カレーなる日々 / शानदार दिन

インドの日常を中心に日々を綴っています。

【インド映画】 ~ハム(タイガー・炎の三兄弟)~

2020年05月14日 22時07分59秒 | 映画 / MOVIE

1991年に公開されたインド映画で原題はハム(俺たち)、
邦題は主人公の名前から取ってタイガー・炎の三兄弟。
インドのビッグBことアミターブ・バッチャンと、
スーパー・スター:ラジニ・カーント、ゴービンダが共演。

450本以上の映画に出演している、
アヌパム・ケールが珍しく悪役であった。
当時まだ40歳前なのに現在とあまり変わらない・・・。

  <ストーリー> 

舞台はムンバイの港。港湾作業はバクタワール
(ダニー・ゲンゾングパ)が仕切っており、
港湾作業員は奴隷のようにこき使われていた。
タイガー(アミターブ・バッチャン)は幼い二人の弟、
クマール(ラジニ・カーント)とヴィジェイ(ゴービンダ)、
継母と父親と一緒に住んでおり、父も港湾作業員だった。

タイガーは親友ゴンサルベス(ロメシュシャルマ)の
妹ジュマ(キミ・カトカー)に恋しているが、
ゴンサルベスはバクタワールに反抗しており、
それが原因で殺されてしまう。
タイガーはバクタワールを殺そうとするが、
混乱のさなか父親はタイガーの身代わりとなり、
継母も相次いで死んでしまった。

タイガーがバクタワールを追い詰めたが、
そこにガルダール警部が駆けつけて、
弟達のために早まるなと制止する。
その後ガルダール警部は手下とバクタワールの財産を奪い、
家に火をつけてバクタワールの妻と娘を殺害し、
タイガーの家族を殺した罪でバクタワールを投獄した。

タイガーは弟二人を連れて列車に飛び乗って逃げる。
ジュマは手を貸すが待っているわと言って残った。
ガルダール警部は悪事を隠すために、
タイガー兄弟をも殺害しようとしたが三人は逃げのびた。

数年後、タイガーはシェカールと名乗り、
タミルナドゥ州のウーティで牧場や材木商を営んでいた。
次男のクマールは警官となり、
三男のヴィジェイは大学生になっていた。
 (ムンバイでの記憶がない下の兄弟、ヴィジェイは大学生だし、
  クマールの娘の年恰好からみて20年は経っている様子。)
タイガーが好きだったジュマは女優になっており、
ガルダールと手下は盗んだ金で贅沢な暮らしをしていた。

ヴィジェイは将校の娘アニタと恋人同志だが、
アニタの父親に認められようと兄弟に頼み芝居を打つが、
見破られて大失敗。

バグタワールは刑期を終えて出所し元の自宅
(なぜか焼け跡がある)に行き死んだ家族を思う。
その後、ガルダールの屋敷に行き、
家族を殺したのはタイガーだと言われ調べ始める。

そして恨みを晴らすためにクマールの妻と娘を誘拐し、
家にタイガーはいるか? と電話をかける。
電話に出たクマールは警察の資料を調べ、
兄のシェカールがタイガーだった事を知る。
そして誘拐はタイガーのせいだと誤解する。

タイガーはジュマと再会し家に戻るがクマールがつめよる。
ジュマはタイガーについて説明し誤解を解き、
タイガーは誘拐はバグタワールの差しがねだと気づき、
ムンバイへ向かう。

クマールの妻と娘は港に監禁されていたが、
タイガーが家族を殺したのはガルダールだと告げる。
バグタワールは騙されていた事に気づいたが、
ヘリコプターで現れたガルダールの手下に狙撃されてしまう。

タイガーを追ってきたクマールとヴィジェイも加わり、
悪党相手に大暴れする。ガルダールは娘を人質にしたが、
気を取り戻したバグタワールがガルダールを捕まえて、
一緒に自爆する。

 約30年前の映画だったが
 アミターブ・バッチャンは、やっぱり若かったけど、
 ラジニ様はあまり変わっていないような・・・・。
 いや今でも若々しいと言う意味でね。

 ラジニ様は1983年のアンダー・カヌーンで、
 アミターブ・バッチャンと共演し映画デビューしている。
 それも観たいなぁ・・・・。

コメント
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