町内の女性防火クラブの主催で公民館において「防災」の講習会をした。AEDを使う訓練の中で大切なのは、基本は心臓マッサージをやめない事である。
その後、女性の防災クラブを作るようにと区長からのお願いがあった。婦人会をなくしてから女子が結束する場がないので、昨年町内で火事があった時の炊き出しには防火クラブだった私たちが出かけた。どこの会も女性の力が必要なのである。しかし、4人の防火クラブのメンバーでは足りない。
何年か前に婦人会をなくした。なくした理由は、若い人が入ってこなくなったことで、役員のなり手がなくなったことだった。役員が何回も回るので、次に役員になる前に脱会してしまうのだ。若い人は、個人主義になり町内の行事に参加しづらくなる。
どこの団体も女子の力が必要だが、仕事をして家庭をもっている女性は忙しいのである。
今日の会の終わりに、防災グッズのひとつである「パン」の缶詰を貰って帰った。防災用のバッグに入れようと思ったが、災害に遭ったような衝撃的な出来事があって、夕食のあとについ缶を開けてしまった。災害は心にもくるのである。