行く末遠ければ

生まれも育ちも富山県砺波市
地元サッカークラブ・カターレ富山を応援するブログ

第36節 FC岐阜戦

2024-11-10 04:31:14 | カターレ富山
2試合連続アウェイ戦で、2試合連続2-2のドロー。リーグ戦最終盤にあって、厳しいどころではない結果が突きつけられましたが、それでも。
それでも、勝たねば。
シーズンもラスト3試合、そのうち2試合連続ホーム戦となるなかで迎える今節。
7試合ぶりの勝利をなんとしても掴むべく、FC岐阜を迎え撃ちます。

「カターレは毎年いいところまでは行くけれど、終盤戦に失速してダメになる」
もう10年もJ3で戦うなかで、何度となく言われ続けてきた言葉。
毎年のように、「ここぞ!」という試合で負けてしまう、など・・・何度あったことか。
今年こそは違うんだ!
そんな決意ととともに迎えた今シーズン終盤戦ながら。
去年までであれば負けていた試合を、ドローに持ち込んだ。そんな試合も少なからずあった一方で。
ここで勝てば大きい!という試合でドロー決着、勝てずに終わってしまった試合も。
6試合連続勝ちなし、5分け1敗。
勝負弱さ、と言い切ってしまうのは簡単でしょうが・・・それでも。
なぜに、こうもうまくいかないのかと。
忸怩たる思いと言うものは・・・いかにネガティブな思考は禁物とはいえ、それでもやはり。
負けていないけれど、勝てていない。
「勝つことでしか自信は身につかない」
この10年、何度となく繰り返してきたフレーズですが。
もう自動昇格まで後がないなかで。
それでも!と立ち上がり、勝利を掴まねば。
まさに、背水の陣。決死の覚悟で勝ちにいく。その姿勢がなによりも求められます。

この連続勝ちなし期間に対戦してきたクラブは、どれもそうでしたが。
今節の相手・岐阜もまた、この終盤戦に調子を上げてきたクラブ。
9戦連続勝ちなし、4連敗などがあり、監督交代を敢行するなど、波乱のシーズンとなっている岐阜。
しかし、それでも。
この最終盤に意地を見せ、目下4連勝中。プレーオフ圏内入りの6位まで勝ち点差3まで迫り、残り3試合での逆転滑り込みを果たすべく乗り込んでくることとなります。
岐阜との前回対戦は、4月10日の第9節。隣県対決であり、比較的近いアウェイ戦ということで応援に駆け付けたいファン・サポーターも多かったであろうに。まさかの平日ナイトゲームで、自分を含め断念した人も多かったことかと。
そんな悔しい試合で、0-0のままに時間は経過し。
スコアレスドローかという終了間際のアディショナルタイム。そこで、松本がカターレ初ゴールとなる値千金の先制ゴール!現地入りできなかった無念も吹っ飛んだーーーかに思われましたが。
直後、まさかのPK献上。
それを決められ、ドロー決着。
喜びが大きかったぶんだけ、落胆とのギャップもまた大きく。
負けに等しいドロー。
今にして思えば・・・この時点で既に昨シーズントータルの引き分け数と同じ5となっていましたが。その後も引き分けが積み重なることとなり、前節終了時点で15もの引き分け数。なにか、暗示めいたものがあったのかも・・・とは、考えすぎか。
話を戻して。
5連勝の達成はもちろん、なかばあきらめかけていたであろう昇格プレーオフ圏内入りが目前となれば。岐阜としては、勝つ以外の選択肢は無いでしょう。上位とはいえ落ち目の富山相手に負けては、話にならないと。
その挑戦を、跳ね除けねばならないカターレ。
あたりまえと言えばあたりまえながら。
今シーズン頑張ったから昇格ね、なんて話は無いのであって。
ライバルを蹴落とし、蹴落とし、蹴落としまくって。
他クラブが失意にうちひしがれようが、「そんなもん知らん」とばかりに。
その先にしか、J2への道は無いのです。
ここで勝てないなど、あってはならない。
必ずや、勝つ。
無敗がストップした前回ホーム福島戦。これ以上、地元富山のファン・サポーターを落胆させることなど、あってはなりません。

前述のように、前回対戦で勝利の立役者となるはずであったにもかかわらず、それを為し得なかった松本。
あれ以来ゴールを挙げられていないことも含めて・・・リベンジの機会となる今節、今度こそヒーローとならねばならない。カターレ富山の選手として、そしていちプロかっさ―選手としても。プライドをかけた戦いとなることかと。
そして。
ここからのラスト3試合に、並々ならぬ覚悟をもって挑む選手が。
我らがキャプテン・吉平 翼。
どうにもこうにも勝てないなか、無念の涙もありました。感情を必死にこらえて、ゴール裏へ決意表明する場面も。
そうしたなかで。今週、ボーズ頭にして周囲を驚かせたり。
とりもなおさず、この最終盤を戦い抜く決意の表れ。
ボーズ頭で思い出すのが、カターレ初年度のJFL時代、ホーム流通経済大学戦でのこと。
シーズン開幕からどうにも勝てず、完全にスタートダッシュに失敗。そんななかで迎えた五福開催であったホーム流経大戦。
ここで負けるようなら、もう終わりーーーそんな悲壮感が漂うなかで、選手数名がボーズ頭として気合を入れて臨み。
3-2と競り勝った試合、雨が上がって晴れ間が見えた試合は、そのままカターレの状況に光が差した試合ともなりました。
今現在、他力でしか成し得ない自動昇格は、もはや風前の灯火。
それでも!と抗う、そんな覚悟。
髪ならば、いずれ伸びてくるものではありますが。
昇格のチャンスというものは、逃せば取り返しがつかない。
それを、こころに刻む意味でも、覚悟の丸刈り。
そんなキャプテンの気概に、応えないわけにはいかないでしょう。
退路を断つ、ただ、進むのみ!
勝利のみを追い求め、戦い抜くまでです。

自分たちが6戦連続勝ちなしとか、相手が4連勝中だとか。
そんなこと、外野がとやかく言うようなことを、気にしている場合ではもはやありません。
やるべきことを、やりきる。
去年は、勝つべき最終戦で勝ちきりながらも昇格できませんでしたが。
それは、無駄であったのか?
「これまで」は変えられない。けれど、「これから」は変えられる。
今シーズンここまでを、無駄になどするものか!
必ず、勝つ!

勝ってホームに歓喜を!
強いカターレを、昇格にふさわしいカターレを、存分に見せつけろ!!!

勝たれ!!!富山!!!!!
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