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4)生徒考案の献立 全校で
『「今日の献立は、白菜スープ、鶏肉のレモンソースかけ、大根サラダ、フルーツヨーグルト、牛乳です。献立を考えたのは1年3組の林舞由香さん(13)です」。3月の初め、長野県塩尻市立広陵中学校の各教室で給食が始まると、テレビで放送委員の紹介が流れた。 同中の給食は、1年生が作った献立で、毎日、全校約600食が出される。1学期の家庭科の授業で、1年全員に給食で食べたい献立を考えさせ、2学期が始まる8月末から1年間の給食205回のうち半数強が、生徒考案の献立となる。 「材料の吟味から食事の意味を考えてもらいたい」「食べ残しをなくしたい」と、栄養教諭の杉木悦子さん(55)が前任校から取り組み、10年になる。 主食(ご飯)、汁物、主菜、副菜、デザート、牛乳のセットとして献立を作成。その際の約束は、食べてもらうみんなのことを考える六つの食品群全部から食品を選ぶ畑で自分たちが育てた野菜や地元産の食材を入れる〈4〉旬のものを入れる――などだ 午前中、この日の献立を考案した林さんは、給食室を訪ね、「よろしくお願いします」とあいさつした。「献立を作った生徒の顔が見えると、作りがいがあります」と調理員の小澤みどりさん(45)。同僚の調理員の足助あすけ茂樹さん(35)も、「子どもたちが何を考えているか、好みも分かって面白いです」と話す。 給食の後、各クラスの残飯を計測する給食委員の2年山田拓登君(14)は「今日は平均すると700グラム程度。かなり少ないと思います。レモンの風味が効いた唐揚げがおいしかったからかな」と話す。 小中全校で自校給食が同市の方針。給食の前後は給食委員や先生が出て、身支度のできていない生徒の給食室への立ち入りをチェック、担任と副担任が必ず一緒に教室で給食をとるなど、家庭科教諭との連携をはじめ、全校教職員の協力態勢がある。 1年3組担任の高谷修教諭(39)は、「献立を考えたのが自分のクラスの生徒だと、教室内は盛り上がる。本人はみんなが食べてくれるかドキドキし、『うまいじゃないか』と言うと、満更でもない表情をしてくれます」と話す。 「献立作りをすると食に主体的になれる。自分がどんなふうに食べているかを振り返るようになる」。杉木教諭は、育ちへの好影響を実感している。(坂井伸行、写真も) 栄養教諭 学校における食に関する指導と給食の管理を行う。学校教育法の改正で2005年度から配置され、全国で1967人(08年)いる。』(2010年5月15日 読売新聞)
長野県塩尻市立広陵中学校の1年生が作った献立で、毎日、全校約600食が出される給食、良いアイデアですね。中学生の好みも分かり自分達の作った献立て、学校行事としての食育教育、給食に皆が参加していると言う気持になり、栄養の大切さも皆で考え、好き嫌いや食べ残しが少なくなるのではないでしょうか。生徒の思考や自主性を尊重した献立作りによるユニークな給食参加方法と思います。生徒の皆さんが作った野菜や地元とで作られた食材使用することにより、食材や地産地消の大切さが学べるのではないでしょうか。季節の旬のものを食べる最近は温室栽培等で季節感が無くなりましたが、季節の旬の食材を食べることは、健康にも良いことですし日本料理の継承や昔からの教えではないでしょうか。旬の食材を食べて季節を知ることは今日本の家庭で忘れられていることではないでしょうか。季節感の無い料理も増えて来たとも言えます。昔の事は地元で取れる食材を食べれば、健康になると言われて来ました。まんざら嘘ではなく、季節の食材を取り入れた昔の人の智恵が生かされているのではないでしょうか。小学校・中学校全校での「自校給食」が塩尻市の方針で、給食の前後は給食委員や先生が出て、身支度の出来ていない生徒の給食室への立ち入りをチェック、担任と副担任が必ず生徒と一緒に教室で給食を取るのは、給食の時間に先生と生徒との気軽な対話や生徒と先生とのコミュケーションが生まれるのではないでしょうか。今の学校では、授業以外でも先生と生徒が話し合うことが大切と思います。先生も生徒と一緒に給食を食べることによって同じ釜の飯を食べることになると思います。信州の「信濃教育」の発祥の地らしい塩尻市の小学校・中学校での全校教職員の連携による「自校給食」方針と思います。