羽生選手の息を飲むような見事な滑りに、なかなかTVから離れられない。
カーリングの美女アスリートと呼ばれる女子チーム。みんな元気に声をかけあって、目が離せない。「そだね。」「うん、そだね。」「やってみよう」って声が聞こえてくる。タイムではコーチが英語でべらべら指示して、みんな「うん」って、うなづいている。全部聞こえるので、自分も参加しているような気分で、引き込まれている。
終始日本チームはにこやかで、OARは険しい顔になってきた。ショットも正確で・・。藤沢選手は上着を着ているが、どうして他のみんなは氷の上で半袖なのだろう。どうでもよいことに疑問が。
プレッシャーとは、皆の期待と自分の力の差で起こるという。なので、羽生選手や宇野選手には、ギャップというのがないのではないか。自分の演技をきっちりやり遂げるという、気持ちの強さが勝利につながる。
と、いうことは、わたしなどは試合でプレッシャーを感じるという事はない訳だ。別に誰も期待していないから。そうなると、やりきる!という強い気持ちだけを持って臨めばよいわけだ。しかし、やりきるというには、それだけの技量を持ち合わせていないと、何をやりきるのさ?って、ことになる。
2月の初めに弓道の女子講習会があって、懇親会で講師のI先生に、みんなの前で誓わせられた。「女子部長!みんなの前で誓って・・」と。何を誓ったか。その前に先生との話の中で、京都の審査で束ったのにダメだった原因は、一般的に掲げられる「深い会」「弓が回らない」「体配の未熟さ」を、挙げていたら、出来ないことを数えないことと指摘された。そうだった。ダメだった原因ではなく、言い訳のように聞こえるその言葉は何も生まない。何をするか!どうしたいか!を、追及しなくてはならないことに気付いた。それに気づくのに何年費やしたのか。これでは、お手上げだ。金メダル万歳!と、お手上げでは比べるまでもない。