政府は6月19日の閣議で、平成19年度版「男女共同参画白書」を決定した。就業者全体に占める女性の割合・労働力率は欧米諸国とほぼ同じ水準を示す一方、管理職に占める女性の割合が平成17年の時点で全体の約1割に留まるなど、管理職での女性登用が進んでいない実態が浮き彫りになっている。「男女共同参画白書」では、平成17年時点の日本の男女共同参画の状況を諸外国と比較した。国際比較の実施は平成15年以来2度目になる。 日本の女性労働力率は41.4%で、米国白書では、平成17年時点の日本の男女共同参画の状況を諸外国と比較した。国際比較の実施は平成15年以来2度目になる。 日本の女性労働力率は41.4%で、米国の46.4%や他の比較対照国と同様の水準だったが、課長以上の管理職では10.1%と、米国の42.5%オーストラリアの37.3%などに比べ極端に低かった。 国家公務員に占める女性の割合は20.0%。本省課長・室長級以上に相当する「上位の役職」に占める女性の割合は1.8%で、比較12カ国中、データのないフィリピン、マレーシアを除き、いずれも最下位だった。国会議員に占める女性の割合も9.4%で12カ国中11位に留まった。 女性が政治や経済活動に参加し、意思決定に参加できるかどうかを測る指数・ジェンダー・エンパワーメント指数は75カ国中42位である。
国家公務員に占める女性の割合は20.0%。本省課長・室長級以上に相当する「上位の役職」に占める女性の割合は1.8%で、比較12カ国中、データのないフィリピン、マレーシアを除き、いずれも最下位だった。国会議員に占める女性の割合も9.4%で12カ国中11位に留まった。
男女共同参画白書は、「男女が仕事にも家庭生活にもバランス良く参画できるような環境を整備し、自らが希望する生き方を選択、活躍できる社会を構築することが必要」と指摘している。日本の場合出産後女性が働きにくいのも現実です。男性の家庭での協力や家事も必要ですが、幼児の面倒を見て貰える公的なベビィ・シッター制度や安心して預けられる託児所、時間外保育所や幼稚園、放課後も児童を預かってくれる小学校等の働く女性の為の育児環境の整備や国のサボートも必要では有りませんか。厚生労働省や文部科学省の協力が無ければ出来ないと思いますが。安心して子供が生め、働ける環境を整えられれば少子化にも歯止め掛り、女性の社会進出が出来るのではないでしょうか。優秀な知恵の有る日本女性にこの硬直した難問山積の日本をより良い国にして戴ける様に頑張って戴きたいと思います。日本は、まだまだ「男尊女卑」が強く、明治時代からの観念で女性は家で子供を生み子育てに専念する良妻賢母を求める政治家も未だに多いようです。戦前に比べ今や高度な教育を受け、賢くて教養の有る女性が増えた今日この頃です。女性に日本の社会のあらゆる方面で、実力を発揮して頂き「日本の太陽」の役割を果たして頂、皆が明るい希望を持って暮らせる社会を作って戴きたいと思います。
佐賀県と佐賀大学は、2008年度からの医学部医学科の推薦入試で、佐賀県の推薦による特別枠・2人を新設することを明らかにした。佐賀県内の医師不足を解消するのが目的で、医学部卒業後は、佐賀県が指定する病院などで一定期間働くことを条件に、佐賀県の推薦を受けることができる。佐賀県によると、医師不足解消のため佐賀県が受験生を推薦するなど、医学部入試にかかわるのは、全国でも宮崎県に次いで2番目です。 入試の選抜は、まず佐賀県が面接などをして6人を大学に推薦し、佐賀大学医学部が最終的に2人を合格者として入学を許可する。対象は県内外を問わず、高校卒業後2年まで。大学卒業後は6年間県内の病院で勤務して貰う。7月には募集要項を発表する。 佐賀県によると、医師不足が懸念されているのは産婦人科と小児科。産婦人科医は、2004年で76人、小児科医は100人しか佐賀県内におらず、特に県西部と北部が少ないという。佐賀県推薦で入学した学生には、在学中から県内で不足している診療科へ進路を選択するよう働きかける。佐賀大学長谷川照学長は「医者になるには6年間かかるので、今すぐに何かが変わる話ではないが、佐賀県の推薦枠は方向性を決めるもの。メッセージとして受け止めて欲しい」と話した。佐賀県と佐賀大学医学部が協力して、佐賀県内の医師不足を解消 する為医学部特別推薦の枠を作りました。佐賀大学医学部は、佐賀大学と合併する前は、佐賀医科大学でした。一県一医大構想のもと昭和53年に設立された佐賀医科大学でした。国の予算で無医村を無くし、僻地医療や地域の医療に尽す為に作られた国立大学医学部が地元の地域医療に貢献していないのは、おかしいことで医学部設立の趣旨から外れていることになります。一県一医大は、皆国立大学で、佐賀県以外にも各地にあります。この際県と大学は、協力して医学部の卒業生は地元県内に留まって貰い、県内の地域医療に携わって貰えるように厚生労働省や文部科学省と対策を立てて戴きたいと思います。
6月18日午前0時頃島根県益田市中吉田町の国道191号を横断していた会社員御神本勲さん・56歳の次男で保育園児の侑大・ゆうだいちゃん3歳が、オートバイに跳ねられた。侑大ちゃんは頭を強く打ち、約1時間20分後に搬送先の病院で死亡した。オートバイは山口県萩市方面へそのまま逃げた。島根県警益田署が、ひき逃げ事件として捜査している。 益田署の調べでは、侑大ちゃんは体調不良のため、両親と長男に付き添われて現場近くの病院に来院後、診察を終え家族でタクシーを探していた。本当に気の毒な事件です。不運としか言いようが無い交通事故です。病院の受付の前にタクシー専用の呼び出し電話が無かったのでしょうか。侑大ちゃんを跳ねたオートバイは逃げ去ったそうですが。侑大ちゃんが亡くなったのですから、ひき逃げは人間として許されません。大学時代亡くなられた刑法の先生が、授業で交通事故で人を跳ねても逃げないようにと言われことを思い出しました。逃げると余計罪が重くなるそうです。私は刑法の専門家では有りませんので分かりませんが。残念ながら交通事故の当て逃げやひき逃げが多いのも現実です。車を運転する人は、歩行者や幼児、お年寄りを守り交通事故を起こさないように注意して下さい。侑大ちゃんのご冥福を心からお祈り申し上げます。ご両親もくれぐれもお体大切になさって下さい。