行く末遠ければ

生まれも育ちも富山県砺波市
地元サッカークラブ・カターレ富山を応援するブログ

【J特】第21節  ファジアーノ岡山戦

2013-06-28 23:32:04 | カターレ富山
ホーム&アウェイ2回戦総当たりで行われるJリーグディビジョン2にあって、1巡目最後の対戦となる今節。ホームにファジアーノ岡山を迎えます。
5週連続土曜開催の6月、その最後のカード。アウェイで2連敗を喫した流れを食い止め、4試合ぶりの勝利を得るために。ホームで負けられない、勝たねばならない対戦となります。
シーズンも半分となった段階にあって、現状は今季最低の19位。期待を抱かせた開幕当初の勢いは完全に鳴りを潜め、プレーオフ進出どころか最下位回避が現実的な目標というありさま。
しかし、嘆いたところで事態が好転するわけもなく。そんな暇があったなら、いかに現状を打破していくかを真剣に考えねば。
そして・・・考えるだけでなく、それを結果に示していかねば。
そのためには、連敗を継続している場合ではありません。その流れを即刻断ち切り、反撃の後半戦とするには・・・やはり、今節の勝利は譲れないところです。

同期として否が応でも意識してしまう岡山ですが、2011年以降勝利がありません。昨年の対戦ではリーグ戦は2分け、天皇杯2回戦では敗れています。
相性の悪い相手ではありますが・・・逆に言えば。相手がどうこうではなく現状打破を図らねばならないというのであれば、勝利という目的の前では、相性云々を気にしている暇があったら勝つことだけを考えろ、と。
現状打破という意味合いにおいては、岡山の側もまた、それを図るべく乗り込んできます。
現在5試合連続勝ちなし。前節は首位・ガンバに対して開始早々に先制点を奪ったものの、追いつかれてドロー。連勝を6で止めることに成功し、勝ち点1を奪うことはできたものの、やはり勝てなかった無念さが残った試合であったかと。
そんな中で迎える、連敗中で19位の富山戦。低迷する下位チームを相手に確実に勝ち点3を挙げて後半戦へとつなぎたいはずです。
そんななかで要注意選手は、今季から加入してここまで8ゴールを挙げてチームを引っ張る、FW荒田 智之でしょう。まさにエースという働きぶりは、ゴールによってチームに勢いをもたらしています。
今季ここまで、前節の大久保にしてもそうですが、注意しなければならないとわかっていたはずの相手エースにしてやられてきたカターレ。それを、これ以上繰り返すわけにはいかないのです。
もし仮にやられてしまったならば、リーグ3位タイという総失点19の岡山。ただでさえ今季逆転勝ちがひとつもないカターレが・・・前節も追いつきながら突き放されてしまったカターレが、絶対的に不利となってしまうことは目に見えています。なんとしても、抑えねば。
そして、3得点を挙げている押谷 祐樹にも注意が必要。元チームメイトである西川、かつて指導した米田コーチという生の意見があるだけに、警戒を厳にしなければならないところかと。
ここまでわずか3敗の岡山。リーグ最多11の引き分けが物語るように、たとえ勝てないまでも引き分けるという粘りのサッカーを展開しています。
まさに、カターレに足りない要素。前節にしてもそうですが、ここまで10敗のうち、負けない粘りがあれば落とさずに済んだ勝ち点が少なくないだけに。
あるいは、黒星をつけるのは難しいかもしれない。
けれど。
それをやらずして、反攻もなにもない、と知るべき。
簡単には勝てない。勝てなくて、気が付けば19位。だけど、それじゃいけない。いけないから、勝つ。それだけです。

前節は三根の初スタメン、復帰の黒部が今季初出場というトピックがあったものの、敗れて結果を残せず。
前々節の札幌戦がシュート3本、前節横浜FC戦が6本と、相手に脅威を与える攻撃が出来なかったからこその連敗であることは、明らかです。
何度も言いますが、攻撃陣の奮起なくして勝利なし。
中盤選手の推進力不足で攻撃に勢いがなく、効果的にシュートにまで持ち込めていない。それは、ここ最近ずっと繰り返してしまっています。
いつまでも、続けるわけにはいかない。どこかで、変わらねばいけない。
木村、朝日、ヨンドクといった選手たちが相手ゴールに迫る積極性を取り戻すことなくして、勝利はおぼつかないでしょう。
ましてや、相手は守備の堅い岡山。フィニッシュにまで持ち込めないパス回しなんて、いくら繰り返していたってチャンスにはつながらないでしょう。
ならばこそ。
パス回しは手段でしかない。最終的にゴールを奪うための、手段。それを肝に銘じ、相手ディフェンスに対して敢然と挑んでいく姿勢が必要不可欠です。

「チームの熱い部分というか、勝利へのこだわり、執念が感じられなかった。チームワークや助け合う能力が高いのがうちの特徴だけど、プロなんだから『何で勝てない?』『じゃあ、こうしろよ』と突き詰めていかないといけない」
黒部にとってはせっかくの復帰戦であったものの、それだけに前節の敗戦は忸怩たる思いがあったようで。
もし、その思いをチームが汲み取れないままにこの1週間を過ごしてしまっていたのだとしたら。
残念ながら、今後も期待できないままに底辺をさまよい続けることになるのではないかと。
群馬、札幌、横浜FCと、ここまで3戦、順位の近い相手だったにもかかわらず勝ち点たったの1。今節の岡山戦を皮切りに千葉・栃木・神戸と続いていく上位連戦を、どうやって乗り越えるというのか。
無論、無為に過ごしてなどいないと信じたいです。
勝つための努力とともに過ごしてきたと信じたいです。
そして・・・その努力を、結果に結び付けてくれると信じたいです。
19位に低迷したって、再び最下位争いをしたって、誰も助けてはくれません。
自分たちで結果を、勝利をつかみ取っていくしかないのです。
まだ半分じゃない、もう半分。
巻き返していくのは、躍進していくのはいつだ?
それは、今。
そのうち、じゃない。いつか、じゃない。今すぐ。
プレーオフ進出という目標を現実的なものとしてとらえている栃木・岡山という同期に対して、やることは何だ?
指をくわえて羨ましそうにみつめることか?
否!断じて否!!
勝つこと!!勝って、良きライバルであることを認めさせること!!
ならば、勝て!!!
2009年昇格組のプライドを、勝つことで示せ!!!
勝たれ!!!富山!!!!!
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【J特】見せられなかった勝利への気迫。今季ワースト19位に後退  横浜FC戦

2013-06-23 22:16:26 | カターレ富山
1-2で敗戦。
昨季のワーストゲームとなってしまった因縁の地・ニッパツ三ツ沢球技場で、雪辱を期して臨んだはずの今節。
そのときほど何もできずに一方的にやられることはありませんでした。先制点を奪われながらも、同点に追いついてみせました。
しかし。
結果は、敗戦。借りを返すことができませんでした。
これで、シーズンワーストとなる19位にまで後退。同勝ち点で、勝てば無条件にひとつ上がるはずだった順位を、みすみす下げてしまうありさま。
まだシーズンも折り返し地点であと半分あるからなんとかなる?
冗談じゃない。
去年、最終節にしてなんとか降格の危機を免れたけれど・・・その経験があるから大丈夫?
そんなわけはない。
逆に言えば。「そんな降格しかけた経験があるにもかかわらず、このザマなのか」と。
スコアの上では僅差でしょうが、内容では、まったく勝者のメンタリティというものが感じられなかった今節。
ファン・サポーターを失望させるのは簡単だということを、肝に銘じなければなりません。

シュート3本という低調な試合となってしまった前節・札幌戦よりは、いくらか改善されてはいたものの・・・厳しい言い方をすれば、「ちょっとはマシ」という程度。
なぜなら、根本的なところでは何も変わっていなかったから。
相も変わらず、相手に脅威を与えるような攻撃というものが全然出来ていません。
シュート数は相手と同じく6本だったものの、有効だったのは得点した1本のみ。そのほかは、相手ゴールを脅かすことすら出来ていなかったかと。
中盤からの推進力不足、形にこだわりすぎているのか、全然シュートまでいかない。
前節が終わった後、監督は語っています。「十分な体勢ではなくても思い切ってシュートを狙っていく姿勢を持ってほしいと思います」と。それが、今節も果たされていなかった、と。
悪い意味で、いつも通り。

今節は、負傷した西川、苔口らに代わる1トップとして三根が初スタメン。期待もかけられていたし、本人にも気合が入っている様子が見て取れました。
しかし・・・先に仕事をしたのは、警戒しなければならないとわかり切っていたはずの大久保。ゴール前のこぼれ球を懸命に詰めてねじ込むという泥臭いゴールによって、先制されてしまったのでした。
大久保の武器であるところの高さと強さにやられたわけではありません。ですが、やはりそこは百戦錬磨の選手。FWとして求められる働きを見事に結果につなげるゴール。
経験値が違いすぎるとの見方もありましょうが・・・同じ大型FWとして、なにがなんでもゴールしてやるぞというその姿勢は、三根に見習ってほしいところなのですが。
それでも、自身のゴールこそならなかったものの、同点ゴールには貢献していたかと。
36分、CKからドンピシャのタイミングで合わせた舩津のヘッドが決まり、1-1に。相手マークが三根につられたところを、フリーになってしてやったりのゴール。
前半のうちに追いつき、当然のように逆転勝ちを狙わなければならない展開だった・・・のですが。

気をつけなければならないとわかっていたはずなのに。
後半開始からわずか7分。CKからFW黒津 勝に決められてしまい、勝ち越されてしまいました。
注意して気を引き締めねばならない時間帯に、CKで追いついたところをCKで勝ち越されてしまうとか。2トップのゴールそろい踏みに沸き立つ横浜FCサポーター。
ここで。
ここで、「なにくそ!また追いついて、さらには逆転してやる!」とならねばならなかったのですが。
あるいは、意気消沈していたのか。反撃の勢いを見せられず。
そんななかにあって、21分に敬介に続き、22分、ついに黒部が途中出場。
手術、リハビリを乗り越えて、今季初出場を果たした黒部。大きな期待を背に、ピッチに立ったのでした。
これ以上ないくらいに、明確なメッセージ。「追いつき、逆転せよ」
しかし。
悪い意味でのいつも通りさは、変わりませんでした。
確かに、敬介のスピードなど、個々に良い場面はありました。ですが、それが全体の攻撃への勢いとはなりませんでした。
中盤でボールを奪っても、どうにもこうにも攻めあぐねる。
速攻で行くべき場面でも手数が増えてしまい、相手に守備の時間を与えてしまう。
落ち着いてパスコースを探すべきではあるものの、それが最後には積極性を欠いたバックパスになってしまうとか。
最後まで懸命にプレーしてはいたと思います。もちろん、諦めてしまうようなプレーをしていたような選手などいませんでした。
ですが。
結果が、すべて。結局はそのまま得点を挙げるには至らず。リードを守り切られて敗れてしましました。

復帰戦を勝利で飾れなかった黒部。試合後にコメントしています。「勝利にこだわる執念のようなものが感じられなかった」と。
チームの現状を表す、的確な表現ではないかと思います。
執念が足りないから、攻撃にも迫力が出ない。
執念が足りないから、相手を脅かすシュートができない。
そして・・・なにより、執念が足りないから、いつまでも同じようなミスを繰り返し、いつまでも勝てない。
昨年と同じ19位にまで後退してしまったカターレ。
開幕直後の好調さは完全に春の珍事にすぎず、定位置の低位置にもどってきただけ、とでも言うのでしょうか?
こんなことを繰り返しているようならば・・・選手たちが口にするところのプレーオフ進出という目標が、そらぞらしいものに聞こえてもやむなしとしか言いようがないようにも思います。
それでは、いけない。
もちろん、いけない。
やるべきことは、ただひとつ。
1試合でも・・・いや、1分1秒でも早く、現状を脱却すること。それだけです。
それが困難かどうかなんて、この際関係ない。
やるしかない。それだけのことなのだから。


追伸

富山市のグランドプラザにおいて、第4回となるパブリックビューイングが開催されました。
それに先立ち、カターレ富山をサポートする会のメンバーおよび有志で、市内を歩いてアピールするウオーキングが。

それまでは曇っていたところ、実施時間を狙いすましたかのように雨に見舞われ・・・なんともバッドタイミングでしたが。
「このあと午後8時まであるのに、ずぶぬれになるわけにもいかんだろ」とのことでしたが、幸いにして本降りには至らず。その後、現地に到着してからは晴れたりして、なんだかなぁ。

イベント自体は午前中から始まっており、富山県内のダンスチームによるダンス、ご当地アイドル・ビエノロッシのステージ、選手のトークショー&サイン会、Leap-Blueによるダンス、カターレ富山レジェンドである長谷川満氏による見どころ紹介など、盛りだくさんの内容でキックオフを待つことに。

そして、試合開始。
個人的には、第1回、第2回に続いて3度目となるグランドプラザでのPV。
前回にあたる第3回・今季開幕戦は現地参戦だったので、ここでの盛り上がりは経験がありませんでした。
その過去2回がいずれも0-3で惨敗を喫したものであっただけに、今回こそは!と。
前半の舩津の同点ゴール時には、大歓声!
よし、このまま今季初の逆転勝ちだ!・・・と、思っていたのですが。

結果は敗戦。またも、苦い思いで会場を後にすることとなってしまったのでした。
勝てないジンクスなんて、いらんよ・・・。
次回は、来月の群馬戦。
次こそ・・・次こそは勝利を・・・。
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【J特】第20節  横浜FC戦

2013-06-21 22:27:27 | カターレ富山
2週連続アウェイ戦となる今節。けが人続出、2試合連続無得点という悪い流れを断ち切って、3試合ぶりの勝利を挙げるために。ニッパツ三ツ沢球技場へと乗り込み、横浜FCと対戦します。
アウェイ横浜FC戦と言えば。
昨年、シーズンワーストの内容で惨敗してしまったことが思い出されます。得点どころかシュートさえ満足に撃てず、まるで相手ペナルティエリアに入ってはいけないという縛りがあるかのような低調ぶり。むしろハーフコート?というくらいに押し込まれ、かつ、ミスを連発して終始ペースを握られ続けたなか、3失点。いいところなく敗れ去ったのでした。
もちろん、今年はそんなことを繰り返すわけにはいきません。
それでなくとも、前節の札幌戦ではシュート3本で決定機もまるでないままに無得点、無様に敗れてしまいました。その反省からも、低調な試合なんぞしている場合ではありません。
確かに、苦しい状況ではあります。苔口と西川のいないFWをどうするのか?というだけで不安にもなります。
ですが、だからといって勝てなくても仕方ない、なんてことにはなりません。
むしろ、その逆。
苦しいからこそ、勝たねばならない。勝って、変わっていかねばならない。
善戦ではなく、勝利を期して。「これぞ、カターレのサッカー」という、力を見せつける勝利を期待します。

横浜FCの勝ち点は20で、カターレと同じ。巻き返しを図らねばならないのはどちらにとっても同じこと、それだけに同勝ち点の相手からしっかりと勝ち点3を奪って上回っていかねばならないという気持ちは、お互いに強く抱いていることでしょう。
前々節、鳥取に勝利してようやくホーム初勝利。そして前節は千葉を相手にリードしながら追いつかれての引き分け。
そして、今節。当然のようにホーム2連勝を目指してくることでしょう。同勝ち点の富山を踏み台にして復調の流れを確かなものとしたいはずです。
最も注意しなければならないのは、やはり、稼ぎ頭であるところのFW大久保 哲哉でしょう。
ここまで、相手のエース格、あるいはチームの精神的支柱というベテラン選手にしてやられてきているカターレ。その両方の資質を併せ持ち、高さと強さがある選手ということであれば・・・簡単にゴールを許してしまうようなことがあったならば、敗れる可能性が飛躍的に高まってしまうことは避けられそうもありません。
だからこそ、活躍を許してはならないのであって。
今季これまでも、セットプレーの守備に課題を抱えてきたカターレ。それだけに、最大限に集中し、その高さと強さを発揮させることなく抑え込まねばなりません。

今節、期待したいのはヨンドク。
前節の札幌戦、シュート3本という不甲斐ない結果に対し、思うところもあったようで。ならば、今節こそ、その持てる力を遺憾なく発揮してシュートへ、ゴールへ結び付けてほしいと思います。
実際のところ、昨年の惨敗の要因としては、前から積極的にプレスをかけられたところを慌ててしまって後手に回ったから、という面もあったわけで。前節の札幌戦でもその傾向が見られたからには、それを修正しなければならないのはもちろんのこと。
その上で、ヨンドクには持ち味であるところの相手を抜き去る突破力を、今節も見せてほしいところです。
プレーで、意思を示してほしい。是が非でも勝つ!という意思を。

前回対戦の印象が強いとは言うものの。
ニッパツ三ツ沢球技場においては、2勝1分け1敗。相性は、むしろ良いほうのスタジアムです。
2011年の開幕戦は、先制を許してしまったところから追いつき、逆転。初の開幕戦勝利を挙げたことが思い出されます。
あのときのように。それまでの自分たちを打ち破るような勝利が見たいです。
前回は勝利したとはいえ、ここまで、横浜FCはホームで1勝どまり。
ならば。
ガッツリといい形で先制点、さらには追加点を挙げ、「ああ、またダメかも」と、相手を意気消沈させ、雰囲気ですでに勝つ!という展開に持ち込めたら言うことなしなのですが。
「富山程度には勝たないと」なんて軽い気持ちでいたら痛い目に遭う、ということを、結果をもって示してやらねば。

「自分たちはこんなもんじゃない」という思いから浮上の機をうかがっているのは、どちらも同じ。
ならば、勝ったほうが強い。
やるべきことは、シンプルです。
勝って、勝ち点3を上積みする。
だから、勝つ。勝って、カターレが浮上する!!
勝ち点を、譲るな!!!勝ち点3を、必ず!!!
勝たれ!!!富山!!!!!


追伸
週刊サッカーダイジェストにおいて、カターレの特集が組まれました。

朝日と敬介の生え抜き選手対談、黒部の復活に賭ける思い、カターレを支える人たち、監督インタビューといった内容。
当然と言えば当然と言われるのかもしれませんが・・・やはり、Jリーグに所属するクラブなのだな、と、改めて。
チームの露出のことを思えば、苦戦がつづくなかにあっても、間違っても降格なんてしている場合ではないでしょう。
そりゃ、一足飛びにJ1とはいかないでしょうけれど。
ですが、その実現に向けて努力していくことは出来ます。
まずは、目の前の試合を勝っていくこと。そして、注目度を上げていくこと。
いつか、カターレ富山が無視できないほど大きな存在となるその日のために。
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【J特】また、同じことの繰り返し。1点を覆せず、札幌戦いまだ勝ちなし  コンサドーレ札幌戦

2013-06-17 06:57:25 | カターレ富山
0-1で敗戦。
「前にもあったような負け方」としか言いようのない敗戦でした。
前節の苔口に続き、今度は西川までもが同じように前半の早いうちに負傷退場してしまうアクシデント。
8試合ぶりの勝利となった徳島戦でゴールを挙げ、さらなる活躍が期待されていた2人が、そろって離脱とか。
確かに、不利はあったでしょう。
天候不良からピッチ状態がよろしくなかったなかにあって、敬介、ヨンドクといった高さのない選手にハイボールというミスマッチを生んでしまった、とか。
しかし。
だとしても、それは言い訳にはならないはず。他所をどうこう言えるほど、県総だってピッチコンディションは良好ではないのだし。
そもそも、ロングボール頼り、FW頼りのサッカーでは先がない、だからこそパスサッカーを志向するというのが今季のコンセプトではなかったか?
じゃあ、そのパスサッカーが出来ていたのか?
出来ていませんでした。
札幌の前からのプレスに屈し、しなくていいミスを連発。だんだんとパス回しにも積極性を欠き、安易に後ろに戻してしまったりだとか。
その上で、不利だとわかっているのに高さのない選手にロングボールとか。敬介やヨンドクにいかにスピードがあるとはいえ、ボールをもらう位置が相手ゴールから遠ければ、そりゃ、阻止もされましょう。

失点の仕方も、まずかった。
負傷交代直後の気持ちが入り切れていないときに速攻を食らい、ゴール前の人数が足りていたにもかかわらず、マークしきれなくて決められてしまうとか。
もちろん、相手MF砂川の、ベテランらしい冷静な対応からのシュートも素晴らしかったでしょう。
ですが、どうしても防げなかった失点ではなかったはず。こちら側の甘さが招いてしまった失点。

押し込まれた上に、明らかな推進力不足。
典型的な、「これじゃ勝てないよ」というパターンでした。昨年来、これまで何度もあったパターン。今季で言えば、長崎戦などもそうでしょう。
何度もあったのに、それが克服できていない。
確かに、けが人続出状態は異常だし、チーム状態に深刻な影響を与えていることは間違いなし。ですが。それだけが勝てない理由ではないのは、明らか。
課題が克服できていないから負けてしまう。
それは攻撃陣のみならず、チーム全体に突き付けられた問題でしょう。
そして・・・1点のビハインドを覆せず、敗戦。
バタバタと失点を重ねて無様に敗れる、ということこそありませんでしたが・・・追いつき、逆転するだけの時間も十分にあったのに、それを果たせませんでした。
今季ここまで逆転勝ちが1度もないのも、また、課題が克服できていないということなのでしょう。
いつもの負けパターン。
最少失点でこそありますが・・・とても、惜敗とは言えない内容でした。

1回勝ったくらいでそれまでの勝ちなしがチャラになるわけではない―――わかっていたことではありますが、やはり、きついものがあります。
それでも、やるしかない。
今節、ルーキーの村松が途中出場し、Jデビューを果たしました。さすがに経験が浅いどころの話ではないので、最終盤の82分からの出場にとどまりましたが。
「初出場ということで冷静さを欠いていたかもしれない」とは言うものの、それでも気迫のこもったプレーぶりは好印象でした。
復帰間近と言われていたはずの黒部が、右足アキレス腱の痛みを訴えているとか。主力FWが総倒れの状況にあって、ピンチをチャンスに変える働きぶりが求められる村松。
経緯がどうあれ、むしろ復帰してもポジションを明け渡さないよ、くらいの気概で、がんばってほしいところです。

18位にまで落ち込んでいる状況は、待ったなし。
現状を打破する強さ無くして、浮上はありません。
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【J特】第19節  コンサドーレ札幌戦

2013-06-15 07:09:06 | カターレ富山
連続勝ちなしから連続負けなしへ。札幌は厚別へ乗り込み、コンサドーレ札幌と対戦します。
過去7戦で4分け3敗と、勝ちのない札幌戦。前回対戦の2012年第28節も、先制しながらオウンゴールで追いつかれてしまい、試合終了間際に決勝点を決められて敗れています。
接戦に持ち込んでも、どうしても勝利まで至っていない札幌戦。
しかし、ものは考えよう。巻き返しに向けてチームが変わっていかなければならない時期だけに、逆にチャンスでもありましょう。
相性最悪だった徳島から勝利を挙げて連敗をストップしたように。勝利こそならなかったものの、群馬にゴールを許さず無失点に抑えたように。
今節もまた、これまで勝ったことのない札幌に勝つことで、手ごたえが結果につながるという流れを作っていかねば。

札幌は現在勝ち点23で13位。17位であるカターレとの勝ち点差は3。得失点差の関係で順位の逆転はならないかもしれませんが、それでも勝って同勝ち点にすることでプレッシャーを与えなければならない対戦です。
今季ここまでわずか1勝と、ホームでなかなか勝てない札幌。それだけに下位の富山にきっちり勝って、ファン・サポーターに勝利を届けたいところかと。
今週半ばには中断期間でキャンプ中の浦和、広島といったクラブと練習試合。結果としてはこっぴどくやられたものの、そこで得られた糧をこの試合に賭けるエネルギーとして蓄えていることでしょう。
しかし、そう簡単にやらせてたまるかよ、と。
J1の実力派クラブだから負けたのであって、それが相性のいいJ2下位クラブならば関係ない・・・そんな論法が通用しないことを、結果で示してやらねば。
先の松本戦で、今季ホーム初勝利を献上してしまったカターレ。その時のやりきれない後味の悪さというものは、記憶に新しいところです。今節もまた勝ちに飢えているクラブとの対戦ですが、そんな相手の「お得意様」となるわけにはいかないのであって。勝ちの飢えているのは、こちらとて同じこと。結果を出したい、良い流れに乗りたいのは、こちらとて同じこと。
ならば、勝つしかない。
札幌戦初勝利という成果を出し、自身と活力へと変えなければなりません。

足助、山瀬、大西と立て続けに負傷離脱。大山が戻ってきたかと思えば、今度は苔口までもが肉離れ。チーム状況は芳しくありません。
それでも。
そんなことを勝てない理由にして良いわけはないのであって。7戦連続勝ちなしの時期を含め、勝てない理由は選手のコンディションだけにあったわけではないのだから。
ベストメンバーが組めなかったからといってあからさまに戦力が激減、といった試合があったか?という話。むしろ、組めないなりに頑張っていた試合のほうが多かったくらいで。
ただ。それが、善戦止まりに終わっていたことが課題だった、ということで。
今節にしても、好調だった苔口の離脱は大きいし、影響もありましょう。しかし、それは代わるメンバーが補えばいいこと。どうしようもなくて打つ手がない、というわけではないのだから。その「次の一手」が機能したならば。
出場選手が安定しないからといって、「負けないようにやり過ごす」なんて選択肢はありません。常に、求むべきものは勝利のみ。
その上で、善戦止まりでなく、最後に勝ち切る強さを見せること。「このくらいでいい」なんてことは、ありません。言いたいことは、勝ってから聞く。というところで。

前節、連勝を狙いながらも叶いませんでした。無失点であった一方で、無得点に終わってしまったことで、攻撃陣の面々にも、忸怩たる思いが募ったことかと。
その悔しさは、やはり試合で晴らさねばなりません。
札幌とて、わけもなくなかなか勝てないでいるのではないはず。やはり、どこかに弱さを抱えているからこその現状でしょう。
そこを、突くためにも。
攻撃陣の奮起は必要不可欠。試合を優位に進め、「一度も負けていない、相性がいいはずの富山にさえ負けてしまうのか?」というプレッシャーで押しつぶすくらいでなければ。
一昨年の8月以来の対戦となる今節。その時と同じでないことを、結果で示さねばなりません。
ここは、あえてその時からのメンバーであるところの朝日、敬介といった選手に活躍してほしいところです。
確かに、対戦の無かった昨季は残留争いに巻き込まれもした。今季も、どうにも苦戦中。
しかし。積み重ねているものは、確かにあります。経験は、無駄じゃない。
今節は、それを証明する場。いつまでも勝てないままだと思うなよ!ということを、勝って示さねば。

善戦止まりからの脱却―――シーズン通しての課題を、この一戦に込め、勝利するために。
連続負けなしを、継続していくために。
手ごたえを、つかめ!自信を、つかめ!
必勝を期して臨め!!!
勝たれ!!!富山!!!!!
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