『ダンケルク』を観たいと思っていた。やっと休みが取れてDVDを借りて観た。期待外れだった。ひたすら戦闘シーンと、逃げる兵の映像で、そこには戦争の凄さは伝わってきたが、人の物語はどこにもなかった。たとえば、親とか友達とか人との物語はなくて、戦争というのは惨いものなんだということをひたすら描いたのだと思えた。飛行機での戦闘シーンでは、特攻隊のイメージも重なる。
正月に帰省してきた弟が『ハクソーリッジ』が、面白かったという。アメリカ軍が沖縄に上陸して、その中で銃を持たない衛生兵が負傷兵を助けていくという本当の話だとか。期待して、これも観た。夜遅くまで観て思った。いつの間にか、アメリカ兵に自分の気持ちが添って行く。主人公のアメリカ兵を応援している。火炎放射器で焼かれているのは日本兵だ。沖縄だ。感覚がおかしくなった。
先のふたつより、『プライベートライアン』のほうが印象に残った。
ずっと前に『プライベートライアン』を、映画館で観た。1998年に公開されたというから、20年も前なのだ。監督がスティーヴン・スピルバーグで、主演がトム・ハンクスだったので殿に付き合って観た。それに、救出されるライアン役が、マット・デイモンだった。俳優に惹かれ非常にミーハーである。始めの30分くらい戦闘シーンだったような気がする。
どんな映画もハッピーエンドがいいが、戦争映画はそうはならない。たいがいどよーんと暗くなるのになぜか観てしまう。
スターウォーズを、初めて給料をもらった時に、弟を連れて金沢まで観に行きました。
架空の戦争ものって、結構面白いです。
バトルシップも面白そうですね。バカバカしいのって気持ちが楽になっていいですねえ。
本当の戦争をもとにしたものは辛いです。
正義は勝つんだろうか。正義ってなんだろうか。