行く末遠ければ

生まれも育ちも富山県砺波市
地元サッカークラブ・カターレ富山を応援するブログ

【J特】2012 カターレ富山 選手インプレッション その2

2012-02-29 23:53:40 | カターレ富山
4年ぶりの閏年・2月29日です。
前回は2008年だったわけですが、その年の2月29日には、まだカターレに全く関心がありませんでした。
というか、具体的に関心を持ったのが開幕直前、2日前とかそんなもんだったかと。
取り立ててサッカーが好きだったわけでもなんでもなく、ぶっちゃけ、ただ単にタイミングが合っただけというか。富山グラウジーズ、富山サンダーバーズに続く3番目のプロスポーツチームが誕生するにあたり、「ならばその歴史の最初から見てみるか」と、なんとなく思ったのがきっかけ。
思い立って開幕前日にグッズを買いに行き、開幕当日にファンクラブ入会とかいうような、場当たり的なファーストコンタクトだったわけですが・・・。
あれから4年。
もし、あのときに行動を起こしていなかったら、今の自分は無いであろうことを思えば、なかなかに感慨深いです。

それでは、選手インプレッションのその2を。

#9 黒部 光昭
2年連続でチーム最多得点をマークした、カターレを代表するストライカー。最年長ながら、そのプレー、試合に賭ける意気込みに衰えは全く見られません。
前線でボールを集めて起点となる働き、そして機を逃さず決めるセンスというものは、やはりチームでも頭ひとつ抜けている印象です。その力を遺憾なく発揮することこそ、勝利を呼び込む力となるはず。
J通算100ゴールまであと12と迫っており、その達成に期待がかかります。その目標も、彼の能力からすれば決して不可能な数字ではないはず。今季も、チームを牽引する頼れる存在となってほしいです。

#10 苔口 卓也
昨季は自身シーズン最多ゴールを更新する8ゴール。今季はふた桁得点に期待がかかります。
調子に波がある印象ですが、それがはまったとき―――持ち前のスピードを活かした抜け出しは、相手にとっては脅威以外のなにものでもないかと。その抜きんでたスキルを存分に活かすプレーを、今季も見たいです。
まずは出場を勝ち取り、安定したプレーを続けたなら、おのずと結果もついてくるはず。
今季もまたキャリアハイを更新する活躍を期待したいです。

#11 ソ ヨンドク (背番号変更 14→11)
昨季、シーズン序盤はなかなか力を発揮できませんでしたが、10戦連続勝ちなしをストップさせた鳥栖戦でのJ初ゴールあたりから、徐々に力を発揮していきました。
これまでのカターレにはいなかった、ドリブルから個の力で積極的に仕掛けていくタイプ。格上の相手であろうが臆することなく仕掛けていくプレーぶりは、ファン・サポーターを大いに沸かせました。そして、そんな果敢な攻めからサイドを駆け上がり、中に上げたクロスで幾度も好機を演出、得点にも結びつけてきました。
得点力アップを掲げる今季、その力の発揮がよりいっそう求められることになるかと。その期待に応え、持てる力を存分に発揮してほしいです。

#13 平野 甲斐
「ジョーカーと呼べる国内でも数少ない選手」との監督の評価どおり、途中出場から力を発揮した昨シーズン。なかなか試合に出られない時期もありましたが、たゆまぬ努力から出場機会を得て、活躍へと結びつけました。
実際、“攻めの選手交代”として「なにかやってくれそう」という雰囲気とともに出場する姿に、頼もしさを覚えたものでした。その一方で、スタメンとしてその力を存分に発揮する姿を見てみたいという思いも。
プロ3年目となる今季は、さらなる飛躍を遂げる年。活躍とともに、その名を広く知らしめてほしいです。

#14 山瀬 幸広 (サガン鳥栖より完全移籍加入)
得点力アップが至上命題となる今季。その課題をクリアすべく敢行した補強の中にあって、あるいは最もその活躍が期待されている選手かと。
果敢に狙うミドルシュートが持ち味とのことですが、その特色が活かされたならば攻撃のバリエーションも増え、得点につながる流れをも作り出せるはず。
首尾良くチームにフィットできるかはまだ未知数ながら、そのあたりはこれまでのキャリアを踏まえ、是非とも早々にクリアしてほしいところです。
怪我で開幕に間に合わないようですが、一日も早く回復し、補強の成功を結果で示してほしいところです。

#15 平出 涼 (レンタル延長)
大きな期待とともに加入した昨季、開幕からスタメンを張る即戦力ぶりで大いにチームに貢献。その力を認められ、五輪代表候補合宿にも招集されました。
それだけに、骨折によってシーズン途中離脱を余儀なくされてしまったのは、痛恨でした。その悔しさをはらす意味もあるのでしょう、決意のレンタル延長。
昨季、守備のバランスが崩れた隙を突かれて喫した失点のシーンが目に付きました。失点を減らすにあたり、守備の安定化は不可欠。彼にかかる期待も、それだけ大きなものになります。
経験を積むことで、この先もさらに力を伸ばしていけるはず。今季は怪我なく全試合出場を目指すくらいで活躍してくれることを望みます。
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【J特】2012 カターレ富山 選手インプレッション その1

2012-02-28 23:41:52 | カターレ富山
チームは明日より兵庫にて3次キャンプに入り、その後、岡山へ。
開幕まで待ったなし。そのときが近づいています。

開幕を前に、各選手に対する個人的な雑感なんぞをつらつらとまとめてみようかと。
背番号順に4回に分けての1回目、それではスタート。




#1 飯田 健巳 (背番号変更 21→1)
昨年、プロとして4シーズン目にして訪れたJリーグデビュー。中盤戦以降の反攻の象徴的存在としてゴールを守りました。
出場機会を得られないままにチームを渡り歩き、そのなかで葛藤もあったことでしょう。しかし、重ねてきた努力は裏切りませんでした。なかでも、古巣である栃木戦で堂々としたプレーぶりを見せ、恩返しを果たした試合が印象深いです。
終盤は怪我から復帰した鶴田にポジションを譲るかたちになったものの、それもまた経験。出場したからこそ得られたものも決して少なくないはず。そして、正GKをめぐる鶴田との差も、決して大きいものではないはず。
新たに背番号1を背負うその覚悟とともに、飛躍を遂げるシーズンとしてほしいと願います。

#2 足助 翔 (キャプテン)
昨年に引き続き、今シーズンもキャプテンに就任。カターレのJ昇格とともに移籍加入してから4シーズン目となり、チームでも古参メンバーといえるかと。
キャプテンとして大きな期待とともに臨んだ昨シーズン、目を見張りました。出場機会の少なさもあったとはいえ、過去2年とは比べものにならないくらいにプレーが研ぎ澄まされているのが見て取れたのでした。
正直なところ、「足助ってこんなに出来る選手だったっけ?」なんて思ったくらいに。
やはり、キャプテン就任によって彼の中にしっかりとした芯が出来た、ということだったのではないかと思います。後方からピンチの芽を摘むカバーリング、見事なものでした。
それだけに、負傷による長期離脱がどうにもこうにも残念でした。今シーズンこそ、その悔しさをバネに是非とも本領を発揮し、チームを引っ張っていってほしいと思います。

#3 福田 俊介 (背番号変更 28→3 レンタル延長)
昨年は途中加入とは思えないほどの順応、活躍ぶりを見せ、いまやカターレに無くてはならない選手となりました。強靱な体躯、抜き出た高さによる圧倒的な空中戦の強さがチームに与えた影響の大きさは、何にも代え難いものがあります。
守備だけでなく、チームのJ通算100ゴール、天皇杯で鹿島を相手に同点弾、愛媛戦でアディショナルタイム逆転ゴールなど、印象的な得点を挙げたことも特筆すべきかと。
激しい攻防の中で警告がかさんでしまったところがあったのが玉にきずでしたが、それも経験を積めば改善していくであろうこと。今季も守備の大黒柱としての活躍を期待せずにはいられません。
J1クラスにもひけをとらないその能力に対し、他クラブからのオファーもあったことかと。それでも、決意のレンタル延長。その意気込みを、プレーにぶつけてほしいです。

#4 吉井 直人 (背番号変更 18→4)
今季は選手会長を任され、チームにおける責任感も高まったことかと。
新卒から2年目の昨季、開幕戦からスタメンに抜擢されるなど大きな期待がかけられていました。しかしながらシーズン序盤で負傷、長期離脱を余儀なくされることに。
監督交代後に頭角をあらわし始めた、安間サッカーの体現者。期待に応え、成果を示したいところです。
離脱中に福田が加入、その活躍ぶりに大いに刺激を受けていることかと。ポジションを争うなかで、さらなる成長を遂げてほしいところです。

#6 西野 誠
楚輪監督時代に右サイドバックとして不動の地位を築いていた西野。ポジションが上がってMF登録となった昨季ですが、持ち味である運動量の豊富さ、ボールに絡む動きをもって期待に応えました。
全員が連動して動き、素早い好手の切り替えが生命線となるカターレのフォーメーションにあって、その特色を遺憾なく発揮できる選手というところでしょう。
とにかくよく動き、試合終盤にあってもへばっている姿を見たことがありません。真面目に、誠実にプレーに取り組むその姿勢は、他の選手の手本とも言うべきもの。
今季も、サイドを戦場に無尽蔵のスタミナで走り回る姿を見たいです。

#7 朝日 大輔
昨年もチームで唯一全試合スタメン出場を果たした、カターレの顔。年齢的にはベテランの域に達していても、そのプレーぶりは衰えることを知りません。
チーム初となる3試合連続ゴールを含め昨季は6得点でしたが、彼の能力からすればそんなものではないはず。
山瀬、西川といった新加入の攻撃陣にももちろん期待はかかるものの、それでもやはり対戦チームにとって怖い選手であり続ける、そんなプレーヤー。
ミスターカターレの挑戦は続きます。今季も生え抜きの誇りを胸に、「富山に朝日あり」と知らしめてほしい―――そう願います。

#8 大西 容平
安間サッカーの伝道師であり、ピッチ上の監督。昨季は出場停止の1試合を除く37試合に出場し、チームの中核として活躍しました。
チームコンセプトである積極的なプレッシングを忠実に成し遂げ、攻撃の起点となりました。なかでもハイライトは、強豪・FC東京を撃破した際のアシストでしょうか。黒部とのワンツーを見事なまでに決めてラストパス、決勝点を演出した場面が、特に印象深いです。
ただ、自身のゴールが1得点にとどまったのは物足りないと言わざるを得ないかと。チャンスは多くあった、また自らの仕掛けによって作り出したこともしばしば。しかし、ゴールに結びつかなかった。出来ないことをやれと言うわけではなく、やれたはずと思えたからこそということで。力を認めるからこそ、それを結果に繋げてほしいと願わずにはいられません。
逆に言うなら、そのプレーぶりに決定力が加われば鬼に金棒。今季もチームの中核としての活躍、期待しています。
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【J特】開幕まであと少し

2012-02-27 23:38:58 | カターレ富山
いよいよJリーグ2012シーズン開幕まで1週間を切りました。

更新したファンクラブの特典も届き、あと少し感がいっそう強まってまいりました。

そんな中、昨日、県総の除雪作業に参加してきました。



午前10時からの2時間にわたって除雪作業。
前日も参加できればよかったのですが、急に仕事が入ったために参加できず。そのぶんも気合いをいれてがんばろうと。
2年前、3年前のシーズン開幕1週間前には県総で仕上げとなるTMをしていたものですが、今年はどうにもこうにも無理すぎということが、実際に見てよくわかるありさまで。
重く湿った雪が膝丈50㎝くらい積もっていました。ピッチ内に重機を入れるわけにはいかないので、除雪車が動けるトラックまでひたすら人力で掻き出す作業。
運ぶぜ-、超運ぶぜー!
総勢100人くらいは参加していたでしょうか、雪がちらつくあいにくの天候にも関わらず、みんな一生懸命に作業をしました。
そう、本当に一生懸命でしたよ。
やる気のない者、サボっている者は皆無。
そりゃそうか、やる気のない者は、端から参加しようなんて思わないわな。それを押して、たとえ寒かろうが雪が降っていようが、少しでもカターレのためになればと集まった人たちばかり。そりゃあ、真面目にもやりますよ。
なかなかにきつい作業ではありましたが、やるのとやらないのとでは大違い。充実感はありましたともさ。
あとは、3月17日のホーム開幕戦に間に合うよう、しっかりとピッチ状態が整うのを願うばかりですよ。
そして、先立つアウェイ2戦を勝利で飾って凱旋してくれることを望みますともさ。

バスツアーの参加費振り込みも終了、徐々に期待を高めつつ、来るべき日に備えたいと思います。
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【J特】2012 選手名鑑買いました

2012-02-19 20:28:07 | カターレ富山

今年も買いました選手名鑑。
サッカーダイジェストとサッカーマガジンの両方のものを買うのも、これで4年目ですか。
毎年の恒例行事となってきた感のある名鑑買いをこなすと、いよいよ、って気がしてきますな。
あとはファンクラブ会員特典が来たりとか、開幕戦のチケットを買ったりバスツアーの申し込みをしたり、ってとこですか。
長かったようで短かったオフももうすぐ終わり、あと2週で開幕。
いったいどんなシーズンになるのか。
新体制となったカターレを、はやく見てみたいものです。

それはそうと・・・外は、大雪。
次の土日で県総の除雪作業をお願いします、なんて告知もあったりするけれど、しなければ本当にどうにもならない感じに・・・。
さすがに3月に入っても降るということはないと思いたいですがね・・・。
ちょうど土曜日が休みだし、いっちょ協力してきますかね。
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【J特】2012シーズン 日程発表

2012-02-01 23:00:23 | カターレ富山
22クラブで42試合を戦うこととなる今季J2。その日程が発表されました。
http://www.j-league.or.jp/data/view.php?c=toyama&t=schedule
昇格プレーオフや降格入れ替え戦といった今年から始まる新要素もありますが、それはそれ。まずは、リーグ戦で全力を持って戦い抜くことこそが、何より重要かと。
カターレ富山にとってJ2で4シーズン目となる今季。昨年から築いてきた土台に、いかにして強さを上積みできるか。
とにかく。
まずは、日程でしょうとも。
基本的に日曜開催となったなかで、それでも行きたいアウェイ戦。どうなっていますやら。

とりあえず、気になる試合をピックアップしてみようかなと。

第1節・ファジアーノ岡山戦
やはり、開幕戦は外せないでしょうよ。バスツアーも通常の岡山戦が10800円のところ、開幕特別価格で1000円お得な9800円だというからありがたいことです。
2009年、当時は桃太郎スタジアムだったときに行って以来の岡山行き、現時点でほぼ確定の方向で。
以前行ったときには16時開始の試合で帰ってきたのが深夜2時くらいだったかと。今回は15時開始なので、単純に1時間違いとして、1時頃か。ならば、日曜であっても翌日に休みを取らなくても良さそう、ということで。
なんにせよ、大事な今季緒戦。見届けに行きますとも。

第6節・松本山雅FC戦
第8節・モンテディオ山形戦
いずれも初対戦となるクラブ。やはり気になるところです。13時開始ということで、松本はもちろん、山形もなんとかならないかな・・・とはいえ、1ヶ月にアウェイ行き2試合となると、それ相応の覚悟が必要だし、どうしたものやら。
とはいうものの、4月27日という金曜開催のアウェイ・千葉戦という例もあることを考えれば、行ける可能性のあるところは行きたいものですが・・・はてさて。


さすがに、数的には少ないとはいえ平日とかの、ホームゲームでありながら行けなそうな試合もちらほら。シーズンパスがフル活用出来ないのも痛いけれど、致し方なしか・・・。
それでも、なんとか今年も1試合でも多く現地で応援といきたいものです。
とにかく。
じっくりとプランを練ってみたいところですよ。
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