>時事通信 9月24日(水)17時8分配信『今後も敬語が必要だと考える人は10年前より増え、苦手とされる若い世代ほど重視していることが24日、文化庁の「国語に関する世論調査」で分かった。回答者の98%が必要ととらえ、10~20代では100%が必要と回答した。また、誤った用法が「気になる」人も増加傾向だった。
敬語を「必要」「ある程度必要」としたのは2003年度の前回調査より2ポイント増加。特に「必要」の割合は17ポイント増え、10代は最多の91.5%。「ある程度」を含めると10~20代は全員が必要と答えた。
敬語を学ぶ機会としては、20~60代では「職場やアルバイト」が、10代では「クラブ活動」がともに約7割。一方、前回は全体で最多だった「家庭のしつけ」は減少し、10代で35%だった。
必要な理由については、年齢が若いほど「相手との立場にけじめをつける」が増加。文化庁は「相手や場面に合わせて態度を変える若者が多い。インターンシップなどの増加に加え、コミュニケーション技術として重要度が増しているのでは」と分析している。
敬語の誤用では、「いただいてください」を「気になる」としたのは75%で前回より8ポイント増加。「申されました」「お待ちしてください」も間違いと分かる人が増えた。「お会計の方」「千円から」といった言い回しもおかしいと感じる人が前回より増加し、ともに半数を超えた。 』
今後も敬語が必要だと考える人は10年前より増え、苦手とされる若い世代ほど重視していることが24日、文化庁の「国語に関する世論調査」で分かったのは、自分たちの若いころと比べて、日本語の敬語の使い方を今の若者は知らないと年寄りは揶揄出来ませんね。日本語の正しい使い方を家庭で学ばず、家庭での小さい時からの躾がおろそかにされていると事実です。今の若者も捨てたものではないと言うことです。敬語の誤用は、クラブ活動の先輩や職場の上司の間違った敬語の使い方に起因しているのでは有りませんか。