『お年寄りは若い人に比べ、嫌な記憶を消すのが上手らしいことが、米デューク大の研究でわかった。お年寄りはつらい記憶を処理するとき、若い人とは別の脳の部分を使っていて、過去がバラ色に見えやすいらしい。米専門誌サイコロジカル・サイエンス電子版に発表した。 研究チームは、平均年齢70歳と24歳の15人ずつの協力者グループに、30枚の写真を見てもらった。写真には、普通の図柄に加え、ヘビがかみつこうとしているところや暴力シーンなど、見るのが嫌な図柄も含まれていた。 その後、写真の図柄を覚えているかどうかを尋ねるテストを実施。普通の図柄ではお年寄りと若い人で成績に差はなかったが、嫌な図柄の写真では、若い人は52%が覚えていたのに対し、お年寄りが覚えていたのは44%だった。 また協力者が写真を見ている間、機能的磁気共鳴断層撮影(fMRI)で脳を観察したところ、お年寄りは若い人に比べ、記憶に関連し、感情をつかさどる部分より高度な思考をつかさどる部分が活発に働いていた。 人間は年齢によって脳の使い方の戦略を変えているらしい。チームのロベルト・キャベザ教授は「若い人は、いい記憶もつらい記憶も正確に記憶する必要がある。年配の人はつらいことの多い世界に生きているので、つらい記憶の衝撃を減らし、違うように記憶するのだろう」とみている。』 アサヒコム
過去の辛い経験や嫌な思い出はなかなか消せずに夢に見ることも良く有ります。プラス思考、積極的思考で前向きの考え持てと言われても過去の辛い経験や思い出が甦って、心や思考ガなかなか転換が出来ません。マイナス思考を改めるのも理論的に頭で分かっていても、日々実践することは難っかしいです。神経質で取り越し苦労の多い人は、潜在意識の本を読んでも心機一転が出来ません。毎日人生は、バラ色とはとても思えません。人間の性格は一生変わらないのかも分かりません。マインド・コントロールは、いつも問題になっていますが他人の心を自分の思い通りに操作しようとしたり、精神的に追い詰めたり悪用される場合が多いです。お年寄りの脳の記憶と感情を司る脳の機能が明らかになり、若い人たちのなかなか抜け出せない過去のトラウマや嫌な記憶を乗り越えれる方法が見出されれば良いと思います。お年寄りの智恵や脳の使い方の研究が進み、鬱病の克服や心理障害が簡単に治せる時代が来ればと思います。若い人より、人生経験豊かなお年寄りの長年の経験と智恵が辛い記憶を消すことにも役立っているかも分かりませんね。覚える人間の記憶力と辛い記憶を減らす記憶力を自分でコントロール出来る時代が繰るかも分かりませんね。「年配の人は、辛いことの多い世界に生きているので、辛い記憶の衝撃を減らすように記憶するのだろう」と書かれてことは日本もモアメリカもお年寄りの大変さで、国が違っても共通性があるのだと思いました。心が本当に痛みます。人間の脳は、未知の解明されていない機能の部分が多いようです。
URL http://www18.ocn.ne.jp/~abc8181
プログランキングドツトネット http://blogranking.net/blogs/26928
日本プログ村 http://www.blogmura.com/profile/232300.html
人気プログランキング"http://parts.blog.with2.net/bp.php?id=627436