行く末遠ければ

生まれも育ちも富山県砺波市
地元サッカークラブ・カターレ富山を応援するブログ

第24節  ファジアーノ岡山戦

2009-06-28 08:32:37 | カターレ富山
同期のファジアーノ岡山をホームに迎えての今節。6試合ぶりのホーム戦勝利をかけての一戦となります。
対する岡山は10試合勝ちがなく、8試合連続無得点中。不調の最中にあるなかでも、やはり同期決戦には期するものがあるのではないでしょうか。
昨年11月30日の最終戦以来となる、ホームでの対決。1-1のドローで有終の美を飾れなかった借りを返さねば。
第1クールでは初のアウェー戦勝利をもぎ取った相手に、第2クール初のホーム戦勝利を!


岡山にとっては、J昇格が決まった思い出のスタジアムということになります。ドローで自力昇格を決められなかったとはいえ、悪い印象は持っていないでしょう。むしろ、低迷からの脱却に向け、「原点」に立ち戻るには絶好のシチュエーションとさえ言えるかもしれません。
8試合連続無得点ということですが、カターレとて、そのつらさはわかります。ついこの間まで5試合連続とか経験していたし。
セレッソ戦で3得点とはいいながら、PKと相手がふたりも少ない状況での得点。甲府戦では得点できたものの1点止まり、追加点が奪えずに追いつかれてしまい、前節の鳥栖戦ではまた無得点。決定力のなさという点においては、まったく相手のことをとやかく言える状況にはありません。
岡山も必死に得点を狙ってくるところでしょうが、むしろ点を獲りたいのはこっちだよ!と。

気をつけなければならない点は、ふたつ。
ひとつは、いつものことながら開始直後と終了直前に気をつけること。
それでなくても、岡山にはロスタイム失点で負けたイヤな思い出があることだし。前回ホーム戦も1点リードしながら追いつかれてのドローということを思えば、1点では心許ない。欲を言えば、早い段階で2点以上の差をつけて戦意を削ぎたいところ。それにはまず、攻めの姿勢を明確に打ち出さねば。
ふたつめは、相手のペースに合わせないこと。
前回対戦時も、そして同じく同期である栃木戦でも感じたのですが、試合のペースが、はっきり言ってJFLレベルでした。そりゃ、水曜にもアウェーで試合があったし、疲労もたまっていることでしょう。しかし、ここはふんばってJ2レベルでの攻防を繰り広げないと。必死に点を獲りに来る相手にペースを握られ、こっちがそれに合わせてしまっていては、後手を踏むことは明らか。むしろ、逆にこっちのペースで相手を翻弄するくらいでないと。

期待したいのは、トミーの奮起。
前回対戦時、ここまでチームのベストゴールと言える見事なシュートを決め、逆転勝利に貢献。それ以来無得点とはいうものの、逆に言えば、今節こそチャンスかも知れません。
昨年の岡山戦においては、アウェーでは追撃のゴールを決めるも敗戦、ホームでは負傷で途中退場と、苦い思い出が残ってしまったトミー。ならば、今年はアウェー戦でのビューティフルゴールに続き、このホーム戦でも結果を残して良い思い出にしてもらわないと。

連戦の疲れ、13時からの試合という暑さなど、きつい条件となるであろう今節。
ここをしっかり乗り切りって、困難に打ち勝つチカラを示して欲しい。もちろん勝利によって。
勝たれ!富山!!

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無得点に終わるも、難敵相手に無失点  サガン鳥栖戦

2009-06-25 23:52:54 | カターレ富山
前回対戦と同じく、0-0のドロー。
結果だけ見ると同じでも、3連勝中と好調だった相手にアウェーで引き分けられたのは収穫です。
甲府戦で勝ち試合を落としてしまったというショックは、やはりあったものと思います。しかし、それを引きずることなく集中して守りきり、無失点に抑えました。ハーフナ―・マイクや山瀬、島田といった高いスキルを持った個のチカラにも対応することが出来たことは、自信につながるのではないかと。


これで、甲府戦に続いて相手の連勝をストップさせました。
いかに相手の調子が良かろうと、自分たちのサッカーが出来ていれば、気後れする必要はない―――試合展開のスピードや場面ごとの切り替えについて行くのに必死だった当初のことを思えば、ここ最近は落ち着きも出てきたように思います。今節にしても、事前の対策を試合できちんと実行できたことが無失点につながったことは明らか。仙台戦・湘南戦・東京V戦のように大量失点してしまった試合は、やはり落ち着きが無く、パス精度も悪い試合でした。逆に言えば、意思疎通がしっかりと出来てうまく連動しながら守ることができたなら、そうやすやすとは失点しない。その自信を深められた一戦だったかと。

あとは・・・課題となるのは、やはり攻撃力。
ゴール前まで形は作れている。けれど、フィニッシュの段階で、その精度が・・・。これも、経験不足からのことではないかと。ならば、守備がだんだんと安定してきたように、攻撃についても安定させ、必要以上にテンパらないようにしないことには、なかなか難しいものがあります。
まずは、守備から。守備を安定させることで精神的な余裕を持たせ、そのうえで攻撃の精度を上げる、と。難問ではありますが、その基礎となる部分、守備の安定への光明は、この試合でも見られたのではないでしょうか。

1戦1戦の積み重ねがカターレを強くしています。その成長を止めないことが、すなわちきびしいシーズンに打ち勝つということ。
勝ち点1を得たこと、経験値を上げたことを、着実にフィードバックしていってほしい。
勝てなかったことは残念、しかし、これで5戦勝ちなしから3戦負けなしへ。今後、よりいっそうの精進を期待します。
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第23節  サガン鳥栖戦

2009-06-24 04:50:15 | カターレ富山
前節から中2日、遠く九州は佐賀県まで赴き、前回対戦から6週ぶりとなるサガン鳥栖戦に挑みます。
ホームでの対戦は、どちらにとっても消化不良気味のスコアレスドロー。その雪辱を期したいところは、お互い譲れないところ。
相手は、前節のセレッソ大阪撃破を含め、目下3連勝中。対して、勝利目前で逃してしまったとはいえ上位甲府相手に優勢に試合を進めたカターレ。
勢いづくチーム同士の対決ですが、ここは是非とも勝利をおさめ、甲府に続いての相手4連勝阻止を達成したいところです。
前回対戦以後、FW山瀬幸広、ハーフナ―・マイクといった新戦力がフィットし、攻撃陣に厚みができた鳥栖。
札幌に2-1と逆転勝ち、栃木に5-0と圧勝、セレッソに2-0と快勝した勢いを止めることはなかなかに難しいでしょうが、それでも簡単に負けるわけにはいきません。
だんだんと暑くなってきている今日この頃、同じ中2日でも、春先と変わらずというわけにはいかないのではないかと。それでも、今季カターレの武器となっている「後半になっても落ちない運動量」を維持することが、やはり勝利に向けての条件とみて間違いないのではないでしょうか。鳥栖のように際立ったFW選手がいない以上、組織力で対抗するしかないことに変わりはないかと。
結果的に勝てなかったとはいえ、守備をしっかりと確立することで攻撃にも良いリズムが生まれることを、前節甲府戦で証明してみせました。ならばこそ、中2日の強行日程を味方につけるほどのハードワークが求められます。相手も手強い、しかし、それよりも先に自分たち自身に負けないように、と。

セレッソ戦同様、監督にとっては古巣のホームに乗り込んでの一戦。ならば、結果についても同じく勝利をおさめることで『恩返し』をしてほしいところです。
掴みかけた勝利を寸前で逃した前節の悔しさを、今節の勝利で晴らして欲しい。また、その強さを身につけていかねばならない―――切に、そう思います。
勝たれ!富山!!
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またもロスタイム失点 目前の勝利逃す  ヴァンフォーレ甲府戦

2009-06-23 23:23:09 | カターレ富山
上位からの2連勝、久々のホーム勝利を期して挑んだ甲府戦。
ヒデの2試合連続、対甲府戦3点目となるゴールで先制したものの、ロスタイムに失点してしまい、痛恨のドローに終わりました。
ひいき目抜きに見ても、「勝てる試合を落とした」という印象。この悔しさをバネにし、さらなる成長を願ってやみません。


午前中に降った雨があがったあと日差しが照りつけて湿度が高いまま気温が上がるという、なかなかにきびしいコンディションとなった試合でした。
電光掲示板が不調で使用不可、代わりにホワイトボードを持ち出して、手書きで得点を書き込むという「おいおい」と突っ込みたくなるようなアクシデントがあったりとか。
やはり高速1000円効果か、おそらくは今季最多かというたくさんの甲府サポーターが来場しました。チームカラーが青どうしということで、会場内外が青っぽくなっていたり。

強力な甲府攻撃陣に対して、どれだけしっかりと守りきれるかが課題だった今節。堤の出場停止をうけて、今季初となる小田切・足助・濵野・舩津というディフェンス陣で臨みました。
結論から言えば、「当たり」でした。メンバーが違うからと連携がちぐはぐになるようなことはなく、きちんと統率がとれていました。
メンバーをまとめ上げる要として、いつもながらの濵野の安定度は言うに及ばず。若干調子の波があるような足助も、今節は集中できていました。舩津も、今やルーキーうんぬんではない、必要な選手となっています。
そんななか、光っていたのがオタでした。以前に同じく堤が出場停止となったときにはCBにはいっていましたが、今節はSBとしての出場。持ち味の積極的な攻め上がりを存分に披露。機を見て果敢に駆け上がる姿は、とにかく頼もしかったです。
全般的に、大きなミスもなく、こちらのペースで試合を進められたと思います。前回ホームゲームだった東京V戦と比較しても、明らかに相手の怖さを封じ、優位に進められていたようでした。

試合が動いたのは前半34分。
膠着状態が続いていたなか、「そろそろ先制点が欲しいところだな」とつぶやいていたのですが、まさにその直後のことでした。
前節に見せたようなスピード感溢れる抜け出しをここでも発揮、ヒデがDFとGKをかいくぐって待望の先制ゴール!
良いタイミングでの得点に、油断は禁物ながらも手応えをつかんだ実感がありました。やはり、ディフェンスのリズムが良ければ攻撃にも余裕が生まれ、決定機も増すということだったのでしょう。

ただ、後半に入ってもチャンスがあったのですが・・・追加点が奪えなかった。朝日や川崎に惜しい場面があったものの、決めきれず。守備陣ががんばっていただけに、2点差をつけられていたなら、もっとおちついて試合も進められただろうに・・・。
そのモヤモヤ感が、悪い意味で現実のものとなってしまいました。終了間際になって、守護神・雄二が痛んで長らくプレーが止まるというアクシデントが。結果、8分という通常では考えられない長いロスタイムとなってしまい・・・集中力が保ちきれなかったか、のこり2分で同点にされ、無念のドローとなってしまいました。

強敵相手によくやった、ではなく、勝てる試合を落としたという無念さが勝る結果となりました。
本来、上位も下位も関係ないはず。なにせ、J参戦1年目なのだし。
ならばこそ、ツメの甘さが経験不足によるものだとするなら・・・この結果を真摯に受け止め、糧としてもらうよりほかありません。
またホームで勝てませんでした。しかし、良い流れの中にいるのは確か。
次こそは、勝利という結果を伴ったホームゲームを。ファン・サポーターみんなの願いです。
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第22節  ヴァンフォーレ甲府戦

2009-06-21 07:28:55 | カターレ富山
6試合ぶりの勝利となったセレッソ戦から1週間。ホームに現在4位のヴァンフォーレ甲府を迎えての一戦です。

前回対戦時はカターレの勝利。しかし、カターレがそれから前節までの5試合が連続無得点で勝てなかったのに対して、甲府は以後5勝1分けと、まさに明暗が分かれました。
好調を維持しながら雪辱に燃える甲府相手に、ここ4試合ホームで勝てない&無得点のカターレがどこまで対抗できるか。
それにはやはり、前節のセレッソ戦で得た経験をフルに活かすほかないように思います。


前節勝利したとはいえ、やはり相手が9人だったからという事実は否定できず、人数が多かったにもかかわらず2点差を追いつかれてしまったことも確か。
やはり、続けて数的優位に立つことなどほぼ考えられない以上、個のチカラで勝る相手にどうくらいついていくかが問われるところ。前回対戦以降15得点とゴールを量産し、前節も熊本に4-1と完勝している甲府。3トップをはじめとした攻撃陣は、J2屈指の脅威と言っていいでしょう。それでなくても、前回対戦時に消極的なプレーで敗れたとあっては、積極的に攻め込んでくることは想像に難くありません。
やはり、今季カターレの生命線である組織的守備が有効に機能することが、なにはなくとも最低条件となるでしょう。
負けないことはもちろん、勝つためには何が必要か?
前節がもしPKでの得点のみだったとしたら、あるいは逆転負けをくらっていたかもしれません。確かに、人数の少ない相手に2失点して追いつかれはしました。が、最後まであきらめずに攻めの姿勢を貫いた結果、決勝ゴールに結びついて勝ちを収めた。ならば、今節もその意気込みを忘れることなく、果敢に攻めていかねば。
前々節、0-3で敗れた東京V戦では、組織的守備にミスが目立ったことのほかにも、攻撃がうまくいかずに相手に脅威を与えられなかったことが敗因だったように思います。向こうとすれば、怖くない攻撃にはそこそこの対処をしておけばよく、あとはチャンスをじっくりうかがいながら攻めればよい、というふうに余裕を与えてしまっていたかと。
相手の攻撃をしっかり耐えなくてはならないことはもちろんのこと、こちらの攻撃でもなめられるわけにはいきません。守備一辺倒では、個のチカラに勝る甲府を抑えきるのは難しいでしょう。ならば、相手にも攻守にわたって意識を分散させ、隙をついていかなくては。そのためにも、積極的な攻撃姿勢、重要です。前節に勝ちきった経験を有効に活かすためには、今節、負けるわけにはいかない・・・いや、勝たねばいけないでしょう。

勝利した次の試合が大事ということは、甲府との前回対戦からの数試合でイヤほど痛感させられたこと。ならば、その高くついた授業料を、勝ち点3というかたちで、ホーム勝利で還元しなければ。
甲府のリベンジを返り討ちにし、「やっぱり富山には勝てない」というイメージを植え付けてやりましょう!
勝たれ!富山!
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