大阪市は、6月20日大阪市西成区の高校で結核の集団感染が発生し、生徒10人と家族6人の計16人が感染したと発表した。最初に感染した男子生徒は、2006年12月に耳鼻咽喉科の医師から「アレルギー性鼻炎」と今年3月に内科医から「風邪」と誤診され、翌日に別の病院でようやく結核と診断されていた。大阪市は「早期にX線撮影などをしていれば感染拡大は防げた」として、医師2人に正確な診断と治療を求める異例の指導をした。大阪市によると、男子生徒はアレルギー性鼻炎と診断された後、7日から10日間に1回程度、同じ耳鼻咽喉科に通院し、病状が悪化した為に3月に受診した内科医にも見逃された。翌日に39度の高熱を出して救急車で別の病院に搬送され、結果的に約2カ月間の入院を余儀なくされた。耳鼻咽喉科の医師でも、風邪や結核とアレルギー性格鼻炎との診断の区別は付くはずです。近所の二代目の耳鼻咽喉科の若先生は、インフルエンザ用の検査キットできつちり検査されていますし、風邪や肺炎、アレルギー性鼻炎の診断は出来ると言われています。副作用を考え解熱剤やマイシンは余り使われません。私事で恐縮ですが、10年ほど前に初めてマイコプラズマ 肺炎に掛かりました。初めO医科大学付属病院の耳鼻咽喉科のH先生に診てもらったのですが、5日分貰った薬でも夜中の激しいせきが止まりませず、胸が痛くて夕方熱が出ましたのですぐに又耳鼻咽喉科に行きました。再診の時にこれ以上耳鼻咽喉科では治療出来ないので、治療を打ち切りますとカルテに書かれ、判を押されました。その後すぐに内科に行って下さいと言われ紹介状を持って隣の内科に行きました。内科の先生に耳鼻咽喉科の先生の言われたことをお話ししましたら、すぐに胸部のレントゲンを撮り検査をして下さいました。レントゲン検査の結果普通のマイシンでは効かないマイコプラズマ肺炎に掛っていることが分かりました。外来で、マクロライド系のマイシンと痰を出やすくする薬を貰い熱も下がり激しい咳で左胸も痛かったのですが治りました。マイシンも耐性作用の出ない様にうまく処方して頂全快しました。家族にもうつりませんでした。耳鼻咽喉科のH先生、若手の先生でしたがレントゲンの診断の上手な先生でしたので、咳留めの薬でも咳が止まらないのでおかしい、肺炎と見抜いておられたのだと思いました。耳鼻咽喉科の先生でも内科の先生でも、アレルギー性鼻炎と風邪や肺炎との診断が、区別出来ないはずが有りません。
福岡市博多区のJR鹿児島線の踏切で6月20日の夜、女性2人が列車に跳ねられて死亡する事故があり、福岡県警博多署の調べで2人は東京都立川市に住む15歳の女子高校生と分かった。6月10日に2人の家族から家出人捜索願が出ていたという。運転士が「踏切内にいた2人が、列車に近づいてからしゃがみ込んだ」と話していることなどから、福岡県警博多署は自殺と判断している。この二人の女子高校生には、身近なところに相談相手が居なかったのでしょうか。本当に残念に思います。自殺する人は、直前に誰にも相談しないで死んでしまいます。まだ15歳です。人生まだまだこれからやり直しが効きます。悩んでも死ないで下さい。人生は、これからが長いのですから、15歳で自分を悲観する必要も無ければ、自分の人生が駄目になると考えることも有りません。そばに居る身近な人や人生経験豊かな人が、暖かい手を差し伸べて、悩みを聞いて上げて下さい。