教育カウンセラーの独り言

今起こっている日本の教育の諸問題と受験競争の低年齢化している実態を見据えます。

硫化水素を無毒化=二次被害防ぐ新装置-大阪市

2008年06月11日 11時50分35秒 | 受験・学校

『硫化水素自殺者を書類送検=第三者に重過失傷害、全国初-宮城県警・6月5日、仙台市で硫化水素ガスを発生させ自殺を図った際、第三者に中毒症状を負わせたとして、仙台南署は5日、重過失傷害の疑いで、同市太白区西中田、無職の男=当時(23)=を被疑者死亡のまま書類送検した。硫化水素の自殺者を送検したのは全国初。硫化水素自殺は第三者を巻き込む恐れがあり、県警は自殺者でも送検し、発生を抑えたいとしている。』時事通信

この記事を読みますと警察も硫化水素自殺を防ごうと大変苦慮している様子が伺えます。硫化水素自殺者を書類送検する例は今までありませんでしたが。知らせを受けて駆けつけた警察官や消防隊員や近所や周囲の人達が数多く巻き込まれていますので、警察も現場で実際に法律を執行しているものとして苦肉の策を取ったと思います。硫化水素自殺で、命が助かった人には、反省して欲しいと言う気持ちも有るのでしょう。

『硫化水素を使った自殺が各地で頻発する中、大阪市消防局は10日、硫化水素を無毒化する装置を開発したと発表した。硫化水素が外部に漏れ出し、近隣住民にも被害を及ぼす事態を未然に防ぐ効果を期待している。性能をさらに検証した上で実地配備していく。装置は、硫化水素の毒素を吸着する活性炭4キロを内部に敷いたプラスチック製ケースと、空気を吸ったり出したりする機械から成る。吸い込まれた硫化水素は人体に害のない硫黄となって排出される仕組み。 9日起きた硫化水素自殺で効果を確かめたところ、400ppmの高濃度の硫化水素が約30分で濃度ゼロになったという。200-300ppmで1時間で急性中毒症状を起こすとされる。 市消防局は全国の消防局に資料提供し、情報を共有する。』時事通信

 硫化水素の自殺者の現場に駆けつけられた警察官や消防隊員が一番危険にさらされます。本当に硫化水素を無毒化する装置を開発されて良かったと思います。この除去装置硫化水素を30分で部屋のガス濃度ゼロにする劇的な効果と1万円足らずの材料費で作られたとのこと素晴らしいですね。これで周囲の人達、近所に住む人達が硫化水素中毒の二次被害を受けず助かります。考案者の北口正・機動指揮隊長は、現場での経験と智恵を生かし考案されました。硫化水素除去装置の独自開発は、三宅島の噴火から開発された特殊な活性炭弟硫化水素を吸着し、送排風機で綺麗な空気を排出する創意工夫と努力の賜物です。全国の消防局の救助現場に早急に実地配備出来るようにして下さい。消防機械メーカと協力して皆さんの為に是非量産してください。他の有毒火災や事故に応用出来ないかも考えて下さい。 

編集長Mio サプリメントコラム「 知的健康生活マガジンのコラム」が、非常に詳しく書かれていますので皆様の為に掲載させて頂きました。御許可無く、ご迷惑をお掛け致しましてまことに申し訳有りません。お詫び申し上げます。

URL  http://www.qlife.jp/square/author/admin

楽に死ねる方法など無い!硫化水素自殺の闇 

「硫化水素の毒性は青酸と同じ 硫化水素(H2S)自体は、硫黄と水素からなる、水に似た分子構造を持つ単純な構造の化合物である。卵が腐ったような独特の臭気を持っているガスで、火山地帯などで自然に多く発生している。温泉地などでは馴染み深いだろう。しかし、毒性は強く、青酸とほぼ同等で、濃度が100~200ppmに達すると鼻に付く独特な臭気も、鼻が麻痺するため、においが感じなくなる。200~300ppmで1時間後に眼および気道を激しく刺激。500~700ppmでは30~60分後に意識喪失および呼吸停止。1000ppmを超える高濃度の場合は数呼吸しただけで昏睡し即死する。これがどれくらい高濃度化と言うと、環境省が定めた、「公共の浴用に供する場合の温泉利用施設の設備構造等に関する基準」によると泉利用許可者(温泉法(昭和23年法律第125号)第13条第1項の規定による許可を受け、温泉を公共の浴用に供し、又は供しようとする者をいう。以下同じ。)は、硫化水素を原因とする事故の防止のため、温泉を公共の浴用に供する施設を次の設備構造等とすること。

(1)換気孔等

イ 浴室(露天風呂の場合は、利用空間をいう。以下同じ。)に換気孔又は換気装置(以下「換気孔等」という。)を設ける等により、浴室内の空気中の硫化水素の濃度が、次に掲げる数値を超えないようにすること。
(イ) 浴槽湯面から上方10cmの位置の濃度 20ppm
(ロ) 浴室床面から上方70cmの位置の濃度 10ppm

と定められている。屋外では0.02~0.2ppmで悪臭防止法に基づく大気濃度規制値に達し排出源の工場などは規制の対象となる。

※「ガス発生中」の張り紙の謎

報道されている自殺の多くが、ドアなどに「ガス発生中」などと書いた張り紙をしている点が共通している。ネットでそうするように記述があるからなのか、一人で楽になりたい、人には迷惑をかけたくないという心理なのかわからないが、家族や隣人は当然、そんな張り紙があれば、咄嗟にドアを開ける。その瞬間、高濃度のガスを吸い込み巻き添えが発生する。上に書いたように1000ppmを超えるガス濃度の場合は、数呼吸しただけで昏睡し死に至るのだ。
また、硫化水素は空気を1としたときに比重が1.19なので、空気より重い、マンションやアパートなど集合住宅の場合は、配管などを伝わって、階下へ伝わり、巻き添えが発生する。
助けようと入った救急隊や警察官なども危険に晒される。濃度が下がるまでは集合住宅の場合は住民はしばらく退去しなければならない。多くの人々に迷惑を掛けてしまうという事がお分かりだろうか。

※「キレイに楽に死ねる」は誤り !

ここではあえて詳しく書かないが、ネットに書かれている「キレイに楽に死ねる」ということに関しては、誤りだと警告しておこう。
硫化水素は呼吸系に作用し細胞が呼吸できなくする。つまり直接死に至る原因は「窒息死」である。呼吸しようとして肺は動くのに息が出来ない状況を想像すれば、それがどれくらい苦しいか、想像できるだろう。市販の洗剤を混ぜて発生する程度のガスで、首尾よく短時間で即死するくらいの高濃度のガスが発生するとは限らない、数時間はもだえ苦しむ事を覚悟しなければならない。遺体も法医学の専門家によれば、緑色に変色し溺死体のような見るに耐えない姿になる。また万が一死に切れなかった場合、鼻や肺など呼吸器系が損傷し酸素が脳にいかないため、脳に重い後遺症を残すなど、その後の生活も立ち直りが難しくなる。
集合住宅なら、そんな事件を起こせばご家族は、そのまま住めなくなるだろう。巻き添えを出せば損害賠償など多くの人を不幸にする。 』

硫化水素自殺は、救助に駆けつけられた警察官や消防隊員、近所に住む人達に大変迷惑が掛かりますから止めて下さい。自分だけでは無く他の人達の事も十分考えて下さい。自分は死んだら終いと思わないで下さい。残された家族や両親の悲しみも考えて下さい。人に迷惑を掛けたり、他人の健康を害したり、不幸にしないで下さい。自分が死んでから、自分とは無関係な他人に恨まれたら成仏出来ませんよ。自分の命と幸せ、他人の幸せも考えて下さい。実際に自殺を考えた人や追い詰められている人も多いのも今の日本です。
周りの身近なところに相談相手がいないのが一番の問題点です。身近なところにいる人が良き心のカウンセラーといつも思っています。人間疎外が叫ばれている今日の日本、人間関係が希薄になり、人と人と話し合わなくなっているのかも分かりません。人生経験豊かな人達も数多く居られますので、相談に載って上げてサポートして上げて下さい。 硫化水素自殺を防ぐには、文部科学省や厚生労働省。警察署、消防署の協力のもと地方自治体にも支援して貰い電話による 「24時間心の相談ダイヤル」や「相談室」の設置も必要だと思います。

☆ URLhttp://www18.ocn.ne.jp/~abc8181

                                                                   

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