昨日の衆議院議員選挙で敗れました。
ただただ私の力不足ということです。
惜敗率の悪さも、私自身の責任です。
応援して下さった皆さんに申し訳なく、
この場を借りて心からお詫びします。
ボランティアやスタッフの皆さんには、
本当に申し訳なく思っています。
結果を予想していたこともあってか、
冷静に結果を受けいれて朝を迎えて、
いまは議員会館の撤収作業中です。
選挙に敗れた悔しさはそれ程でもなくて、
約9年を過ごした国会を離れる寂しさが、
事務所にひとりでいてしみじみ感じます。
いろんなことをひとり思い出しています。
この3期(9年2か月)の議員活動で、
何をやってきたのだろうと振り返ると、
残念なことをたくさん思い出します。
これは自分がやった仕事だと誇れるのは、
臓器移植法改正やNPO関連の支援策等、
わずかな政策課題だけだと思います。
その他の活動は、ルーティーンのように、
国会対策をやり、議院運営委員会に出て、
会議や会合をはしごする日々でした。
他の誰かでもできそうな仕事が大半です。
みんなの党の結党から解党まで関わって、
残ったのは徒労感だけという結果です。
新党を創った時は理想を抱いていたので、
自分なりに希望を持っていました。
しかし、みんなの党の5年間ちょっとでは、
一時的に国会で一定の勢力を持ちましたが、
世の中に大きな貢献をしたとは思いません。
小選挙区制下では第三の政党はムリでした。
他方、9年間の衆議院議員生活のおかげで、
いろんな方と出会い、いろんなことを学び、
自分なりに成長できたとも思います。
あらゆる分野の人と出会う機会をいただき、
ものの見方はだいぶ広がったと思います。
国会議員でなければ、出会えない人も多く、
自分にとっては貴重な財産です。
自民党、みんなの党、民主党と党を移って、
いろんな人のお世話になり感謝しています。
いまの自民党の政策には不満はありますが、
自民党には尊敬できる方も多くいます。
衆議院議員当選1回の自民党議員時代に、
神奈川9区でお世話になった皆さまには、
いまでも感謝の気持ちを忘れていません。
いつも川崎のことを思い出しています。
みんなの党というベンチャー政党を創業し、
そこで一緒に働かせてもらった皆さんには、
いまでも感謝の気持ちでいっぱいです。
渡辺さん、江田さん、浅尾さんの3人には、
多くを学ばせていただき、感謝しています。
最後はぶつかり合うことも多かったですが、
結党時いつも一緒だった頃は楽しかったと、
なつかしく思い出します。
みんなの党の解体の直後に民主党に入党して、
枝野幹事長や森岡元議員、地方議員の皆さん、
民主党関係者の皆さんにお世話になりました。
惨敗してしまい本当に申し訳ない気持ちです。
事務所のスタッフ(秘書)にも苦労をかけて、
このような結果になって申し訳なく思います。
いまいる秘書を全員雇用し続けるのはムリで、
秘書も就職活動を余儀なくされます。
長年働いてくれた秘書に申し訳ないです。
最初に選挙に出た時以来、親兄弟や親せき、
妻の家族など、身内にもさんざん心配をかけ、
身内にも申し訳ない気持ちでいっぱいです。
これからも心配をかけてすみません。
最初の選挙に立候補を決めた時から約9年半、
これまでの政治活動でお世話になった方々に、
心から感謝を申し上げます。
これからは議員会館の撤収作業、選挙の後始末、
自分の家の本格的な引っ越し等が待っています。
しばらくは忙しくてブログも書けないでしょう。
後片付け作業のあとで、先のことは考えます。
でききれば埼玉13区でもう一度チャレンジし、
国政復帰を目指したいと思っています。
しかし、惜敗率が非常に悪かったこともあって、
自動的に選挙区支部長に再任されるとは限らず、
どうなるかはわかりません。
それから、いまは無職・無収入の状態です。
仮に選挙区支部長に再任される場合であっても、
政治活動費は出ても、生活費は出ません。
子どもも2人いて妻もいまは働いていないので、
地元で政治活動を続けながら、週に3,4日程、
働ける仕事はないものかと思っています。
これといった国家資格は何も持っていません。
オピニオン誌に2度投稿したことはありますが、
文筆業で食べていける文章力はありません。
どこかのシンクタンクやNPOの研究員とか、
企業や団体の顧問とか、大学の客員講師とか、
何かしら仕事を見つけなくてはいけません。
政治活動と両立できる都合の良い仕事なんて、
あんまりないと思うので、どうなることやら。
どんな仕事に就いていようとも目標は不変です。
1)弱者にやさしく、公正で、差別のない、
寛容な市民社会をつくること。
2)全人類の生存のため、地球環境を守り、
平和で公正な国際社会を築くこと。
要約するとこの2つの目標に貢献する仕事なら、
どんな仕事であってもがんばれる気がします。
できればもう一度国政でがんばりたいですが、
それがかなわなくても、前向きに生きます。
二人の子どもたちに恥ずかしくないように、
どんな時も前向きに生きたいと思います。
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引用元http://yamauchi-koichi.cocolog-nifty.com/blog/2014/12/post-fb07.html