まこの時間

毎日の生活の中の小さな癒しと、笑いを求めて。

登山靴を作る?

2017-04-20 | 暮らし

登山靴を粘土で作ろうと思い立つ。komeさんに電話をして粘土遊びをさせてもらうことになった。

「ところで、何と言う名の工房にしたん?」「米酵母」と、聞こえた。「えーーっ!酒蔵か?」「米陶房やぞ。」「とうぼうね。ごめんごめん。」と、言いながら遊びに行って、まずkome先生の授業を受ける。まず、作りたいもののスケッチをして、イメージを作ること。

途中まで作って時間がないので翌週に出直すことにした。写真を撮って家で見たら、どうも登山靴というより、スニーカーじゃん。何か違う。

日を改めて再び出かけると、もと会社の先輩Sさんが来ていた。陶房専属大工だ。また、komeさんの研修所の同期の女性が絵付けをしていた。親子ほど歳が違うが同期生である。Sさんがわたしと、N子さんにコーヒーを入れてくれて、陶房主のkomeさんは本職で呼び出しがかかって自宅へ戻った。

細い紐がなかなかできない。潰れる、きしめんみたいになる。

さて、Sさんもコーヒーを飲んで帰ってしまい、残された女性ふたりで黙々と制作にかかった。その後、傍らにある巨大な作品について尋ねた。どうみてもkomeさんの作品ではない。抱えるのも怖いくらい大きい。

山を歩いていたらこういう感じの根っこがあって・・と、説明してくれた。ダイナミックだ。そして、この写真では綺麗に表せないが、緑と青の交じった(九谷焼でいうと青と紺青)色がすごくきれいだった。「こんな綺麗な色出るん?」と、言うと、やはり昔の絵の具だそうだ。先日、金沢で卒業作品の展示があって、そこに出品したのだそうだ。

しばし、何もかも忘れて没頭すること1時間。またまた、父の病院へ。孫の迎えへと休みの日も忙しい。