教育カウンセラーの独り言

今起こっている日本の教育の諸問題と受験競争の低年齢化している実態を見据えます。

浅野秀弥の未来創案 【数字で見る橋下政治】

2016年01月04日 23時21分58秒 | 国際・政治
連載・特集 » 浅野秀弥の未来創案


浅野秀弥の未来創案

【数字で見る橋下政治】
2016年1月4日大阪日々新聞社
圧倒的な発信力あった

 橋下前市長の昨年末の退任時に、いろいろな全国紙などのメディアで彼の活動総括を具体的な数字を挙げ、幾つも示されていてその情報発信力にあらためて驚かされた。

 まず「ツイッターフォローワー数140万人」は、日本の政治家ではトップクラスで影響力が極めて大きい。この数は、大阪地区における大手新聞丸々1紙分に相当する。しかも、皆が進んで購読しているから、かなりの閲覧率になる。

 続いて、記者会見終了後の立ち話を指すぶら下がり取材も「市長時代計674回」受けているそうだ。「報道機関からのチェックは、公人としての義務」というが、彼は発言の際意識的に「市長か、政党代表か、私人か」の使い分けを明らかにしない。パフォーマー橋下徹として露出することのメリットを最大限利用する手法は実に巧みだった。

 党としての人気バロメーターである近畿各地の首長選挙は、今回のダブル選まで「17戦12勝5敗」。7割超の高い勝率で、堺市長選以外痛恨の敗戦は見当たらない。かつて知事選を松井現知事と戦って敗れ、その時点では敵同士だったはずの倉田薫・池田市長が、返り咲きを狙った今回の市長選で地元の維新系市議と手を結んだのもうなずける。

 その高い勝率を勝ち取るため橋下氏は、市長職責より維新の会代表職を優先させた結果給与返済訴訟まで起こされたほどで、「庁内不在率は42%」に達している。もっとも、この訴訟も橋下氏は「市役所にいない時もメールで指示し報告を受けた」と主張、大阪地裁で「市政への損害は認められない」として主張を全面的に認め請求を退けたため同氏の勝ち。確かに同氏の「メール数は計2285通」にのぼる。知事や特別顧問、行政職員をはじめ維新関係の職員や議員などに思いついたらすぐ発信。遊説や街宣・演説会はこのペースから推測すると数千回になるだろう。

 いろいろと橋下氏への批判はあろうが、今回のダブル選で大阪の自民党の府市議はもとより、国会議員を併せても「自分は橋下氏よりきめ細かく情報発信した」と胸を張っていえる議員が1人でもいただろうか?

 あさの・ひでや(フリーマーケット=FM=社社長、関西学生発イノベーション創出協議会=KSIA=理事長)1954年大阪市生まれ。わが国のFM創始者で日本FM協会理事長。関西経済同友会幹事。数々の博覧会等イベントプロデュースを手掛ける。
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ニュース 生活術 小学校の深刻な学級崩壊はなぜ起こる? 改善策は?

2016年01月04日 20時46分53秒 | 受験・学校・学問

小学校の深刻な学級崩壊はなぜ起こる? 改善策は?

01月03日 09:58ママテナ


小学校の深刻な学級崩壊はなぜ起こる? 改善策は?
学級崩壊
(ママテナ)
いま小学校で、学級が集団教育の機能をはたせなくなってしまう“学級崩壊”が深刻な問題になっている。なぜ、学級崩壊が起こってしまうのか? その改善策とは? そこで、これまで数々の学級崩壊の立て直しに奔走してきた白梅学園大学教授の増田修治先生にお話を伺いました。


「学級崩壊は非常に広がっていて、各小学校1~2クラスは崩壊しています。この前も6年生の学級を見てきましたが、授業中に先生ひとりだけがしゃべっていて、ほとんどの生徒が聞いていない。教室の後ろのほうでは生徒が堂々とイヤフォンで音楽を聴いていたり、トランプしていたり、マンガを読んでいたり…まさに驚くべき状況でした。低学年でも、授業を聞かず騒がしい、立ち歩く、勝手に教室から出ていく…といった状況がみられます」

マンガでもドラマでもなく、これが現実だという。いったい、なぜこんな状況が起こってしまうのか? 低学年と高学年でもまた違ってくるという。

「低学年の場合は、各々がいろんなこと言ったり、わがまま言ったり、
“かまってほしい子”がいっぱいいるんです。先生がそれを注意していくと、“先生はあの子ばっかり可愛がる。あの子ばっかりひいきする”あるいは、“悪さをすると関わってくれるから、僕たちも悪さすればいいんだ”みたいな感じで連鎖的に広がって結果的に崩壊していくという感じです」


高学年の場合は、学びへのストレスや、大人たちのふりかざす“正論”への反発が大きいそう。

「高学年になってくると、例えば東京都では約8割は私立受験をする状況なので、塾に行っているお子さんがほとんど。つまり、学校の勉強はわかっているのでおもしろくない。だから真面目に聞こうとしない。しかも、今の子は絶えず詰め込まれ、競争させられていて、本来学ぶことが生活に役立つことだという実感もないんです。さらに、教師たちは子どもたちの言い分は一切聞かず、一方的なウソ臭い正論ばかりをぶつけてきてくるので、どんどんストレスが溜まって荒れてしまうんです」

増田先生は、多くの学級崩壊に立ち合い、どの学校にも共通した生徒たちの叫びが以下の4つだったという。
1)僕たちのことをまっとうに扱ってほしい。
2)僕たちの言い分をちゃんと聞いてほしい
3)僕たちのことを好きになってほしい
4)もっと勉強がわかるように教えてほしい

「もっと子どもの声を聞く学校にならなきゃいけないんです。学級崩壊しているクラスでも、2カ月くらい子どもたちの話を、本音を聞き続けてあげると変わるんですよ!」

では、どう改善していったらいいのだろうか?

「学校としては、私のような第3者を入れて学級を分析し、荒れている原因を突き止めて改善方法をみつけていくこと。親御さんにできることは、担任に“子どもたちの話を聞いてあげてください!”と、要求することですね。自分の子どもだけじゃなく、荒れている子どもたちも本当はみんな先生のことが好きで、先生に話を聞いてほしいと思っている…と、伝えるんです。あくまでも一方的に先生を責めるのではなく、お願いするカタチで良好な関係を保ってください。きっと変わってくるハズです!」

荒れるのには原因がある。大人たちがしっかり子どもと向き合い、その原因を取り除いてやりさえすれば、子どもたちの目は輝きを取り戻すに違いない。
(構成・文/横田裕美子)

「増田先生は、多くの学級崩壊に立ち合い、どの学校にも共通した生徒たちの叫びが以下の4つだったという。
1)僕たちのことをまっとうに扱ってほしい。
2)僕たちの言い分をちゃんと聞いてほしい
3)僕たちのことを好きになってほしい
4)もっと勉強がわかるように教えてほしい」

先生が、子供の目の高さに立ち子供たちと対話を進める教育実践しか、学級崩壊の解決法は無いでは有りませんか。
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ニュース エンタメ 故・中村富十郎さんの16歳長男・鷹之資が映画デビュー、「天王寺屋」精いっぱい頑張る

2016年01月04日 19時52分11秒 | 芸能ネタ


05:45スポーツ報知

故・中村富十郎さんの16歳長男・鷹之資が映画デビュー、「天王寺屋」精いっぱい頑張る
「顔が大きくて」と照れる中村鷹之資。どんどん父親に似てきている 【報知新聞社】
(スポーツ報知)

 歌舞伎俳優の中村鷹之資(たかのすけ、16)が、山田洋次監督の新作「家族はつらいよ」(3月12日公開)でスクリーンデビューする。99年に歌舞伎の人間国宝だった父・中村富十郎さん(享年81)が、69歳のときにもうけた長男。父が逝って5年。11歳で“家長”となり、踏ん張ってきた。映画初挑戦とともに、この5年間、何を思いながら過ごしてきたのかを聞いた。

 富十郎さんは、山田監督とも交流が深く「男はつらいよ」シリーズを愛し、「学校2」(96年)に校長役で出演も。鷹之資も監督に「大ちゃん(本名から)」とかわいがられ、2年前に突然「映画に出てみないか」と言われたという。

 「まさか実現するとは。テレビで見る方が一堂に。撮影所も初めてで。最初は倒れるんじゃないか、と思うほどの緊張で」。今作で中心となる夫婦役の橋爪功、吉行和子の孫を演じた。

 「食べる演技もうまくできない。人とぶつかってこけるシーンでは監督に『下手だ。研究、研究』と言われ。意識するほどギクシャクして。普通にすることがいかに難しいか学びました」。少年野球の場面があると聞き、絶句した。「運動は苦手。体育の先生に素振りを教わって臨みましたが走るだけでした。映像を見て恥ずかしかった。俺ってこんな変な走り方してたんだ、と思って」

 最愛の父が旅立ったのは、5年前の1月3日。当時11歳の小学生。父のことを「オウ」と呼んでいた。「家族を守ってくれ、一番大きな師匠でした。いまも踊りのときなど『オウがいれば、ここを聞けたのに』と思う。芸の世界は、映像が残っていても体の中に残されたものまで、全て天国に持っていっちゃうのですね」

 おそらく富十郎さんは、歌舞伎を愛する気持ちを何より大事にしてほしかったのだろう。「自分が先に亡くなると悟っていた父は、たくさんの愛情を僕と妹に注いだ。でも舞台で具体的な指導は何も。聞いても『目を輝かせて』『体操みたいに右足を出せばいいんだよ』と言うくらいで」

 歌舞伎界では珍しく、学習院(高等科)に通う。父の“遺言”だという。「理由は不明なのですが、僕が生まれてすぐ学習院に決めたらしく。父のたっての希望。いろんな思いがあったのでしょう。4年で(卒業は)無理でも大学に進みたい」

 11歳で「天王寺屋」を継ぐことを決めた。初代「鷹之資」の芸名は鷹の羽八ツ矢車の定紋(家紋)から父が考えてくれたもの。「いい名前で誇り。天王寺屋は、いまウチだけ。僕がいなくなれば、終わり。反抗期の時期、反抗する間も余裕もなくきましたが、精いっぱい頑張ってみようと思っています」(内野 小百美)

 ◆家族はつらいよ 「男はつらいよ」シリーズ以来、山田監督の21年ぶりの本格喜劇。橋爪功、吉行和子、妻夫木聡、蒼井優ら、13年に公開された「東京家族」の主要キャストが勢ぞろいし、同じ家族構成で出演。「熟年離婚」をテーマに、ある一家が大騒動となる姿を、人情たっぷりに面白おかしく描く。

 ◆中村 鷹之資(なかむら・たかのすけ)本名・渡邊大。99年4月11日、東京都生まれ。16歳。5代目中村富十郎の長男。01年初舞台。05年11月に「鞍馬山誉鷹」の牛若丸で初代鷹之資を披露。好物はいちご大福。座右の銘は「無常観」。03年8月生まれの妹(愛子さん)がいる。現在、新橋演舞場「初春花形歌舞伎」に出演中。屋号は天王寺屋。

99年に歌舞伎の人間国宝だった父・中村富十郎さん(享年81)が、69歳のときにもうけた虎の子です。
天国からお父さんが、見守り応援されていると思います。
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野党勢力は、安倍晋三首相らが、「ひた隠し」にしている大問題に厳しい追及の矢を放つべく準備万態だ

2016年01月04日 19時11分59秒 | 国際・政治

板垣 英憲(いたがき えいけん)「マスコミに出ない政治経済の裏話」
~ニュースにブログ~

2016年01月04日 00時03分56秒 | 政治
本日の「板垣英憲(いたがきえいけん)情報局」

野党勢力は、安倍晋三首相らが、「ひた隠し」にしている大問題に厳しい追及の矢を放つべく準備万態だ

◆〔特別情報1〕
 日本の野党勢力は、緩やかな政党連合「オリーブの木」編成に向けて加速しつつある。1月4日から始まる通常国会(会期末6月1日)では、安倍晋三首相、菅義偉官房長官ら首脳陣が、「ひた隠し」にしている超弩級の大問題に厳しい追及の矢を放つべく準備万態、整えているという。「逆新3本の矢」と言ってもよい。大目標は、「安倍晋三政権の退陣」である。「逆新3本の矢」を切れ目なく放つ。「超弩級の大問題」とは、一体、何か?








第49回 板垣英憲「情報局」勉強会のご案内
平成27年1月11日 (土)
2016年の国際情勢と日本を占う
~安倍晋三首相の命運と日本の政治経済の行方

第7回 世界戦争史に学ぶ「現代兵学研究会」
「真田丸」に学ぶ~真田家の究極のリスクヘッジ法
《日本人シュメール起源説》「天孫人種六千年史の研究」(愛媛県大三島神社
神官・三島淳雄著)~第3回 日本の神社名をシュメール語で読み解く
日時2016年1月30日(土)12時00分~16時00分

◆新刊のご案内◆
[クリエーター情報なし] 知ったら戦慄する 嘘だらけ世界経済 今この世界を動かしてる《超》秘密
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徹底的に報道規制されている慰安婦合意。天木直人のブログ

2016年01月04日 18時48分55秒 | 受験・学校・学問

新党憲法9条
インターネット政党

Home / Archive by category "天木直人のブログ"
徹底的に報道規制されている慰安婦合意

 正月休みが明けたきょう1月4日の新聞各紙やテレビの報道を見て私は確信した。

 やはり昨年12月28日に電撃的に合意、発表された慰安婦問題に関する日韓合意は、徹底的に封印されていると。

 歴史的合意であるのだから、その後、様々な報道が行われて当然だ。

 しかし、まったく報道がなされない。

 安倍政権がメディアに報道規制をかけているのだ。

 さもなければ、いつも行っている情報操作のためのリークを止めて、一切の情報をメディアに流さないのだ。

 怠慢なメディアは政府の垂れ流す情報がなければ何も書けない。

 どちらにしても情報隠しが行われている。

 なぜか。

 日韓双方が国内世論との関係で困っているからに違いない。

 そう思ったところ、ソウル発共同が次のような情報を流していたのを栃木県の地方紙である下野新聞で知った。 

 すなわち日韓外交筋が1月3日に明らかにしたと言う。

 日韓両国は12月28日の日韓合意を受けて、1月中にも外務省局長級の協議を継続することを決めた、と。

 外相が決め、首脳が確認し合った不可逆的合意を、いまさら官僚たちが何を協議するというのか。

 本質的な事は何も合意されていないということだ。

 メディアは日韓合意を徹底的に調査報道し、国民に真実を知らせなければいけない(了)
Posted on 2016年1月4日 Naoto Amaki
Posted in 天木直人のブログ
野党は選挙協力よりもまず国会質問で共闘して見せろ

 きょうから国会が始まる。

 メディアは白熱した論戦を期待したい、などとおためごかしの報道をしているが、今度の国会ほど論戦が不毛に終わる国会はないだろう。

 なぜか。

 追及すべき問題が山ほどあるのに、論戦の日程が極めて限られている。

 参院選が決まっているから会期の延長はなく、6月1日までだ。

 おまけにサミットをホストするから、5月末の国会は開かれない。

 しかも3月末と4月末には安倍首相はそれぞれ北米と欧州を外遊する。

 1月の国会は補正予算に集中し、新年度予算の本格的な審議は2月からだ。

 こんな事で、どうして野党は安倍自公政権を追及できるというのか。

 そして国会質問が始まれば、自公の国会議員の八百長質問が優先され、貴重な質問時間を奪う。

 野党が安倍自公政権を効果的に追いつめられるとすれば、その唯一の方策は、野党が国会質問を分担して共闘するしかない。

 ところが、これまでの国会質問を見ていると、野党の議員は自らの宣伝を優先し、同じような質問を競っている。

 とくに、参院選挙が迫っている今回の国会では、その傾向が顕著になるだろう。

 野党は選挙協力の前に、まず国会質問で共闘せよ。

 というよりも野党協力と国会質問の共闘は表裏一体だ。

 国会質問で共闘できないようでは、選挙協力など夢のまた夢だ(了)
Posted on 2016年1月4日 Naoto Amaki
Posted in 天木直人のブログ
安倍首相のひとり舞台と野党の混迷が極まる1年が始まる

 あす1月4日から国会が始まる。

 御用初めに国会が始まるなどということは前代未聞だ。

 これを、臨時国会を開かなかった代わりの国会の早期開会であるなど、もっともらしいことを、池上彰あたりはしきりに解説する。

 とんでもない情報操作だ。

 1月4日に開会したのは、安倍首相の選挙戦略でしかない。

 そして安倍首相は国会など相手にせずに外遊に明け暮れ、みずから主催するサミットを成功させて一挙に選挙になだれ込む魂胆だ。

 きょう1月3日の読売が書いている。

 安倍首相は外遊に明け暮れると。

 3月末には米ワシントンで開く核安保サミットに出席し、あわせてカナダを訪問すると。

 4月末からの大型連休には欧州主要国を訪問すると。

 そうしてすべてのサミット参加国を訪問した後、伊勢志摩サミットになだれ込むと。

 今春には、サミットに参加しない訪ロも検討していると。

 要するに、今年もまた国会をそっちのけで外遊に明け暮れるということだ。

 おまけに明日から始まる国会の冒頭で何が行われるというのか。

 きょう1月3日の読売新聞が教えてくれている。

 施政方針演説をすっぽかして昨年の「外交報告」を行うという。

 施政方針演説は1月22日に行うという。

 要するに、施政方針演説なしに、自画自賛の安倍外遊報告を聞かされて、6日、7日から衆参両院で代表質問が行われるのだ。

 初めから野党はなめられているのである。

 そして野党は質問どころではない。

 本来は昨年末までにとっくに終えて国会に臨むべき野党結集に、今年もまた明け暮れる毎日が続くのだ。

 野党に安倍首相を追及することは出来ず、安倍首相はこれまで以上に強硬な答弁に終始するだろう。

 いまこそ野党の中から新党憲法9条を宣言する者が出て来なくてはいけない。

 統一候補者とか、オリーブの木とか、訳の分からない政党の都合を言い合っている時ではないのだ。

 憲法9条でまとまれるものだけでさっさとまとまればいいのだ。

 必ず国民を引き付ける大きな流れになる。

 どうにもならなくなった時では遅すぎる(了)
Posted on 2016年1月3日
出典 ・天木直人のブログ
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元不良少年、後輩を指導 同じ経験したから伝えられる

2016年01月04日 17時19分57秒 | 受験・学校・学問
元不良少年、後輩を指導 同じ経験したから伝えられる

05:03



琉球新報
(琉球新報)
 県内でそれぞれバイクショップを経営する津波古芳美さん(38)と嘉数明さん(42)が、非行に走る中学生を職場体験で受け入れ、更生に尽力している。2人とも元不良少年で「同じ経験をしたからこそ伝えられることがある」と語る。言葉は荒いが、真剣に向き合う2人の姿に少年らも感化され、立ち直っている。
 職場体験は学校と同じ午前8時15分開始。2人は掃除、接客、整備の手伝いなどを少年にさせ、学校の課題や作文も課す。反抗したり、非行が分かったりしたら怒鳴ることもあるが、職場では少年の話し相手になることを心掛け、勉強の大切さも説く。期間中、親には弁当の手作りを求め、親子の対話も促している。
 「無免許で公道を乗り回すよりは」と、バイクレースにも出場させる。少年らは整備方法を習い、ぼろぼろの原付スクーターを一から整備し、自分で作ったバイクでレースに出場する。
 現在、嘉数さんの浦添市のバイクショップ「スパイス」で職場体験しているのは浦添市立仲西中3年の親富祖成海(なるみ)君(14)、玉城勝騎君(15)、宇根颯杜(はやと)君(15)の3人。いずれも学校で授業妨害を繰り返し、喫煙や深夜徘徊(はいかい)で毎日のように補導されていたが、今では高校進学を目指して真面目に学校に通っている。補導されることもなくなった。
 当初は非行がなかなか止まらなかったが、度重なる喫煙に激高した嘉数さんが、少年らのレース用バイクをハンマーでたたき壊した事件を契機に、真剣さが伝わった。
 宇根君は「嘉数さんとかと話すようになり、大人の考えも分かるようになった。前は夜に捜し回る親をうざいと思っていたが、一生懸命、道を踏み外さないようにしてくれていたのだと気付いた」と話す。玉城君も「昔は何か言われるとすぐにイライラしていたが、今は自分に悪いことがなかったか考えるようになり、忍耐力がついた」と成長を実感する。
 津波古さんは2005年に、自身の中城村のバイクショップ「ジョイ・ファクトリー」で職場体験の受け入れを始めた。13年には嘉数さんも加わって青少年育成のボランティア団体「スクール・トレーニング・ミーティング(STM)」を設立。これまでに40人以上の少年らを受け入れてきた。「子どもに接するマニュアルはない」と語る2人は、悩みながらも意見を出し合い、一人一人に合った接し方を考えている。
 津波古さんの下で職場体験をした宜野湾中3年の紺谷吏由(りゆき)君(14)は「最初は怒られてばかりで逃げることしか考えていなかった。2カ月たったころ、急に『夢を作って目標を達成させよ』という津波古さんの言葉が心に刺さり、学校も職場体験も楽しくなった」と振り返る。以前は学校へ行かず無免許でバイクを乗り回していたが、現在は自動車整備士の夢を持ち高校進学を目指して勉強に励む。
 紺谷君の母、りつ子さん(44)は「津波古さんと出会う前の吏由は金髪で死んだような目をしていた。どう接していいか分からず真っ暗になっていた時に津波古さんと出会い、親も子も救われた」と感謝した。
 津波古さんは中卒で働き始め、学力の壁に苦労した過去を持つ。「同じようにやんちゃしていた同級生にはホテルの責任者も警察官も消防士もいる。何が違うか考えたら、あいつらは早めに不良グループを抜けて勉強していた」と語る。少年らに勉強の大切さを説くのは、そのためだ。
 一方で「弱肉強食の社会を生き残れた自負もある」とも話す。「不良はたちが悪いと思うのは間違い。彼らは本当はいいやつらだ。たちが悪いのは、悪いと教える大人がいないこと。教えるのが俺の役割だ」(稲福政俊)』

今の日本の新自由主義経済の競争社会を子供たちの目から、よく見据えていると思います。
自分達が、経験したから今ぐれている子供たちにも大人以上に説得力があると思います。
『「弱肉強食の社会を生き残れた自負もある」とも話す。「不良はたちが悪いと思うのは間違い。彼らは本当はいいやつらだ。たちが悪いのは、悪いと教える大人がいないこと。教えるのが俺の役割だ」』は、教育学への提言です。グレた少年たちに善悪を教えることの出来ない大人たち、教育者や保護者への警鐘と親代わりにグレた少年達を教え導いている2人の重要な社会的役割があると思います。
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東京株下げ幅拡大 600円超安

2016年01月04日 16時27分13秒 | デジタル・インターネット


2016年1月4日(月) 14時32分掲載


新年の取引が始まり、株価ボードの前で記念写真に納まる晴れ着姿の女性たち=東京都中央区の東京証券取引所で2016年1月4日午前9時15分、竹内幹撮影(毎日新聞)
日経平均、600円超安=東京株式大発会後場
 大発会となった4日の東京株式市場で日経平均株価は、午後2時13分に前営業日比603円37銭安の1万8430円34銭と、下げ幅が600円を超えた。(了)(時事通信)
日経平均株価も下がる時期が、来ているのではありませんか。
何時までも株式バブルは、続かないのは、常識です。
一番上に上がれば、今度は下がる人間の人生も株式相場も同じと思います。
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1月3日(日)のつぶやき

2016年01月04日 04時59分52秒 | 受験・学校・学問

季節外れ 正月三が日なのに…桜満開ごろの陽気も goo.gl/zCMxwB


大大吉・凶なし…おみくじ様変わり 不安な世相を映す? goo.gl/iq2qap


安倍首相のひとり舞台と野党の混迷が極まる1年が始まる goo.gl/hNm2EA


第49回◆板垣英憲「情報局」勉強会◆2016年の国際情勢と日本を占う goo.gl/PrGUwn


お題「あなたの家のお雑煮を教えて!」(19件)に参加中! goo.gl/3hDo36


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