まこの時間

毎日の生活の中の小さな癒しと、笑いを求めて。

爺の替刃事件

2008-04-22 | 事件簿
日曜に、筍と蕗とわらびを採りに実家へ行った。
父は、いよいよ筍を掘るのがきつくなってきたようだ。
しかし、口は達者である。掘りあがるまでの指南がやかましい。

たくさんの収穫のあと、お茶をした。
またまた、失敗話が登場した。
このところ、訪問するたびに失敗話を披露する。
本人は昔話で、いよいよ時効がきたので語りだしたのか。

○皮膚病院はやぶ医者や。と、語りだした。
車を運転していると右側の皮膚がひりひりする。
太陽にかぶれるようになったのだと思い、皮膚病院へ行ったら、
「少し取って見てみましょう」とのこと。
顕微鏡を眺めながら「ばい菌がいますね」と、言われ、塗り薬をもらったが、一向によくならない。
母は、父が髭を剃るたびに顔が赤くなるので不審に思った。
かみそり負けかと思ったが、そうではない。
どうも髭剃り器の刃がひっかかるということが判明。
髭をそるたびに、顔中傷だらけなのだ。
では、あのばい菌は何だったのだ。もしや、体中ばい菌が・・。
父は「替え刃を早く買えばよかった・・・」ふぁっふぁっ・と、つまらん駄洒落を言って笑っていた。



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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
製造元 (みんく)
2008-04-25 00:01:13
お父上、お元気でいらっしゃる。
駄洒落を言うご老人なんて、
ワタシの近くには居ないので笑っちゃいます。

さすが、まこさんの製造元ですね。
返信する
そうです。 (まこ)
2008-04-25 22:55:51
みんくさん
主人も始めの頃は、ふたりの会話が微笑ましいと思ったらしい。しかし、最近では、強烈で疲れる・・と。
また、わたしがうちで一人芝居をすると、実家へお帰りとやさしいお言葉。
返信する

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