毎年2月10日、菅生石部神社で竹割祭りがある。今日はその日で、例年にない大雪の中、その神事が行われる。
11時半に門から白装束の若い衆が駆け上がってくる。今年は雪の階段ができて高い位置から観ることができた。いよいよ始まる。あ、のぼっちゃんだ。何年か前は竹を割って、走っていたが、今はサポートする方になった。
時間になったら藁に火がつけられて、竹を割り始める。
大きな竹が全部割られると、次に神社の中にいる大蛇を引き回す。
子ども達は特等席の能楽堂から観ている。わたしたちも小学生の時に学校から観にきたっけ。あれは何年生の頃だろう。その後は、祖母と来たことがある。そして、仕事を辞めてから殿と来た時に、一番いい場所で、御神木に巻きついて両方で引き合い大蛇が千切れるところを観た。
今日は雪の為、正面の石畳のところだけで行われた。
引きあった大蛇が千切れると、神社の下の大聖寺川へ放り込む。ちょうど昼になったので、川を覗かずに帰った。また、誰かが川に飛び込んだのだろうか。
御願の日に雪がないことが多い近年、今年はいい景色で感動的だった。今年も無事でありますように。