行く末遠ければ

生まれも育ちも富山県砺波市
地元サッカークラブ・カターレ富山を応援するブログ

第15節  コンサドーレ札幌戦

2010-05-29 23:59:44 | カターレ富山
今季ここまで全敗のアウェイ戦。
今節こそ、今節こそ初勝利を期して、札幌は厚別に乗り込みコンサドーレ札幌と対戦します。
ショッキングな敗戦となった前節の悔しさを忘れることなく、首位・柏に敢然と立ち向かった強さを、いまいちど示さねばなりません。
浮上のきっかけとして、どうしても欲しいアウェイ戦勝利。
内容だけでなく、結果を伴った試合を!勝利を!
3勝6分け4敗で15位と思うように勝ち星を伸ばせていない札幌もまた、浮上のきっかけを模索しているという意味において、カターレと似た境遇にあると言えるでしょう。
昨季の対戦も3戦3分け。初勝利をかけて、負けられない戦いとなります。

札幌の低迷の要因はずばり、、得点力不足。10得点にとどまっている得点力がゆえに、勝ちきれず引き分けが多くなっている、と。
柏にも通用した組織ディフェンスを十二分に発揮し、相手攻撃陣を押さえ込むことで焦りを誘いたいところです。
攻撃に関しては、前節、追加点を挙げられてさえいれば、と悔しい思いをした朝日の奮起に期待したいです。苔口とのコンビが今節でも発揮されたならば・・・いや、発揮しなければ。
まずは、堅い守備を構築、ペースを握ったところで、なるべく早い段階で先制点が欲しいです。その上で、リードし続ける戦いを繰り広げる中、集中力を切らさないことを徹底せねばなりません。
4度の逆転負けを無駄にしないために、きちんと勝ちきることを確実に遂行、結果を残さねばならないところです。

お互いに、今季4勝目をかけた対決。
札幌との差は負け数が多いことですが、それらの経験が無駄でなく、きちんと糧となっていることを示さねばなりません。結果として、勝たねばなりません。
勝ちに行け!そして、勝て!
北の大地で、勝利の雄叫びをあげろ!
今季アウェイ戦初勝利、そして札幌戦初勝利を土産に戻ってこい!

勝たれ!!富山!!!!!
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またもロスタイム逆転負け。掴みかけた大金星を逃す  柏レイソル戦  

2010-05-23 23:45:54 | カターレ富山
1-2で敗戦。
調べたところによると、格下チームが格上チームを打ち倒すジャイアントキリングという言葉は主に天皇杯のような一発勝負のカップ戦に使われるものらしいです。対戦前後のチーム状態、選手起用その他継続性が関わるリーグ戦ではあまり適用されないとか。
しかし。継続性ということも含め、だからこそ無敗で首位を走っているような圧倒的格上の柏に勝つためには、そのジャイアントキリングを果たさねばならなかったところだったのですが・・・。
チームの持ち味を出した。組織守備も機能した。一歩も引かなかった。敢然と立ち向かった。
そして、今季僅か4失点だった相手から先制点まで奪った。
はっきり言って、これ以上ない展開だった。

にもかかわらず、まるで千葉戦の再現かのように、残り5分を切っての逆転負け。
相手の強さ?こちらの弱さ?・・・いずれにせよ、失点2、勝ち点0という無情な現実だけが残され、またしても頑張りが報われない結果となってしまいました。

谷田が怪我から復帰、江添が今季初スタメンとしてディフェンスラインを構築。出場停止の黒部のところには、ヒデが入って試合に臨みました。
組み合わせとしては今季初めての布陣だったものの、だからといって連携に支障をきたすことなく、組織力は充分に発揮出来ていました。
やはり、J1で揉まれ今季も無敗の柏。派手さはなくとも、ボールが繋がる安定度など、さすがと思わせるプレーぶり。ですが、カターレもそれに食いついていきました。常に早めのチェックを心がけ、複数でしつこく追っていく。その積極姿勢が功を奏し、攻め込まれてもカンタンに突破されることはなく、いい形を作らせませんでした。
攻めても、苔口、ヒデ、朝日らが奮闘。数は多くなくとも、それでも好機を見出し、決して防戦一辺倒にはなっていませんでした。
格上の柏に対しても、気後れすることなく戦っていたカターレ。そして、ある意味狙い通りに0-0で前半を終了。ワンチャンスをものにするためには、無失点が最低条件だったことを思えば、上出来でした。良い緊張感が持続できている。それが証拠に、いつもよりも前半が短く感じたほどだったのだから。

後半に入っても、その集中力は健在。運動量を落とすことなく、しっかりと一丸となってプレーしていました。
そして迎えた後半21分。絶好のタイミングで抜け出した朝日と苔口のコンビがそのスピードで中央を突破。ペナルティエリア内でのラストパスがオウンゴールを誘い、リーグトップの堅守の相手から、待望の先制点を奪いました。
俄然、現実味を増したジャイアントキリング。さあ、ここだ!集中力を切らすな!勝ちを狙っていけ!
とはいえ、さすがに相手は首位・柏。ショックはあったとは思いますが、それでも簡単には崩れません。一気に追加点を奪えたならばまた違ったのでしょうが、それもかなわず。朝日の惜しい場面もゴールならず。

そんななか。
試合も大詰めの後半39分になって、同点ゴールを決められてしまいました。一気にボルテージの上がる、どちらがホームかわからないほど大勢が詰めかけたアウェイ側・柏サポーター。
逆に、どちらがアウェイかわからないほどのホーム側・カターレサポーターには動揺が走りました。「まさか、この前の千葉戦の二の舞?」
すると、そのイヤな予感が現実のものに。
ロスタイムも3分という時点で、セットプレーから失点。そのまま試合終了。
まさに、千葉戦の二の舞。茫然自失。
またしても、掴みかけた勝利がすり抜け、敗北を喫してしまいました。

「次につなげたいと言いながら、何回も同じことが繰り返されるのはまだまだ未熟だから。しっかり集中し、最後まで戦うことにもっと厳しくなければいけないと思う」
試合後の監督のコメントが全てではないかと。
無敗の首位・柏を撃破しての勝ち点3というものは、通常のそれ以上の大きな価値を持っていたはず。それを取り損なった。のみならず、同点にさえ出来ずに逆転負けとなったという、非情な現実。
昨季、1試合もなかった先制しながらの逆転負けが、今季はこれでもう4回目。
集中力の足りなさ、メンタルの弱さと切って捨てるのは簡単ですが・・・それでも、やはり頑張りが報われないキツさというのは、相当なものです。

シーズンも1/3が過ぎている中、いまだチームに光明は差さず。
悔しいですが、現実を受け止めるほかありません。
いくら結果が出なくとも、やるべきことは変わりません。勝利を目指す、ただそれだけ。
まだ未熟だから同じことを繰り返す、ということならば・・・自分たちを未熟者と受け入れるしかありません。しかし、負けを負けと受け入れることは必要な一方で、それに慣れてしまうことだけはしないでほしい。
どんなに結果がついてこなくても、勝ちたいと願う意志、勝利を実現していく気概だけは失わないでほしいです。

次に頑張ればいいさ、なんて気休めは言いません。頑張るのは当然。
未熟な自分たち、結果を出せない自分たちに抗い続けてほしい。そして、結果を出してほしい。
サポーターとしても、期待を抱き続けることをやめず、失望に抗い続けます。
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第14節  柏レイソル戦

2010-05-22 00:00:18 | カターレ富山
頑張っていながらもなかなか結果が出ない---そんな状況が続くカターレですが、今節は結果を出すよりほかない戦いとなります。
開幕から未だ負けなしで首位を走る、柏レイソルをホームに迎える今節。
失点が僅か4という異次元の強さを誇る柏に挑む、リーグワーストタイ失点のカターレという構図。「勝てるわけないだろ」なんて声も聞こえてきそうですが、そんなことを真に受けてどうするよ?と。
勝利を信じて応援するのは当然のこと。
ここまで、悔しい敗戦を重ねてきたカターレ。その負けが無駄じゃないことを、強豪撃破という結果を出すことで証明せねば。
実力差がある?そんなのはあたりまえ。それでも、なんとかしろ、と。
不可能だなんて思いません。あくまで、目指すは勝利。信じて応援しますとも。

リーグ最少失点に加え、前節徳島戦では6-0で圧勝した柏。17位と低迷し、前節も敗れている富山によもや負けるなどとは、つゆほどにも思っていないのではないでしょうか。
1年でのJ1復帰を目指すなかで、立ちふさがるならば蹴散らすのみ、というところかと。

そこに、「まさか」を突きつけてやらねばならない今節です。
怪我の影響でやりくりの苦しいフォーメーションのなかにあって、前節の退場で洋平、累積で黒部が出場停止。なかでもここまで今季全試合で出場、チームを牽引してきた黒部を欠いての試合は、いつも以上の緊張感をもって臨まねばならいところでしょう。
とはいえ。メンバーのやりくりで苦慮ということなら、昨シーズンだってそうでした。それでも、出場した選手が気を吐いて、懸命に戦ってきた。エース級の選手に頼りきりで、その選手が居なければ即アウト、というチームではありません。
メンバーが違ってチームとしてのまとまりがどうか?ということにもなるでしょうが・・・それも、そのこと自体は大きな問題ではないと考えます。
これまで、ダテに8敗もしているわけではないだろう?と。
敗戦の屈辱に耐えながら、チームとしてのまとまり、あり方を必死に模索してきたはず。相手が強豪だろうが、やることは同じです。気後れなんてしている暇があったら、しっかりと一丸となって勝利を目指す姿勢を貫け!ということです。そりゃ、個の力では段違いなのでしょう。だからといって、そこで凹んでしまってはどうにもならない。メンタルの弱さによって、いままでどれだけの悔しい思いをしてきた?ならば、それをくりかえさないこと。
むしろ、下位に低迷、しかも名の知れた黒部さえいないチームとたかをくくってきた相手を慌てさせるくらいの、揺るがぬ勝利への意志を見せつけねばならないところです。

強豪だからといって負けなければならないわけじゃない。
毎度言っていることですが、大事なことなので何度でも言います。
善戦で満足なんてしません。やるからには、勝つ。結果を出す。サッカーの試合に絶対はありません。
メンタルの弱さでなかなか結果が出せなかった?ならば、今節は千載一遇のチャンス。今季ここまでどこもなしえなかった柏撃破を成功させたならば、モチベーション向上の効果は計り知れないかと。
大物喰いを成し遂げる、絶好の機会とさえ言えましょう。

ピンチこそがチャンス。
逆境をはね除け、勝利を掴め!

勝たれ!!!富山!!!!
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埋まらなかった“余裕”の差。続くアウェイ戦全敗  栃木SC戦

2010-05-17 23:50:02 | カターレ富山
0-1で敗戦。
あるいは負け惜しみですが、正直、実力差はそれほど無かったように思います。前半から1人少ない中での戦いとなりましたが、それでも、どうしようもなかったというほど悪くはありませんでした。
それでも、負けた。追いつくこともできずに、無得点で。
8戦負けなしで来ていたチームとの余裕の差だったのでしょうか。淡々と1点を守りきった栃木に対し、追いつき、逆転しなければならなかったカターレの方が、明らかに余裕がありませんでした。
これで、アウェイ戦6戦全敗。
がんばっても結果がついてこない・・・今季を象徴するような敗戦となってしまいました。
西野欠場の影響はあったものの、SBに足助と洋平を配置する4バックを選択したカターレ。
慣れ親しんだフォーメーションでチャンスをうかがい、これから、という時期だった前半24分。ペナルティエリア内に進入してきた高木和正を洋平が倒してしまい、PKを与えてしまうことに。のみならず、得点機会阻止とみなされ、一発退場に。
PKまでは仕方ないとして、レッドカードが相当だったのかは疑問が残るジャッジ。故意でなく、起こりえるところのプレーだろ?と。しかし、取り消されることもなく、前半の早い段階から10人で戦うこととなってしまいました。
ここで、そのPKに対して雄二が奮起し、神セーブを見せて阻止!決定的なピンチをしのぎ、さあ、これから!
・・・と思っていた僅か数分後。
PKを失敗したロボに、汚名返上となる先制ゴールを許してしまいました。

傾きかけた流れを引き寄せることが出来ず、10人体制という事実が重くのしかかります。
栃木のポール回しにも屈せず、粘り強くチャンスをうかがい攻め上がるものの、フィニッシュまでは至らずという場面が続きました。栃木にしても、数的優位を活かしてたたみかけるまでには至らず、攻められまくりでピンチ、という展開にはなりませんでした。
しかし、それでも。
やはり、余裕があったのは栃木のほう。8戦連続負けなしという流れが、要所を締めるモチベーションとなっていたのかもしれません。
それに対し、明らかに余裕がなかったのがカターレ。ここぞ、という場面でのパスミスなど、数的不利以上の余裕のなさが滲み出ていたような気がします。

結果、そのまま点が動くことはなく、0-1の敗戦。アウェイ全敗記録が伸びてしまうこととなってしまいました。
ただでさえ、なにか勝利に向けてのきっかけがほしかった試合だったのに、その得られたきっかけが、一発退場の不利だとか・・・。
頑張っているのに結果が出ない、そのやるせなさ。
頑張りも、やろうとしていることも間違ってはいない。けれど、結果だけがついてきません。
仮定の話をしても仕方ないのですが、もし栃木が8戦負けなしではない状況で同じ展開の試合となったら、あるいは結果は違っていたかもしれません。つまりは、負けなしが自信となっていた部分も少なくないかと。
それに対し、そんな積み重ねがないカターレ。
勝つためには自信・メンタルの強さが必要。しかし、勝たなければそれがついてこないという、ちょっとした矛盾。

いつか結果が出ることを信じて、とは言いますが・・・そのいつかを信じながら、アウェイ戦全敗。
負け慣れてしまうことが、こわいです。
負け慣れてしまったがために、そのいつかが来なくなってしまうのではないかという不安。

結果が出ない。けれど、結果を出さなければ始まらない。
いつかじゃなくて、すぐにでも、出してほしい。
一戦必勝の気概を失うことなく、ガムシャラに勝利を目指してほしい。
このままの低迷を良しとしないなら、それだけは折れることなく心に据え続けていかなければならないところです。
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第13節  栃木SC戦

2010-05-15 23:23:02 | カターレ富山
前節岡山戦に続き、同期対決となる栃木戦。
連勝、そして5戦5敗と今季未だ勝ち無しのアウェイ戦で勝利を挙げるべく、グリスタに乗り込みます。
目下8戦負けなし、ここ3試合無失点という好調の栃木。前節に4得点・無失点という結果を出したカターレがその力をホンモノとするためには、その難敵を撃破しなければ。
ただでさえ気合いの入る負けられない同期対決ですが、今後の行く末を占う上でも落とせない、重要な試合。
ここで栃木を撃破し、一気に勢いに乗りたいところです。
ここまで僅かに8失点という安定した守備で好調を維持し、現在7位の栃木に対し、安定さを欠いてリーグワーストの23失点、なかなか勝ち点を得られず17位のカターレ。
昨季とは逆の位置ともいえる内容での今季初対決となります。

リカルド ロボ、高木和正らの攻撃陣を補強して攻撃力にも厚みが増した栃木の攻撃力をしのげるか。そして、苔口、黒部、朝日らの攻撃陣が栃木ディフェンスを突き崩すことができるかどうかが問われる試合となりそうです。
8戦連続負けなしのなかで、守備力には自信を持って臨んでくるはず。それを揺るがすには、やはり先制点を奪うことが必須条件ではないでしょうか。先にリードを許して優位に立たせるような展開だけは避けねばなりません。その意味においては、今季ここまでの3得点がいずれも先制点という苔口の働きに、期待せずにはいられません。前節のような、早い段階でいきなりガツンとかまして動揺を誘うような形になれば、理想的なのですが。
西野の怪我により今節も3バック体制でいくことが予想され、相手も対策を練ってくるであろうところ。そのさらに上を行く安定度を見せないことには、勝機は掴めないところでしょう。
復活の兆しを確実なものとし、堅守富山を実現することなくして、勝利もないのではないかと。

とにかく、隙を見せてはいけない。
ここまで、3度の逆転負け。メンタルの弱さというものが取り沙汰されています。なにはなくとも、相手に有利な展開にはもっていかない、主導権を渡してはいけないということを徹底しなければならないでしょう。
逆に言えば、きちんとやるべき選手がやるべきことをやれば、結果はついてくる―――前節の大勝で、それを実感したはずです。ならば、継続するまでのこと。1戦限りでない、リーグ戦を戦う中での継続性。その発現こそが、勝利を呼び込むポイントと言えるでしょう。

昨季、8試合連続無得点だった岡山に敗れ、記録を阻止してしまったことがありました。8試合連続勝ち無しだった愛媛をストップしてしまったこともありました。8連敗中だった水戸を止めてしまったことも。
今節、好調の上位チーム栃木に挑む、下位のカターレ。
去年と逆というなら、ちょうどいい。今節は、「止めてしまう」立場ではなく、「止める」立場になってしまおうじゃないか。8戦で負けなしをストップさせてやろうじゃないか。
負けられない同期対決を制し、勢いづかせてもらおうじゃありませんか。

今季ここまで、苦渋、辛酸をなめてきたカターレ。だからこそ、勝ちたいという思いがある。負けなしに浮かれてナメてたら、大ヤケドしますよ?ということをみせつけてやれ!
つかめ!今季アウェイ初勝利!
勝たれ!!富山!!!!!
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