今シーズンのファンクラブグッズが届きました。
イヤーブックを読むと、否が応でもテンションも上がるってもんですよ。
開幕まで、あと少し。
期待は高まるばかりですよ。
それでは、選手インプレッションの第3回を。
#16 谷田 悠介
けが人続出のチームにあって、本来の左サイドだけでなくときにボランチ、ときにSBを務めるなど、そのユーティリティー性を発揮してチームを支えました。
派手さはないけれど、その堅実なプレーぶりは、まさに職人。縁の下の力持ちとは彼のためにあるような言葉かと。
途中出場も多いですが、それでもしっかり対応できているあたり、意識の高さのなせる業でしょう。
今季もまた、陰に日向にチームに貢献してほしいです。
#17 木本 敬介
昨季はけがに泣かされてしまったひとり。J2通算100試合出場を果たしたものの、不本意なシーズンであったことでしょう。
アウェイ草津戦での決勝ゴールアシストのように、一瞬の飛び出し、スピードという持ち味に関しては、やはり唸らされるものがあります。それだけに2季連続で無得点というのは、FWとして寂しい限り。
アローズ時代からの盟友・西野の引退に際し、自らの進退についても考えることもあったのではないかと。
かつてのJFL新人王も、若手の台頭を受けて立つ中堅に。結果を伴う奮起に期待がかかる、勝負の年となりそうです。
#18 西川 優大 (背番号変更 28→18)
昨季は第5節北九州戦で移籍後初得点、続く第6節松本戦では2ゴールを挙げる活躍でシーズン初勝利に貢献と、期待に違わぬスタートを切ったものの・・・その後はけがで戦列を離れてしまうことに。
残留争いが佳境に入っていくなかで、終盤戦はスーパーサブ的な起用をされました。
下位直接対決だったアウェイ町田戦では、2点差で敗色濃厚だった試合終了間際、「このままでは終わらん!」とばかりに意地のゴールを決めて一矢報いました。ただの1敗以上のダメージがあった敗戦でしたが、そのゴールがあったからこそ、次の岡山戦で引き分け、鳥取、京都と連勝できたのではなかったかと。その京都戦で値千金のゴールを決めたのもまた、西川でした。
得点感覚は間違いなくいいものを持っているし、前線からの献身的な守備もチームカラーに非常にマッチしています。
だからこそ、きっかけさえあれば結果もついてくる、そんな気がする選手です。
#19 池端 陽介
昨季はJリーグ通算300試合出場を達成した大ベテラン。継続は力なり、とはよく言ったものです。
アウェイ京都戦ではその豊富な経験に裏打ちされた読みが的中し、あわやという決定的なピンチをしのいで見せたプレーが印象的でした。
ただ、そのように良い時はすごく良い半面、プレー判断が中途半端になってしまうことがあったりと、悪いときとの波が大きい、という側面も。
競争が激しくなっているポジション争いを勝ち抜けるかどうかは、安定して持てる実力を存分に発揮できるかにかかっている、と言えるのではないかと。
#20 三根 和起 (京都サンガF.C.より期限付き移籍加入)
ルーキーイヤーだった昨季は出場2試合・無得点。その無念さを晴らして成長を遂げるべく、身長190センチの大型ストライカーがカターレを武者修行の場に選びました。
物おじしない性格、前線で強引に点に絡む姿勢を安間監督も高く評価。大化けが期待される逸材です。
カターレにはFWとして同じタイプの大先輩・黒部がいます。是非ともそのプレーぶりを見て盗み、自らの力に変えて成長を果たしてほしいです。
得点力不足に悩むカターレを救う存在になってくれたら、と。