2-0で勝利!
相手がホーム3連勝中・首位秋田を破ったガンバ大阪U23となれば、よもやの事態もあり得た試合でしたが。いや、それは事前にわかっていたこと。相手がどうこうより、前節が試合なしで空いたことを含め、いかに自分たちのサッカーを貫けるかが問われた試合であったかと。
スタメン平均年齢19歳のガンバ大阪U23に対し、26歳であったカターレ。ナイトゲームであったとはいえ、昼間の暑さの影響が残る中での試合。
それでも、試合を通じて躍動、そして勝ち切ったのはカターレでした。
均衡した状態であった前半のうちに先制点を奪い。そして、後半に追加点を挙げて突き放すという理想的な展開。守っても、相手にほとんど決定機を作らせない堅守を見せ、無失点。
シーズン前半戦を2位で折り返したクラブの力が伊達ではないことを証明する、今シーズン10勝目を挙げたのでした。
栃木戦で退場となってしまった窪田に代わって衛藤が出場となった以外は、このところおなじみとなった面々が名を連ねることとなったスタメン。初めての市立吹田サッカースタジアムでの試合に臨むこととなりました。
試合開始からしばらくは、お互いに様子をうかがうような展開。ガンバ大阪U23は、左サイドのMF食野 亮太郎を軸に攻撃を展開。ガンバ若手の中でも将来を嘱望される選手、さすがの上手さを見せていました。
1週インターバルが空いただけに、特に試合の入りは大事。そういった認識をチーム全員が共有していたでしょうが、そのとおり、皆しっかりと意識し、ボール回しもスムーズでした。
実際、リーグ戦との試合間隔が変わった天皇杯で、開始早々にいきなり失点してしまった、なんてこともあったわけで。その反省をしっかりと活かせていたかと。
そんななか、躍動していたのが左サイド。
果敢なオーバーラップを仕掛ける柳下、常に前を意識した突破を図る北井と、それぞれが持ち味を発揮。
先制点は37分、まさにそういった躍動の中で生まれました。
北井が相手を振り切ろうとしたところを倒され、ペナルティーエリアわずかに外という絶好の位置で直接FKを獲得。キッカーは右足の山形。
中継で事前に打ち合わせをする脇本と柳下の姿が捉えられましたが、まさにその直後でした。
高さを活かして柳下がヘッド、それ自体はGKに弾かれてしまったものの、抜かりなく詰めていた脇本!2試合連続ゴールとなる先制点を挙げたのでした。
北九州戦、栃木戦でそれぞれ劇的なアディショナルタイムゴールを決めた2人による得点は、1週のインターバルなどなんの、良い流れがしっかりと継続していることを感じさせるナイスゴールでした。
それでも、まだまだ油断はできませんでした。ガンバ大阪U23には、栃木戦で先制点を奪われながらも3得点を返して逆転勝利した経験があります。
そんななか、前節2ゴールを挙げて勝利の立役者となったFW一美 和成が負傷退場というアクシデントが。
「だからこその奮起」ということも十分にあり得た中、気を抜くことなどできるはずもなく。
やはり、前回対戦でもそうでしたが、先制したからこそ勝利を手繰り寄せる追加点を挙げることが求められたのでした。
その追加点がうまれたのが、61分。
中央で柳下から北井につながるショートカウンター。持ち前の突破力で一気に上がると、そこから椎名へ。その椎名が飛び出すGKにも動じずふわりと上げたシュートがゴールへ!
前回対戦に続き、またしてもガンバ大阪U23戦で追加点となるゴールを決めた椎名。俄然、試合を優位に。
決めた椎名ももちろん素晴らしいですが、特筆すべきは北井の抜け出しであったかと。
試合後半にもかかわらず、その出足の鋭さには全くかげりなし。これまでも「夏の暑さは平気」と言ってきた彼ですが、まさにそのとおり。頼もしい限りです。
その北井に代わって、83分、加入したばかりの平繁が出場。熊本でつけていた背番号10から45となった彼の、カターレデビューとなりました。
出場時間が限られていたなかにあっても存在感を発揮。鋭い振り向きざまのシュートを放つも、相手GKのファインセーブによって惜しくも決まらず、という場面も。その実力の片りんを見せました。次節以降の本格的な活躍に期待です。
そして、試合終了。
守っても相手にほとんど決定機を作らせない堅い守備で無失点に抑え、シーズン後半戦の初戦を零封勝利で飾ったのでした。
前半戦同様、いや、それ以上の飛躍を成し遂げるために、勝っておかねばならなかった試合で、しっかり勝ち切った。自信のつく勝利であったかと思います。
他会場では、注目の首位と3位との直接対決となった秋田―沼津戦で、沼津が勝利。連敗となった秋田に勝ち点差2と詰め寄ることに成功した半面、追ってくる沼津との差は1のまま。緊迫した状況が続くことに。
けれども、だからこそ。今節、しっかりと勝ち切って勝ち点3を積み上げた意味の大きさ。
次節のFC東京U23戦までは約1カ月の中断期間をはさむこととはなりますが。
1週空いても、しっかりとした準備の末に快勝した今節のように。
1カ月空いても、またしっかりと勝っていけるように。
勝って兜の緒を締めよ。
油断なく、かつ有意義に1カ月を過ごし、再開に向けての努力を積み重ねていかねばなりません。
相手がホーム3連勝中・首位秋田を破ったガンバ大阪U23となれば、よもやの事態もあり得た試合でしたが。いや、それは事前にわかっていたこと。相手がどうこうより、前節が試合なしで空いたことを含め、いかに自分たちのサッカーを貫けるかが問われた試合であったかと。
スタメン平均年齢19歳のガンバ大阪U23に対し、26歳であったカターレ。ナイトゲームであったとはいえ、昼間の暑さの影響が残る中での試合。
それでも、試合を通じて躍動、そして勝ち切ったのはカターレでした。
均衡した状態であった前半のうちに先制点を奪い。そして、後半に追加点を挙げて突き放すという理想的な展開。守っても、相手にほとんど決定機を作らせない堅守を見せ、無失点。
シーズン前半戦を2位で折り返したクラブの力が伊達ではないことを証明する、今シーズン10勝目を挙げたのでした。
栃木戦で退場となってしまった窪田に代わって衛藤が出場となった以外は、このところおなじみとなった面々が名を連ねることとなったスタメン。初めての市立吹田サッカースタジアムでの試合に臨むこととなりました。
試合開始からしばらくは、お互いに様子をうかがうような展開。ガンバ大阪U23は、左サイドのMF食野 亮太郎を軸に攻撃を展開。ガンバ若手の中でも将来を嘱望される選手、さすがの上手さを見せていました。
1週インターバルが空いただけに、特に試合の入りは大事。そういった認識をチーム全員が共有していたでしょうが、そのとおり、皆しっかりと意識し、ボール回しもスムーズでした。
実際、リーグ戦との試合間隔が変わった天皇杯で、開始早々にいきなり失点してしまった、なんてこともあったわけで。その反省をしっかりと活かせていたかと。
そんななか、躍動していたのが左サイド。
果敢なオーバーラップを仕掛ける柳下、常に前を意識した突破を図る北井と、それぞれが持ち味を発揮。
先制点は37分、まさにそういった躍動の中で生まれました。
北井が相手を振り切ろうとしたところを倒され、ペナルティーエリアわずかに外という絶好の位置で直接FKを獲得。キッカーは右足の山形。
中継で事前に打ち合わせをする脇本と柳下の姿が捉えられましたが、まさにその直後でした。
高さを活かして柳下がヘッド、それ自体はGKに弾かれてしまったものの、抜かりなく詰めていた脇本!2試合連続ゴールとなる先制点を挙げたのでした。
北九州戦、栃木戦でそれぞれ劇的なアディショナルタイムゴールを決めた2人による得点は、1週のインターバルなどなんの、良い流れがしっかりと継続していることを感じさせるナイスゴールでした。
それでも、まだまだ油断はできませんでした。ガンバ大阪U23には、栃木戦で先制点を奪われながらも3得点を返して逆転勝利した経験があります。
そんななか、前節2ゴールを挙げて勝利の立役者となったFW一美 和成が負傷退場というアクシデントが。
「だからこその奮起」ということも十分にあり得た中、気を抜くことなどできるはずもなく。
やはり、前回対戦でもそうでしたが、先制したからこそ勝利を手繰り寄せる追加点を挙げることが求められたのでした。
その追加点がうまれたのが、61分。
中央で柳下から北井につながるショートカウンター。持ち前の突破力で一気に上がると、そこから椎名へ。その椎名が飛び出すGKにも動じずふわりと上げたシュートがゴールへ!
前回対戦に続き、またしてもガンバ大阪U23戦で追加点となるゴールを決めた椎名。俄然、試合を優位に。
決めた椎名ももちろん素晴らしいですが、特筆すべきは北井の抜け出しであったかと。
試合後半にもかかわらず、その出足の鋭さには全くかげりなし。これまでも「夏の暑さは平気」と言ってきた彼ですが、まさにそのとおり。頼もしい限りです。
その北井に代わって、83分、加入したばかりの平繁が出場。熊本でつけていた背番号10から45となった彼の、カターレデビューとなりました。
出場時間が限られていたなかにあっても存在感を発揮。鋭い振り向きざまのシュートを放つも、相手GKのファインセーブによって惜しくも決まらず、という場面も。その実力の片りんを見せました。次節以降の本格的な活躍に期待です。
そして、試合終了。
守っても相手にほとんど決定機を作らせない堅い守備で無失点に抑え、シーズン後半戦の初戦を零封勝利で飾ったのでした。
前半戦同様、いや、それ以上の飛躍を成し遂げるために、勝っておかねばならなかった試合で、しっかり勝ち切った。自信のつく勝利であったかと思います。
他会場では、注目の首位と3位との直接対決となった秋田―沼津戦で、沼津が勝利。連敗となった秋田に勝ち点差2と詰め寄ることに成功した半面、追ってくる沼津との差は1のまま。緊迫した状況が続くことに。
けれども、だからこそ。今節、しっかりと勝ち切って勝ち点3を積み上げた意味の大きさ。
次節のFC東京U23戦までは約1カ月の中断期間をはさむこととはなりますが。
1週空いても、しっかりとした準備の末に快勝した今節のように。
1カ月空いても、またしっかりと勝っていけるように。
勝って兜の緒を締めよ。
油断なく、かつ有意義に1カ月を過ごし、再開に向けての努力を積み重ねていかねばなりません。