0-0のドロー。
リーグ最多得点、ホーム連勝中というセレッソ大阪U-23を相手に、ほとんどの時間で主導権を握り続けました。相手自慢の攻撃力を封じ切り、無失点に抑えることに成功。
内容的には圧倒していた、と言って良いかと思います。
しかし・・・。
チャンスは、あった。少なからず。勝利への気迫が足りなかったわけでもなければ、相手に怯んだわけでもなく。
なのに、勝てなかった。
理由は、簡潔明快。つまりは、得点力不足。
また、繰り返してしまった。今節にしても、前半のうちに2点や3点は獲れていたはずのところ。もっとやれたはずの試合。
にもかかわらず、勝てなかった。
最多得点の首位を相手に零封、勝ち点1を得た、という手応えというよりは・・・勝つべき試合を落としてしまった、またも課題克服に至らなかった、というやるせなさがのこる、苦い試合となってしまったのでした。
前嶋ではなく代の起用、セレッソ凱旋となる苔口がスタメンという構成が目を惹いたスタメン。
曇り空、風の影響も無しと、今シーズンのアウェイ戦にしてはめずらしく(?)気象条件によるやりにくさが無いなかでの試合・・・かと思われましたが。試合前にピッチに水を撒いていた影響か、両チームともに滑って足を取られてしまう場面が。深刻なほどの影響とまでは言えなかったものの、それでも足元を気にしながらのプレーにはなっていたかと。
前半からカターレのペース。これまでやってきたプレーぶりが、今節にもまた活かされている印象でした。
前節からいつもよりも1週ぶん多いインターバルがあったわけですが、その影響を感じさせないほどであったかと。
試合勘が鈍っているわけでなく、いつもどおり。
ただ・・・チャンスをものに出来ない、という部分までいつもどおりである必要は、無かったのですが・・・。
ループシュートで狙われ、あわや!という危ない場面もあったりはしましたが。総じて見ても、相手にしてやられるような場面は、ほとんどなかったかと。
スタメン起用に応えようと奮闘した代、前節にPKを献上しているだけに汚名返上に意気込む谷奥、冷静かつ着実なプレーぶりが光った今瀬らの頑張りで、しっかりと封じ込めていたかと。
それだけに・・・やはり、攻撃面ではなんとかしてほしかったかと。
安定感の増している花井、碓井のボランチコンビから、前節に大活躍した白石、陽次らに通す攻めのかたちは、それはそれでよかったのですが。
どうにもこうにも、良い流れからでもフィニッシュの段階でなにかブレーキがかかってしまう、というような。
「そこは、ためらいなくシュートだろ!」とか、「なんでGK正面なんだよ・・・」とか。
消極的、とまでは言わないまでも。相手に対して、失点も時間の問題と思わせるほどのプレッシャーを与えられていたかと言えば、さにあらず。
いつも思うことではありますが・・・なにか、得点するということに、いらない制約を課してしまっていないか?と。
各々が自分勝手なプレーをしていたのでは成り立たないのがサッカーということは、わかります。
けれども、チームプレーを枷にしてしまっていないか?と。
練習しているパターンに嵌めてのゴールは、たしかに理想的ではありましょうが。
練習通りにやれなければゴールに価値がない、なんてことは、ありえないわけで。
どんなかたちでも、ゴールが決まれば1得点。
美しい連係が決まったからボーナス点、相手に当たってコースが変わった棚ぼたゴールはマイナス評価、とか、あるわけでなし・・・。
相手を崩すパス回し、連携といったものは、あくまで手段であって。それそのものが目的ではない。
では、目的は?と言えば、言わずもがな。得点を挙げることに他ならない。
得点を挙げねば勝てないのだから、当然のこと。
その、当然のことが、はたして当然と言えるだけのプレーになっているのか?と・・・。
こうも決定力不足が続いてしまっていると、やはりやきもきさせられます。
このところ出場が無かった田中が途中出場で実戦復帰したりだとか。同じく途中出場し、同年代との対決に燃えるものがあったであろう大谷が、そのスピードでもって敢然と立ち向かっていったこととか。
そして、もう1枠の交代として・・・ケガで出遅れていたけれど、ルーカスが今季初出場を果たしたりとか。
ポジティブな要素も、確かにありました。
なかなか結果が出ない、もどかしい状況が続きますが。
求めるサッカーに手ごたえを感じているぶん、結果を出すことに注力せねばならないのは言うまでもないこと。
今節にしても。ドローで良しという試合では、決してなかった。
得点せねば、勝てない―――そのあたりまえの事実を、克服課題を、あらためて突き付けられた、そんな試合。
そこから、なにができるのか?
内容にも結果にもこだわり、成果を挙げること。
なんのため?当然、優勝するため。
幸いにして、まだ取り返しのつかない事態にまでは陥っていません。
だからこそ。
いずれ、ではなく、今すぐ。
いつまでも課題克服ならず、という状況に、すぐにでも終止符を打たねば。
次節は、約1カ月ぶりとなるホーム戦。
地元のファン・サポーターの期待に応える戦いぶりを見せ、なによりも勝利するために。
足踏みしている暇など、ないのです。
リーグ最多得点、ホーム連勝中というセレッソ大阪U-23を相手に、ほとんどの時間で主導権を握り続けました。相手自慢の攻撃力を封じ切り、無失点に抑えることに成功。
内容的には圧倒していた、と言って良いかと思います。
しかし・・・。
チャンスは、あった。少なからず。勝利への気迫が足りなかったわけでもなければ、相手に怯んだわけでもなく。
なのに、勝てなかった。
理由は、簡潔明快。つまりは、得点力不足。
また、繰り返してしまった。今節にしても、前半のうちに2点や3点は獲れていたはずのところ。もっとやれたはずの試合。
にもかかわらず、勝てなかった。
最多得点の首位を相手に零封、勝ち点1を得た、という手応えというよりは・・・勝つべき試合を落としてしまった、またも課題克服に至らなかった、というやるせなさがのこる、苦い試合となってしまったのでした。
前嶋ではなく代の起用、セレッソ凱旋となる苔口がスタメンという構成が目を惹いたスタメン。
曇り空、風の影響も無しと、今シーズンのアウェイ戦にしてはめずらしく(?)気象条件によるやりにくさが無いなかでの試合・・・かと思われましたが。試合前にピッチに水を撒いていた影響か、両チームともに滑って足を取られてしまう場面が。深刻なほどの影響とまでは言えなかったものの、それでも足元を気にしながらのプレーにはなっていたかと。
前半からカターレのペース。これまでやってきたプレーぶりが、今節にもまた活かされている印象でした。
前節からいつもよりも1週ぶん多いインターバルがあったわけですが、その影響を感じさせないほどであったかと。
試合勘が鈍っているわけでなく、いつもどおり。
ただ・・・チャンスをものに出来ない、という部分までいつもどおりである必要は、無かったのですが・・・。
ループシュートで狙われ、あわや!という危ない場面もあったりはしましたが。総じて見ても、相手にしてやられるような場面は、ほとんどなかったかと。
スタメン起用に応えようと奮闘した代、前節にPKを献上しているだけに汚名返上に意気込む谷奥、冷静かつ着実なプレーぶりが光った今瀬らの頑張りで、しっかりと封じ込めていたかと。
それだけに・・・やはり、攻撃面ではなんとかしてほしかったかと。
安定感の増している花井、碓井のボランチコンビから、前節に大活躍した白石、陽次らに通す攻めのかたちは、それはそれでよかったのですが。
どうにもこうにも、良い流れからでもフィニッシュの段階でなにかブレーキがかかってしまう、というような。
「そこは、ためらいなくシュートだろ!」とか、「なんでGK正面なんだよ・・・」とか。
消極的、とまでは言わないまでも。相手に対して、失点も時間の問題と思わせるほどのプレッシャーを与えられていたかと言えば、さにあらず。
いつも思うことではありますが・・・なにか、得点するということに、いらない制約を課してしまっていないか?と。
各々が自分勝手なプレーをしていたのでは成り立たないのがサッカーということは、わかります。
けれども、チームプレーを枷にしてしまっていないか?と。
練習しているパターンに嵌めてのゴールは、たしかに理想的ではありましょうが。
練習通りにやれなければゴールに価値がない、なんてことは、ありえないわけで。
どんなかたちでも、ゴールが決まれば1得点。
美しい連係が決まったからボーナス点、相手に当たってコースが変わった棚ぼたゴールはマイナス評価、とか、あるわけでなし・・・。
相手を崩すパス回し、連携といったものは、あくまで手段であって。それそのものが目的ではない。
では、目的は?と言えば、言わずもがな。得点を挙げることに他ならない。
得点を挙げねば勝てないのだから、当然のこと。
その、当然のことが、はたして当然と言えるだけのプレーになっているのか?と・・・。
こうも決定力不足が続いてしまっていると、やはりやきもきさせられます。
このところ出場が無かった田中が途中出場で実戦復帰したりだとか。同じく途中出場し、同年代との対決に燃えるものがあったであろう大谷が、そのスピードでもって敢然と立ち向かっていったこととか。
そして、もう1枠の交代として・・・ケガで出遅れていたけれど、ルーカスが今季初出場を果たしたりとか。
ポジティブな要素も、確かにありました。
なかなか結果が出ない、もどかしい状況が続きますが。
求めるサッカーに手ごたえを感じているぶん、結果を出すことに注力せねばならないのは言うまでもないこと。
今節にしても。ドローで良しという試合では、決してなかった。
得点せねば、勝てない―――そのあたりまえの事実を、克服課題を、あらためて突き付けられた、そんな試合。
そこから、なにができるのか?
内容にも結果にもこだわり、成果を挙げること。
なんのため?当然、優勝するため。
幸いにして、まだ取り返しのつかない事態にまでは陥っていません。
だからこそ。
いずれ、ではなく、今すぐ。
いつまでも課題克服ならず、という状況に、すぐにでも終止符を打たねば。
次節は、約1カ月ぶりとなるホーム戦。
地元のファン・サポーターの期待に応える戦いぶりを見せ、なによりも勝利するために。
足踏みしている暇など、ないのです。