『 岐阜県高山市の県立斐太(ひだ)高等学校で3月1日、「白線流し」があった。卒業式の後に行われる伝統行事。卒業生たちは制帽の白線とセーラー服のスカーフを一本につないで、川に流しながら、変わらぬ友情を誓い合った。 小雪が舞い、時折薄日が差すなか、高校前の大八賀川(おおはちががわ)の雪が残る川岸には「白線」を手にした卒業生275人が晴れやかな表情で並んだ。 卒業生は、旧制中学学校時代から歌い継がれる「巴城(はじょう)ケ丘別離の歌」を口ずさみ、川面に突き出した仮設の足場から「ありがとう」などと叫んでは、雪解け水に「白線」を流し入れ、別れを惜しんだ。』アサヒ コム。
今の日本では、大人も子供達も変わらぬ友情が大切です。このことを忘れてはなりません。「白線流し」テレビドラマでも放映されました。美しい川の光景でしたね。自然の大切さを感じる一場面でした。斐田高校の皆さん、男子も女子もこれからも純白で、清らかな心を忘れないで下さい。皆さんの制帽の白線とスカーフが、一本につながり、心と心が結び合いが出来たのです。長い人生でも、高校生活は、二度と戻って来ません。人生の思い出のアルバムとして、大切に刻んで下さい。昨年を振り返りまして、高校生の同級生へのいじめや恐喝事件まがいの事件も多かったと思います。上級生の下級生いじめもありました。友達の立場に立てば、お互いに理解し合える事と思います。自分の立場ではなく、人の立場立って物事を考える事の大切さを忘れてはなりません。いじめ問題を解決出来るのは、文部科学省や教育委員会でも、法律や規則、カウンセラーでも有りません。生徒同士、友達同士の話し合いや相互理解と人を思いやる心、人としての心の暖かさに有るように思えます。人より頭が良くて、知識が豊富でも、その知識を振り回すだけでは社会に貢献出来ませんし、人間性の無い人間ばかりでは日本は良くなりません。『命』と『心』の大切さを忘れないで、欲しいと思います。自分の命も人の命も、一つしかない貴重な宝物です。