1-1のドロー。
連勝への気概というものは、たしかにあった。勝てる試合であったとも言えます。
しかし。
結果は、ついてこなかった。接戦を制して勝利をもぎ取る力までは、今節もまた発揮出来ずじまい。また、連勝できませんでした。
勝てる試合を勝ちきるという力を見せることが出来なかった。それがシーズン最終盤に来ても変わることがないというのが、どうにもやるせないところです。
試合開始直後から積極性を見せて攻め込んでいたカターレ。相手の出足が鈍かったのもあるかもしれませんが、それを差し引いても、ここ数試合では見られなかったほど果敢にプレーしていたように思います。
そんな積極性が功を奏し、前半10分に先制ゴール。前回の鳥取戦でプロ初ゴールを挙げた進藤が、今回の対戦でも決めてくれました。
試合直前にスタメン出場するはずだった朝日が急遽出場回避、代わっての出場となりましたが、その起用に見事に応えたかたち。得点もさることながら、積極果敢に相手に向かって行くガッツはチーム随一でした。その闘志に感じ入ったファン・サポーターも多いことでしょう。そういった姿こそが、みんなの見たいカターレなのだから。
その後も、苔口、敬介、北井らスピードのある選手らを中心に優勢な時間帯が続き。パス回しも最近にないスムーズさで進行。攻勢をかける場面が続きました。
40分にはゴールネットを揺らして2点目、と思われたもののオフサイド判定。
追加点を挙げてさらに勝利をたぐり寄せたい―――そんな思いも、なかなか決めきれないじりじりした展開。
そんななか。
前半終了間際のアディショナルタイム。CKからのこぼれ球を豪快に振り抜かれ、失点。同点・逆転を目指す鳥取にとって勇気を与えるかたちで折り返すこととなってしまいました。
また、気をつけなければならないとわかっていたはずの時間帯に失点。
前節の失点もCKからのもの。この試合だけでも、前のCKで同じような場面はあったところ。にもかかわらず、防ぐことができなかった。
甘さ、というか・・・やはり、足りない部分はこのあたりということでしょうか。
勇気を得た鳥取は後半に入って攻勢を強め、カターレペースであった前半とは一転して鳥取ペースに。
なかなかチャンスを作れない一方で、相手には危ないシーンを作られ。
そんななかで気を吐いたのが、2試合連続スタメン出場となった永井。連続シュートのピンチも気合いの横っ飛びでファインセーブ、気迫あふれるプレーで逆転を許しませんでした。
そういった守備の頑張りで失点を免れていた一方で、なかなか良い形で攻勢に出られず。
それでもなんとかしなければ勝てない―――わかっていたことでしょうが、結果に結びつけることができませんでした。
そのまま1-1で試合終了。
負けてしまうと順位で入れ替わられてしまう試合でしたが、なんとか同勝ち点差のまま。上にいた福島が敗れたことで5位浮上とはなったものの、近い順位のチームより消化試合数が多いことを思えば、少しでも上位を目指すに当たっては、依然予断を許さぬ苦しい状況です。
あらためて思うのが、「こういった試合で勝たないと」ということ。
こういった接戦を落としているから勝てない、連勝できない。勢いに乗れない。
逆に言うなら、J2復帰をめざすのであれば、こういった試合でしっかり勝つ力が無ければかなわない―――そんな事実を、あらためて突きつけられた試合であったようにも思います。
善戦止まりでなく、勝つチームに。
目指す目標と現実との乖離。
今季幾度となく味わった苦い経験を、また繰り返してしまった。そんな試合でした。
連勝への気概というものは、たしかにあった。勝てる試合であったとも言えます。
しかし。
結果は、ついてこなかった。接戦を制して勝利をもぎ取る力までは、今節もまた発揮出来ずじまい。また、連勝できませんでした。
勝てる試合を勝ちきるという力を見せることが出来なかった。それがシーズン最終盤に来ても変わることがないというのが、どうにもやるせないところです。
試合開始直後から積極性を見せて攻め込んでいたカターレ。相手の出足が鈍かったのもあるかもしれませんが、それを差し引いても、ここ数試合では見られなかったほど果敢にプレーしていたように思います。
そんな積極性が功を奏し、前半10分に先制ゴール。前回の鳥取戦でプロ初ゴールを挙げた進藤が、今回の対戦でも決めてくれました。
試合直前にスタメン出場するはずだった朝日が急遽出場回避、代わっての出場となりましたが、その起用に見事に応えたかたち。得点もさることながら、積極果敢に相手に向かって行くガッツはチーム随一でした。その闘志に感じ入ったファン・サポーターも多いことでしょう。そういった姿こそが、みんなの見たいカターレなのだから。
その後も、苔口、敬介、北井らスピードのある選手らを中心に優勢な時間帯が続き。パス回しも最近にないスムーズさで進行。攻勢をかける場面が続きました。
40分にはゴールネットを揺らして2点目、と思われたもののオフサイド判定。
追加点を挙げてさらに勝利をたぐり寄せたい―――そんな思いも、なかなか決めきれないじりじりした展開。
そんななか。
前半終了間際のアディショナルタイム。CKからのこぼれ球を豪快に振り抜かれ、失点。同点・逆転を目指す鳥取にとって勇気を与えるかたちで折り返すこととなってしまいました。
また、気をつけなければならないとわかっていたはずの時間帯に失点。
前節の失点もCKからのもの。この試合だけでも、前のCKで同じような場面はあったところ。にもかかわらず、防ぐことができなかった。
甘さ、というか・・・やはり、足りない部分はこのあたりということでしょうか。
勇気を得た鳥取は後半に入って攻勢を強め、カターレペースであった前半とは一転して鳥取ペースに。
なかなかチャンスを作れない一方で、相手には危ないシーンを作られ。
そんななかで気を吐いたのが、2試合連続スタメン出場となった永井。連続シュートのピンチも気合いの横っ飛びでファインセーブ、気迫あふれるプレーで逆転を許しませんでした。
そういった守備の頑張りで失点を免れていた一方で、なかなか良い形で攻勢に出られず。
それでもなんとかしなければ勝てない―――わかっていたことでしょうが、結果に結びつけることができませんでした。
そのまま1-1で試合終了。
負けてしまうと順位で入れ替わられてしまう試合でしたが、なんとか同勝ち点差のまま。上にいた福島が敗れたことで5位浮上とはなったものの、近い順位のチームより消化試合数が多いことを思えば、少しでも上位を目指すに当たっては、依然予断を許さぬ苦しい状況です。
あらためて思うのが、「こういった試合で勝たないと」ということ。
こういった接戦を落としているから勝てない、連勝できない。勢いに乗れない。
逆に言うなら、J2復帰をめざすのであれば、こういった試合でしっかり勝つ力が無ければかなわない―――そんな事実を、あらためて突きつけられた試合であったようにも思います。
善戦止まりでなく、勝つチームに。
目指す目標と現実との乖離。
今季幾度となく味わった苦い経験を、また繰り返してしまった。そんな試合でした。