行く末遠ければ

生まれも育ちも富山県砺波市
地元サッカークラブ・カターレ富山を応援するブログ

【J特】光明の見えぬままに4連敗。失意の中で折り返し  ロアッソ熊本戦

2012-06-26 23:31:34 | カターレ富山
0-2で敗戦。
言い訳も、出そうと思えば出てくるでしょう。
ですが。
そうではなく、理屈抜きの負け試合でした。
開始早々に出鼻をくじかれる失点。相手プレッシャーに耐えられず、精度もなにもないパスを出しては奪われる。とりあえずラインに逃げる、という消極的守備。ボールに積極的に絡んでいく姿勢が見られず、どこか他人任せ。2点目も、守備においてきちんとやるべきことをやっていれば獲られていなかった失点です。そして、またしても攻撃のかたちを作ることが出来ず、相手に脅威を与えるどころかシュートすらままならない始末。
なにより、「なんとしても連敗を止める」「ホームの声援に応えて勝つ」という気迫が、感じられませんでした。
こんな試合をしていては勝てない―――残念ながら、そんな敗戦でした。

順位も21位に後退。最下位も目前、降格が現実味を帯びてきましたが・・・その一方で、改善の兆しが見られません。
いったい、どうすればいいのか。
「トレーニングを積んでいくしかない」とは、毎度おなじみとなった敗戦後の定型文的なコメント。
確かに、急にうまくなることはないでしょう。地道にやっていくしかないのでしょう。
ただ。
足踏みをしていても、前には進まないのであって。むしろ、足踏みのまま後退してはいないか?と。
いきなり成果は出ないと言えども・・・時間は、有限です。
もう、今シーズンもあと半分しかありません。
半分しかないところに、わずか3勝、13敗とおよそ2/3で負けているという現状の打破にかけられる時間は、多くはないはず。
今のままでは、ダメ。絶対に。
確実に、変わらなければなりません。
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【J特】第21節  ロアッソ熊本戦

2012-06-23 23:59:25 | カターレ富山
シーズン前半戦最後の試合となる今節、ホームにロアッソ熊本を迎えます。
せっかく浮上のきっかけをつかみかけたかと思ったら、そこから今季2度目となる3連敗。しかも前節は立て続けに失点を重ね、4失点の大敗。さらに守備の大黒柱たる福田が出場停止。にもかかわらず、負傷者続出の影響で選手起用も安定しない。
状況としては、今季最悪と言っていいかと。
安間監督の就任以降、なかなか思うように結果を出せていません。2連勝がわずかに1度あるきりで、良い状態を維持していくことが出来ないでいます。
その一方で、10戦連続勝ち無しを含めて勝てない時期が随分と続いたりもしましたが、そんな中にあっても、3連敗以上はしませんでした。
今節、そのリミットを超えてしまう危機に瀕しています。
折しも、最下位争いの真っ只中。
ここで敗戦、緊張の糸が切れて連敗継続ということにでもなれば、そのままズルズルと再起不能なまでに落ち込んでいく可能性も否定できないかと。
もちろん、そうさせてはならないわけで。
苦しい状況に置かれていることは、わかっています。けれども、それでもなお諦めることなく勝利を目指していかないことには、道は開けません。
ほしいのは、勝利のみ。
およそ8週ぶりとなるホーム戦勝利を、ファン・サポーターは待ち焦がれています。

勝ち点6差でカターレのひとつ上・18位につける熊本。
今季ここまでには9戦連続勝ちなし、得点力不足など、他人事とは思えない苦労を重ねている印象ながらも、ここ5試合で2勝2分け1敗と復調傾向。それだけに、連敗中の富山から確実に勝ち点3を奪って、その流れを確かなものとしたいところでしょう。今季ここまでアウェイ戦勝利が1度もないというジンクスを打ち破る意味でも、全力でかかってくるはずです。
双方とも総得点が16、総失点はカターレの29に対して熊本は27と、数字の上ではほぼ互角。お互い、決定力不足をいやというほど思い知らされているが故に、いつにも増して先制点の行方が試合を左右することになるのではないでしょうか。
その意味合いで言えば・・・前節の敗因として、「勝ち慣れていない」ことの大きさがあったかと。せっかく同点に追いついたというのに、そこからさらにペースを上げて勝利に結びつけることが出来ず、逆に失点を重ねてしまうことになってしまいました。
その反省を踏まえたならば・・・今節は、勝ち慣れていなかろうがなんだろうが、それでもなお勝つしかないわけで。逆に、先制点を奪うことによって熊本にプレッシャーを与えるくらいでなければ。復調傾向にあるとはいえ、勝ち慣れていないのは熊本とて同じ。ならば、そこを徹底的に突いてやるくらいの気概が必要かと。
対熊本戦は、目下3試合連続引き分け。向こうも、接戦となったらこちらにあまり良い印象も持っていないかと。
ならばこそ。がっつりと先制点を奪い、そこからなおペースを譲らずにやりたいサッカーを徹底する必要があるかと思います。

期待したいのは、足助。
前節、自身の守備対応のまずさが失点につながってしまったという苦い経験をしました。
そこから、這い上がれるか・・・というか、這い上がらねば。
福田の不在もあり、いつも以上に緊張感を強いられるやもしれません。ですが、そこを乗り越えてこそ、チームに安定感をもたらすこともできる、ということで。
ピンチは、チャンス。是非とも、苦境に敢然と立ち向かってほしい。そして、それを見事に乗り越えてほしいです。

現時点で、3勝5分け12敗。負け越しているなんてレベルではありません。
しかし、だからといってこのままで良いわけがない。
ならば、どうするか?
勝つしかない。
目標の10位以内だって、不可能ではないのだから。
ただ、今のまま足踏みしていたのでは、不可能になってしまうかもしれません。
変わらなくては。今すぐに。
善戦止まりでないチームに。勝てるチームに。
順位浮上に向けて、やるべきことは明白。
さしあたり直上の熊本を撃破し、その差を詰めること。
久方ぶりのホーム戦勝利に向けて、全力をもって挑め!
試合後、選手・監督・スタッフとファン・サポーターが、勝って、笑って向き合えるように。
勝たれ!!!富山!!!!!
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【J特】コカコーラZERO CM カターレ富山編

2012-06-20 23:57:14 | カターレ富山
コカコーラZEROとスカパーとのコラボ企画、そのCM動画のカターレ富山編が公開されました。
http://soccer.skyperfectv.co.jp/jleague/zero/



その中のワンシーンに、ワタクシ制作による毎度おなじみのメッセージゲーフラも登場。
やったね!これで試合中継映り込みの枠を超えて、全国デビューだ!(^o^)/



・・・って、素直に喜んだものかなぁ・・・。
別に、目立つつもりでやってるわけじゃないからなぁ。もしそのつもりなら、スタンドの最前列とかでこれでもかってほどアピールするところだし。
理想を言えば、サポーターひしめくスタンドで“そういうゲーフラもあっていいね”くらいのポジションに収まることを願っていたりもするのですが。ただ、いかんせんゴール裏サポーターの数が少なすぎて悪目立ちすることも少なくないことが、悲しいと言えば悲しくもありますが(-_-)
とりあえず、ノリと勢いに任せて各試合ごとに制作する、やっつけ仕事。クオリティよりも伝えることが伝わればそれでいい、みたいな。
これからも、想いは熱く、規模は細々とやっていけたらと思っています。
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【J特】力の差は埋められず。木村の恩返しゴールも報われず、3連敗。  ヴァンフォーレ甲府戦

2012-06-18 23:58:28 | カターレ富山
1-4で敗戦。
チーム力の差が露骨に出た試合、とでも言いましょうか。
“役者”が揃い、かつ、終始試合を落ち着いてコントロールしていた甲府。それに対抗するには、カターレはいささか以上に力不足でした。
黒部の離脱をはじめ、不利な状況は山ほどありました。ですが、それが直接の敗因ではなかったかと。
では、なにが敗因かと言えば。
厳しい戦いになることは、戦前からわかりきっていたこと。しかし、それでもなお、劣勢をはねのけて勝つ、という気概を力にかえることが出来なかった、ということでしょうか。

前半の早い段階から、気をつけなければならなかったはずのダヴィに先制点を奪われてしまうことに。個の力で劣るぶん、組織としての力で対抗しなければならなかったのですが・・・ラインコントロールの隙を突かれ、その高い決定力を見せつけられるかたちでの失点。してやられた、というダメージの残る失点でした。
今節もまた、前半から相手にペースを握られ、ほとんど攻撃に転じられないまま守備に追われる展開に。またしても、あるいは前半シュート0か?という流れに。
チャンスも0ではなかったものの・・・それが相手に対して脅威を与えるほどのものであったかと言えば、否。
なかなか前線にボールが運べず、シュートはおろかペナルティエリアにすらほとんど近づけない始末。ヨンドクが頑張って突破をはかったりするものの、フォローが遅くて結局奪われたり。あるいはサイドを上がってみても、上がるタイミングがそろわず、パスの出しどころがなかったりとか。中盤からのフィードも繋がりに欠け、味方が追いつけない、あるいは予測通りのコースとして対処されて、結果的に相手にボールをプレゼントしてしまうハメに。
そのほかにも、ボールタッチの確実性だとか切り返しのタイミングだとか・・・甲府と比べてしまうと、やはり、圧倒的にクオリティが落ちて見えました。
サクサクつながる甲府のパスに対して、いかんせん、チャレンジが甘かったように思います。それではチャンスも作れません。また、マイボールとしてからも落ち着きが無く、相手の嫌がるプレーが出来なかった印象。
技術の差がもう少し小さかったならば、まだ突け入る隙もあったのかもしれませんが・・・。

それでも、追加点を許すことなく折り返した後半57分。
それまでFWとしてなかなか良い形でボールに絡めていなかった木村でしたが、ワンチャンスをものにして、見事にゴール!古巣を相手に、移籍後初ゴールを決めたのでした。
しかし・・・。
そこから、押せ押せムードにもっていくことができませんでした。
逆に、67分。ゴール前の混戦からクリアしきれなかったボールを上げられ、DF津田 琢磨に頭で合わせられてしまい、勝ち越しを許してしまいました。
慌てることなく、着実に攻撃のかたちを作り、そしてゴールをものにした甲府。
さらに、途中出場のFW高崎 寛之に3点目、4点目を立て続けにきめられてしまい、勝負あり。
カターレのほうは平野、前節の池端のように今節は松原を前線に置く交代策で対抗するも、成果を上げられず。
さらに悪いことに、福田が2枚目のカードをくらって退場。
負けるにしても、もう少しどうにかならなかったのか・・・。安間監督以下、元甲府選手たちにとって凱旋試合であったはずの今節ですが、惨敗と言うよりほかない、苦い敗戦となってしまったのでした。

甲府とカターレとで、なにが勝敗を分けたか?なにがいちばん違っていたのか?
すなわち、余裕の差であったように思います。
気をつけなければならなかったはずの先制点を、しかもいちばん気をつけなければならなかったダヴィに決められるという・・・。
わかっていたのに、できなかった。そのやるせなさは、少なくない精神的ダメージだったかと。
それでも、その後はしのいだ。そして、劣勢だったながらも追いついた。
しかし。
そこがまた、ポイントだったのでしょう。
そこから、さらに逆転に向けて勢いに乗っていかなければならなかったところ、それができませんでした。
逆に、追いつかれたからと言って崩れることなく自分たちのサッカーに徹し、チャンスをうかがい続けた甲府。そして、しかるべきタイミングで勝ち越しに成功すると、あとは勢いに乗って押せ押せ。
高崎の2ゴールも、緊迫した場面であれば、あるいはふかして外していたかもしれません。ですが、そうはならなかった。
つまり。
要するに、精神的な余裕の差、ということでしょうか。
同点に追いついても、そこからさらにペースを上げるだけの余裕が、カターレにはありませんでした。
逆に甲府にとってみれば、脅威を感じない富山の攻撃など恐るるに足らずだったのではないかと。しっかり自分たちのサッカーをしていれば必ずチャンスは来る。それがわかっていたから、崩れることなく落ち着いてプレーすることができていた。そして、それが勝ちにつながった、と。
テクニック・フィジカル面のみならず、メンタル面でも完敗。認めたくはありませんが、ある意味、1-4も妥当であったかもしれません。

攻撃面において、木村のゴールこそありましたが、それも会心のゴールとまでは言えず。それよりも、いまだ良い攻撃のかたちがつくれないままであることのほうが深刻な問題です。
そして、ここ数試合でなかなか結果にはつながらずとも、それでも意識を高めてきたはずの守備において、がっつりとやられてしまうかたちに。
怪我人多数に加え、さらに次節は守備の大黒柱たる福田が出場停止。前回不出場だった横浜FC戦の大敗が、いやがおうにも頭をよぎります。

いったい、どうすればいいのか。
前進はないままに、後退要素多数。
10位という目標は霞み、最下位が現実的に近づいています。
まもなくシーズンも折り返し点ですが・・・このままで良いわけは、ありません。
一朝一夕に強くはなれない。
しかし、カターレが強くなるのを他チームは待ってくれません。
1日でも早く。1分1秒でも早く。
この低迷を抜け出す強さを身につけねばなりません。
「トレーニングを続けていくしかない」「うつむかず、前を向いていくしかない」
違う。
続けながら、勝つ。結果も出す。どちらも、いっぺんにこなす。
時間は、無限にはない。そのことを肝に銘じるべきかと。
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【J特】第20節  ヴァンフォーレ甲府戦

2012-06-16 23:57:55 | カターレ富山
昨年J1で戦っていた甲府との、1年越しの対戦となる今節。
安間監督にとって、富山の監督として就任してから初の、かつて指揮を執ったクラブとの対戦です。米田コーチにとっても古巣。
そして、以前甲府に在籍していた選手―――大西、池端、木村、鶴田らにも、今節は特別な思いがあるのではないでしょうか。
ただ・・・。
古巣を相手に健在ぶりをみせてやれ、なんて温情的な采配での出場とはならない現実があるわけで。「お世話になったクラブに対して良いところを見せられたらいいな」じゃなくて、力を十二分に発揮しないことには勝利はもちろん、ドローの勝ち点1すらおぼつかないということ。4人が4人、全員が全力をもって挑みかかり、勝ち点3という結果に結びつけねばなりません。
ただでさえ怪我人が多いところに、前節負傷退場した黒部は全治6週間とか。交代で入った山瀬が移籍後初出場を果たしたのは救いですが・・・。
得点を挙げないことには勝てない、なのにそれを担うはずの攻撃陣が続々と離脱。まともに残っているFWが木村のみというありさま。
しかし、いかに苦しかろうと、あきらめてしまうという選択肢などはないのであって。
逆に、奮起してほしいです。
出場する攻撃陣は、誰あろう自分自身が、なんとかしなければなりません。ほかの誰かに頼るのではなく、自分自身が頑張らないことには勝利などおぼつかない―――それをきちんとわきまえて、連敗を止める勝利をもたらしてほしいです。
苦しいからこそ、覚悟が問われる1戦です。
ここで勝つことで得られるであろう自信のことを思えば、たとえ前節から中3日であろうがなんであろうが、やるしかないです。

甲府で最も警戒しなければならないのが、現在15得点を挙げてゴールランキングトップに君臨するダヴィ。カターレの総得点ぶんをひとりで挙げているというのだから、その脅威たるや、推して知るべしというところでしょうか。彼以外にも高崎 寛之、堀米 勇輝ら実力者がそろう甲府攻撃陣が躍動したならば、一昨年の対戦時に0-5、0-3とボコボコにされて大敗を喫した二の舞となりかねません。
現在7位につける甲府にとっては、上位進出に向けて富山相手に取りこぼしは許されないところ。下位を相手に確実に勝つのみならず、自信をつけて処理したい、というところかと。

しかし。
だまってやられてやるわけにはいきません。
思い出したいのが、2009年の第17節、初対戦の時。当時甲府の監督が安間監督、大西がスタメン出場、池端が交代出場した試合でもありました。
開始2分でいきなり先制ゴールを許してしまうという厳しすぎる立ち上がり。攻撃の要である朝日が不出場、さらにキーマンとなるはずであった敬介が前半のうちに負傷交代という非常事態の中での試合。状況的に、劣勢どころではありませんでした。ですが、相手チャンスをしのぎきって追加点を許さないままに前半を終えると、後半開始早々にヒデが同点弾を叩き込んでイーブンに。動揺する甲府からPKを獲得、ついには逆転勝利をおさめたのでした。
今節も、それと同じようなことをしなければなるまいよ、と。
厳しい状況を認めた上で、その上でなんとかしてやろう、と。
確かに、ダヴィは脅威。しかし、なかなか勝てないなかにあって、それでも自信を取り戻しつつある守備陣にとっては、恐れることなどないはず。
たかが富山ごとき、とたかをくくっていないか?だとしたら、それを後悔することになる、ということを実戦の中で教えてやらねば。

とにもかくにも。
全力をもって挑みかかることでようやくどうにか勝負になる、という相手であろう甲府。ならば、やるべきことはシンプル。
持ち味であるところの前からのプレスや素早い攻守の切り替えの精度を高め、存分に挑みかかるのみです。
まだ、荒削りかもしれない。けれど、安間監督が目指すサッカーは、しっかりとカターレ富山に根付いている。
そのことを、かつてお世話になった甲府から金星を挙げることによって、しっかりと示さねばならない戦いです。

勝つことこそが、恩返し。
大事な試合としっかり意識するからこそ、勝つ。メンタル・フィジカル両面で全力をもって挑みかかり、そして結果を、勝ち点3を得るために。
前節終了後、ゴール裏でちょっとした悶着もありました。
ただ、言えるのは・・・ファン・サポーターは、カターレの活躍を、勝利を願い続けることをやめたりしないということ。
それに、応えてほしい。望むかたちで。期待するとおりに。
攻撃陣、奮起せよ!
連敗を止め、再起の足がかりとなる勝利を!
勝たれ!!!富山!!!!!
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