大会予選スタート寸前、インカムで、「水銀灯が点くまで待ってください」と言われた。ざわつく会場に、アナウンスが流れたら、選手は気が削がれた感じがした。いつまで待たされるのかと、ほんの数分が長く長く思えた。
大会も最終日となるとルーチンが決まって来て、初めの日の諸々の問題が解決されてスムーズに流れて行くが、また、最後に優勝決定戦あたりになると、選手は1本引いては、射場から第一控えまで来ると、すぐに次の矢を持たなくてはならない。その間の待ちが、審判席から長く感じられるようで、早く回せという感じが伝わる。しかし、ここは選手を焦らせることが出来ない。
最後の優勝決定戦は、強靭な気持ちを持った選手が勝ち取るのだろうと思う。
石川県の代表選手すべてが、決勝戦に進出した。そして、女子の準優勝は、越能公子さん。男子の4位に、友安正人さん。
石川県の選手の入賞によって、みんなの疲れは吹き飛んだ。
頑張る人をみると感動する。会場中、緊張感に包まれて、弦音と的に中るドンという音が響き、拍手が観覧席からなだれ落ちる。的が小さく見える。
何はともあれ、入賞選手におめでとう!!!
開始5分前には準備完了し、9時からの7分間は天井を見つめ「早く点け!」と念じていました。
本当に長い7分間でした。
お疲れさまでした。
いろいろな場面で助言をありがとう。
本当に皆様のお陰でした。
人の力も合わせると大きな仕事ができますね。
しかし、山登りより疲れたわ~