10月に日本郵便JPから発行された新郵便切手をコレクターとしてご紹介します。
10月には4回の新切手の発行がりました。(発行数合計で 32種。)
① 10月1日発行。「海洋研究開発機構創立50周年」記念切手。84円切手5種。
日本の海洋科学技術の向上を図る機関として設立されています。
デザインは「なつしま」、「ちきゅう」、「じんべい」などの5種類の調査船・探査船が描かれています。
② 10月8日発行。恒例の昭和33年(1958)から続く「国際文通週間」切手です。(全7種)
これまで広重の東海道五十三次をデザインした切手が発行されていますが、全部が登場したことにより、昨年から葛飾北斎の富岳三十六景がら題材となっています。
左から、「東都浅草本願寺・90円」、「本所立川・110円」及び、「御廚川岸より両国橋夕陽見・130円」です。
国際ハガキ郵便料金〔70円〕と国内ハガキ〔63円切手〕との差額用7円切手も発行されました。同じく北斎の「鵤 白粉花」がデザインされています。
次に日本郵便とラ・ポストの共同発行の国際文通週間切手です。
ラ・ポストというのはフランスの郵政公社。日本郵便との郵便事業間の交流ということで発行されましたが、あまり意味のない切手と思います。
デザインは、左がフランスの郵便ポスト、右が日本の郵便ポストです。70円切手2種。
③ 10月13日発行。新シリーズの「自然の風景シリーズ」第1集の切手です。(84円切手10種)
日本各地の景観や、自然現象などが対象になるとのことです。
今回は、浜離宮のコスモス、浄土ヶ浜の奇岩、美瑛町の紅葉などがデザインされています。
④ 10月20日発行。シリーズ物の「おもてなしの花シリーズ」第17集。
左が63円切手5種。(梅、菊、椿、水仙及び薔薇)
右が84円切手5種。(ビオラ、シクラメン、ミツマタ、ポインセチア及びバラ)
※ 上の見出し画像は、国際文通週間切手の発行初日に記念押印された特殊印です。全国の主要郵便局や通信での依頼に対応しています。