教育カウンセラーの独り言

今起こっている日本の教育の諸問題と受験競争の低年齢化している実態を見据えます。

「在学記」母の手へ 大教大、卒業式で

2008年03月26日 18時30分40秒 | 受験・学校

 「JR宝塚線(福知山線)脱線事故で亡くなった小前宏一さん・当時19歳が通っていた大阪教育大学の卒業式が3月25日に、大阪府八尾市の八尾市文化会館であり、事故がなければ卒業を迎えるはずだった小前さんが同大で学んだ証しとなる「在学記」が母親の恵さん・52=兵庫県三田市=に贈られた。 小前さんは、同大教養学科2年だった05年4月、三田市の自宅から通学途中に惨事にあった。稲垣卓(たかし)学長は式辞で「この式をあらためて小前宏一君の生前をしのび、思いをはせる機会としていただきたい」と述べ、壇上で恵さんに在学記を手渡した。 小前さんは、高校時代からサッカーに打ち込み、明るい性格でいつも友人に囲まれていた。自宅の仏前には今も同級生からの花や菓子が届く。誕生日だった前日の24日も、大学の友人が訪ね、恵さんらとケーキを囲んで祝った。 この日、恵さんは式場でスーツや振り袖姿の同級生に会うと、笑顔で「おめでとう」と声をかけた。ただ、同級生の晴れ姿には、うれしさと同時に、あらためて悔しさがこみ上げたという。 あの事故から来月25日で3年。恵さんは「写真でいつも見ている宏一はあの時と同じままで、3年たったという気はしない。同級生の成長を見て、あらためて3年という歳月を感じた」と、涙をこらえながら話した。」アサヒコム

JR宝塚線・福知山線の脱線転覆事故で亡くなった小前宏一君のお母さんに大阪教育大学も在学記録の証として、在学記を授与したと言うニュースです。大阪教育大学も2年間の在学と言うことも有り、 卒業証書が出せませんので在学記とし、小前君を偲んで卒業式に稲垣学長から記念に授与されて良かったと思います。大学も一つの記念として残そうと考えられたのだと思います。お母さんに取って大切なお子さんを脱線転覆事故で亡くされ本当に悲しく、生きていればと残念に思われると思います。小前宏一君もお母さんと一緒に卒業式に参加されていましたよ。宏一君の御冥福を心からお祈り申し上げます。お母さんも宏一君の為にも、健康に注意されて頑張って下さい。ご健勝をお祈りしています。大阪教育大学も、在学中に亡くなる学生が出ないように、今後悲しい事で在学記を出さなくて済む様に念願しています。JR西日本も今後このような大事故が二度と起きないように、安全対策を立てて、鉄道の安全確保と安全設備を充実して下さい。私鉄各社との競合もあり、時間競争も大切ですが、安全に乗客を目的地まで運ぶのが、鉄道事業の責任と義務では有りませんか。貴い命が失われ、怪我人も出たのですから、もう一度鉄道事業の理念を考え直して下さい。世界でも鉄道先進国の日本で、鉄道事故を起こしたのでは、世界屈指の新幹線を持つ旧国鉄の最先端の技術力と無事故の記録の安全対策への経験が泣きます。皆が、安心して乗れる安全なJR在来線の安全実績と鉄道としての信頼をこれから作り上げて下さい。国鉄からJRに民営化し、脱線事故が起こったのですから、利用者から見まして民営化の意味が問われると思います。 

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