『大阪歯科大(枚方市)は29日、志願者減少に歯止めをかけるため、在学6年間で計3950万円かかる学費を、来年度の入学者から800万円引き下げると発表した。 同大によると、全国の私立歯科大・歯学部17校の6年間の学費は平均計約3300万円で、同大は2番目に高い。一般入学試験(定員100人)の志願倍率が96年度の5・3倍から今年度は2・6倍に下がり、「学費が高い」と入学辞退者が出るなど、学生確保に危機感を募らせていた。18歳人口の減る中、大学間競争も激しくなり、授業料のほか、施設維持費や入学時の教育充実費を見直し、1911年の創立以来初めて学費を引き下げた。 6年後には年約10億円の減収になるが、教職員約400人の給与・退職金カットや付属病院(大阪市中央区)の経営改善で補う』アサヒコム
少子化による18才人口の 減少と大学全入時代を迎え、私立大学も入学金や学費を値下げする時期が来て、学費値下げ競争が今後大学間で激しくなる前兆と思います。私立大学の経営も厳しくなる大学冬の時代の到来です。医学部・歯学部・薬学部は、文科系学部より学費が高いと言えます。実験や実習に費用が必要だからですが。チャイルド゛・ショツクと社会的格差の拡大によるものと思われます。大学経営は、定員確保と入学者維持が大切です。大学経営が成り立たなくなります。歯医者さんのお金持ちの子弟が多いと言われて来た伝統ある私立大阪歯科大学も入学者確保に努力する時代です。
薬事日報・へッドラインニュースの調査によりますと
『「薬系大学の3割が“定員割れ”-全体でも入学定員を割り込む」
2008年度の薬系大学・学部入学者数が定員を割り込んだ。入学時に教養学部として入学する東京大学(定員80人)を除く08年度の総定員数1万3414人に対し、入学したのは1万3260人だった。入学者が定員の1.0倍を下回る“定員割れ”は、新設2校を含む全74校中22校と約3割に達し、特に新設校に“定員割れ”が目立った。逆に、入学者が定員を超えていた薬系大学・学部も20校に及んでいた。小紙の調査で明らかになったもの。調査は今年度新設の鈴鹿医療科学大学、立命館大学を含む全74校に対しメールおよび郵送、電話による聞き取り方式により行った。 今年度の薬系大学・学部の定員は新設の2校(定員:200人)を加え1万3494人。これに対し入学者は、薬学部入学者が確定しない東大(80人)を除いて、1万3260人だった。東大を除いた総定員1万3414人に対しする定員充足率は98.9%で、薬系大学・学部全体として“定員割れ”となった。 4年制併設校は30校(4年制定員1324人)に及ぶが、国立系が中心となって「一括入試」を採用している11校を除く19校の4年制(定員847人)入学者は902人で、106.5%と全体としては定員に達していたが、一部私立大学での大幅な“定員超過”と“定員割れ”が目立った。 薬系大学・学部全体として“定員割れ”したのは、全74校中22校。このうち03年度以降の薬大新設ラッシュで誕生した新設校が、28校中17校と6割にも及んだ。一方、伝統校でも、北陸大学、福山大学、徳島文理大学、第一薬科大学では、定員充足率が70%前後とかなり苦戦を強いられた格好だ。 特に、入学定員が半数にも満たなかったのが、奥羽大学(定員200人、入学者55人、定員充足率27.5%)と青森大学(120人、47人、39.2%)。両校とも07年度の時点で43%、62%と定員割れしており、今年度はさらに厳しい状況となった。 そのほか、定員割れが大きかった薬系大学・学部は、いわき明星大学(150人、85人、56.7%)、安田女子大学(130人、73人、56.2%)、徳島文理大学香川薬学部(150人、87人、58%)、就実大学(150人、100人、66.7%)、第一薬科大学(173人、118人、68.2%)などだった。 』薬のことなら何でもの薬事ウェブサイトより引用。
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