『中学生以下の児童・生徒の数学的才能を伸ばすことを目的に開かれた「第6回日本ジュニア数学オリンピック」(数学オリンピック財団主催)で、大阪市立瓜破北小学校(大阪市平野区)6年の中村聡志君(12)が小学生として初めて銀賞(2位)に入賞した。中村君は1歳のころから数に興味を示し、小学1年生から同大会に参加。4月からは私立灘中学校(神戸市東灘区)への進学が決まっており、「小学生で受賞できたので、驚いたけれどうれしかった。次回は金賞を目指します」と話した。 大会は今年1月に開かれ、全国から中学生849人と小学生10人の計859人が参加。高校生でも難しい高度な中学生レベルの数学11問を3時間以内で回答する。中村君は64点満点中、59点をマークした。 数学の魅力について中村君は「難しい問題でも、粘り続けて答えを出して、それが合っていたときのうれしさ」という。また、将来は「人の役にたつ仕事をしたい」と希望するが、「不器用だから、手術をしないといけないお医者さんは無理やと思う」とも。 今回の入賞に平松邦夫市長は3月24日、「日本のためになる偉大な大人になって」と市長表彰した。』MSNサンケイニュース。
最近教育に関するニュースは、明るい話題が少なく、古い言い方をすれば精神衛生上本当に良くないニュースばかりですが。教育問題を真剣に考えますと現実を直視し、目をそむけるわけには行きません。事実を見据えることから逃げても今の教育の諸問題は、改革されず良くなりません。毎日がバラ色と考えるほうが、精神的にはおかしく、現実逃避にほかなりません。私は、好きで書いているのでは無く、身近な教育問題に私なりに真剣に取組んでいます。以前メンタルカウンセラーからの批判も有りましたが。久しぶりに明るいニュースです。明るいとか心暖かいとプログに書きますと嫌がられる今日この頃で、日本の大人の心も荒んでいるとしか言いようが有りません。知識があり、頭が良くて賢くても、他人への思いやりや幸せを素直に喜ぶ心の余裕も無い大人が増えたとしか言いようが有りません。自分だけ良ければ良いのではなく、人の幸せを喜び、幸せを祈る心も大切です。人間としての心の暖かさが必要です。大阪にもこんな素晴らしい小学生がいますよ。まだまだ大阪も捨てたものではありません。希望が持てましたね。難しい数学の問題でも粘り強く答えを出した時のうれしさと言っているますが、今の子供達は、忍耐力が無いと言われますが。中村君の心構え立派です。最近の大人だって忍耐力が有りませんよ。中村君のお母さん、中村裕美さんによりますと乳児の頃から数学に興味を持ち始め、幼稚園で週2回、算数の授業2回、算数の授業をやり初めてからどんどん力をつけ、小学校4年生で高校3生間での課程を終えた。大会には、小学校1年生から参加していると言う。お母さんは、『勉強しなさいと言ったことはない。』と新聞の取材の中で言われていますが。子供達には勉強しなさいと言うのは、子供達に反感を持たれかえって勉強し無くなる、悪い言葉かも分りませんよ。大阪弁のはよ!勉強せんかいなあ!は、今日から家では、言わないようにしましょう。中村君のお母さんから、やはり小さい時からその子が何に興味を持っているか見抜き、強制しないで子供の自主制を尊重し、焦らず、慌てず子供の目高さに立って、心の余裕を持って子供と向き合う大切さを教わったように思います。家庭での幼児教育の重要性です。中村君は、読書やドツチポールなどの運動も好きだと言う。体を動かすことも、大切です。頭には良いと思います。運動をしないと頭は、良くならないと高校時代の体育の老先生に教わりました。記事の中で中村君は、将来「人の役にたつ仕事をしたい」、「不器用だから、手術をしないといけない手術をしないといけないお医者さんは無理やと思う」と言っていますが、手先の起用さは、これから訓練すれば大丈夫ですし、十分間に合います。両手を自分で自由に使う練習をすれば良いのですから。君の忍耐力と思考力を持ってすれば人の命を救える立派なお医者になれると思います。難しい手術に長時間絶える忍耐力と精神力が無いと優れた外科医にはなれないと思います。 2007年の全国学力調査で、大阪は低迷していたので、平松邦夫市長も『大阪市にとって明るいニュース』と喜び3月24日市長表彰した。身近なところの幸せやみんなの善意、明るい話題や取り組みが増えればいいなあと思います。
☆http://www18.ocn.ne.jp/~abc8181