行く末遠ければ

生まれも育ちも富山県砺波市
地元サッカークラブ・カターレ富山を応援するブログ

第11節  FC岐阜戦

2009-04-28 23:30:49 | カターレ富山
GW連戦の2戦目は、前節に続きホームにて、FC岐阜を迎えます。
中2日での試合となりますが、これまでの良い雰囲気を持続し、是非とも勝利を挙げたいところです。

相手の岐阜は、Jリーグでは1年先輩に当たるチーム。
昨年の天皇杯3回戦であたるはずだったところ、カターレが2回戦で敗退してしまったため、県総での試合だったにもかかわらず対戦できませんでした。まぁ、あのときは本当にJ昇格条件4位以内の当落上ギリギリのところにいたわけで、勝てなかったこと、対戦できなかったことがすべてマイナスというわけでもなかったのですが。
その“幻の3回戦”から半年あまり。J2の舞台で、初対決が実現します。



岐阜はここまで2勝2分6敗の15位。リーグワーストとなる17失点が響いて結果が残せていない状況。
とはいえ、首位の湘南、好調を維持する水戸とは撃ち合いで引き分けるなど、攻撃がツボにはまったなら、それは重大な脅威となります。前節にセレッソを押さえて深めた自信の守備を、今節でも遺憾なく発揮することが求められるでしょう。
そして、相手の守備に難があるというなら、そこを効果的に突いていかなくては。やはり、なにはなくともFW陣の奮起が不可欠でしょう。1点と言わず2点。2点と言わず3点。とにかく、結果を出してカベを乗り越えなくては。ツボにはまれば怖い攻撃というのはこちらも同じだということを、ぜひこの試合で証明したいところです。

昇格候補筆頭のセレッソよりは楽な相手、ともみられますが、ゆめゆめ油断してはいけません。開幕戦の福岡に引き分けて、それよりは楽なハズだった愛媛に敗れたような、同じ轍を踏むわけにはいかないのだから。
とにかく、勝ち点3しかいりません。ホーム2勝目しかいりません。
冷静に、堅実にゲームを進め、きっちりと結果を残してほしいです。

隣県による東海北陸ダービーということで多くの岐阜サポーターが来場されることでしょうが、その人たちに「カターレ富山、ここにあり!」と、強烈に印象づけたいところです。
必勝を期して、勝たれ!!富山!!
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価値あるドロー、強豪相手に無失点!  セレッソ大阪戦

2009-04-27 23:07:58 | カターレ富山

大量失点で虐殺もやむなし、とも言われていたセレッソ大阪戦で、勝ち点1を獲得!
激しい雨・風の悪条件の中、集中力を切らすことなく戦い抜いてくれました。
もちろん無得点に終わって勝つことが出来なかったことは残念だったものの、開幕から10試合、着実にJリーグに調和していることを感じさせる試合でした。

試合前から、これでもかと言うくらいの悪天候。風で飛ばされるのでピッチ横看板を撤去など、大荒れ。
とはいえ、雨なんぞに負けていてサポーターをやっていられるか!との気合いで。それは集まったサポーターみんな同様だったらしく、「馬鹿だな、俺ら」と、和やかな雰囲気がw
生中継もある、グラウジーズ最終戦もある、とにかく外に出たくない天候という悪条件が重なり、1000人割れすら危惧していたなか、2595人も集まったのは望外の喜びだったかと。たくさん来場してくれたセレッソサポーターにも感謝。

主力のカイオが欠場とあって、万全とはいかなかったセレッソ。とはいうものの、個々のパフォーマンスレベルにおいては、カターレメンバーの及ぶところではなく。
ならばこそ、組織力が問われるところ、今節においても遺憾なく発揮してくれました。
前節に続き、スタメン出場した舩津。今節では洋平に代わってSBでの出場となりましたが、よく走り、集中して守れていた姿が印象的でした。武器であるロングスローで攻撃にも貢献しつつ、なんといっても圧巻は、後半40分の神がかり的なブロック!ゴール前で押し込まれるだけだった状態で、よくぞ止めてくれました。
守備と言えば、守護神雄二がそのポテンシャルを余すところ無く発揮して、神セーブを連発。リーグ屈指の攻撃陣に対し、1歩も退きませんでした。ピンチはあった・・・というより、ピンチの連続でしたが、その活躍の前には、簡単にやられるなんて思えないほどのチカラを見せつけていましたね。

無得点にこそ終わったものの、攻撃陣も評価したいところ。朝日、敬介のスピードは、充分に通用していました。
もし本当に防戦一方という展開だったなら、あるいは集中が切れていたかもしれません。しかし、攻撃でも良い形を作り出すことができていたことが、結果として守備でも集中できることにつながったのかなと。
決まりこそしなかった、もうすこし積極的になるべき場面もあった。けれど、動きそのものは決して悪くなかった。
開幕当初に比べて、だんだんと攻撃面もよくなってきている。ならば、どうやってあとちょっとのカベを超えるか。それができたとき、勝利もぐっと近づけることが出来るでしょう。

相手の不調もあった、天候に助けられた面もあった。しかし、勝ち点1をとれたのは、偶然ではなく、それを手にするチカラがあったからこそ。
ほとんど間を置かず、29日にはもう次の岐阜戦。
この勝ち点1を活かすためにも、着実にレベルアップしていきたいところ。
つぎこそは、ホーム2勝目を!
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第10節  セレッソ大阪戦

2009-04-26 08:49:36 | カターレ富山
痛快な逆転劇だった岡山戦から1週間。怒濤のGW連戦の緒戦に、首位・セレッソ大阪をホームに迎えての決戦です。

現状でJ1昇格に最も近い、強敵相手の戦い。現役日本代表である香川をはじめ、「超J2級」選手揃いの有名選手集団に対し、Jリーグ36クラブ中で最も無名なチームが挑む格好。単純な実力・実績の勝負では、話にならないくらい差があります。しかも、セレッソは前節札幌に敗れ、今季初黒星となってしまったところ。引きずるわけにはいかないと、勝ちにこだわってくるはず。

ネガティブに考えてしまったなら。
実力的には、J2でトップと底辺との差は歴然。10年以上もJに在籍するチームと1年目では、経験も違いすぎる。相手にとっては、4失点と不覚をとった前節からすれば、大事な次の試合でいきなり湘南や仙台などの強豪と当たったのでは分が悪かったところ、富山ごときであれば“調整試合”としてうってつけ、くらいの感覚かも。

さりとて。
相手が首位だからといって、負けなければならないわけでは決してありません。
これまで4敗してきたものの、楽に勝たせた試合はなし。やってみなければわからないながらも、最初から悲観してかかる必要もないでしょう。相手が格上なのはわかりきったこと。いまさら慌てることではありません。ならば、格下が予想外のがんばりを見せる方が、むしろ与える動揺も大きいはず。
相手が強豪だからといって負けて良いのであれば、全チーム格上のなかでやっている意味など無いのだから。
負けても仕方ないではなく、勝つんだという強い意志。

比較的来やすいアウェーということで、セレッソサポーターも大勢来場することが予想される中、肝心のホーム側は・・・。生中継あり、グラウジーズの試合あり、サンダーバーズはきっと雨天中止ながらも、その雨によって消極的になって来ない、などなど・・・ネガティブ要素満載。
ならば。
大荒れの天気同様、試合も下克上を達成して荒らして見せましょう。で、雨にも負けずに現地観戦しヤツが勝ち組!と。

誰もがセレッソの勝利を疑わないなら、それを覆してみせろ!勝たれ!富山!

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リベンジ成る!ライバルに逆転勝利!  ファジアーノ岡山戦

2009-04-20 22:47:53 | カターレ富山
朝の4時50分起床、5時50分砺波駅集合・出発のバスツアーで岡山へ。
車中でのんびりと小説なんぞを読んでいるなか、トラブルもなく順調な旅路。開幕戦で福岡までの距離を経験しているためでしょうか、移動だけで疲れるということもありませんでした。


スタジアムに到着したのが12時30分くらい。
天気は快晴。
半袖レプユニで充分という、4月ということを忘れそうなほどの暑いくらいの気温でした。
さぁ、これから試合だ!と思いつつも、16時キックオフにはいささか早い。にもかかわらず、熱心なファジアーノサポーターの姿がそこかしこに。
富山じゃ開場前にここまでいないよ・・・と、ちょっとせつない気分になってみたりも。
そういうところの比較も含めたところが、アウェー観戦の醍醐味なのでしょうけれどね。

会場内の様子。
ほとんど無風で、西陽が強烈。ほんとに、夏なんじゃないかという状態でした。


そのなかで、スタグルメとしてファジカツサンドをいただきました。ボリュームがありながらもしつこくなく、1食ぺろりとたいらげてしまいましたとさ(^_^;)

日差しを避けるため、バッグに入れておいたカターレキャップをかぶることに。
ふと、デジャヴ。真っ正面の西陽をキャップでしのいだといえば、昨年秋、アウェーでのHonda戦。あのときも、10月半ばとは思えないほどの暑さの中で、同じようにかぶりながらの応援だったっけ・・・。
そうだ、あの試合では―――。

と、物思いにふけっているうちに、試合開始まえの選手紹介に。
出場停止のCB堤に代わり、ルーキーの舩津が初スタメン。前の出場が試合終了直前だったこともあり、実質的なデビュー戦でした。
そして、FWには今季初出場・初スタメンのトミーこと永富が。
さまざまなタイプのいる富山FW陣のなかで、その長身を活かしてポスト役となる選手。昨年は実質FW3番手として出場機会もほどほどにあったものの、そのスピードのなさ、負傷退場などなどで、芳しい結果を残せませんでした。
個人的には、プレイスピードの上がっているJ2でスピードが無いことは致命的だろと思う一方で、去年のFC琉球戦で見せた鮮やかすぎるヘッドがあったりするので、駄目だとまでは思えない選手という印象です。その意味において、ヒデとハセの2トップが苦戦する中での起用は「面白い」と思えましたね。

「おー とやまー おー おかやまー 俺たちと共に Jリーグ“を”行こーぉー」
試合開始15分前、Jリーグ“に”行こうとエール交換した去年の最終戦以来の対戦にあたり、今回もエール交換をしました。これまでの対戦にははかった、同期ならではのほのぼのとした雰囲気。
しかしながら。
忘れていませんとも。我々は、ここでの対戦で勝てなかったリベンジに来たのだから。

16時03分、メインスタンドの屋根がピッチの約半分に影を落とすなか、キックオフ。
前半しばらくを見ていて思った、素直な感想。
「スピードが、遅い」
これまで見てきたJ2レベルのスピードでは、あきらかに無かったのでした。中2日、中3日と続いてきた連戦の締めくくりということもあったのでしょうが・・・幸い(?)お互い様ということで、膠着状態に近かったのですが。

そんな試合が動いたのが前半41分。
兄弟対決となった西野(兄)こと岡山FW西野晃平に、先制ゴールを許してしまいました。しかも、前節水戸戦の失点とまったく同じ、ゴールバー直撃から入ってしまうというイヤなかたちで。ここまで先制されながら逆転した試合がないことを思えば、痛い失点。
ですが。
逆に、「ここだ!」と思いました。
思い出したのが、去年のHonda戦。先制されていた状態から同点に追いついたものの、そのわずか1分後に失点してしまい、敗北を喫してしまったのでした。
ならば、ここだ。ここですぐに決められたなら、まだまだ勝ち目は―――と、思っていた、そのとき!
舩津のロングスローから、最後に決めたのはトミー!初スタメンのふたりによって、願った同点ゴールが願ったように1分後に炸裂するという、ある意味冗談のような理想的展開で同点に。

同点で前半を折り返したまではいい、勝負は後半。なにせ、去年のこのスタジアムではロスタイム失点で敗れているのだから。
同点では駄目、勝つしかない―――応援にも力が入りました。
そして、後半29分。キャプテン上園のゴールによって、ついに逆転に成功!

照りつけていた西陽がメインスタンドの屋根に沈んだころ。4分という長いロスタイムも粘り強くしのぎ切り、ついに勝利を手にしました。リベンジ達成!!うれしいアウェー戦初勝利、勝ち点3を手に入れました。

試合後、出待ちをして選手を激励しましたが、笑顔の中にもやはり疲労はたまっているな、という印象でした。なかでも、濱野らの足には激戦を物語るアイシングが。いや、ほんとにもうお疲れ様、と。
初スタメンのふたりの活躍で勝ちをたぐり寄せたこの試合。今後も同じようにベストメンバーとはいかない試合もでてくるでしょうが、この勝利を得たような戦い抜く気持ちがあれば、おのずと結果もついてくるはず。
キビシイ戦いはまだまだ続きます。まずは、ゆっくり休んでほしい。そして、次なる戦いでも、チカラを出し切ってほしい。

とにもかくにも、遠く岡山にまで行ってよかった!そう思えた今節でした。

おまけ
アウェー側ゲート担当のボランティアスタッフの方による、勝利記念激励文が用意されていました。

ココまでしていただいて、恐縮することしきり。ありがとうござまいました!m(_ _)m
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第9節  ファジアーノ岡山戦

2009-04-19 00:19:41 | カターレ富山
敵地・桃太郎スタジアムでの同期対決第1ラウンド。

昨年、チーム初黒星を喫した因縁の会場です。
0-2からせっかく追いついたのに、ロスタイムに決勝点を奪われ、屈辱の敗戦。
ホーム最終戦で再戦したものの、ドローに終わり、JFLでは結局勝てずじまいでした。
同期のよしみで、動向が気になるチームです。がんばってほしいとも思います。
しかし。
あの屈辱を忘れてはいません。そうでなくても、前節でロスタイム負けの悔しさを味わったばかりなのだから・・・。


今季、ここまで両チームともJの厳しさを味わっている真っ最中。どちらも守備ではがんばっていながらも、得点力が不足して苦しい状況が続いています。
唯一の違いが、富山がここまで1勝を挙げているのに対し、岡山がまだ未勝利なこと。
前節、岡山はC大阪に完敗し、力の差をまざまざと見せつけられたところ。ならばこそ、富山には是が非でも勝たねばならないと臨んでくるはずです。
ある意味、状況としては去年の最終戦のそれに似ているかもしれません。昇格をすでに決めていた富山と、その試合にかかっていた岡山という。
ですが、今回は勝ち点を譲る気はありません。
ホーム戦11試合連続未勝利だろうと、知ったことじゃありません。そりゃ、セレッソなどと比べてもらっても困りますが、だからといってあんまりなめてくれるなよと。

個人的に、今季2度目のアウェー観戦です。
今季1試合しかないからという理由とは別に、岡山は行ってみたかった。
そう、去年の敗戦の借りを返し、アウェー戦勝利をもぎ取る瞬間を見届けるために。
この期に及んで、決定力不足でぐだぐだのドローなんて、願い下げです。
どの試合も勝ちたいですが、それでもなお、いつにも増して勝利をつかみたいです!!

ライバル対決を制し、勝たれ!!富山!!
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