まこの時間

毎日の生活の中の小さな癒しと、笑いを求めて。

野蒜(のびる)と、蓬(よもぎ)

2017-04-08 | 料理

 

川沿いの桜の周りには食べられるものがある。

kouは、小さい時からノビルを見つけて採るのが上手だ。そして、食べるのも好きなのである。

しかし、弟はお菓子は好きだが、ノビルを酢味噌をつけて食べるなどは好かない様子。

根のところのふくらみが、こりこり美味しいのだけれど、確かに大人の味かもしれない。さて、この雑草のような草の中から、ノビルをどのように見分けるか。

水で綺麗に洗って、さっと茹でて酢味噌あえにする。 

kenは、ヨモギを採ったので、ヨモギ餅を作ることにした。こちらは、きな粉にまぶすので、kenの好きなお菓子である。

ヨモギは地面を這っている若いものが良い。重曹を入れて茹でた後、包丁でよくたたく。

kenが、momoに見本を見せていた。その間に、もち米を洗って炊く。みんなで潰して米粒が残るくらいを「半殺し」っていうのだというと、momoは怖がっていた。

もち米を潰しながら、ヨモギを混ぜ合わせる。

その後、きな粉をまぶして食べたら美味しくて、うかつにも写真を撮るのを忘れた。

「つくしも食べられるね。」と、言っていたが、無視した。つくしまで世話をしたら、夜になりそうだ。手をかける割に美味しくないと思う。婆さんに言わせれば、「砂糖を使えば、木っ端でも旨い。」のだそうだが。

 


春爛漫

2017-04-08 | 暮らし

家から見える水道の桜が一挙に咲いた。燕はまた我が家の小屋にやってきた。

孫たちが遊びに来て、みんなで川べりの桜の所でノビルとヨモギを摘む。

子どもたちの向こうに富士写ケ岳が見える。だいぶ雪も解けてきた様子だ。

2年前、桜が咲いただけでぽろぽろ泣けた。少しは歩けるなあと思うのと、山へ行くのがだぶってきた。

今度は、あそこに登りたい。鞍掛山のようなわけにはいかないだろうけれど。