教育カウンセラーの独り言

今起こっている日本の教育の諸問題と受験競争の低年齢化している実態を見据えます。

痴漢相手は「ぬいぐるみのような存在」? 加害者の心理〈AERA〉

2014年12月28日 23時46分11秒 | 健康・病気

dot. 12月28日(日)7時14分配信

「  後を絶たない、電車内などでの痴漢行為。加害者の心理には何が働いているのか。

 大阪にあるカウンセリングオフィスAXIAの衣川竜也代表は、加害者をこう分析する。

「共通点は、ストレスを自覚しないほど抱え込む性格。またパートナーなど同年代以上の女性全般に対して『怖い』という感情を持つ傾向も強い。そのため、加害者自身が恐怖心を感じにくい女子高校生がターゲットになることも多い」

 性犯罪者やその予備軍を専門的に治療する民間団体「性障害専門医療センター」(SOMEC)は、外来治療によって加害者と向き合っている。福井裕輝代表理事は性犯罪被害者のカウンセリングをしていく中で、「被害者の心を癒やすには加害者へのアプローチも必要」だと考えたのだ。

 痴漢の加害者である会社員のタナカさん(男性、50)は「もし治るのであれば治したい」という思いでSOMECを訪ね、月2回のグループカウンセリングに1年間通った。1回1万3千円のカウンセリングでは、自分の気持ちをメンバーに話したり、加害者役、被害者役をロールプレイする様子を撮影した動画を見てメンバーと話し合ったりすることで、被害者の感情を学んでいく。プログラムを終え、こう話す。

「今は女性がどれほど恐怖を感じていたか想像できるようになり、自分がしたことの重大さに押しつぶされそうになる時もあります」

 会社員のスズキさん(男性、20代後半)もこのカウンセリングを通じ、被害者へ自分がどんな影響を与えていたのかを理解できるようになった一人だ。

「悪いことだと分かってはいるし、痴漢行為をしても特に満足感もないのに、続けてしまう。いっそのこと、病名があるなら診断されたいと思った」

 SOMECに通い始めた頃は、自分の気持ちにすら鈍感だったという。

「最初は『今、どんな気持ちですか』と聞かれても分かりませんでした。『今まででつらかったことは?』と聞かれても、何も浮かんでこねないんです」

 電車内にいる女性のことも「生き物ではなく、どんなことをしてもいい、意思のないぬいぐるみのような認識」だった。カウンセリングを通して自分の意識を掘り下げて半年ほど経った頃、やっと「なぜ痴漢をしてはいけないのか」が自分の腹に落ちた。」
※AERA 2014年12月22日号より抜粋

女性も人間です。女性の社会進出が進み、男性よりたくましく強くなり、肉体も精神的に藻成熟した大人の女性にはとてもかなわず、太刀打ちできないので年下女子高校生を痴漢の相手に選ぶのは、精神的におかしいですし心が病んでいる大人の男性が増えていると言えます。自制心が効かないのも大人の男性として問題です。152センチ、38キロの女性のスタイルにあこがれる今の男子高校生も予備軍の素質ありです。

 

 

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自動包あん機>名前は「火星人」 世界119カ国に納入

2014年12月28日 17時22分47秒 | 食・レシピ

毎日新聞2014年12月28日(日)08:19

<自動包あん機>名前は「火星人」 世界119カ国に納入
(毎日新聞)

 ◇手で包めない食材も可能

 大福、肉まん、あんパンのようにパン生地などで具材を包む調理法は数多い。宇都宮市の食品加工機械、レ オン自動機は、この「包あん」工程を自動化したパイオニア。同社が製造販売する自動包あん機「火星人」が世界で活躍中だ。投入口から生地と具を入れると、 延ばされた生地に具が包み込まれて、ベルトに乗って出てくる。後は蒸したり、焼いたりすればできあがり。機種や設定によって異なるが、1時間に 2000~3000個の生産が可能という。

 1963年に最初の自動包あん機を開発し、65年には欧米進出を目指して海外視察を始めた。そ の後、ひき肉やすり身も包めるタイプも開発し、海外の展示会に積極的に出展。火星人の海外納入実績は現在、119カ国に及ぶ。ユニークな名前は、87年に 販売を開始した改良型の外観が、マスクを着けた異星人の顔のように見えたため、という。

 ひき肉やコーンクリームなどを味付けしたジャガイモで包み揚げるドイツの「クノーデル」、粗くつぶした米でチーズを包んで揚げるイタリアのライスコロッケ「アランチーニ」などは、火星人が工場生産を可能にした現地の家庭メニューだ。

  自動包あん機は、アイスが入った餅アイスや、生クリーム入りの大福といった、手作りでは加工中に溶けてしまう「機械加工でなければ実現不可能な食品」も登 場させた。いま、タイではレオン自動機が提案した「フィリング(カスタードクリームなどの具)入り焼きドーナツ」がヒット中。海外展開では駐在員を置い て、提案型の販売に力を入れている。

 同社社長室課長補佐の武田透さんは「伝統料理は時代の変化で作り手が減っていく。機械の導入が食文化の継承にもつながる」と胸を張る。火星人は、日本の技術を現地のニーズにつなぐ役割だけでなく、創意工夫を引き出す力も秘めている。【藤田祐子】

 ◇和菓子職人の思いが契機

  創業者の林虎彦名誉会長が「包む」技術の機械化に成功したのは1961年。その後、物質に圧力を加えるとどう変形するかを計算する流動学(レオロジー)を 独学で学び、「火星人」を生み出した。社名のレオン自動機は、レオロジーにちなむ。林氏はもともと金沢の和菓子職人で「包あん技術を機械化できれば、職 人がもっと創造性の高い作業に専念できる」と考えたことが開発のきっかけだった。」

 

大福、肉まん、あんパンもたっぷりあんが入っていないと美味しくありません。人間もお菓子も中身、脳みそが大切と言うことです。 自動包あん機も日本の機械技術が、世界で実証されたと言えます。

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