりするわけにはいかないのです。
ミスから、自分たちの弱さから前節の敗戦を招いてしまったというのなら。
それを、繰り返すわけにはいきません。
もちろん、気持ちだけでどうにかなるほど甘いものでないことも知っています。15戦も連続して勝ちなしであったくらいなのだから。前節にしても、せっかく先制点を挙げながら逆転負けを喫してしまったくらいだし。
気持ちは、必須。それに加えてさらに、プレーでも必勝の意志を示さねばならない。そんな戦いとなります。
天皇杯を見る限り、岡山との実力差は決して小さくありません。これまでの流れでふつうに対戦したならば、まず勝てないでしょう。それほどの、相手です。
ですが、それでも。
それでも、勝たねばならない。勝つしかない。
ならばどうするか。答えはひとつ。思いを力に変え、勝利を信じてやりきるしかない。
現状では、最下位クラブが入れ替え戦もなく自動降格しそうな気配。「最下位にさえならなければいい」という意見もありましょうが・・・カターレに、そんなことを言っている余裕などありはしないのであって。
余裕を見せていいのは、降格回避が確定したときだけ。
それまでは、一瞬たりとも気を抜くな!
たしかに、厳しすぎる状況。しかし、まだ降格が決まってしまったわけではない。やれることは、ある。やるべきことはすなわち、勝つこと。
天皇杯の借りを返せ!
同じ月に、2度は負けるな!
勝たれ!!!!!富山!!!!!