教育カウンセラーの独り言

今起こっている日本の教育の諸問題と受験競争の低年齢化している実態を見据えます。

抑うつ状態の小学生、自殺考える傾向4倍 学会で発表へ

2007年06月27日 21時53分17秒 | 受験・学校

宮崎大学教育文化学部の臨床心理士・佐藤寛さん・発達臨床心理学らが小学4年から6年生の1割以上が抑うつ傾向にあり、自殺を考えるリスクは抑うつのない子に比べて4倍高いと言う調査結結果をまとめた。「子どものうつを軽く見ず、早い段階で周囲が手をさしのべる必要がある」と佐藤さんは話している。6月29日から札幌市で開かれる日本うつ病学会総会で発表する。  佐藤さんらは2005年7月、茨城県内の小学4年生から小学6年生669人を対象にアンケートを実施し「泣きたい気がする」「生きていてもしかたがないと思う」など18項目について聞き、抑うつ度や自殺を考える傾向を分析した。3カ月後と6カ月後にも同じ調査をした。 その結果、抑うつ傾向のある児童はいずれの調査でも15%前後おり、3回とも抑うつを示した子も5%いた。自殺を考える傾向も児童の15%から20%にみられ、3回ともみられた子は2%だった。 1回目の調査で抑うつ傾向があった児童はなかった児童と比べて、3カ月後に再び抑うつを示すリスクが5.6倍、6カ月後は6.1倍高かった。また、自殺を考える傾向は3カ月後が4.3倍、6カ月後は3.8倍高かった。 1回目で自殺を考える傾向のあった子が3カ月後に同じ傾向を示すリスクは5.5倍、6カ月後は4.1倍だった。 抑うつの原因は、友人関係のストレスの度合いが最も大きかった。自殺を考える傾向には友人、教師との関係、学業などが複合的に影響していると分析された。 警察庁によると、2006年の小・中・高校生や大学生らの自殺者数は統計をとり始めた1978年以降最多の886人だった。また、子どものうつは見過ごされがちなうえ、一部の抗うつ剤は自殺のおそれが高まるとして18歳未満の服用が禁じられており、治療の難しさが指摘されている。 臨床心理士の佐藤さんは「親や教師が子どものうつ状態に気づくことが重要。抑うつの引き金は過去3カ月以内の出来事が関係しているとの結果も出ており、まずはその解決を図ることも効果がある」と指摘している。 子供達の欝に対する認識を新たにし、親御さんや家族の人達が、お子さんが精神的に落ち込んでいないか子供さんの様子を常日頃から見て置く必要があると思います。暗い顔し悩んでいて、悲観的なこと話したら、親御さんはお子さんと良く話し合い何で悩んでいるのか良くお子さんの話を聞いて上げて下さい。自分ひとりでくよくよ悩むより、家で親御さんに話を聞いて貰えば重い鬱状態に陥らなくて済むと思います。親御さんは、お子さんと真剣に向き合い話を十分聞いて上げて下さい。私は、身近なところに居られる保護者、親御さんが、お子さん達の良きカウンセラーだと思います。

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児童33人の成績、ネットで流出 担任がウィニー導入

2007年06月27日 14時09分55秒 | 受験・学校

名古屋市教育委員会は6月26日、名古屋市立豊治小学校の2006年度の3年生1クラス・児童数33人分の成績一覧表や通知表所見、行事の写真などがインターネット上に流出したと発表した。当時の担任の女性教諭・23歳が自宅で仕事をする際、ファイル交換ソフト「ウィニー」を入れた私有パソコンを使った為と見られる。  女性教諭は昨年度、校長の許可を得ずに児童の情報が入った外部記憶装置を度々自宅に持ち帰り、成績の処理をしていた。2006年12月に、音楽をダウンロードするためウィニーを導入したという。 名古屋市教育委員会は、無許可で個人情報を外部に持ち出すことや、ウィニーを入れたパソコンでの仕事を禁じており、教諭を処分する方針である。個人情報保護法により学校でも、個人情報を保護するのは、当然の責任です。校長の許可無く自宅に個人情報を持ち出したのも問題で生徒の個人情報をインターネットに流失するような自体を想定せず自分の音楽を楽しむ為ウイニーソフトを使ったのも問題です。担任の先生には、この情報化時代、個人情報を盗もうとする事件が頻繁に起こっている今日生徒の個人情報を守る責任があると思いますが。

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理系院生ら編集、高校生向け科学雑誌が好評

2007年06月27日 12時42分28秒 | 受験・学校

 ベンチャー企業「リバネス」・東京都新宿区が2月に創刊理系の大学院生や学生が高校生に科学の魅力を伝えようと創刊した「無料」科学雑誌「サムワン」が好評だ。編集部では「理科離れが指摘されているが、ふれる機会に恵まれていないだけではないか」と話している。 東京農工大学大学院修士課程1年の日野愛子編集長以下14人のスタッフはほとんどが大学院生と学生で、企画から取材、執筆、デザインまでしている。  編集方針は「いつもあなたのそばにサイエンス」6月に出た2号・32ページでは、日焼けなど身近な話題を科学的に説明している。研究者・技術者の仕事や学生時代についてのインタビューもある。高校生が通学中でも手にとりやすいよう、微生物をあしらったおしゃれな表紙にした。  6万部発行だが、創刊号は全国800以上の高校から問い合わせがあり、5万7000部を送った。授業で使ったなど、感想も続々と寄せられている。 理系の研究をしている大学院生に手短な問題を取り上げて貰い、科学的に分析して貰うと科学に興味を持ち理科に興味を持つようになるのではないでしょうか。最近理科の実験も事故が有り危険だと敬遠されがちですが、正しい知識とやり方で専門家に教えて貰えば実験事故も防げるのではないかと思いますし、科学の知識が日常生活に役立つと思います。理科の専門家に科学を紐解いて貰えば、科学が面白くなり理科離れも防げ、将来大学で理系学部で研究したいと言う高校生が増えると思います。

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酔って少年にけが負わせる 注意し口論に 宮崎

2007年06月27日 11時56分25秒 | 受験・学校

 宮崎県延岡市の市立小学校の男性校長・52歳が市内の路上で通りかかった少年・18歳に暴行し、軽傷を負わせていたことが分かった。校長は酒に酔っていた。宮崎県教育委員会は「事実関係を確認し、処分など対応を検討する」と話している。 宮崎県教委などによると、校長は、5月18日午後11時頃少年2人に「夜遅い。早く家に帰れ」と注意した。口論になり、つかみ合っているうちに1人の首筋を叩き、怪我を負わせたという。少年2人は近くの飲食店に逃げ込んだが、校長が追いかけてきたため、店が警察に通報。署員が校長から事情を聴いたという。校長は同僚6人と酒を飲み、1人で帰宅する途中だった。朝日新聞の取材に対し、「指導への思いがいきすぎた。酔った勢いで高慢な態度が出たのかもしれない。少年と両親に大変申し訳ない」と話している。お酒に酔っていても、お酒を飲んでいても常日頃の教育者の片鱗が出たのだと思います。教育者としての熱意からだと思いますが。どちらも殴り合いの大喧嘩にならなくて幸いでした。校長先生が、少年に怪我をさせたのは良く無かった思います。酒に酔っていて手加減が出来なかったのでしょう。酒に酔って、叱ったり、注意しても子供達は言うことを聞かないと思います。叱られた本人は良い気持はしません。これからはお酒を飲んでいない時に注意して下さい。

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