教育カウンセラーの独り言

今起こっている日本の教育の諸問題と受験競争の低年齢化している実態を見据えます。

高1自殺、体にあざ 別の生徒に暴行容疑で高2ら逮捕

2007年11月20日 14時10分54秒 | 受験・学校

新聞によりますと岡山県警は11月19日、中学時代の後輩3人を河川敷に呼び出し、1人に暴行してけがを負わせたとして、岡山市の私立高校2年の男子・16歳と、同市内に住む土木作業員の少年18歳を傷害の疑いで逮捕した。呼び出された3人のうち、逮捕された男子と同じ高校に通う1年の男子生徒・16歳は11月16日に自宅で首をつって自殺した。遺体に複数のあざや傷があったことから、県警は2人がこの男子生徒にも暴行していなかったかどうかも調べている。  調べでは、2人は11月15日午後6時半ごろ、岡山市内の河川敷で、自殺した男子生徒と同じ高校の1年の男子生徒に殴るけるの暴行を加え、1週間のけがをさせた疑い。 自殺した男子生徒は16日午後3時ごろ、同市の自宅で首をつっているのが見つかった。遺書が残っていたが、いじめなどを示す記述はなかったという。しかし、司法解剖の結果、全身に時期が異なるとみられるあざや傷が多数みつかり、繰り返し暴行を受けていた疑いが浮かんだという。 私立高校によると、自殺した1年の男子生徒は、14日に保護者から「体調が悪いから休ませる」と電話連絡があり、16日の金曜まで3日間休んでいた。逮捕された2年生男子は、問題行動はなく、19日朝もいつも通り登校したという。副校長は「2人にトラブルがあったとは把握しておらず、逮捕者まで出たことに大きなショックを受けている。ほかの生徒間にもトラブルなどがないか調査したい」と話した。 この事件は、はじめはいじめだったかも知れませんが、いじめと言うより「暴行傷害事件」です。学校側も事実を把握していなかったのでしょうか。校外で起きた暴行ですが、自殺者まで出してしまいました。自殺する前に学級担任や生活指導の先生に相談出来なかったのでしょうか。学校もこの事件の事実を究明、調査し、誠意を持って対応して欲しいと思います。今後このような自殺者が出ないように学校も全校上げて、真剣に生活指導に取り組んで下さい。今回の事件を反省し、学校で「命の尊さ」を皆で学んで下さい。

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