行く末遠ければ

生まれも育ちも富山県砺波市
地元サッカークラブ・カターレ富山を応援するブログ

第25節 Y.S.C.C.横浜戦

2018-09-28 21:05:26 | カターレ富山
勝つべき試合を落とし続けての、不本意極まりない3連敗。そこからの脱却を図るべく、試合のなかった前節を挟んで2週ぶりのリーグ戦。
Shonan BMWスタジアム平塚にて、YS横浜と対戦します。

前節、同じく平塚で行われた福島戦に勝利し、9試合ぶりの勝利を挙げたYS横浜。いつものニッパツ三ツ沢ではないものの、同会場2連勝をかけて待ち構えています。
3ヶ月近く勝利から遠ざかるという苦難に見舞われたものの、士気は高いと見て間違いないでしょう。
逆に言えば。
普通、そこまで勝ちに見放されたならば、下位低迷待ったなし。
にもかかわらず、そんなクラブにすら及ばずに3度目の3連敗など喫しているカターレの、いかに闇の深いことかと。
昨季のアウェイ戦同カードで、負けに等しいドローでしたが、そこで活躍 したエース ・辻 正男の怪我からの復帰も、YS横浜にとっては明るい材料。これまで勝てなかった富山戦に今度こそ勝利すべく、気合いも入っているのではないかと。

一方の、カターレ。
3連敗やむなしというほどのひどい内容であったかと言えば、そうではなく。
むしろ、連勝しなければ ならなかった内容とすら言えます。
なのに、連敗。
ここぞ!という相手のチャンスを確実にものにされて失点してしまった一方、こちらはものにできず、負けきってしまう、と。
9積み上げなければならなかった勝ち点が、0。その事実の重さ。
前節試合がなかったことをプラスに変える勝利が、絶対条件。
ここであえなく敗れて連敗継続なんてことになった日には、単なる1敗どころではない深刻なダメージを被ること確実。
それでなくとも、前回対戦では先制したのに追いつかれてドロー、しかもひとり少ない相手に、というガッカリな試合をしてしまっていただけに。
その反省を活かせず、先の北九州戦ではひとり少ない相手に逆転負け。
これ以上失態を繰り返すことで、どんな無残な結果が待ち受けていると言うのか?
そんな最悪な事態を、いかに回避するのか。
土俵際、待ったなし。

期待したいのは、前嶋。
前回対戦でせっかくゴールを挙げたにもかかわらず、ヒーローになり損ねた悔しさ。それを、今節に晴らさずして、いつ晴らすというのか。
この連敗のなか、累積警告で出場停止、活躍の舞台に立てさえしなかった無念も味わいました。
それだけに。連敗阻止に向け、必勝を期して臨むしかないでしょうよ。
育成型期限つき移籍でカターレの一員となっている彼ですが、元の所属は横浜FC。友人、知人、関係者そのほか、ゆかりのある人が応援に駆けつけることもあるのではないでしょうか。
今度こそ、文句なしにヒーローとなり、カターレを救ってほしい。そう、切に願います。

ちょうど1年前、shonan BMWスタジアム平塚で福島戦が行われ、勝利しました。
ただ、その勝利を中断明け以来の低迷脱却の起爆剤には出来ずじまいにシーズンを終えることとなってしまったのでした。
今季もまた、中断明けから躓いてしまっていますが。
今度こそ。
今度こそ、反転攻勢に打って出るために。
まずは、今節の勝利。それは絶対条件。
その上で、上昇気流に乗るにふさわしい勝ちっぷりも求めたいです。

このまま良いわけがない。
勝つしかない、必勝の気概を結果で示せ!
YS横浜戦の無敗継続を、今後に繋がる、繋げる快勝で!!!

勝たれ‼富山!!!!!!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

不甲斐なし。“負けきる弱さ”で3連敗 ザスパクサツ群馬戦

2018-09-17 22:35:07 | カターレ富山
0-1で敗戦。
「ここ3試合は同じような負け方をしているので、何とか修正しなくてはいけない。サッカーで一番難しい「点を取る」ということが出来ていない。」
試合後の監督コメントですが、まさにそれに尽きる、というもの。
本当に、同じような負け方。
0-0で試合を折り返したのも同じ。相手と同等以上、こちらのほうに分があるような試合展開であったのも同じ。
決めなければならないシチュエーションで決められなかったのも同じ。
決められてはならないのに、確実に失点したのも同じ。
逆転をしなければならないことは言うまでもなく、最悪でも引き分けには持ち込まねばならなかったところ、最後まで一矢報いることが出来ず仕舞いに敗れたのも同じ。
そして、なにより―――
昨季から大半の選手が入れ替わった今季のメンバーですが、それでも。昨季から継続のメンバーであれば、なおのこと。
今シーズンに臨むにあたり、「中断明けから失速してしまった去年の失敗と同じ轍は踏まない」というのは、言うまでもない約束事、同意事項であったことは間違いないだろうに。
せっかく中断明け初戦で3得点快勝スタートを切ったにも関わらず・・・確実に負けきる弱さで、あっという間に3連敗。
なにが同じかって?
ポジティブ要素は全然引き継げないのに、ネガティブ要素だけはしっかりと継続してしまう、というところが・・・いつまで経っても、同じ。

出場停止の前嶋に代わり、エドがスタメン復帰。引き続き谷奥がCBに入るなど、ほぼ前節を踏襲するかたちでのメンバーで挑んだ今節。
確かに、勝利への意気込みは見て取れました。
キックオフからおよそ10分間くらいは、ほぼボールを支配、ほとんどの時間を相手陣内でプレーしていました。
ボールを持たされている、という面も無くはなかったでしょうが、それでも。
これまでも、「攻め手に欠いてただパスを回しているだけ」みたいな場面を見てきていることを思えば。なかなかいい形でフィニッシュにまでは至らなかったとはいえ、そういった消極的なものではなく、きちんと「なんとかしよう」という意志を持ったプレーぶりであったように思います。
新井やエドといったスピードのある選手が臆することなくドリブルで仕掛けたりとか。最前線の才藤が体を張って相手と勝負したりとか。
前2戦と同様、手応えは感じられました。
相手の攻めの圧力に屈してどうにもならない、という雰囲気ではなく。むしろ、押しているのは、こっち。そこで、いかに決めきるか?という。
相手との勝負であると同時に、自分たち自身で壁を乗り越えていかねばならない勝負でもありました。
前半途中に降り始めた雨が、ハーフタイム前には滝のような土砂降りになったりもしたなかで。
前2戦と同様、0-0で試合を折り返すことに。

ハーフタイムのうちに雨も弱まり、後半戦。
果敢に攻め立て、連続でCKのチャンスを得るなど、攻勢を強めましたが・・・それが、得点にまではつながらず。
嫌な予感は、ありました。
こういった「ここで決めねば!」というチャンスで決めきれず、フイにしてしまった場合・・・そのあと、どうなってしまうか?
直後に、それは現実のものとなってしまいました。
前2戦と同様、それほど多くはなかった相手のチャンスで、一瞬の隙を突かれて失点。しかも、地元・富山出身の高橋 駿太が故郷に錦を飾るゴールで。
チャンスをフイにしてしまった場合、手痛いしっぺ返しをくらうことになる―――これまで幾度も経験してきた、セオリーというかお約束というか。それが、またしても。
ケガから復帰して今季初出場となった瀧谷が途中交代で今季初出場。同時に大谷も投入し、挽回を図ることに。
さらにはルーカスをパワープレイ要員的に前線につかせたりと、なんとか打開すべく策を講じる安達監督。
しかし。
また、前2戦と同様、相手の「最後まで集中してリードを守り切る!」という意志に屈し。そのまま、ゴールを割ることはできませんでした。
そして、タイムアップ。
これまでと同様、「先制されてしまった試合は全敗」という不名誉極まりないジンクスを、今節もまた覆すことができぬままに敗れ去ってしまったのでした。

そりゃ、すべての試合で勝つことを目標に臨んでいるし、負けて良い試合など存在しません。
一方で、それでも敗れてしまう試合はあります。良い試合をしたからと言って勝てるとは限りません。
けれども。
どうしてこうも、同じように負けてしまうのか。
失点しても、直ちに敗戦が決定してしまうわけでなく。むしろ、これまでの敗戦の経験があるなら、そこから勝ちに結びつけるためにはどうせねばならないか、わかっているはずなのに。
まずは追いつき、さらに逆転する。勝つために。
もちろん、簡単なことではないでしょう。精神的優位を得た相手を突き崩すのは、やはり困難なミッション。
けれども、それをやらねば勝てないのなら・・・迷うことは何もない。勝つために逆転する、そのためのプレーをする。それ以外に、なにがあると?
だというのに。
反省が活かされないままに、同じように負けて・・・現状打破には勝利が、連勝が必須であるにもかかわらず、その真逆、あっさりと連敗。
なぜ、“勝ちきる強さ”ではなく“負けきる弱さ”ばかり見せられねばならないのか?と。

試合前、前座試合として木本 敬介引退試合が執り行われました。
10周年を迎えたカターレ富山。その歴史を紡いできた選手たちが、ケイスケフレンズとして数多く集結、アローズ北陸時代を含め11年に渡って富山一筋で活躍してきた敬介の功績を称えました。
今節は、そんな先輩たちに「みなさんが築き上げてきたカターレ富山の伝統は、我々が受け継いでいきます!」という決意表明の試合でもあったかと。
・・・だというのに。
見せたのは、そんな大事な試合にも関わらずあえなく敗れてしまうという、ここ一番の勝負弱さという悪しき伝統を引き継いだ姿でしかありませんでした。

それでも、時は待ってくれません。
いつまでも右肩下がりに転落し続けるような悪しき伝統など、止めねばならないのだから。
いつ?
そのうち、じゃない。いずれ、じゃない。いつか、じゃない。

今すぐだ。

次節は試合がなく、次の試合は2週間後のYS横浜戦。
1週ぶん空くからこそ。
負の連鎖を断ち切るために、一切の妥協を捨てて臨む必要があるかと。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

第23節 ザスパクサツ群馬戦

2018-09-16 04:45:59 | カターレ富山
連敗阻止を、3試合ぶりの勝利を目指し、ホームでザスパクサツ群馬を迎え撃つ今節。
勝てる保証のある試合など無い、という前提は、至極もっともではありますが・・・それでも。最下位と、下から2番目のクラブを相手に、連敗を喫してしまったという事実。
どちらも勝てなくても仕方ない相手ではなく、そういう状況に陥ってどうしようもなかったわけでもありませんでした。
にもかかわらず、連敗。勝ち点6をみすみす失った、重さ。
これであえなく連敗継続、となってしまった日には、目も当てられません。
難しい相手の群馬との対戦ですが、だからこそ。
ここで奮起せずして、なんとするか!
ここ一番の勝利への執念が問われる試合となります。

波に乗れない時期もあった一方で、このところ調子を上げている群馬。目下3連勝中、その勢いをさらに加速させるべく乗り込んで来ます。
それでなくとも、富山には前回対戦で敗れただけに。下位相手に不覚をとり、あまつさえ連敗などしているようなだらしないクラブに、なんとしてもリベンジしてやらねば!というところでしょうか。
群馬を率いる布監督とカターレの安達監督は、市立船橋高での監督と教え子。
前回は安達監督が恩返し勝利を挙げたわけですが、布監督の方も黙ってはいないでしょう。「良い試合をしながらも〝なにか〟が足りずに連敗」という弟子に対し、師匠として厳しさを叩き込む、という意気込みではないかと。
今季最高の4位にまで順位を上げている群馬。
1年でのJ2復帰を成し遂げるべく、14位に低迷するような下位相手に取りこぼすわけにはいかないでしょう。

前回対戦のリベンジを果たさんとする北九州の気迫の前に敗れてしまった前節。先制したにもかかわらず。相手が10人になったにもかかわらず。
迎える今節。
またも気迫で負けてしまったならば、前節の二の舞になってしまうこと必至でしょう。
下位相手に取りこぼす、上位相手では順当負け、ということでは、まったく話になりません。
それでなくともホーム戦。連敗継続などもってのほか。そのために、何をすべきか。どう勝つべきか。
カターレの本質的な覚悟が問われる試合となります。

前節は谷奥、進藤といった久しぶりのスタメンとなった選手が頑張りを見せました。
前々節の才藤、前節のルーカスに続き、今節は前嶋が累積警告で出場停止。シーズンもこの時期になると、より一層チームとしての総力が問われることとなりますが。
期待したいのは、木村。
前回対戦では加入間もないなか、価千金の決勝ゴールで勝利に貢献しました。その活躍を、今節も!
実際、リベンジに燃える群馬に、「またアイツにやられた」という精神的ダメージを与えることが、どれだけカターレに優位にはたらくか、という。
布監督の弟子である安達監督。その安達監督を慕って移籍してきた木村。
ここは、もう一度カターレの師弟がその力を見せつけるところでしょう。今度はホームでヒーローになることを期待したいです。

前座試合として、長らくカターレで活躍してきた木本 敬介普及育成コーチの引退試合が執り行われます。
今節もまた、カターレ富山の10周年を多分に意識する試合であるかと。
そんな試合で、あっけなく敗れて3連敗など、想像さえしたくない。
だったら、勝つしかない。当然のように。
むしろ、カターレのJリーグ初勝利の相手が群馬だったな、なんてことを思い出したりするような。
引退試合にケイスケフレンズとして出場する、カターレ歴代選手たち。その彼らの前で、恥ずかしい試合をするわけにはいきません。

ならば、勝て!
勝って、カターレ富山の歴史に、またひとつ勝利を積み上げろ!

勝たれ‼富山!!!!!!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

積み上げられなかった成功体験。逆転負けで連敗 ギラヴァンツ北九州戦

2018-09-10 06:54:02 | カターレ富山
1-2で敗戦。
どうしても勝たねばならなかった、勝つことで昨年の中断明けからの転落の悪夢を振り払わねばならなかった、前節のFC東京U23戦。にもかかわらず、決定力を欠いて、相手の強さよりも自分たちの弱さによって敗れました。せっかくの福島戦の勝利をフイにしてしまうかのような、苦い敗戦。
そして迎えた、今節。
ジリジリとした展開が続き、0-0のままに折り返し。
そこまでは、前節と同様。後半開始早々に失点してしまったことが敗戦に繋がってしまったことを思えば、こんせつこそは、なんとしても先制、そして勝利しなくてはなりませんでした。
すると、67分。前節、累積警告で出場できずに敗れて歯がゆい思いをしていたはずの才藤。その彼が、見事に期待に応える出場2試合連続ゴールとなる先制点を挙げたのでした。
なかなかチャンスが得点に結びつかない状況が続いたなかでの、待望のゴール。前節と同じ轍は踏まないぞ!さぁ、これからだ!
・・・と、思っていたのですが。
僅か3分後に失点、同点に追いつかれてしまったのでした。
しかも、その失点の仕方が・・・前節も、相手のクロスが直接入ってしまったような、いささかアンラッキーさも感じた失点でしたが。
それが、またしても。中央に張っていた選手の対応は出来ていたというのに、今回もまた、クロスがそのままゴールに吸い込まれるかたちでの失点となったのでした。
同点に追いつかれたことはショックであったものの、だからこそ、なんとかせねばならなかったところ。
相手の長身FWフェホに仕事をさせまいと、しっかりとマーク。セットプレー時など、まるで影のようにピタリと差波が張り付いてマークしていた姿が印象的でした。
そのフェホが、2枚目のイエローで退場に。
こうなれば、数的優位を活かして、なんとしても勝ち越し点を奪わねばならないシチュエーションでした。
昨季、ひとり少ない長野に逆転負けを喫した敗戦がありました。今季にしても、2点差、しかも後半まるまるひとり多かったにもかかわらず追いつかれてしまったというYS横浜戦がありました。
今度という今度は、そんな状況で負けるわけにはいかない!それは、わかりきっていたこと。
・・・だったのに。
数的優位を活かして攻め立てなければならない半面、その優位性が低くなるセットプレーのピンチには細心の注意が必要。わかっていたはずなのに。
CKからのこぼれ球を押し込まれ、逆転されることに。
陽次、大谷、そして加入したばかりの野田と、交代カードで手を尽くしたものの、ついに追いつくことは叶わず。
先制むなしく、逆転負け。またも、勝たねばならない試合を落としてしまったのでした。

連勝は、必須であったはず。
それが、またしても悪辣なシナリオライターの悪意のほとばしる演出の餌食に。
「勝てると思った?www思った?wwwせっかく先制したのに、ダッセwww」
「前節と同じような失点、まったく反省無しwww」
「ひとり少ない相手に逆転負けwww」
「ドベとブービーに2連敗www弱すぎワロタwww」
そんな悪意が・・・いや、幻聴かなにかなのでしょうが、それでも。
現実は、非情です。

今節、首位の琉球は2連勝を狙うFC東京U23と対戦、ドローが濃厚な試合終了間際に決勝ゴールを挙げ、首位を堅持したそうな。
そういった、勝利への執念を結果に結びつけられるような強さ。それが体現できているからこその首位も納得、というところなのでしょうか。
ひるがえって、カターレはどうか?
この2連敗が低迷を表す証拠、とも言えるのではないかと。
勝てた試合だし、勝たなければならなかった試合。
にもかかわらず、ドローにすら持ち込めず、勝ち点0。
強くなるための試練、というには・・・もっと時と場合を考えろ、としか言いようがありません。
連勝して、対戦相手に「カターレ富山、厄介な相手だな」という印象を植え付ける必要があったはず。それが、ここぞ!という場面で相手よりも精神的優位に立つ切り札にもなりえたはず。
なのに。
この2連敗が相手に与える影響・・・「最下位と2番目に連敗するようなダメクラブに負けるなんて恥」という戒めを与えただけでは?
目先の1戦1戦に集中してやっていく、とはよく聞きますが。
リーグ戦である以上、試合後との流れというものも、決して無視できないはずなのです。
その流れというものが・・・本来サクッと3連勝を成し遂げて、「去年の中断明けとは違うんだ!」ということを名実ともにアピールせねばならなかった試合。
それがどうだ。
「今年もやっぱりダメなのか?」そんな悪印象を与えただけになってしまったのでは?

勝てたはずの試合を落としてしまった、そのツケ。
このブログでも、もう何度も書きすぎて回数など忘れてしまいましたが、それでもまた書かねばならないのでしょう。
「勝つことでしか自信は身につかない」
前節の反省を活かせず、また負けた。相手ではなく、自分たちの弱さに負けた。
現実は、非情です。得られなかった勝ち点は、取り返しがつきません。
安易に「次に頑張る」とか言わないでほしい。今節だって、前節の「次」なのだから。反省を活かせず、連敗したのだから。
「勝つことでしか自信は身につかない」
もっと、「勝たないとどうしようもない」という現実を直視すべき。勝たないと始まらない。
次の試合は、待ってはくれません。
このままでいいわけがない。
ポジティブ要素はすぐに途切れるのに、ネガティブ要素はしっかりと継続してしまう、という悪癖を、これ以上続けないために。
100の言い訳ではなく、1つの勝利。
勝つことの大事さというものを、成功体験というものを・・・いまいちど、再認識せねば。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

第22節 ギラヴァンツ北九州戦

2018-09-08 05:26:43 | カターレ富山
中断期間明け初のアウェイ戦にして今季最後のナイトゲーム、ミクニワールドスタジアム北九州にて、ギラヴァンツ北九州と対戦します。
前節、零封負けを喫して無念の敗戦となったカターレ。「中断期間明けから全勝の勢いで」という目標に、早くもケチがついてしまったかたちですが。
それを、本当にケチのつき始めとしてあえなく連敗してしまうのか。それとも、「それだけ出来るなら前節も勝っておけよ、もったいない!」なんて勝利を挙げて復調していくのか。
もちろん、後者でなくてはなりません。連敗などもってのほか。負けを引きずることなど、あってはならないのです。

前の週に育成型期限付き移籍で野田が加わったカターレ。さすがにシーズン途中の加入も、もう打ち止めだろうと思っていたのですが。
今週、同じく育成型期限付き移籍で19歳の生駒 仁の加入が発表されました。10周年のカターレですが、史上初となる横浜Fマリノスからの移籍となります。
184㎝74㎏という恵まれた体のDF。途中加入ではありますが、守備の安定・失点の減少が課題であるところのカターレにとっては、「経験の少ない若手だから」と余らせておくでもないでしょう。むしろ、ひらきなおって怖いもの知らず的にガシガシとアピールし、出場を手繰り寄せてほしいところ。
10月には故郷の鹿児島県でも試合があります。ぜひともいち早くチームに溶け込み、凱旋出場にこぎつけてほしい。そう期待します。

今シーズンここまで、ある意味、カターレがいちばん親近感を感じるクラブが北九州と言えるのではないかと。
J2復帰を必達目標に掲げて臨んでいるにもかかわらず、上位争いどころか浮上のきっかけすらつかめぬままに低迷を続け。ついには最下位転落という屈辱も味わい。
所属する選手が十全の活躍を見せられたなら、こんなことにはなっていないのに・・・辛酸をなめ続ける日々。
ついには監督交代という大ナタを振るうまでに追い詰められることに。
それでも、その監督交代からは復調傾向。チームにも自信がよみがえりつつある状態。
ただ、そんな流れに水を差されるかのように、前節は0-1で敗戦。失点もさることながら、チャンスに決める決定力を見せることができなかったことが悔やまれる負けとなってしまった。
そして迎える、今節。復調傾向を上昇傾向へと進化させていくためにも、落とすことのできない大事な試合。
・・・と、ここまで本当によく似ている両チーム。・・・ネガティブ要素のほうが大きいのが難ですが。
前回対戦はカターレの3-0勝利という結果ではありますが、正直、今回の対戦にはあまり参考にならないかと。
一足早く監督交代に踏み切ったカターレの、安達新体制2試合目のリーグ戦でした。対して北九州は、監督交代前の「底」といった状況での対戦。
スコアだけ見ればカターレの圧勝のようにも見えますが、実際は違います。GKと2対1の決定機にパスを出してオフサイド判定であるとか、不振状態の北九州の自滅、といった状況も、ままありました。
柱谷 哲二監督に交代以後は守備力が改善され、手堅い試合が増加している北九州。
もともと実力には定評のあるダヴィや池元 友樹といったカターレサポーターにもおなじみの面々が真価を発揮した日には・・・相手に首尾よく先制を許してしまった日には、それを覆すことは容易ではないでしょう。下位に沈むクラブではありますが、相応の実力差があるか?といえば、そうではないでしょう。同格・格上と見て対戦しなければ、勝ち点3は望めないことかと。
前節の敗戦から立ち直りたいのは同じ、加えて北九州にとってはホーム戦。今季ここまでなかなか勝てなかったホームで、J2時代から幾度も対戦してきた富山に勝利して勢いに乗る―――そんな相手の思惑を、いかに打ち砕くか。力が試される試合となります。

今節は累積警告によりルーカスが出場停止。このところの復調傾向を支える献身的なプレーを随所に見せてきた選手だけに、影響が懸念されます。
シーズン当初のように今瀬がCBに戻る、あるいは楠元か?といったところですが。
楠元だとするならば。0-5という惨敗を喫した長野戦では、自らの寄せの甘さが失点に直結、というようなまずいプレーが大敗を引き寄せてしまった、という苦い経験をしました。試合のミスは、試合の活躍でしか払拭できない。汚名返上を、無失点で成し遂げてほしいところです。
累積警告といえば、前節がそれによって出場できなかった才藤ですが、おそらくスタメン復帰となるかと。
無得点負けを喫した、その試合に関われなかった無念を晴らすべく。今節の活躍に、チームトップ得点の記録をさらに上積みするゴールに期待したいです。
一方で、個人的にいちばん期待したいのが、新井。
前節のFC東京U23戦、同年代の相手として後れを取るわけにはいかなかった対戦で躍動。得意のドリブル、突破でチャンスを演出しました。
けれども、それが得点となって実ることは無く。活躍が勝利につながりませんでした。
前節の反省を今節の勝利へつなげる―――試合に臨む誰もが同じ思いでしょうが、そのなかにあっても、いちばん役割と責任を果たさねばならない選手、ともいえるのではないでしょうか。
だからこそ、やってほしい。やってのけてほしい。
ここぞ!という試合で、かけられる期待に「どうだ!」と言わんばかりの結果でもって応えてくれる・・・それが、チームの柱となる選手というものでしょう。
自らが背負う、背番号10の重み。それを意識し、負い目ではなくブーストとして、存分に力を発揮してくれる―――そんな活躍でもって、チームを勝利に導いてほしいです。

見た目の数字だけで結果が決まる世界ではないとはいえ。それでも、最下位のFC東京U23に敗れてしまったという事実。
今節、下から2番目の北九州に敗れて下位2連敗、となってしまった日には・・・それこそ、数字以上のダメージを被ってしまうことは必至でしょう。
もちろん、そんなことは無い、絶対に勝つんだ!という気概が必要不可欠。
監督交代からの復調傾向は、簡単に連敗などしないんだ!という強い意志を感じさせる勝利でもって、より強固なものとしていかねばならないのです。
元J2クラブ同士の対決。それが、J3の下位争いであって良いわけがない―――その思いは、お互い様かと。
だからこそ。
そのプライドを存分に見せつけるような試合をせねば。J2昇格が目標、それが、口先だけの建前などでは決してないということを証明するような、そんな熱い試合にせねばなりません。

ならば、勝て!!!
中断期間明け全勝の道が断たれたとて、勝ち進まねばならない姿勢に、微塵の変化もないのだから!

勝たれ!!!富山!!!!!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする