行く末遠ければ

生まれも育ちも富山県砺波市
地元サッカークラブ・カターレ富山を応援するブログ

変わらない勝負弱さ。裏切られ続けるホームの期待  FC琉球戦

2015-07-30 22:32:59 | カターレ富山
0-1で敗戦。
およそ1ヶ月ぶりとなった県総でのホーム戦。ホーム戦そのものは前々節の相模原戦もそうだったけれど、ある意味アウェイ戦、それに勝てていない。
前節の3得点勝利を受けて、連勝への期待は高まっていたはずです。7月無敗の締めくくりとして勝利を挙げてほしいと。
今シーズン唯一の平日ナイトゲーム。ワタシもそうでしたが、仕事を終えてからダッシュで駆けつけたファン・サポーターも多かったはずです。それもこれも、カターレ勝利を見届けるため。
なによりも、我らがホーム・富山県総合運動公園陸上競技場で、ファン・サポーターの期待に応える勝利を挙げ、皆で喜びを分かち合いたい。そう願っていたはずです。

なのに。

結果は、“いつもどおり”。
良い流れは次の試合に持ち越すことなくキャンセル、これまでの経験の積み重ねで染みついた悪い流れはしっかりと結果に結びつける―――いつもいつもそうだけれど、なんで、逆じゃないのかと。
今季J3は、3回戦総当たりの全36試合。
どのクラブもそうでしょうが、状態が良い時もあれば悪い時もあり、やりくりには苦心することでしょう。
ただ、それでも結果を良い方向に持って行かねばならないのがプロなのであって。
悪い流れはすぐに断ち切り、良い流れでは一気呵成に。
そういった、最低限やらねばならないこと。

今節も、そう。3得点を挙げて勝利した前節の流れを受けて、ここで勝てばただの1勝以上の価値を得られていたはず。
それでなくとも、5月10日のJ22戦以来勝てないままのホームゲーム。1ヶ月ぶりの県総で、あの悪夢のような2得点からの5失点逆転負けというネガティブ極まる印象を払拭するチャンスでもあったはず。
ここで勝てば、きっと次にも繋げられる・・・そういった希望が芽生えたはず。
なのに、なんでそこで落としてしまうのかと。
しかも、同じ負け試合にあっても、実力差からどうしても勝てない相手というわけではなかったはず。
たとえば、「あんな見事なシュートを決められてしまったのでは相手を褒めるしかない」とか、「あれだけGKが大当たりでは、さすがに決めるのは困難だっただろう」とか。
ある意味言い訳かもしれませんが、そんな状況にあったかと言えば、さにあらず。
つまりは、相手云々よりも、自分たちの勝負弱さ。

なぜに、ここで勝てば大きいという試合で、しっかり負けきってしまうのかと。
そんなことを、いつまで繰り返すのかと。
J3降格という憂き目にあってまで、いつまでファン・サポーターを失望させ続けるのかと。
試合後、うなだれてスタンドに挨拶に回るのが常態化していることに、何を考えているのかと。
いつまで我慢を強い続けるのかと。

勝たなければ、変わらない。
いつになったら、結果で納得させてくれるのでしょうか。
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第23節  FC琉球戦

2015-07-28 22:29:39 | カターレ富山
前節福島戦の勝利から中2日。今シーズン唯一となる平日ナイトゲームにFC琉球を迎え撃ちます。
約1ヶ月ぶりとなる県総でのホームゲーム。山口戦で惨敗を喫して以来の試合となりますが、その間4試合を負けなしで乗り切ってきた成果を、ホームのファン・サポーターに勝利という結果をもって示さねばなりません。
もちろん、目指すはゴールデンウイーク以来となる連勝。思えば、そのときも試合間隔が短いなかでの連勝でした。ならばこそ。インターバルが短いからこそ力を発揮し、今度もまた連勝を成し遂げねば。
ただ、今節対戦するのが、そのときに4連勝をかけて臨みながらスコアレスドローで阻止されてしまった琉球。今回もまた一筋縄ではいかないのではないかと予想されます。
琉球は現在、勝ち点29の6位。カターレとの差は2、勝つことで逆転できます。前節に引き続き、勝てば順位が入れ替わるという対戦。まさに、勝負所といった状況かと。ここで勝つのと負けるのとでは、天と地ほどの差があるのは間違いありません。
今現在、降格を経てカターレがJ3にいることの最大の要因は、ひとえに、これまでそういった勝負所で勝つことが出来なかったからにほかなりません。
連勝を阻止されてしまった前回対戦にしても・・・「もし」と言い出したらきりがありませんが、それでも。もしあのとき、勝負所で力を発揮して勝つことが出来ていたならば。J参入後新記録となる4連勝が達成されていたならば。現在に至るその後の流れも、違ったものとなっていたのではないでしょうか。
もちろん、過ぎたことを悔やんでもしかたありません。そんな悔しい思いをしたからこそ、やらねばならないことが明確というのは、ある意味ありがたい話でもあります。
前節、前回対戦で敗れた福島にリベンジを果たしたように。前回は無得点で勝てなかった琉球に、今度こそ勝つ。シンプルにして明確です。

琉球は前節、ホームに長野を迎えての試合。上位の長野を相手に幸先良く先制することに成功したものの、その後追いつかれ、ドロー決着。過去の対戦で全敗であった長野戦で初の勝ち点を得ることが出来たものの、だからこそ勝ちたかったという無念も。そのやるせなさをこの富山戦にぶつけてやる!というところでしょうか。
負ければ順位が入れ替わってしまう、勝てば突き放すことが出来る直接対決ということは、琉球としても意識しているはず。中2日というコンディションの問題もあいまって難しい試合となるかもしれませんが、だからこそ、ホームの地の利を活かして返り討ちにしなければ。

中2日で疲労を考慮しながらのメンバー選定となるでしょうから、あるいはスタメンの大幅変更の可能性もなきにしもあらずではありますが。
期待したいのは、前節スタメン復帰し今季初ゴールを挙げる活躍、期待に応えてみせたタイジロー。
果敢に前から仕掛けていく積極性、そしてシュートコースが開いたと見るや、果敢に打って出たことがもたらしたゴール。
やらねばならないとわかっていながらなかなか出来ず、それによって勝利が遠ざかってしまっていた今季これまで。
それではいけないということをプレーによってほかのメンバーに示したことは、やはり大きいのではないかと。
百聞は一見にしかず、と言いますが・・・ただ口で積極的にやろうと言うだけでなく、プレーでしっかりと示したこと。それが他の選手たちに与える影響。
やるべきことをきちんとやりきったなら、ピンチも凌ぎきることができ、無失点に抑えられた。
ゴールを狙う積極性があったからこそ、3得点という結果に繋がった。
前節の成功を活かし、今節の成功へと繋げるために。
タイジローには、キャプテンとして皆を引っ張るリーダーシップを、前節同様勝利に繋がるプレーでもって示してほしい。そう願います。

中2日での連戦、シーズン唯一の平日ナイトゲームという特別な状況下で執り行われるこの琉球戦ですが、特別なのはそれらだけでなく。
およそ1ヶ月後、8月30日に県総で行われる、天皇杯1回戦。そこで、富山県代表は沖縄県代表と対戦します。
前週に行われる富山県大会決勝の結果如何によりますし、100%そうなる保証はありませんが、それでも。カターレ富山が富山県代表となる可能性、そしてFC琉球が沖縄県代表となる可能性が高いわけで。
今節は、いわば天皇杯の前哨戦。
勝つのはもちろんとして。1ヶ月後の対戦に向けて、相手に脅威を与えるような勝ち方が望ましいのは言うまでもなく。
それには、3試合連続無失点は欠かせないところ。そして、前節同様に複数得点で主導権を握った上で勝つ、強さを見せて勝つことが求められるところです。
あまり先のことを考えるよりはきちんと目先の勝利を!というのももっともではありますが。それでも、強さを見せつけて精神的優位に立つというのもまた、重要なこと。
次の1勝に繋がる勝利を願いたいです。

目指すはもちろん連勝。そして、7月無敗という実績。
これまで夏に負けないためのトレーニングを積んできたのは、まさに今の時期に打ち克っていくため。
だったら。その成果を連勝で証明せよ!
直上6位との直接対決を制し、前節に引き続いての順位繰り上げを!!

勝たれ!!!富山!!!!
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暑さに打ち克ち、アウェイで勝利!3得点無失点!  福島ユナイテッドFC戦

2015-07-27 23:36:55 | カターレ富山
3-0で勝利!
夏場に15時開始という、“いかにもJ3”という条件での試合が続いた7月。サッカーをするにはキツイ条件というならば、福島市が猛暑日を記録したなか、公式記録でも31.7℃・湿度62%というコンディションで行われた今節は、その最たるものでした。
しかしながら、そんな暑さに屈することなく、攻めては要所で得点を重ねる3得点、守っては無失点と、しっかりと結果を残すことに成功。年初のチーム始動からこのかた、「夏場でも昼に試合のあるJ3にあっては、いかにその夏に負けないチーム作りができるか」というテーマを掲げていましたが・・・それに、確かな答えを示して見せた格好かと。
前回対戦で悔しい敗戦を喫した福島戦。J2時代には当たり前にあったスカパー中継が無くなったなか、珍しくNHK中継があったにも関わらず不甲斐なく敗れてしまった一戦でした。そこから見事にリベンジを果たした格好ですが、今節には中継がなかったのは皮肉というかなんというか。
ともあれ。
次の試合は中2日ですぐにやってきます。勝って兜の緒を締めよ。気を抜くことなく、精進せねばなりません。

前節カターレデビューを果たした萱沼が引き続きスタメン。前節は途中出場だったタイジローが実に13試合ぶりにスタメン復帰。同じく怪我で離脱していた大西が7試合ぶりにスタメン出場。いろいろと変更があったなか、ある意味いちばん大きく変わったのが、ここまで全試合でスタメン出場していた國吉が累積警告で欠場したこと。そこに日高がまわり、右SBをレンペーが埋める、という布陣で臨んだ今節。
そんな布陣がいきなり奏功することに。
4分、こちらのクロスボールを拾った相手からタイジローが奪い返すと、そこから中西、日高とつなぎ、その日高が思い切りよくシュート。GKが弾いたところをしっかりと詰めていた萱沼が押し込み、J初ゴール!試合開始早々に、してやったりの先制点を奪うことに成功したのでした。
しかし、福島もさるもの。直後の6分、前回対戦時にゴールを決められてしまった鴨志田にまたしてもやられ、同点・・・かと思われたものの、オフサイドで難を逃れました。
その後も福島にペースを握られ、耐える展開。1点でも獲ればそれでOKというほどに勝ち慣れたチームならともかく・・・むしろ、勝ち慣れていないチームであるからこそ。当然と言えば当然ながら、「次の1点」が大きな意味を持つこととなりました。
前回対戦時が、まさにそうだったし。先制点を奪われながら前半のうちに追いつくことに成功。しかし、「次の1点」が奪えなかったばかりに、勝ち越し点を許してそのまま敗れてしまったのだから。相手にしてみれば、「追いつきさえすれば逆転の目も充分にあり得る」というところであったかと。
しかして、その「次の1点」がもたらされたのが、後半開始からわずか2分のこと。
決めたのは、タイジロー。
先制点のシチュエーションと同様、相手が自陣でクリアにもたつくところを見逃さずにパスカット、自ら遠目から狙ったシュートが決まりました。後半こそは!と意気込む相手の出端をくじき、見方に勇気を与える追加点。「お互いにセカンドボール拾ってからどう攻撃するかがポイントになっていて、そこはずっと狙っていた」という、冷静な判断が光ったかたちの、今季初ゴール。久々のスタメン出場にあってもしっかりとプレーすることが出来ているという証を打ち立てて見せたのでした。
そして、とどめは84分。FKのチャンスでキッカーの日高が決めて、駄目押しとなる3点目。試合を決定づけました。
相手に当たってコースが変わってのゴールインで、ラッキーだった部分もあるものの、それでも。きちんと枠内に威力あるボールを蹴り込むことが出来ていたからこそのゴール。いつもとは違う今季初の左SBとしての出場でしたが、その責を存分に全う出来ていたことを示す、自身今季2得点目となったのでした。
そして、守っては2試合連続の無失点。相手のペースであった前半を凌ぎきり、暑さ、消耗で厳しかった後半もまた集中力を切らさなかった。この成功体験を自信と力に変えていかねば。

第2クールに入って初めて、前回対戦で勝てなかった相手から勝利をおさめることが出来た今節。
ここで気を抜くことなど許されず、むしろ、一層の奮起が求められます。
なにしろ、第2クール残り4試合は全て前回対戦で勝てなかった相手。敗れた町田、鳥取はもちろん、琉球、盛岡も無得点で勝てなかった相手であり、楽観など出来ようはずもありません。
だからこそ、この福島戦で得た経験を糧として、それら相手に立ち向かっていかねばならないところ。
まずは、中2日で迎えることとなる琉球戦。今度はホームで勝利の歓喜を味わうために。
連勝を目指し、気を引き締めねば。
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第22節  福島ユナイテッドFC戦

2015-07-25 21:54:08 | カターレ富山
ホーム戦でありながら桃山開催というある意味アウェイ戦であった前節を含め、7月アウェイ連戦の4戦目。同時に中2日、中3日と続く連戦の初戦となる今節。
福島県のとうほう・みんなのスタジアムに乗り込み、福島ユナイテッドFCと対戦します。
前回は第1クール最後の試合として第13節にホームで対戦。先制を許しながら前半アディショナルタイムに追いついたものの、その後勝ち越されて1-2で敗れました。
あれから約2ヶ月。たらればの話をしても仕方ありませんが、それでも。「あのとき勝っておけば」と思わずにはいられません。その後の展開も見るに、それほど、両チームにとってカギとなる試合でした。
前の試合こそスコアレスドローで分けたものの、3連勝を含む4試合負けなしだったカターレ。一方の福島は6試合勝ち無し、しかも前の試合で5失点を喫するというショッキングな敗戦を受けての試合でした。
それが、前回対戦を契機に180度反転。
福島がその後7試合で4勝3分けと波に乗って勝ち点を伸ばしたのに対し、カターレは6試合連続勝ちなしを含めた僅か1勝。極端とも言うべき対照的な戦績となったのでした。
そんな状況で迎える今節。
もしも前回対戦が好不調のスイッチとなっていたのなら。今節勝つことで好調のスイッチを入れるのはカターレでなくてはなりません。そのために、どうしても勝たねばならない試合。しっかりと意地とプライドを見せて勝ちきれるかが問われる試合となります。

両チームのこれまでの傾向については前述の通りで対照的なものとなっている一方で、また同じようなシチュエーションも。
前の試合で無失点に抑えられたのは良いとして、無得点に終わってしまったカターレ、という状況は前回対戦時と同じ。
そして福島も。前の試合で下位の藤枝を相手に0-3と完敗。巻き返しをかけての富山戦という状況は前回対戦時と同じ。
正直、またかと。
前の試合での敗戦のショックから立ち直ろうとするチームを相手にして勝てず、勝ち点をプレゼントしてしまうというシチュエーションは、前節の相模原戦もそうであったばかり。
もしこれまでどおりということであれば、前回対戦を引き合いに出すまでもなく、また同じことの繰り返しとなってしまうことでしょう。
もちろん、もうそんなのはうんざり。これ以上繰り返すわけにはいきません。
だからこそ。
同じようなシチュエーションであるからこそ、これはチャンスととらえるべき。同じようなシチュエーションをポジティブな結果で塗り替えることで、反攻のきっかけとせねばならないのだから。

期待したいのは、やはり萱沼でしょう。
加入直後、いきなりのスタメン抜擢であった前節。その起用に応え、残念ながらゴールにこそ結びつかなかったものの、それでも期待をかけるにふさわしいプレーぶりを見せたのでした。
もちろん、それがビギナーズラックであった可能性は否定できませんし、たった1試合で評価を下すのは時期尚早。
しかし、だからこそ。自らのプレーでもって・・・具体的には初ゴール、あるいはそれ以上の活躍でもって、持てる力がフロックでないということを証明してみせねばなりません。
一方で、そんな萱沼にだけ良い格好をさせるわけにはいかないのであって。
萱沼の活躍を引き出す一方で、中西、北井らの負けじと奮起する姿が見たいです。誰が、ということでなく、むしろ“誰もが”その実力を遺憾なく発揮し、ゴールを奪ってほしいと思います。
福島の側に、0-3で敗れた前節がリフレインして「今節もまた駄目なのか」というショックを刻みつけるくらいのゴールラッシュを望みたい・・・というか、それくらいしないと。
それくらいやって、得点力不足・決定力不足が尾を引いて連続ドローとなってしまっている最近の状況を真っ向から否定するような得点を決めなければ。

これまでもさんざん言ってきたことですが、ここでもまた。何度だって言いますとも。
「勝つことでしか自信は身につかない」
現在8位のカターレ。直上・7位の福島とは勝ち点差3で、得失点差の関係から、勝てば順位が入れ替わるという、まさに勝つ以外にない直接対決。
「ここぞ!」という試合で勝てずにガッカリを繰り返してきた結果が、今季ここまで。それが、前節もそうであったように、巻き返しをかけての富山戦という状況で勝ち点をプレゼントしてしまう不本意きわまりない結果と相まって、苦々しいどころではない戦績となってしまっています。
だからこそ。
今節、この状況が「ここぞ!」という試合でなくてなんだというのか。
ならば、勝つしかあるまいよ。
勝たずにどうするよ、と。

勝たずにどうする、ということで言えば。
前々節の秋田戦で勝てなかったことで、2008年のクラブ発足からここまでずっと続いてしまっている「東北のクラブにアウェイ戦で勝ったことがない」というイヤなジンクスが、また更新されてしまっています。
第3クールの秋田・盛岡・福島戦がいずれもホーム戦であることを踏まえたならば、今シーズンは今節がそのジンクスを破るラストチャンス。
まさに、「ここぞ!」という試合。勝つよりほかありません。
7月に15時開始という試合が続いてきたながら、雨でやりにくいということはあったにせよ、懸念されていたところの「夏場の暑さによる極端な消耗戦」という状況にはなってこなかったこれまで。
しかしながら、4戦目にして、今節はその影響をモロに受けそうな気配。その上、これまで経験したことのないクラブとして初となる福島でのアウェイ戦。
状況は、厳しいでしょう。
しかし、だからといってやるべきことに何ら変わりはないのであって。
必勝を期して臨み、勝利という結果に繋げること。
勝つこと以外に道はない。ならば、それを全力をもって成し遂げるべし!

いつまでも「いままでどおり」に甘んじるな!!
勝って、道を拓け!!
一分の隙無く勝て!!僅かな妥協もなく勝て!!

勝たれ!!!富山!!!!!
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兆しに留まった変化の萌芽。7年ぶり桃山で勝利ならず  SC相模原戦

2015-07-20 23:42:23 | カターレ富山
0-0でドロー。
7年ぶりの魚津桃山、Jリーグ公式戦としては初の開催となった今節。ホーム戦でありながらアウェイ戦の雰囲気も漂う、独特の状況下での試合となりました。
夏場の15時開始ということで懸念された「暑さの中での消耗戦」ということにはならなかったものの、強くは降らなかったながらも雨の影響を考慮しながらの難しい試合。
それでも。
今節がホームデビューとなった椎名、そして先日の加入発表からいきなりのスタメン起用となった萱沼という新戦力が活躍。長らく戦線を離れていたキャプテン・タイジローの復帰。
現状打破を掲げ、上位の相模原にも敢然と立ち向かう!という気概が感じられました。
ただ。
結果が、ついてきませんでした。
惨敗としか言い様の無かった前回ホーム戦・山口との対戦に比べたならば、訪れたファン・サポーターには可能性を感じる試合は見せられたと思います。けれども、未だ道半ば、根本的な部分からのチーム力底上げにまでは至っていない。そのことが、勝つべき試合で勝てなかったことにつながった、という見方もあるかと。
やはり、結果を残してナンボの世界であって。
勝ち点3を獲らねばならないチームが、1しか獲れなかったということ。この結果が、2位の町田、3位の長野といったクラブを喜ばせるだけにすぎないということ。
上位に互角以上に渡り合ったので良し、という試合ではなかった。
まだやれたはず、なのに結果を残せなかった。
兆しは見せたものの、まだ、甘い。そんな試合でした。

カターレが椎名・萱沼を起用したように、相模原もまた、タレス・永芳という新加入選手をスタメン抜擢。シーズン後半戦へ臨むにあたり、力試しの意味合いも込めた試合であったかと。
そのなかでも今節のトピックはやはり、特別指定選手・萱沼。
合流から間もない中での出場とは思えないほどに積極性を披露、FWとしてしっかり機能していました。スピードある抜けだし、足下のテクニックなど、持ち味を発揮。それに負けてなるものか、とばかりに中西や北井のプレー精度が上がったように感じたのは、気のせいではないでしょう。良い意味で相乗効果が出ていたように思います。
これで、その活躍がゴールに結実していたならば満点であったのでしょうが、残念ながらそうはならず。まだ1試合を見ただけで判断するのは早計かもしれませんが、それでも、この試合では及第点はクリアしていたかと。

一方で。
監督が試合後のコメントで「彼はまだ大学生なのだから、プロであるカターレの選手にもっと頑張ってほしい」とコメントしたように。
萱沼には活躍してほしい一方で、既存メンバーの影が薄くなる、なんてことはあってほしくない。いや、あってはならないでしょう。
去年の夏、宮吉や前、井澤、テホンといった選手たちが移籍加入、主力を担いました。ちょっと意地悪な言い方をすれば、そのときにあぶれていたのが、現在の主力選手たちなのであって。
また同じことの繰り返しでいいのか?また新加入選手に活躍の場を譲ってしまっていいのか?
ましてや、プロとしての経験が少ないどころではない大学生に。
シーズン前半戦、どうにもやるせない、不本意な結果に終わってしまいました。だからこそ、発奮せねばならない後半戦。
チームに新たな戦力が加わったからこそ。これまでのメンバーも、より気を引き締めてプレーに臨まねばならないことは必定。

試合内容に関しては、勝利という最大の目標を達成できなかった時点でどうか、ということはあるにせよ・・・それでも、今季これまでと比較しても良い方であったとは思います。
けれど、まだ甘い。
チャンスをものに出来なかった決定力不足もさることながら。
守備の連携面の甘さで招いたピンチというものも、相手に救われるかたちで回避したピンチというものも、まだまだありました。
新加入選手が加わることでチームに新たな風が吹く、今こそがチャンスととらえるべき。
まずは、勝利という最大にして最小限の目標をクリアすること。
良い試合だった、で終わらせないこと。勝てなくて悔しいという感覚を忘れないこと。
「次」ではなく「今」頑張らなければならないこと。
成長の度合いを加速させ、結果に結びつけねばなりません。
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