カレーなる日々 / शानदार दिन

インドの日常を中心に日々を綴っています。

高山陣屋

2018年07月07日 21時24分59秒 | 日記 / DAIRY
300年以上前に建てられた陣屋を復元した物で、
全国に唯一現存する郡代・代官所である。
1692年徳川幕府によって飛騨が幕府直轄領となってから、
明治維新に至るまでの177年間に25代の代官・郡代が江戸から派遣され、
行政・警察などの政務を行った場所である。

宿泊した旅館のすぐ向かい側にあった。
陣屋の前には朝一が出る。
野菜や漬物、お菓子等の他に伝統工芸や土産物も並んでいた。

 

ミシュラン・グリーン・ガイド・ジャポンで二つ星だそうで、
これは期待できそうである。



入場券430円を購入して入る。
玉砂利、松の木と時代劇に出て来るまんまである。



 

砂には日本らしい文様が・・・。

 

ここは御役所、時代劇で出て来る役人たちが仕事をする場所である。

  

厠(かわや)、平たく言えば便所である。



風呂であるが、五右衛門風呂かと思いきや、
水がめがあるだけ。水を浴びての行水か?
この辺は時代劇でもあまり出てこない所で興味深かった。

 

台所、囲炉裏。



二階へは上がれないが階段があった。

役所の裏には役人の住まいがある。
日本庭園も見事である。

 

使者を迎えた部屋にはカゴもあった。

 

御白洲。罪人が乗せられるカゴに、
自白させるために拷問をした責台と抱石。
やってなくても白状したくなる・・・。

 

遠山の金さんが桜吹雪を見せるシーンを想像する私だった。



その裏手には大きな蔵があり歴史的な品々や
飛騨藩の系図などが展示してある。
年貢米の貯蔵庫もあった。

これだけ見れて430円とは安い!と思わせる見事な施設だった。
ミシュラン2つ星は伊達ではなかった。

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コメント
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